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ヤマハYZF-R25の燃費は悪い?・燃費比較

更新日:2024年02月06日

バイクでメーカーのYAMAHA。そのYAMAHAから出ているバイクの「YZF-R25」の性能や燃費についての調査と比較してみました。新シーズンに入って新しいバイクを買おうかと思っている方は是非、参考にしていってください。

ヤマハYZF-R25の燃費は悪い?・燃費比較

ヤマハYZF-R25の燃費は悪い?-燃費比較

YZF-R25はどんなバイク?

YZF-R25とはヤマハが販売しているスポーツタイプのバイクで、卓越した操作性とパフォーマンスが合わさったバイクです。YZF-R25は日常で乗っても扱いやすさを両立させたヤマハスーパースポーツのデザインアイデンティティ「R-DNA」を継承したバイクでもあるのです。

YZF-R25の燃費

YZF-R25は直列2気筒エンジンを搭載。タンク容量は14Lの250ccバイクです。

燃費に関しては乗り方・エンジン等にも関係するのですが、250ccのバイクで20〜30km/リッター前後です。YZF-R25はレギュラーガソリン、35km/リッターと燃費は一般的な250ccよりも、YZF-R25は優れています。メーターに平均燃費を表示する機能がYZF-R25にはついているので確認ができる機能もついています。

燃費を向上させるには?

バイクの性能もそうなのですが、実はYZF-R25の燃費を良くする方法は、バイクの乗り方にも影響します。以下ではYZF-R25の燃費を向上する方法がありますので、いくつか紹介していきます。

走り方


基本的に走り方をまず見直してみましょう。YZF-R25だけではなく、バイクは走り方で燃費が大幅に向上することがわかっています。

具体的な燃費の向上方法は急発進・急ブレーキが原因で燃費が悪くなる原因です。なるべくYZF-R25のスロットルは全開に開けるのではなく、YZF-R25のスロットル全開から半分のぐらいを目安にアクセルを開けていきます。さらに、ブレーキもエンジンブレーキを使用するなど丁寧な乗り方に気をつけることです。

また、回転数を上げさせないことが重要です。回転数が上がりすぎないうちにギアを上げるのがポイントとなります。タコメーターを目安としてレッドゾーン1/3ぐらいを目安にギアを上げることです。一定の速度で走る場合には、上段のギアに入れて走るほうがYZF-R25の燃費もよくなります。

空気圧は気にしてる?

「天気もいいしツーリングに出発だ!」というときにタイヤの空気圧がイマイチ、バイク好きの方なら一度は経験があるのではないでしょうか。走ってもすぐに空気が抜けた感じがする時がありませんか?

実は、YZF-R25を含め、バイクのそのような問題を防ぐためにタイヤの空気圧を規定値より少しオーバー気味に空気をいれると燃費が良くなるのです。

空気を少し多めに入れるとタイヤが硬くなるので、路面に触れる面積が小さくなるのです。逆に、空気圧が低いと路面にあたる面積が大きくなるので摩擦が増えて燃費が悪くなるので注意が必要です。

YZF-R25は特にスポーツタイプのバイクなので、空気圧を設定することは燃費も含め、スピードや加速にも影響するので気をつけましょう。かといって空気の入れすぎはバーストする危険がありますので止めましょう。

チェーンの見直し

燃費を良くするにはチェーンも大事です。もしかしたら、ずっと何年も同じチェーンを使用している、交換していないという場合は是非ともチェックしておきたいポイントです。

YZF-R25に限らず、ほとんどのバイクはチェーン車種なのです。チェーンの張りすぎや、チェーンが緩みすぎたりと、しっかりメンテナンスを行わないと燃費にも悪い影響を与えます。メンテナンスをする際、チェーンの清掃をしてから注油をしてテンションの張り具合を調整します。チェーンメンテナンスの目安としては、大体1000km走ったら掃除&オイル注油をしておきましょう。

YZF-R25はスポーツ車種なので、長距離をたくさん走ると思います。1000kmより早めに定期点検しておくほうが燃費向上にも繋がりますのでよくチェックしておきましょう。

チェーンの張り具合の調整ですが、すぐにダルダルと緩んだり、伸びたるするからといってチェーンの張りを硬くしていると、フリクションロスが発生してしまい燃費が悪くなってしまいます。逆に緩みすぎたりしていてもスイングアームにガツガツと音を立てて当たったり、スプロケットを大きく削ったりしてしまうので、こちらもフリクションロスが発生してしまいます。

フリクションロスとは、摩擦抵抗によってパワーや性能が損失してしまうことを指します。この摩擦抵抗を少なくしていくことで、バイクの燃費向上や性能アップにも影響を与えるので潤滑油を差したりしておきましょう。

チェーンは掃除だけじゃない!

ツーリング中などに悪天候に見舞われ、突然の大雨。走行後はチェーンの様子をチェックしておきましょう。野ざらしのままバイクを放置しておくとチェーンはすぐに錆びてしまいます。錆びたままチェーンを放置しておくと破断してクランクケースが壊れ、体に当たったならば足を失くしたり死んでしまう事故が起きる可能性がありますので、十分に雨天後のメンテナンスは注意しておきたいです。

車種と比較してみる

ここからは250ccの同じタイプのバイクである、YAMAHAのYZF-R25とKawasakiのNinja250を比較してみます。

Ninja250なのですが、こちらのバイクは実は第2世代で、Ninja250Rをフルモデルチェンジした後継機のバイクなのです。Ninja250はYZF-R25と同じように、日常乗りだけではなく、スポーツライディング時の扱いやすさにも十分に楽しめる性能を積み込んだバイクとも言われています。

Kawasaki特有のスタイリッシュな見た目と迫力を備えたフルフェアリングと、スポーティを追求したセパレートハンドルを装備したスポーツバイクです。走りだけではなく、カスタムシートやスマートバッグなどアクセサリーも充実しているので、ライダーの好み、使用用途にも幅広い対応ができたりと、スタイルを変更することも可能となっています。

また、ライダーの操作をサポートする「アシスト&スリッパークラッチ」は大型のスポーツタイプなどにしか採用されていなかったのですが、Ninja250にはそれが装備されているのです。しかも、アシスト&スリッパークラッチはKawasaki以外の車種には無いといってもいい装備なのです。

エンジンに関してNinja250は1分間に11.000回転で31馬力でるのですが、YZF-R25は12,000回転で36馬力と5馬力高い数値がでているのです。最大トルクにしてもNinja250が2.1kgf・m(8,500回転時)に対して、YZF-R25は2.3kgf・m(10,000回転時)と最大性能の差でYZF-R25は優れているとなっているのです。

燃料タンクの容量はNinja250が17Lで40km/L、WMTCモード値が25.7km/Lに対して、YZF-Rは14Lで33.5km/L、WMTCモード値は26.2km/Lとの数値がでています。

WMTCモード値ってなに?

WMTCモード値とは、国連自動車基準調和世界フォーラムで制定された排出ガス試験方法での排ガスデータから、算出された数値のことを指します。WMTCモードには「発進・加速・停止」など様々な走行パターンを含んでいるので、実際の燃費に近い値になるといわれているのです。

前述した通りだと、比べるとNinja250よりもYZF-R25のWMTCモード値のほうが数値が高いので、現実で乗り回すバイクではYZF-R25のほうが燃費が良いといえるでしょう。高速道路など停止が少ない場所ではNinja250、発進や停止などの街中で走行するのではYZF-R25のほうが燃費が良いということになるのです。

YZF-R25の性能は優れている!

今回はYZF-R25について、燃費に重点を置いてご紹介しました。比較してみると性能の差でもYZF-R25はかなり優れているバイクなのだとお分りいただけたでしょうか。

これから新しいバイクを購入しようという方は、見た目も性能も優れているYZF-R25を検討してみてください。

初回公開日:2017年10月05日

記載されている内容は2017年10月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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