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アクアの維持費はいくら?(月/年間)|アクアの維持費は安い?バッテリー交換はいくら?

更新日:2024年01月30日

エコ意識の向上と燃料費の高騰からとなっているトヨタアクアは、燃費性能に優れ、ダイハツタントのような軽自動車に比べてガソリン代を低く抑えることができます。「エコカー減税」により税制面でも優遇され、「エコカー減税」が適用される場合は、アクアの維持費は割安です。

アクアの維持費はいくら?(月/年間)|アクアの維持費は安い?バッテリー交換はいくら?

トヨタ アクアの維持費

 新型プリウスが発売されるまでの間、最も低燃費な車として、2011年の発売以来そのを誇るトヨタ アクア。確かに、低燃費であることは、クルマの購入を考える際の大切なポイントです。アクアの圧倒的なの理由もそこにあるのでしょう。

でも、クルマの維持費の中には、メンテナンス費用や駐車場代など、燃費以外にも考慮しなければならない項目がいろいろとあります。

今回はアクアを購入検討している方のために、アクアの維持費はいったいどれくらいなのか、バッテリー交換なども含めたアクアのメンテナンス費用や、アクアの税金についても考えてみることにします。

また、維持費の違いについてイメージをつかんでいただくために、アクアのようなコンパクトカーを購入検討の際に選択肢としてあげられる軽自動車のなかから、のタントを例に挙げて、それぞれの維持費を比較してみます。

ぜひアクアを購入検討する際に、参考にしてみてください。

1.アクアの維持費はいくらくらいかかかるの?

まずは、アクアを購入するとかかる維持費についてシミュレーションしてみましょう。アクアの維持費の中には、ガソリン代などアクアを利用することにより発生する費用のほかに、自動車税など、アクアを保有することによって発生する費用があります。アクアの維持費(年間)について項目別にまとめました。

① 自動車税(34,500円)

自動車税は、毎年4月1日時点での自動車の車検証上の所有者に対して、自動的にかかる税金で、1年分を5月末日までに納めます。自動車税は、排気量によって税額が決まっています。アクアの排気量は1ℓ~1.5ℓなので34,500円です。

「エコカー減税」の対象車

自動車取得税の軽減措置が平成31年3月31日まで、自動車重量税の軽減措置が平成31年4月30日までの新規登録車が「エコカー減税」の対象となります。

新車取得時に自動車重量税100%減税の車(平成32年度燃費基準+30%達成車を除く)については、初回継続車検時にも100%減税が適用されます。グレード、オプション選択によっては、軽減措置の適用内容が変わる場合があります。

例えば、アクアのSクラスを東京都で登録した場合、エコカー減税額は、自動車重量税約22,500円 + 自動車取得税約47,100円+ グリーン化特例(翌年度自動車税)約25,500円=約95,100円 になります。

➁ ガソリン代(7,000円)

ガソリン代はアクアの利用頻度や走行距離、地域によって変わります。買い物などで毎週24.6㎞走行してガソリンを1ℓ消費する場合、アクアSの実燃費24.6km/ℓに相当します。2017年10月2日の1ℓ当たりのガソリン価格の全国平均は約134円でした。したがって、ガソリン代は次の式のとおりおよそ7000円です。

24.6㎞÷24.6㎞/ℓx52週x134円=6,968円≒7,000円

③ 自動車保険料(50,000円)

自動車保険料は年齢や等級、車両保険の有無などで異なり、保険会社によっても差があります。自動車保険は一年ごとの更新が必要ですが、その間無事故無違反なら等級が上がり、保険料は安くなります。価格.comのアンケート結果によると、アクアの自動車保険料はの最安額は12,390円から、最高額は100,000円となっています。

また、保険会社によっては、アクアのようなハイブリッド車を対象としたエコカー割引制度をもうけています。検討している保険会社がそのような制度を実施しているか、そして、じぶんのクルマが対象になるかはきちんと確認してください。

④ メンテナンス代、定期点検費用(10,800円)

エンジンなどのオイル関係、タイヤやバッテリー、ワイパーのゴムなどの消耗品の交換、電気系統の不具合や、ぶつけてしまった時などその都度お金がかかります。修理はディーラーやカーショップなどの量販店、整備工場などに持っていくことになります。

アクアのようなハイブリッド車の場合、オイル交換は10,000キロ、オイルフィルター交換は20,000キロが推奨されています。ガソリン車に比べて交換の頻度は少なくてよいので、維持費の節約につながります。参考までに、ネッツトヨタ栃木でのアクアのオイル交換、オイルフィルター交換料金は次のとおりです。

12か月定期点検+エンジンオイル交換 基本料金:9720円、12か月定期点検+エンジンオイル交換+オイルフィルター交換 基本料金:10,800円、詳しくはネッツトヨタ栃木のホームページをご覧ください。

⑤ 車検費用(75,000円)

一般的な車検費用は、5万円~10万円が相場ですが、車検の内容、そしてクルマの状態によって異なります。終わってから予想以上の金額が請求されたりすることがないよう、作業を始める前に、日頃気になっている点や不具合について、担当者に細かく伝えることが重要です。

⑥ 駐車場代(8,288円)

駐車場代は場所や地域によって異なります。月極有料駐車場の場合、月額で約3,000~50,000円くらいです。自動車保険ガイドによると、2017年10月16日現在の月極駐車場代の全国平均金額は8,288円です。東京都の平均相場は31,077円、大阪府は26,475円です。下記のリンクにアクセスして都道府県ごとの平均相場を参考にしてください。

以上1~6までの合計で、年間226,756円、月額で226,756円÷12≒19,000円になります。
アクアの維持費は、維持費を構成するそれぞれの項目の条件や、住んでいる地域、その時の原油価格相場の動向や、経済の状況によっても変わってきます。

また、このほかに、高速道路や有料道路を利用するたびに、ETCカードや現金で高速道路利用料金が発生します。

2.アクアのバッテリー交換はいくら?

ハイブリッド車のアクアの維持費について、もうひとつ大切なことがあります。前にご説明した維持費のほかにバッテリー交換についてお話しておかなければなりません。

ハイブリッド車のアクアはバッテリーの充電をしなければなりません。いつ充電をすればよいのかは、実際に乗り続けてみてからの判断になりますが、おおよその期間としては、新車の場合購入から5年~10年で一度交換すると予想されます。5年間はメーカー保証があります。バッテリーの交換費用はだいたい10~15万円くらいと想定されます。

軽自動車タントとコンパクトカーアクアの維持費比較

下のリンク先にある表は、軽自動車タントとコンパクトカーアクアの維持費を比較したものです。この表によると、維持費の内訳の中で、自動車税と保険料はアクアの方が高いですが、前にお話ししたエコカー減税を考慮すると、燃費のよいアクアの方が2万円ほど維持費が割安といえます。

ただし、エコカー減税が適用されない場合や廃止になった場合は、タントの維持費の方が安くなります。

アクアの維持費は安いのか?

エコ意識の向上とガソリン代の高騰からとなっているハイブリッドカーは、燃費性能に優れています。特にアクアの購入を検討するとき、その圧倒的に優れた燃費性能が、最大のポイントになっています。前にお話ししたように、燃費のよいタントのような軽自動車に比べても、大幅にガソリン代を低く抑えることができます。

また、期間は限定されますが、「エコカー減税」により、税制面でも優遇される点で、アクアは維持費を抑えられています。しかし、「エコカー減税」のメリットを受けられなければ、タントに代表される軽自動車よりも割高になることもあります。

新車・中古車に関わらず、クルマの購入時には本体価格の他にいろいろな経費がかかります。またクルマは購入してからも、毎年かかる税金や、メンテナンス費用、ガソリン代など継続的に維持費がかかります。クルマ購入の際には維持費についてもしっかり考えておきましょう。

初回公開日:2017年10月24日

記載されている内容は2017年10月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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