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サイドミラーにおすすめの撥水剤・親水とどちらが良いか

更新日:2024年08月13日

サイドミラーについた雨水が気になる人は多いでしょう。サイドミラーには撥水、親水どちらのコーティング剤が合っているか、また、超超撥水のコーティング剤の施工方法を簡単にご紹介していきます。愛車にあったコーティング剤を見つけましょう。

サイドミラーにおすすめの撥水剤・親水とどちらが良いか

サイドミラーは「撥水」と「親水」どっちがいい?

雨の日のサイドミラーって非常に見にくいと感じたことはないでしょうか。また、夜間になると見辛さもひとしおで、雨粒がヘッドライトで反射して巻き込み確認やバック運転するのも怖い、と感じることもあるでしょう。

サイドミラーを見やすくするためのコーティング剤を選ぼうとしても、「撥水」と「親水」という表記があります。どちらがサイドミラーに適しているのか悩む方も多いことでしょう。

今回は、サイドミラーには「撥水」と「親水」のどちらがよく見えるのかをご紹介します。

撥水ってなに?

「液体ワイパー」と一般的にと言われているコーティング剤です。雨粒をサイドミラーのガラス面から弾いて小さな水玉に形を変えることにより視界を確保するのが撥水コーティング剤です。最近では車速が0キロでも雨粒がスライドする超撥水などがあり、水玉になった雨粒がガラス面を超えてサイドミラーのフレームの外へと流れて行きます。

振動や風が無いと、水滴となった雨粒が水玉のままその場に留まってしまい、撥水コーティングしたけれど逆に見辛くなるというケースもあります。

撥水のメリットとは?

フロントガラスはもちろんのこと、サイドミラーでもしっかりと撥水加工がされていると、ある程度の車速があれば、走行しているときの前方からの風のいだ勢いけで雨水が流れ飛んでいきます。このときの視界はとてもクリアで、フロントガラスに施工していれば、ワイパーをする事も億劫になるほど、綺麗に吹き飛んでいきます。

撥水のデメリットとは

サイドミラーにも風が当たりにくい場所が存在します。風があたりやすい場所では無類の水弾きを見せる撥水ですが、場所や風が当たらない状態だと、水滴が吹き飛ばずに滞ってしまい、逆に視界を遮る時があります。

夜間や霧状の雨など、水滴が光を乱反射してしまったり、雨量が少なく無数の水滴ができる場合は見辛さを感じてしまうこともあるでしょう。

また、撥水施工後に時間が経つとサイドミラーのガラス面が白くなってしまうこともあります。

親水ってなに?

撥水コーティングとは逆で、雨粒を水玉にかえずに、ガラスになじませてサイドミラーのガラス面からダラーっとフレームへ滴るようにするのが親水コーティングです。

親水のメリット

薄い水膜のようにガラス面になじませ、水滴を弾かずに視界を確保します。また、水滴中の汚れもダラーっと流してしまうため、ガラス面が乾燥した後、汚れが残りにくいという効果もあります。

親水のデメリット

汚れがついてしまうと撥水状態になる、というデメリットがあります。微妙な撥水状態では、中途半端な水玉が残り視界を悪くさせます。また、この中途半端な水玉の中の汚れがガラス面に付着し、さらなる視界の悪化を促進させてしまう可能性があります。

コーティングがなくなってしまったのか、劣化なのか分かりづらく、頻繁にサイドミラーのガラス面の洗浄とコーティングを行う必要があるでしょう。

サイドミラーにおすすめの撥水剤

親水コーティングだと、サイドミラーの視界を維持するためのメンテナンスが困難だということがわかりました。サイドミラーへの施工が簡単でメンテナンスが楽なコーティング剤をご紹介していきます。

フィルム・シール部門のおすすめ品

撥水式または親水式のサイドミラーに貼り付けるフィルム、シールを紹介します。フィルムやシールなのでコーティングする必要がなく、フィルムやシールを貼るだけで視界を確保することが可能です。

松印の親水ドアミラーフィルム

太陽光などの光触媒によって親水機能がもどってくるという親水式のフィルムです。親水効果は6ヶ月と長く、フィルム面を水で洗い流すだけで親水効果を維持できる優れ物です。

6ヶ月以上貼り続けると親水効果も落ちてしまい、フィルムが固まってしまいます。また、硬いタオルなどで水滴をふき取ってしまうと、フィルムに傷がついてしまい、適切な効果を得られない可能性がありますので、注意が必要です。

王道のガラコ

撥水に昔から力をいれてきたガラコをご紹介します。ガラコにも普通の撥水、超撥水などありますが、今回はとことん撥水していきたいので、超超撥水のガラコをご紹介していきます。

SOFT99 ( ソフト99 ) 撥水剤

パッケージの台紙がガラコが飛び散るのを防いでくれるようになっています。まずは、台紙をサイドミラーのフレームとかがみ面の隙間に押し入れて筒状にします。スプレーする際、ガラコとサイドミラーを15センチほど離し、スプレームラができないようにスプレーしていきます。もったいぶらずに、液体が垂れるようにスプレーするとムラ無く仕上がります。

スプレー直後は白くなりますが、乾燥するにつれてクリアになるので安心してください。

1回の施工で約1年の撥水効果を発揮してくれます。

ガラコ以外のスプレー

ガラコ以外のスプレー式のコーティング剤をご紹介していきます。ガラコ以外の新しい発見もあります。

シーシーアイ(CCI)

サイドミラー用の超撥水式スプレーです。効果は1ヶ月と短めですが、サイドミラーにスプレーして乾燥させるだけの手軽さが魅力のスプレーです。

カーメイトのガラスコーティング

スプレーすることで、超微粒子のセラミックポリマーがガラス面に目に見えない凹凸を作り、超撥水効果を実現しました。80mLの大容量で約20枚分のサイドミラーをコーティングする事が可能です。約2ヶ月の効果がありコスパが良い商品といえるでしょう。

スプレー後に吹き上げ作業をしなくて済むというメリットもあります。

ソフト99の ミラー水滴防止スプレークイッククリアー

車のDIYが売りである「ソフト99」の親水式のスプレーです。上記のスプレーとは違い、サイドミラーが塗れている時に施工します。ミラーを洗わなくて大丈夫かな、という心配もあるでしょうが、このスプレーはミラーを洗わなくてもスプレーして大丈夫な商品です。

雨の日のドライブにサッとスプレーするだけなので、簡単に視界を確保できる優れ物です。

サイドミラーの簡単な撥水加工方法

上記にあったガラコの超超撥水を例にして、コーティング剤を塗るための簡単なコツをご紹介します。

1.汚れをおとす

まずはサイドミラーについた汚れや油分、ほこりをしっかりおとします。洗車の時にまとめて行うと効率的です。最近のサイドミラーには最初から撥水加工されているものもありますので、ゴシゴシと強くこすり過ぎないようにしましょう。

2.飛散防止

ガラコはパッケージの台紙が飛散防止材になっています。台紙を広げてミラーとフレームの隙間に押し入れて、スプレーが飛び散るのを防ぎましょう。使い終わった台紙は捨てずに、次回のコーティング用としてとっておきましょう。

3.スプレー開始

ミラーから15センチくらい離して、ミラーの一番上の部分からスプレーしていきます。平行にスプレーを噴射しながら移動していきます。ミラーからスプレー液が垂れないように、台紙に濡れタオルをはさんでおくとミラー以外に液が付着することを防いでくれます。

4.もったいぶらずにスプレーする

塗りムラをなくすには、スプレーをもったいぶらずにしっかりかけることが大切です。ミラー面を液が垂れるようにスプレーするとムラが無く均一にスプレーすることができます。

5.乾燥をまつ

スプレーをしていると気付く方もいらっしゃるでしょうが、すぐに乾燥してきます。始めは白くなって心配になってきますが、しっかり乾燥させるとクリアになります。完全乾燥の目安タイムは、夏場がだいたい1時間ほど、冬場で2時間ほどです。

15分ほどの乾燥でも効果は期待できますが、しっかりと効果を得たいなら目安どおりの時間で乾燥させましょう。

6.できあがり!

乾燥が終われば施工完了です。超超撥水の効果を試したい方は、水をかけて実感してみてもいいでしょう。

サイドミラーの視界を確保してご安全に!!

いかがだったでしょうか。サイドミラーは後方を確認するための大事な部分です。メンテナンスをしていないと「いざ」という時に危険を伴いますので、しっかりと視界を確保しておく事で安全運転につなげられるようにしてきましょう。

初回公開日:2018年02月14日

記載されている内容は2018年02月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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