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スズキイグニスの燃費は悪いの?ハイブリット・4WD

更新日:2024年02月07日

今回は、のスズキイグニスについて紹介します。スズキイグニスは、2016年の2月に発売されたばかりの車で、コンパクトクロスオーバーSUVとして燃費性能の良さが売りです。今回は、そんなイグニスの燃費性能についてを中心に様々な観点から紹介します。

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スズキイグニスはどんな車か?

スズキイグニスは、スズキが製造し販売しているクロスオーバーSUV型のコンパクトカーになります。「イグニス」の名前の由来はラテン語の「炎」から来ており、スイフトの後継車ということもあり、かつてのスイフトの欧州仕様車に使われていた名前から由来しています。

イグニスは、2017年からは欧州地域の各国インドや台湾など海外市場への販売も開始されています。イグニスは、日本では2016年2月に販売を開始されるようになり、そのボディサイズが特徴的な日本では今までにないタイプの最小のクロスオーバーコンパクトカーになります。

スズキイグニスの特徴とは?

スズキイグニスの大きな特徴はその小型なボディサイズでありながら、クロスオーバーSUVといった点にあります。そのため、一般のクロスオーバーSUVでは苦手であった点を、その軽さと小ささから補填することが出来ます。また、イグニスのもう一つの特徴としては、マイルドハイブリッドを搭載しているというものがあります。

また、マイルドハイブリッドやアイドリングストップ機能など、燃費に配慮されたつくりとなっており、街中での走行などにもその小型さから向いている車体と言えるでしょう。スズキイグニスの大きな特徴としては、こうしたコンパクトSUVならではの高い燃費性能と、小回りの利く車体のサイズです。

さらに、価格帯も138~177万円とコンパクトカーならではの価格で、SUVならではの4WDと高い走破性も楽しむことが出来る新時代のコンパクトクロスオーバーです。

マイルドハイブリッドとは?

マイルドハイブリッドとはスズキとマツダが特に開発を積極的に進めている技術で、トヨタ自動車が開発した大容量・高出力型の単独で駆動するエンジンタイプとは異なり、エンジンとモーターの二つの動力源を用いて駆動するハイブリッドシステムになります。

小型で軽量なモーターとバッテリーを組み合わせることで実現しているのが、このマイルドハイブリッドですが、高出力ハイブリッドに比べると高いコストパフォーマンスがある点が特徴と言えるでしょう。

高出力ハイブリッドは、サイズから充電池が車の場所を取り値段が高くなってしまうため、価格帯の低いコンパクトカーとの相性は良いと言えます。ハイブリッドカーに比べると燃費が下がりますが、一般の車よりは燃費数値は上がりエコカー減税もあるため、マイルドハイブリッドは利点が多くあります。

スズキイグニスの燃費は悪いの?

2016年1月に販売されたばかりの新型のスズキイグニスですが、そのカタログ燃費はまとめてみると25.4㎞/リッター~28.8㎞/Lとなっていました。実燃費平均値はみんカラで見ると、レギュラーガソリンモデルが18.40㎞/Lとなっており、ハイオクガソリンモデルは17.81㎞/Lとなります。

レギュラーガソリンモデルの実燃費の数値幅は12㎞/リッター~28㎞/Lと広くなっていますが、一番多いのは18㎞/L~20㎞/Lとなっています。また、ハイオクガソリンモデルの実燃費の数値幅は14㎞/L~22㎞/Lとなっており、最も多いのは18㎞/L前後となっていました。

以下では具体的にモデルごとの燃費を紹介していきます。

4WDとFFの燃費は?

スズキイグニスは駆動方式は4WD方式とFF方式をラインナップしていますが、4WD方式のカタログ燃費は25.4㎞/Lとなっていました。実燃費平均値は16.39㎞/Lとなっていました。FF方式のカタログ燃費は28.0㎞/L~28.8㎞/Lとなっています。こちらの実燃費平均値は17.03㎞/Lとなります。

実燃費平均値はカタログ燃費から見るとかなり落ちますが、それでもかなり燃費数値としては良いことが分かります。特に、ロングドライブの際に燃費効率が大きく上がる傾向にあることが分かりました。60~80㎞ぐらいの速度で走ると最も燃費の伸びがいいとの口コミが多くありました。

ハイブリッド

スズキイグニスは先ほども紹介した通り、マイルドハイブリッド搭載の車です。ハイブリッド車は基本的に高出力・大容量の独立した一つの動力源を使用するため、コンパクトカーなどには搭載できず、搭載するにしても価格が大きく上がってしまうため、今後もイグニスのはハイブリッドが開発される可能性は薄いでしょう。

スズキイグニスの高速道路走行時の燃費は?

スズキイグニスはスズキが誇るコンパクトクロスオーバーですが、その具体的な実燃費はどうなっているのでしょうか。まずは高速道路走行時の燃費を見ていきましょう。スズキイグニスは1.3リッター級のコンパクトカーとしては平均レベルのエンジンですが、高い加速力を持ちます。この辺りはコンパクトカーとしてレベルの瞬発力と言えるでしょう。

イグニスの高速道路での燃費は23.23㎞/Lとなっていました。この燃費数値はコンパクトカーとしてもなかなか高い部類に入ります。このような燃費数値を実現している理由としてはやはりその車両の軽さにあるでしょう。コンパクトカーではありますが、880グラムの軽さは燃費効率を高くしている要因となっています。

スズキイグニスの郊外路走行時の燃費は?

スズキイグニスは、高速道路走行時の燃費はかなり高い数値を捻出していましたが、郊外路での走行時はどのような燃費になっているのでしょうか。イグニスの郊外路の実燃費は20.6㎞/Lです。郊外路での平均実燃費は18㎞/Lとなっているため、郊外路走行時の燃費としてはかなりいい数値です。

スズキイグニスは1.3リッター級エンジンを搭載しているコンパクトカーとして高速道路と郊外路共に良い燃費数値ですが、このあたりはマイルドハイブリッドとしての特徴が現れての燃費数値と言えます。

スズキイグニスの市街地走行時の燃費は?

スズキイグニスは、市街地走行時はその身体の身軽さから、ほとんどの場面で2000回転以下のエンジン回転数で発進加速を終えることができ、巡行時は1500回転を維持する優秀なドライヴィリィティとです。

また、イグニスには燃費に配慮したアイドリングストップ機能が搭載されていますが、こちらは13㎞/h以下のスピードになったあたりからエンジンが停止するように設計されています。アイドリングストップは天候のいい日にはかなりの頻度で適用されるため、非常に完成度の高いアイドリングストップ機能です。

さらに、エンジン始動にセルモーターではなくオルネーターを使うため静粛なエンジン始動を行えます。スズキイグニスの市街地走行時の燃費ですが19.3㎞/Lとなっていました。このような燃費性能の実現が上手くいったのは、このような燃費に配慮したコンパクトカーとしてのイグニスのつくりが要因でしょう。

スズキイグニスは新世代のコンパクトクロスオーバーSUV

ここまで、スズキイグニスについてご紹介してきましがいかがだったでしょうか。スズキイグニスは、今までになかったタイプのサイズ感を持ったクロスオーバーで、その中にはその小型クロスオーバーとしての特徴を生かした機能や新たに加えられた機能がいくつもありました。

その中でも、特に燃費効率を高めるための工夫が随所に施されていました。スズキが力を入れているマイルドハイブリッドシステムや、多くのインフォメーションから制御情報を得る優秀なアイドリングストップ機能などがその一例として挙げられます。

カタログ燃費はかなり高く測定されていますが、実燃費数値においても高速道路、市街地、郊外路とそれぞれ高い燃費効率を上げ、コンパクトカーとしてのメリットを生かしており、まさしくイグニスは新世代のコンパクトクロスオーバーSUVでしょう。

初回公開日:2017年09月20日

記載されている内容は2017年09月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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