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スズキソリオの燃費は悪い?車種別比較・エネチャージの燃費

更新日:2024年02月22日

スズキソリオの燃費に注目してみましょう。のハイブリッドモデルも2種類あり、どちらを選ぶか迷うところです。燃費の良さで判断できるように、両方の燃費をご紹介します。過去のソリオの燃費についても振り返っておきましょう。口コミもご紹介します。

スズキソリオの燃費は悪い?車種別比較・エネチャージの燃費

スズキソリオの燃費は良い?それとも悪い?

コンパクトでスライドドアが付いた車が近年大となっています。スズキソリオもそんな車の一つです。走行性能もよく、ファミリーでの使用だけでなく、車中泊などにも使うドライバーも増えています。では、スズキソリオの燃費は果たして良いのでしょうか。それとも悪いのでしょうか。

特に、のハイブリッドモデルの燃費はとりわけ気になります。2種類のハイブリッドシステムが準備されていますので、両方の燃費はぜひ知りたいところです。過去に発売されていたモデルの燃費も確認してみましょう。どんな結果が出るでしょうか。

車種別に分けてみよう!

本記事で扱うのは、新型ソリオについては、「ストロングハイブリッド」モデルと、「マイルドハイブリッド」モデルです。スズキは、カタログ上ではストロングハイブリッドとは記載せずに「ハイブリッド」としていますが、本記事ではマイルドハイブリッドと区別するために、ストロングハイブリッドという言葉を用います。それから過去のモデルとして、ワゴンRという名が付くソリオと、スズキが開発した初代エネチャージを搭載したモデルを取り上げます。

新型ソリオストロングハイブリッドの燃費は?

まずは、新型ソリオのストロングハイブリッド仕様車について考えてみましょう。新型ソリオストロングハイブリッドは、スズキが開発したデュアルジェットエンジンに、駆動用モーター(MGU)とオートギアシフト(AGS)とを組み合わせて、きびきびとした力強い走りと低燃費を実現させた車です。

駆動用モーターのみの走行が可能となり、併せて、車が加速するときにアクセルを強く踏むと、エンジンのパワーに駆動モーターのパワーがプラスされて力強く走行することができます。

そして力強い走りをコントロールするのが、AGSというトランスミッションです。マニュアルとオートマチックの両方の利点を併せ持っていて、クラッチとシフト操作をコンピューターが制御するというトランスミッションです。

ハイブリッド車というと、先進的なメーター類を見ただけで何となくワクワクするものです。メーター類もストロングハイブリッド専用で、駆動モーターの作動状況や平均燃費などが一目でわかるようになっています。

さらに「エコモードスイッチ」で、走りの質を2段階で切り替えられるようになっています。

2WDの燃費は?

気になる新型ソリオのストロングハイブリッド仕様車の燃費は、どのようになっているのでしょうか。新型ソリオのストロングハイブリッドに関しては、2WDのみの設定となっています。

メーカーが公表しているカタログスペックによると、1リッターあたり32.0kmと計算されています。ストロングハイブリッド車らしい良好な数値となっています。エコカー減税の対象となっており、自動車取得税と自動車重量税が免税になっています。また、グリーン税制の適用もあり、自動車税が75%減税されます。

税込み価格が200万円を超えてしまいますが、環境への配慮を考慮したり、長距離走行の機会の多いドライバーであれば、十分に満足できる価格と言えるでしょう。

新型ソリオマイルドハイブリッドの燃費は?

次に、新型ソリオマイルドハイブリッドの燃費に迫ってみましょう。スズキのデュアルジェットエンジンに、モーター機能付き発電機(ISG)と自動無段変速機(CVT)を組み合わせて、低燃費とスムーズな走りを実現しています。

モーター機能付き発電機は、車が減速するときに発生するエネルギーを使って発電するものです。それを、アイドリングストップ専用の鉛バッテリーと、リチウムイオンバッテリーに充電しておき、車が加速をするときにその電力を使用してモーターを回してエンジンを補助するというのがマイルドハイブリッドのシステムです。燃費の向上にも一役買っています。

注目のメーター類も、白く光るマイルドハイブリッド専用のもので、燃費情報などエコドライブ支援機能が満載のメーターとなっています。走行中いつでも燃費情報などを確認できるように、新型ソリオマイルドハイブリッドは、ハンドルにあるスイッチで切り替えができるようになっています。これなら安全です。

新型ソリオマイルドハイブリッドも、エコカー減税の対象となっており、自動車取得税が40% 、自動車重量税が50%減税されます。グリーン税制の適用もあり、自動車税が50%減税となります。

2WDの燃費は?

新型ソリオマイルドハイブリッド2WDの燃費はどうでしょうか。メーカー公表のカタログスペックを参照すると、1リッターあたり27.8kmという計算となっています。ストロングハイブリッドの32.0kmには及びませんが、立派な数値となっています。

1.2Lという比較的小さなエンジンですが、モーターのアシストによってスタート時のもたつきも軽減され、フル乗車では少々キツさも感じるものの、タウンユース中心であれば十分満足できます。

4WDの燃費は?

新型ソリオマイルドハイブリッドには、フルタイム4WDの設定があります。こちらの燃費の数値はどのようなものでしょうか。

メーカー公表のカタログスペックによると、1リッターあたり23.8kmと計算されています。2WD車と比べ4kmほど燃費がダウンしています。車両重量が、4WDの搭載で40kgほど重くなっています。1.2Lという小さめのエンジンでは、車両重量の影響がより大きくなる傾向にあります。

ただ、寒冷地など積雪路や凍結路などを頻繁に走行するドライバーにとって、4WDは大きな役割を果たしてくれますので、この燃費数値は納得できるものでしょう。

新型ソリオバンディットストロングハイブリッドの燃費は?

新型ソリオバンディットは、新型ソリオの上級モデルといって良いでしょう。フロントマスクは、ソリオと比較してスポーティーな雰囲気を漂わせています。内装も高級感があり、センターパネルがダークブラック色にデザインされ、ソリオのシルバー色とは異なっています。シートに関しても、ソリオバンディットの方はブラックとダークグレーの色柄で、グレー色のソリオとは異なっています。

また大きな違いとして、ソリオにはガソリン仕様車が設定されていますが、バンディットはストロングハイブリッドとマイルドハイブリッドの設定しかありません。

2WDの燃費は?

では、新型ソリオバンディットストロングハイブリッドの燃費を見てみましょう。メーカー公表のカタログスペックを参照すると、1リッターあたり32.0kmという数値です。新型ソリオと比較して同じ数値となっています。ちょっとカッコよく、ちょっと高級なソリオに乗りたいドライバーは、こちらの新型ソリオバンディットを選択すると良いでしょう。

新型ソリオバンディットマイルドハイブリッドの燃費は?

続いて、新型ソリオバンディットマイルドハイブリッド2WDの燃費を見てみましょう。メーカー公表のカタログスペックによれば、1リッターあたり27.8kmと計算されています。こちらの数値も新型ソリオと同じ数値となっています。ですから、内外装の好みで選択することになります。

4WDの燃費は?

4WDの新型ソリオマイルドハイブリッドの燃費はどうでしょうか。メーカー公表のカタログスペックでは、1リッターあたり23.8kmと計算されています。こちらも、新型ソリオマイルドハイブリッドと同じとなっています。

ワゴンRソリオの燃費は?

ワゴンRソリオは、スズキが2000年12月から2005年8月まで発売していた車です。元々ソリオは、スズキの大ヒット作「ワゴンR」から生まれています。1997年に、軽自動車だったワゴンRに1Lエンジンを搭載し「ワゴンRワイド」という名で発売されました。

その後、「ワゴンRプラス」を経て、2000年にワゴンRソリオとなりました。エンジンは、1Lと1.3Lの2種類を用意し、装備の変更や特別仕様車などを設定したりと改良が繰り返され、2005年にワゴンRなしの「ソリオ」となりました。

ワゴンRソリオは、ワゴンRのプラットフォームを流用していますから、室内空間が広く、大人4人がしっかり乗れて荷物も積めるという非常に実用性に優れた車でした。エンジンはお世辞にもパワフルとはいいがたいのですが、1.3Lを選択すれば、普段使いには不足ない走りを示してくれました。

2WDの燃費は?

では、ワゴンRソリオの2WDの燃費はどのようなものでしょうか。メーカー公表のカタログスペックによると、1リッターあたり18.0kmとなっています。このころは、エンジンも低燃費対策が進んでおらず、トランスミッションも4速オートマチックでしたので、1.3Lエンジンでは標準的な値と言えるでしょう。

4WDの燃費は?

ワゴンRソリオには、4WDモデルもラインナップされていました。気になる燃費ですが、メーカー公表のカタログスペックを参照すると、1リッターあたり16.4kmとなっています。フルタイム4WDが搭載され車両重量が40kgも重くなっているため、このくらいの燃費の悪化はやむを得ないでしょう。

ソリオエネチャージの燃費は?

スズキは、「スイフト」に搭載していたエネチャージシステムをソリオにも採用しました。エネチャージとは、どんなシステムなのでしょうか。

エネチャージは、2012年にスズキが開発した「減速エネルギー回生機構」のことです。アイドリングストップ搭載車専用の鉛バッテリーと高性能のリチウムバッテリー、高出力のオルタネーターを搭載しています。

普通の車の場合、走行している時に発電をして、それを充電しているのですが、エネチャージシステムの場合は、車が減速するときに発生する減速エネルギーを利用して発電し、それを充電するようになっています。そうすることによって、走行中に発電する必要がなくエンジンへの負担が少なくなるのです。

さらに、発電で使用するガソリンもいらなくなり、その分燃費が向上するというわけです。

燃費は?

エネチャージを搭載したソリオの燃費はどれほどでしょうか。メーカー公表のカタログスペックによれば、2WD車で1リッターあたり25.4km、4WD車で1リッターあたり21.6kmでした。当時の車と比較しても、優秀な値であったと言えます。

ソリオの燃費の口コミをご紹介!

ソリオの燃費についての口コミをご紹介します。

燃費は街乗りで16~19長距離だと23くらいまではいきます。
四駆でここまで燃費がいいのはなかなかないね

出典: http://minkara.carview.co.jp/car/suzuki/solio_hybrid/revi... |

カタログ燃費には及びませんが、高速では割と伸びてるような気がします。
街乗りは、カタログ燃費の6割程度ですかね。

出典: http://minkara.carview.co.jp/car/suzuki/solio_hybrid/revi... |

燃費計によると17~18。
高速の遠出で20行けば御の字かと

出典: http://minkara.carview.co.jp/car/suzuki/solio_hybrid/revi... |

ソリオで楽しいドライブを!

スズキソリオの燃費について考えてきました。新型ソリオの燃費は良いと言えます。特に、新型ソリオの2種類のハイブリッドモデルが、素晴らしい燃費数値を示してくれます。ハイブリッドは価格設定が高めになりますが、先進的な技術と低燃費、そして走りの良さと使いやすさのバランスが取れたできる車です。

ぜひ一度スズキソリオに乗って、ドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2017年09月15日

記載されている内容は2017年09月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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