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ハマーの燃費は悪い?燃費比較・燃費向上方法

更新日:2024年01月30日

今回はハマーについて記事です。ハマーと言えば誰もが一度は乗ってみたいと思う方が多いのではないでしょうか。今回はそうしたハマーの歴代モデルの解説とそもそもの生い立ちから、燃費性能についてを中心にご紹介していきたいと思います。

ハマーの燃費は悪い?燃費比較・燃費向上方法

ハマーとはどんな車?

ハマーとはアメリカのゼネラルモーターズが開発したSUVシリーズです。1992年に設立し、18年間使用された後2010年に廃止されました。原型はハンヴィーと言って、軍事車用モデルのものが原型となっています。そのため、ハマーも軍事車用的な走破性やデザインを身につけていることが特徴となっています。

ハマーのベースとなっているのは、砂漠での運用を考えて作られたハンヴィーと、自衛隊で使われている高機動車になっています。ベースモデルが様々な状況下でも走行できるように作られたモデルであるため、基本的にハマーもそのモデルを受け継ぎ、民間用として広く知られる車になりました。

ハマーの燃費は悪いの?

以下ではハマーの燃費について、モデルごとに紹介していきます。

ハマーH3の燃費は?

ハマーH3は、H2をさらに小型化したモデルで、シボレー・コロラドのシャーシをベースにしています。こちらは2006年から2010年まで販売されましたが、アメリカ生産車では珍しく、排気量が少なく、直列5気筒エンジンとなっています。

2007年9月からは、H3ALPHAがV型8気筒エンジン搭載車として登場しています。また、ピックアップトラック用としてH3Tも発売されています。こちらはかなりH2に比べるとコンパクトになっているため、燃費は平均8㎞/リッターとH1やH2に比べて燃費が良く、また維持費も安いです。

普段の利用としては、間違いなくH3が一番利用しやすいハマーと言えます。

ハマーH2の燃費は?

ハマーH2は2002年から2009年までに販売されていたモデルになります。こちらは、H1をより小型化したモデルになります。全長5メートルを超える大型SUVで、2010年に生産が終了してしまいましたが、日本でも多くの台数が販売されています。

レギュラーガソリンモデルで121リッターの用容量になります。H1をより小型化し、アメリカ人が好むSUVになり、多少コンパクトになりました。そのハマーH2の燃費ですが、平均数値は4㎞/リッターとなっています。やはり、コンパクトになった分、H1よりも燃費や維持費が安くなっています。

ハマーのディーゼルエンジン搭載車は?

ディーゼルエンジンが搭載してあるモデルはハマーH1が該当します。ハマーH1は軍事車両であるM998を基にして、AMゼネラルによって作られたオフロード車です。こちらは、ハードトップのSUVモデルと、ピックアップトラックの二種類を用意しています。

エンジンはゼネラルモーターズが開発したもので、5.7リッター〜6.5リッターのディーゼルエンジンを搭載しています。2006年には、いすゞが開発した6.6リッターのディーゼルエンジンであるGF1を追加搭載しました。

こちらのハマーH1の燃費は、おおよそ2km/リッター〜4km/リッターとなっています。

ハマーH1 ALPHAとは?(ディーゼル)

ハマーH1ALPHAは2006年の1年間だけ生産されたモデルになります。ハマーH1に比べると非常にハイパワーに改造されており、エンジンやトランスミッションもそれに合わせて変えられています。そのパワーと走破性能の高さは、ハマーのシリーズで最も優れていると言われています。

ですが、ハイパワーな分だけ車体総重量も重く、砂漠用として作られたハーヴィなどがベースとなるため、一般道路ではかなり燃費が悪く2km/リッターほどになります。性能を考えると仕方がないと言えるでしょう。

ハイブリッド仕様のハマー?

現在、日本ではハマーでハイブリッドというモデルは販売されていないようです。そもそも、ハマーという車を好んで購入するドライバーの方の多くは、ハイブリッドのメリットである、静粛性や燃費性能の良さといった点と合致することが少ないこともあり、またアメリカではハイブリッドはそれほどがないといったことから、生産されないといった理由があります。

ガソリン仕様のハマーの燃費は?

ガソリン仕様のモデルとなっているハマーは、H3とH2ですが、H3のカタログ燃費の範囲は5.7㎞/リッター~7.0㎞/リッターとなっています。実燃費は平均6.59㎞/リッターとなっています。H2はカタログ燃費は非公表ですが、レギュラーガソリンモデルの実燃費平均は、3.84㎞/リッターとなっています。

ハマーリムジンモデルとは?

もともと通常車両に比べて、車体が異様と言えるほど大きいハマーですが、そのハマーにもさらに大きいストレッチリムジン版があります。まさしく、リムジンのあの長い車体の大きさがそのままハマーになったようなデザインになります。

燃費についての情報は残念ながら見つけることは出来ませんでしたが、恐らく、H1と同程度と考えられます。

ハマーと他車との燃費比較!

以下ではハマーと、他の車との燃費を比較していきます。

キャデラックエスカレードの燃費は?

こちらのキャデラック・エスカレードも、ハマーと同じくアメリカのゼネラルモーターズが、高級車部門にあたるキャデラックブランドで製造し、販売しているフルサイズ高級SUVになります。日本でも最上級SUVとなりますので、価格で言えば1000万円以上かかるランクです。

そんなキャデラック・エスカレードですが、実燃費は3.33㎞/リッター~5.27㎞/リッターとなっています。やはり6.7リッター容量の大型SUVともなると、燃費効率にはあまり期待できないことが分かります。最新型は2017年6月に販売されたモデルで、排気量は6200㏄、トランスミッションは8ATのハイオクガソリンモデルとなっています。

ランクルの燃費は?

こちらはトヨタ自動車が製造し販売しているランドクルーザー、通称「ランクル」ですが、大型クロスカントリー車です。こちらも最上級ブランドになります。実は、世界で最も知名度の高いSUVと言われていて、その耐久性が世界で高く評価されています。

こちらもキャデラックと同じくV型8気筒エンジンを搭載しているモデルになります。他にも、日本製クロスカントリー車初のディーゼルエンジン搭載モデルも販売しています。ランクルの実燃費平均は、レギュラータイプが4.57㎞/リッター、ハイオクガソリン仕様が6.30㎞/リッター、ディーゼル仕様が8.86㎞/リッターとなっています。

また、実燃費の幅はレギュラーガソリン仕様が3㎞/リッター~8㎞/リッター、ハイオクが4㎞/リッター~10㎞/リッター、軽油が6㎞/リッター~14㎞/リッターとなっていました。

ハマーの燃費向上方法とは?

一般的な燃費向上方法としては、オイル交換などのメンテナンスをしっかりと行うことが燃費向上方法として考えられます。まず、輸入車の場合は、特にフィルターの交換を全て行うことで燃費が向上することがあります。また、プラグ交換を行うことや、タイヤを細いものなど、低燃費のものに変えることで燃費が向上することもあります。

走行方法としては、アクセルをなるべく緩めに発進するというのがいいですが、ハマーの場合、なるべくブレーキなどをエンジンブレーキを多用し、ペダルでの操作を抑えることで燃費を抑えることが出来ます。

ハマーの走破性は他を寄せ付けない!

ここまでハマーについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。やはりハマーはもともとベースとしているモデルが、砂漠での走行を想定して作られているため、街や、郊外などの舗装された道路を走行することを前提として作られていません。

そのため、燃費についてはどうしても悪くなってしまうのですが、H3のような一般乗用車モデルも開発されていますので、すぐに諦めるほどの燃費の悪さではなくなりました。

ハマーの走破性は他の車を寄せ付けつけないほど群を抜いて優れていますし、そのパワーも群を抜いている魅力的な車です。燃費以外でも、そのようなある種、爆発的な魅力のあるハマーは、これからもの車でしょう。

初回公開日:2017年09月14日

記載されている内容は2017年09月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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