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ドリ車の中古の選び方・ミサイル仕様とは・おすすめのホイール

更新日:2024年02月24日

この記事ではこれからドリ車を購入しようとしている方に向けて、ドリ車を購入するときの注意点やポイント、ドリ車のカスタムなどについてご紹介します。ドリ車を購入するときはどんなことに注意して購入するか、きちんと把握してからドリ車を購入しましょう。

ドリ車の中古の選び方・ミサイル仕様とは・おすすめのホイール

ドリ車を購入する時のポイントを紹介!

車でドリフトをするにはドリフトができる車を購入する必要がありますが、ドリ車を購入する時の注意点やベース車両の選び方などが気になります。

せっかくドリフトするなら扱いやすい車両を選びたいと考えますが、扱いやすいドリ車を選ぶにはどうすればいいか、ドリ車のカスタム方法などについて今回はご紹介して参ります。

一般的に呼ばれる「ドリ車」とは?

ドリ車とは、ドリフトをすることができる車のことをいい、ドリ車のベース車両のことや、ドリフト仕様に改造された車などのことを言います。ほとんど改造されていないドリ車もあればフルカスタムされたドリ車もあるので、一言にドリ車と言ってもカスタムの具合はさまざまです。

中古のドリ車を選ぶ時のポイントは?

ドリ車を購入するときは中古車の中から選ぶのが一般的ですが、できれば程度が良くてドリフトしやすい車を選びたいところです。数ある中古車の中からとっておきの1台を見つけるにはどんなことに注意すればいいか、次の項目から詳しく見ていきましょう。

ドリフトできる車を選ぶ

これはとても基本的なことですが、ドリ車を購入するときはきちんとドリフトできる車を探しましょう。スポーツカーであればどんな車でもドリフトできるわけではなくドリフトに向いている車やそうでない車があります。

また、ドリフトできる車種であってもLSDなどの装備がきちんと揃っているか、これからドリフトするのに足りないものは何か考えながら車を探すと良いでしょう。

FR車の中から車を探す

これも基本的なことですが、これからドリフトを始めるのであれば、駆動方式がFRのものを選びましょう。FRとは「フロントエンジン・リヤドライブ」の略で、車の前方にエンジンを搭載し、後輪にエンジンの動力を伝える車のことをいいます。

ドリ車は基本的にFR車をベースにしますが、中には駆動方式がFR以外の車でドリフトをしている方もいます。しかし、駆動方式がFRでない車でドリフトをするときは車のセッティングやテクニックが必要になるため、ドリフトに慣れていない方は駆動方式がFRの車を購入しましょう。

維持していけるドリ車を探す

ここは注意したいポイントですが、車は購入してからもお金がかかり、特にドリ車の場合は消耗品などを交換するお金も必要になります。

輸入車などの高級車の場合は、ドリフトができたとしても部品代などが高額になりやすいです。そのため、アフターサービスのことを考えるのであれば高級車などは避けたほうが良いでしょう。また、排気量が大きい車は燃費なども気になります。せっかくドリ車を購入しても燃費が著しく悪くては維持してくことが難しくなってしまうため、自分で維持していけそうな車種を選びましょう。

また、ドリ車を選ぶときは修理パーツが豊富にあるかどうか確認してから購入しましょう。購入後にカスタムしたくなった時や修理が必要になった時に、部品が簡単に手に入る車種であれば苦労することがないため、整備面からも維持しやすい車を購入すると良いでしょう。

車の状態やカスタムされた場所は要チェック

ドリ車に人気のある車種の場合、これまでの間にドリ車として使われていた可能性があります。過去にドリ車として使われていた場合、部品の摩耗やボディのねじれなどが気になります。ドリ車の場合は内装パーツがどうカスタムされているか、タイヤのサイズや摩耗状態などから過去にドリフトしていたかどうか判断することができます。

過去にドリフトしていた形跡があり車両価格が安くなっている場合はきちんと整備されていない可能性があるため、購入後に整備費用がかかる場合があります。ドリ車を中古で購入するときは、車の状態がきちんとしているか確認しましょう。

ミサイル仕様のドリ車とは?

ドリ車には「ミサイル仕様」と呼ばれるものがあります。ミサイル仕様と呼ばれるドリ車はドリフトをするための車と割り切って使っている車のことで、サーキットなどでクラッシュすることや廃車になっても構わないと割り切って使っている車のことをいいます。

ドリフトの練習で車を派手にぶつけてしまったり、部品の破損などで車が使えなくなってしまうことが考えられるドリ車は、普段使いの車として使ってしまうと普段の生活が不便になってしまう場合があります。

このような場合は普段使いの車とは別にミサイル仕様のドリ車を購入し、ドリフトを十分に楽しめるようにしている方もいるため、経済的な余裕がある場合はミサイル仕様のドリ車を購入しても良いでしょう。

ミサイル仕様のドリ車はどんな装備?

ミサイル仕様の車は、言ってしまえば練習用の車です。そのため、車の外装にダメージがあるものや、バンパーやライトなどが外れてしまっている車もあります。

ミサイル仕様のドリ車は外装の傷などが目立ちますが、内燃機関や足回りなどのドリフトに必要なものは機能しています。そのため、ミサイル仕様のドリ車だから何か特別な装備が付く訳ではありません。中身は普通のドリ車と変わりはありません。

ドリ車をステッカーで格好よくカスタム

ドリフトに慣れてくると、外装パーツなどを格好良くしてドリフト時の見た目を良くしたいと考える方もいるでしょう。外装を格好良くするには、ステッカーなどでカスタムするとドリ車っぽく格好良いカスタムすることができます。

ドリ車に似合うステッカーは数多くあり、ステッカーでのカスタム例は数多くあります。また、ステッカーチューンには個人の好みもあるため、自分の車を格好良くカスタムしたいのであれば、ステッカーで好みの外装にカスタムしてみましょう。

ドリ車にはどんなホイールをつけるべきか

ドリ車を格好良く見せるのであれば、ホイールは重要な部品です。しかし、ホイールのカスタムはタイヤサイズなどにも関わるパーツなので、見た目だけで選んでしまうと走りに影響が出てしまう可能性があります。

タイヤのサイズには扁平率というものがあります。扁平率とはタイヤ側面の大きさを表しており、この数値が小さいほどタイヤ側面の大きさが小さくなります。扁平率はホイールをインチアップした時に小さくなることがあり、扁平率の小さいタイヤはタイヤの剛性を高めます。

剛性が高くなると直感的なフィーリングになる反面、乗り心地が悪くなってしまいます。また、馬力の小さい車に扁平率が小さすぎるホイールを付けてしまうと、車とのバランスが合わずにグリップ力がない車になってしまいます。そのため、ドリフト時のグリップを重視するのであれば扁平率に注意してホイールのサイズを選びましょう。

扁平率とインチ数の関係

ホイールのインチ数が変わることによって扁平率も大きく変わります。扁平率とはタイヤ側面の高さがタイヤ横幅の何パーセント分あるか表しています。

つまり、タイヤ横幅が205mmで扁平率が50であった場合は、タイヤ側面の高さが横幅の50%分の102.5mmということになります。そのため、扁平率が同じタイヤであっても、タイヤの横幅のサイズが違えばタイヤ側面の長さは異なることになります。

タイヤの横幅はホイールのインチ数が上がる程長くなる傾向にあるため、ホイールを違うサイズのものに交換するときは、見た目だけで判断せずにタイヤサイズのことも考えて選びましょう。

ドリ車のベース車両はどんなものを選べばいい?

ドリ車のベース車両には数多くの車がありますが、それぞれの車種によって扱いやすさが異なります。そのため、ドリ車のベース車両を選ぶときは自分の力量に合った車を選びましょう。次の項目からドリ車のベース車両に人気のある車種について紹介します。

180はドリ車としてどうなのか?

180はドリ車のベース車両として人気のある車です。180はドリ車のベース車両に向いている車で、初心者でも扱いやすい車です。これからドリ車を購入する場合は、ターボ付きの180を購入すると良いでしょう。

180は初心者にも人気のある車ですが、製造されてからの年数が経っていることやドリ車で人気のある車両であることから、程度の良い180を見つけることが難しくなっています。そのため、180を購入するときは車の状態をよく確認してから購入しましょう。

シルビアは人気の高い車

シルビアも180と同じく人気のある車両で、ドリ車のベース車両に合った車です。

シルビアにはs13、s14、s15がありますが、どの型式もドリ車として人気のある車であることから、程度の良い車両を安くで見つけることが難しくなっています。できるだけ程度が良い車両を購入するのであれば、一番年式の新しいs15を購入すると良いでしょう。

ハチロクはドリフトしやすい車か?

ドリフトが好きな方や車好きの方であれば、初代ハチロクは有名な車です。ドリフトで有名なレーシングドライバーの土屋圭一もハチロクで腕を磨いていたことなどから、現在でも人気のある車両です。

ハチロクはカスタムパーツも豊富にあり車両重量も軽いですが、ハチロクはパワーが小さい車です。そのため、初めてドリフトをする方には扱いが難しい車と言えます。ドリフトをこれから練習するのであれば、ハチロク以外のターボ車などパワースライドなどの感覚を覚えたほうが良いでしょう。

86やBRZはドリ車にできるか?

トヨタの86やスバルのBRZなどは、販売されてから年数が経っていません。86やBRZは比較的年式が新しい車ですが、FR車であることと現在でも生産されている車であることから、ドリ車のベース車両に向いています。

ドリ車を維持していく上でアフターパーツは非常に重要で、86やBRZは現在も新品の部品を簡単に購入することができます。そのため、車が壊れてしまったとしてもすぐに修理を行うことができます。年式が新しいことから中古車でも値段が高いですが、車をずっと乗りつづけたい方は86やBRZをベース車両にしても良いでしょう。

チェイサーやマークⅡはどんな車か?

チェイサーやマークⅡなどの車は高級セダンになりますが、ハイパワーなエンジンが搭載されていることからドリ車のベース車両として使うことができます。

マークⅡやチェイサーなどをドリ車にする場合はLSDなどが必要になりますが、チェイサーやマークⅡなどは高級車の雰囲気を楽しみながらドリフトもできる車なので、ラグジュアリーカーの雰囲気を楽しみたい方や人数を乗せて移動することができるドリ車を探している方はこれらの車を購入すると良いでしょう。

ドリ車の内装はどんなもの?

ドリ車はドリフトすることを目的とした車なので、内装にはドリフトに必要な装備が目立ちます。ドリ車の内装で目立つものは、後付けのメーターや社外製のハンドル、スピンターンノブやバケットシートなどがあり、中にはロールバーなどがついたものもあります。

ドリ車の内装は必要なものを取り付けていますが、パーツの色やデザインなどを工夫して取り付けている方もいるため、ドリフトに必要なものを揃えながら内装のカスタムを行っても良いでしょう。

安くておすすめのドリ車は?

ドリ車を購入するときは車両価格が気になります。ドリフトの練習用やミサイル仕様のドリ車を購入する場合は、できるだけ車両価格を安く抑えたいところです。安いドリ車を探すときは、車両価格が30万〜50万の間で探すと良いでしょう。この価格帯のドリ車は多くあり、主に以下の車両があります。

・マークⅡ、チェイサー
・ローレル
・180
・シルビア
・スカイライン
・RX-7、RX-8
・アルテッツァ

安いドリ車は数多くあるので、欲しい車を自分の目で確認してから購入すると良いでしょう。

ドリ車を車検に通す時に注意すること

ドリ車はドリフトをするために、数多くのカスタムをしています。そのため、ドリ車を車検に通すときは通常の車検とは異なることを覚えておきましょう。

ドリ車は数多くのカスタムしているため、ディーラーや民間工場などで車検を断られることがあります。また、カーディーラーで車検を受けることができたとしても、カスタムパーツを外す作業や車検後に車を元に戻すことが必要になる場合があります。

ドリ車を車検に通す時は、ユーザー車検で車検を通すと良いでしょう。ユーザー車検では車を安全に走行させることができるか確認しているため、法律で定めている基準の範囲にあれば車検を通すことができます。そのため、部品の脱着などを最小限に抑えるのであれば、ユーザー車検で車検を通すと良いでしょう。

ドリ車を買って練習をたくさんしよう

ここまでドリ車を購入するときのポイントやカスタムなどについてご紹介しましたが、ドリフトはどれだけ練習したかによって腕前が変わります。そのため、自分で維持することができるドリ車を購入し、ドリフトの練習を始めることが一番大切なことになります。

ドリ車を購入するときは購入時の注意点やポイントをしっかりと覚え、お気に入りの1台でドリフトを始めましょう。

初回公開日:2018年01月24日

記載されている内容は2018年01月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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