【種類別】後付けシートヒーター・後付けの仕方
更新日：2024年01月20日
車のシートヒーターの後付けの方法
車のシートヒーターは、純正で取り付けられている場合もありますが、純正で取り付けられていない場合もあります。取り付けられていない場合は、後付けでもシートヒーターを付けることが可能です。
また、純正では付けられていない場合でも、オプションとして付けれることもあるため、購入をする際にシートヒーターが欲しい意思を店員に伝えることが必要です。
シートヒーターを後付けで取り付ける場合は、車を販売している会社でも取り付けることもできますが、自分自身で取り付けることも可能です。車に対する知識があまりない場合でも、簡単に取り付けることができるので、必要と感じた時に取り付ける方法を選択することもできます。
冬場は車やバイクを運転する際は、車内が冷え切っているため、震えながら運転することもありますが、筋肉が強張った状況で運転することは危険を伴うため、避ける状況でもあります。
シートヒーターカバーを購入する
シートヒーターを後付けする場合は、できる場合とできない場合が存在します。後付けできる場合なら問題ありませんが、できない場合だと違う方向性からシートヒーターを付ける必要があります。
シートヒーターは、シートの内部に電熱線が張り巡らされていて、それが熱を帯びることでシート全体が温まり、ドライバーの体温を上げることができます。
そのため、後付けをする場合は、内部にそのような仕組みを施せる必要があるため、全てのシートにシートヒーターを設置することはできません。
後付けでシートヒーターを取り付けることができない場合は、シートの上に被せる形のシートヒーターを購入することで、本来のシートヒーターと同じ役割を果たしてくれます。取り付け方も簡単なため、誰でも取り付けることができます。
しかし、後付けの場合は、シートの素材を傷めない温度調整をすることができていないため、調整し直す必要があります。
シートどこ交換する
後付けでシートヒーターを取り付けることができない場合は、上記の市販されているシートヒーターを取り付けることで、問題を解消することはできますが、シート自体を傷つけてしまう可能性もあります。
シートを傷つける不安がある場合は、シートを取り替えることをします。シートヒーターの機能が備わっているシートを購入することで、温度調整も自動でされているため、シートを傷つける心配はありません。
また、整備会社が取り付けてくれるため、シートヒーターのスイッチ類も違和感なく作ってくれるので、完成度の高い内装にすることができます。自分で後付けする場合は、そこまで完璧に仕上げることは困難なため、内装にもこだわっている場合は方法です。
しかし、シートごと交換して整備する費用もかかってしまうので、自分で後付けするより多くの費用が必要になります。
種類別後付けシートヒーターは？
シートヒーターにはさまざまな種類が存在していて、使用用途別に販売されています。そのため、購入する際には、自分が使いたい場所に使用できるか良く確認することが大切です。
どれが問題なく使用できるのか分からない場合は、整備会社などに任せることもできますが、そうしても費用がかさんでしまいます。費用を少しでも削減したい人は、後付けでシートヒーターを取り付けることをします。
しかし、取り付け方も用途によって違いがあるため、よく確認して使用することが大切です。用途外で使用してしまうと、故障などしてしまうので注意しましょう。
また、シート自体を傷める可能性や異常な発熱をしてしまい、ドライバー自身を傷つけてしまう危険性もあります。運転中にそのような異常にさらされてしまうと、正確な運転をすることができないため、事故に繋がる可能性もあります。
車の場合
シートヒーターといえば、車に使用されている割合が高く、高級車にはほぼ純正としてシートヒーターが備え付けられています。また、一般の乗用車にも純正で付けられているものやオプションとして付けることができます。
そのため、一度車を購入すると後付けできる可能性が低く、シガーソケットを利用するシートヒーターを取り付けないといけません。
しかし、メーカーでは取り付けることはできなくても、メーカー以外の会社に頼むことでシートヒーターを後付けできます。そのため、購入したディーラーなどで断られてしまったり、シートごと交換しないといけないと言われてしまっても諦めるのではなく、違う方法で探してみることが必要です。
内装にそこまでこだわっていない場合は、市販されるシガーソケット利用するタイプの物で対応することができますが、内装にこだわっている場合は、シートに内蔵してくれる会社を探すことが大切です。
バイクの場合
バイクの場合にもシートヒーターの装置はあり、純正で取り付けられている物もあれば、後付けが必要な場合もあります。
バイクは、車と違って季節の変化を直接受けてしまいます。車は車内の空間が設けられているため、エアコンを使う事で、快適な空間で運転することはできますが、バイクではそのような空間を作ることができません。
そのため、夏は暑く、冬は寒い中運転することを強いられてしまいます。特に冬場は、寒さで体がかじかんでしまうため、正常な運転ができない可能性もあります。
過酷な環境で運転するバイクですが、シートヒーターを取り付けることで体が温まり、安全な運転をすることができます。
バイクの場合もシートヒーターを後付けすることはできますが、スイッチの位置を自分で決める必要があります。バイクは、運転中ハンドルを離すことができないため、ハンドルに取り付けることで、電源を入れることができます。
軽自動車の場合
乗用車には純正としてシートヒーターが取り付けられていることもありますが、軽自動車は純正で取り付けられていることはありません。そのため、後付けでシートヒーターを取り付ける必要性があります。
購入する際にシートにシートヒーターを取り付けることができないか聞いてみることも大切ですが、費用が増えてしまう事を覚悟する必要があります。特に中古で購入する際は、後付けで取り付けることが必須なため、市販されているシートヒーターを購入しましょう。
市販されているシートヒーターはシガーソケットを利用して発熱するため、シガーソケットが必要になります。
しかし、最近の車にはシガーソケットが備え付けられていない車種も存在しています。そのため、市販されているものを購入する前に使用している車にシガーソケットがあるかを確認しましょう。
昔の車なら設置されている可能性は高いですが、最近の車はない場合もあります。
メーカー別シートヒーターのは？
シートヒーターにはさまざまな性能があり、メーカー別によって性能差がでてきます。
メーカ別にさまざまなシートヒーターを販売・開発していますが、ほとんど純正として作られているため、後付けしようとするとシートごと交換する必要があります。
また、違うメーカーの車にメーカーのシートヒーターを使用することはできない場合が多いので、注意しましょう。そのような場合は、市販されているシートヒータを購入することで、温かい空間で運転することができます。
メーカーが同じシートヒーターを取り付けることで、違和感を限りなくなくすことができます。シートヒーターは雪国の地方では欠かせない機能なため、シートヒーターの性能によって購入する車を変えることもある程重要な機能です。次に、メーカー別に紹介しますので参考にしてください。
トヨタの場合
トヨタのシートヒートの特徴は、ヒートーパットがどのメーカーより大きいため、より広範囲を温めることができます。そのため、身体全体を暖めることができ、寒さを感じる箇所を最小限にすることができます。
後付けをする場合のデメリットでもあるスイッチの位置ですが、純正のカバーを加工することで違和感なくスイッチを装着することができます。また、電源を入れるとライトが付くため、現在シートヒーターが付いているのかついていないのか簡単に判別することができます。
市販されているシートヒーターのスイッチにはライトが付いていないため、便利性に欠けることもありましたが、ライトが付くことで快適に運転することができます。
さらに、ヘッドライトのスイッチと連動することもできるため、ヘッドライトを付けるとシートヒーターのスイッチも点灯します。そのため、夜間でもスイッチの位置が即座に分かり、便利性に富んでいます。
日産の場合
日産にもさまざまなシートヒートの製品はありますが、特に注目を浴びているのが、クイックコンフォートシートヒートです。この商品は、温かいと感じるまでの時間を最短にすることを目的として開発されたため、他のシートヒートより早く温かいと感じることができます。
従来のシートヒートは、全体的に温まるため、どうしても身体が温まるまでに時間がかかってしまっていました。しかし、クリックコンフォートシートヒートでは、人が温かいと感じる部位を効率的に温めるため、より早く温かいと感じることができます。
時間が経過するごとに温める部位を変えることもシステムに組み込まれているので、どのシートヒートより身体全体を暖めることができます。また、どの素材のシートでも対応することができるので、ドライバーからしたら便利な性能が詰め込まれている商品です。
シートヒーターの燃費への影響力は？
シートヒーターは、即座に身体を温めてくれるのでとても便利な商品ですが、燃費を気にしているドライバーの方も多くいます。
シートヒーターを使う事でバッテリーからの電力を使用するため、エンジンにも負荷がかかります。負荷がかかると元の回転数に上げるためにガソリンを使うため、燃費にも影響があります。
シートヒーターを使う場合は、エアコンを使用しないことも多いため、エアコンを使っている時と燃費はあまり変わりません。また、最近の車は低燃費であることを前提に作られているので、シートヒーターを使っても目に見える差は出ません。
しかし、シートヒーターとエアコンを同時に使う場合は、さらにガソリンを使う事になるので燃費にも大きな影響が出る可能性があります。さらに、二つを同時に使うとエンジンに大きな負荷がかかるため、走り始めや坂道が登りづらくなります。
シートヒーター搭載車の選び方は？
シートヒーターは、高級車に搭載されている割合が高いため、冬の寒さが厳しい地域のドライバーにはとてもうれしい状況です。
しかし、冬は寒いが雪が積もらない地域の場合は、使用する頻度が少ないため、不必要な設備になります。そのため、中古で車を買う場合は、シートヒーターが付いていない車種を選ぶことが必要になります。
シートヒーターは便利な機能ですが、使用しない機能は不必要な機能になります。不必要な機能があるがために、購入費用が高くなることは誰もが望みません。日本は温暖な気候の地域が多いため、そのようなドライバーの割合は多いです。
新品で購入する際は、純正で付けられていることもあるので仕方ありませんが、中古の場合は、純正で付けていない車種でもオプションで前のドライバーが付けている可能性もあります。そのため、シートヒーター機能がないことを確認することが必要です。
シートヒーターの取り付けの平均費用は？
シートヒーターを取り付けるには、当然費用がかかるため、慎重に考えることも必要です。純正で付けられている場合は、その値段も含まれているため、問題ありませんが、後付けの場合はその後にまた費用がかかります。
シートヒーターを取り付ける費用は、メーカーによって多少違いはありますが、一席5万円程度の工賃が必要になります。また、シートヒーターの種類によっても値段が変動し、全ての席に取り付ける場合は多額の費用が必要になります。
市販されているシートヒーターは、席の上に取り付け、シガーソケットに装着するだけの簡単な仕組みなため、安い費用で取り付けることができます。一席分2000円程度で購入でき、工賃も必要ないので、上記の方法より大幅な費用削減することが可能です。
しかし、性能差や使いやすさには歴前の差があるので、資金と相談して選択することが必要です。
シートヒーターのメリット・デメリット
シートヒーターは、便利な装置ですが、メリットな面だけではなくデメリットの面もあることを理解しておくことが大切です。デメリットも理解して使う事で、よりよくシートヒーターを使いこなすことができます。
次に、メリットとデメリットを紹介するので参考にしてください。
冬場には欠かせない機能
シートヒーターが最も必要になる季節が冬です。
冬は当然気温が下がるため、車内の気温も下がってしまいドライバーの体温を下げてしまいます。すると正確な運転をすることができないだけではなく、ストレスを感じるため、快適に走行することができません。
そのような時に役に立つのがシートヒーターで、すぐにドライバーの体温を上げることが可能なので、快適に走行することができます。日本は温暖な気候ですが、東北の地方の冬は厳しい寒さになることがほとんどで、雪が積もることも普通にあります。その分気温も下がり、氷点下になることも珍しくありません。
最高気温が氷点下になることもある地域もありますが、そのような地域のドライバーにこそシートヒーターは最大限活用することができます。車内の気温が氷点下の場合でも、シートが温まり直接その温かさを感じるため、寒さを感じる時間を少なくすることができます。
すぐに体が温まる
シートヒーターの特徴は、エアコンより短時間で身体を温めることができることです。冬場では少しでも早く温かくなりたいため、便利な機能です。
シートヒーターが搭載されていない場合は、エアコンで車内を暖める方法とりますが、車内全体を暖めるため、時間がかかってしまいます。そのため、しばらくは寒い車内での運転を余儀なくされます。
また、エアコンでも車内を暖めることはできますが、すぐに温かい風を送ることができません。最初は冷たい風がどうしても出てしまうため、ドライバーを苦しめてしまいます。しかし、シートヒーターでは、座っている使用者を直接温めてくれるため、車内の気温が低くても身体は温かい状態をキープすることが可能です。
さらに、シートヒーターはすぐに温かくなるため、ドライバーを苦しめることもないので、短距離の移動でも寒い思いをしないで済みます。
電力を使う
シートヒーターを暖めるためには電力を使っているので、当然燃費にも影響があります。上記でも説明したように、エアコンを使った場合とさほど燃費の違いはありませんが、使い方によっては燃費が悪くなる可能性もあります。
例えば全てのシートヒーターを使う場合は、多くの電力が必要になり、座席の数によって燃費も大きく変わってきます。そのため、大人数で乗車する場合は、エアコンを付けたほうが低燃費です。
窓が曇ってしまう
シートヒーターは、座っている人を暖めることはできますが、車内を暖めることはできません。また、湿度の管理もすることができないので、フロントガラスが曇りやすくなります。
乗車している人数が一人の場合は、エアコンを付けずにシートヒーターでも問題ありませんが、外との気温差や呼吸によって窓ガラスが曇る現象が発生します。
運転する時にフロントガラスが曇ってしまっては、正確に運転することができません。そのため、エアコンも付ける場合が高く、燃費がよりかかるようになります。
シートヒーターを取り付けよう
シートヒーターは、冬場には欠かせない装置なため、雪国のドライバーの方にこよなく愛されています。
そのため、冬の寒さが苦手な人などは、自分にあった方法でシートヒーターを取り付け、快適な空間で運転しましょう。
初回公開日：2018年05月12日
記載されている内容は2018年05月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。