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アドレスV125の燃費はどれくらい?燃費向上方法・燃費比較

更新日:2024年02月07日

スズキアドレスV125は、通勤や通学に大です。そのアドレスV125の燃費について年式別に調べてみました。K5~K9までの年式の見分け方や燃費などを調査しました。これから125ccのバイクの購入を検討されている方にぜひです。是非ご覧ください。

アドレスV125の燃費はどれくらい?燃費向上方法・燃費比較

アドレス V125の燃費はどのくらい?

アドレスV125は、小型バイクの中では絶大なを誇ります。過去にメーカーサイトでは「通勤快速」や「通勤特急」というようなキャッチコピーがつけられていたこともあり、非常にコンパクトで取り回しのいいのが最大の特徴です。

そのボディサイズは、一般的な原付2種スクーターに比べても小さく、どちらかといえば原付に近い大きさと言えるでしょう。車体重量も100キロを切っており、バイクの中では非常に軽量といえます。その軽さからセンタースタンドを立てるときも力を入れる必要もなく、女性にも大の車種です。

同メーカーのアドレスV50と比べてみても、アドレスV50の全長が1670mmに対して、アドレスV125は1750mmと約80センチほどの差しかありません。非常にコンパクトなボディで原付に近い感覚で運転ができます。小回りが利くため駐輪場での取り回しや入り組んだ路地などもストレスなく走ることができます。

走行性能も非常に高く、原付2種クラスの4サイクルエンジンは一般的にマイルドさを優先した特性が多いですが、アドレスV125は2サイクルエンジン車からの乗り換えでも、不満を感じない加速を体感することができます。

それでは、そんな大のアドレスV125の年式別に燃費についてご紹介します。

アドレスV125 K5の気になる燃費

アドレス V125(K5)は2005年に発売されたモデルです。見分け方はシート裏のステッカーが一番わかりやすいですが、車体番号でも確認することができます。K5のモデルは、日本製でフレーム色はグレーです。ウインカーインジケーターは無く、ミラーが8㎟の仕様となっています。

UZ125K5 車体番号 CF46A-100001~ スタンダード車UZ125GK5 車体番号 CF46A-100001~ Gタイプ2005年モデルのアドレスV125の燃費は35.0㎞/Lとなっています。車重が軽いため、大きく燃費に貢献しているといえます。

アドレスV125 K6の気になる燃費

アドレスV125(K6)は2006年に発売されたモデルです。K6モデルは台湾生産のフレーム色はブラックとなっています。こちらもK5同様に、ウインカーインジケーターなく ミラーも8㎜となっています。UZ125K6 車体番号 CF46A-500001~ スタンダード車UZ125GK6 車体番号 CF46A-500001~ Gタイプとこちらも車体番号で見分けることができます。

2006年モデルのアドレスV125の燃費は36.1㎞/Lとなっています。2005年モデルから約1㎞/Lの燃費向上になりました。

アドレスV125 K7の気になる燃費

アドレスV125(K7)は、2007年から2008年に発売されたモデルです。これまでのアドレスV125との見分け方は、ウインカーインジケーターがついているということと、ミラーのサイズが10㎜とこれまでのモデルよりも大きなものが装着されています。さらに、リアダンパーがのスプリングが多重巻きという細かな箇所にも変更がされています。

車両の見分け方はこちらになります。
・UZ125K7 車体番号 CF46A-530065~ スタンダード車
・UZ125GK7 車体番号 CF46A-530175~ Gタイプ
・UZ125ZK7 車体番号 CF46A-562365~ Gタイプ リミテッド(冬仕様)

肝心な燃費ですが、これまでのアドレスV125から大幅に燃費の向上が見られ、38㎞/Lと前モデルに比べ約2㎞/Lも燃費が良くなっています。

アドレスV125 K9の気なる燃費

2009年に発売されたアドレスV125(K9)の燃費について調べてみました。この年から新排気ガス規制となり、排気ガス規制モデルが発売されています。これまでのアドレスV125と比較すると、新排気ガス規制に対応したモデルということで、マフラーが大きく設計されています。

さらに、メーターがカーボン柄となっており、シート横のエンブレムの「Fuel injection」のカラーがイエローになっています。

年式などの確認は車体番号から確認することができます。
・UZ125GK9 車体番号 CF4EA-101607~ Gタイプ
・UZ125ZK9 車体番号 CF4EA-100047~ Gタイプ リミテッド(冬仕様、シートヒーター付き)

新排気ガス規制になったアドレスV125ですが、マフラーが規制適応になったことで燃費に変化があるのかを調べてみました。排気ガス規制に適応したことで40.2㎞/Lという燃費を記録しています。前モデルのK7からさらに約2㎞/Lの燃費向上へとつながっています。

アドレス V125の燃費向上方法について

ボアアップ

ボアアップとは、簡単に言うと「排気量を上げる為にシリンダーの内径を拡げる事」です。
下記の画像のものが「シリンダー」と呼ばれるものになりますが、センターに空いている穴のサイズを大きくすることで、燃料を多く噴射するという方法になります。

ボアアップの方法は自分でやる方法と、上記のように「ボアアップキット」という全てがセットになったものを購入し、それに付属するマニュアルを見ながら、実際に自分で交換するという方法があります。

アドレス V125とPCXの燃費比較

最近のホンダPCXです。そのPCXとアドレスV125の燃費の差を比較してみたいと思います。排気量は、どちらの車両も125ccと同排気量なっていますが、大きさや車重の面では大きく異なります。

■PCX スペック
全長 1930㎜
全幅 740㎜
全高 1100㎜
車重 130kg

■アドレスV125 スペック
全長 1750㎜
全幅 635㎜
全高 1030㎜
車重 97kg

と車両の大きさはPCXの方が二回りほど大きく、重量も約30kgほど重いという結果になっています。

さて、車両の大きさも重量も大きいPCXと原付のように小回りが利き取り回しのいいアドレスV125との燃費の差ですが、カタログに掲載されているPCXの燃費は53.7㎞/Lに対し、アドレスV125の燃費は52.0㎞/Lとやく1.7㎞/Lの差があります。

実燃費は、PCXが44.2㎞/Lで、アドレスV125が38.9㎞/Lと実燃費となると約5㎞/Lもの差があることがわかりました。エンジン性能などの差もPCXの方がアドレスV125よりも高く、走行性能や燃費の面においてもアドレスV125を上回る結果となりました。

アドレス V125の燃費が急に落ちてしまった原因とは?

「通勤快速」や「通勤特急」といったようなキャッチコピーがつくほど取り回しの良い小型バイクは、キャッチコピー通り通勤や通学に使われている方が多いのではないでしょうか。
これまで、リッター30キロは走っていたのに、急に20キロ~25キロぐらいしか走らなくなってしまったという話をよく聞きます。

こういった場合、一番最初にチェックすべきポイントは、エアクリーナの汚れとマフラーの目詰まりです。エンジンから排出される排気がうまくできていない場合に起こることが一番の原因です。解決策としては、エアクリーナーを掃除か交換してみる。マフラー出口にオイルなど詰まっていないか確認してみてください。

また、季節によっても燃費に変化がでます。夏には35キロや40キロといった平均的な燃費を維持していても、冬になると約10キロほど落ちてしまうということもあり、季節や気温も燃費を左右する原因となります。

アドレスV125はインジェクション車で、空気とガソリンの割合(空燃比)を気温の変化に応じて調整するようになっているため、冬は燃料が濃く噴射され、燃費が落ちます。空気は暖かくなれば膨張し、寒くなれば収縮します。

インジェクションというコンピューター制御することにより、必要なガソリンの量も比例して変化しますので、ガソリンを薄くしたり濃くしたり微調整をすることで不完全燃焼を防いでくれてます。そのため、夏場と冬場での燃費に差が出ることになります。

アドレスV125は非常に燃費がいい!

これまでアドレスV125の燃費についてみてきました。平均燃費は約37.2㎞/Lということで、非常に燃費のいい車両だと言えます。さらに、の車種ということもあり、外装のカスタムや細部のパーツなども豊富に販売されており、自分好みのアドレスV125にすることもできるため、非常にのある車両です。

外装だけでなく、先ほど紹介したボアアップキットやエレメント、エアフィルターなども豊富に販売されていますので、より燃費を意識したカスタムもできます。原付では少し物足りないという方にも大変お勧めの車両で経済的なアドレスV125の燃費についてご紹介しました。

初回公開日:2017年09月23日

記載されている内容は2017年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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