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2019年03月07日

オドメーターとは?役目やトリップメーターとの違い|追加メーターの種類

「オドメーター」とは、自動車の走行距離を表示するメーターのことをといいますが、法律によって取り付けが義務づけられています。このメーターは、自動車の組み立てが完成した時から現在までの述べ走行距離を表示するものであり、正式には「積算走行距離計」と呼ばれています。

オドメーターとは?役目やトリップメーターとの違い|追加メーターの種類

車に備えられているメーターの役目

オドメーターとは?役目やトリップメーターとの違い|追加メーターの種類

車の「メーターパネル」にはドライバーに対し車の走行状態などの情報を伝えるさまざまな計器類や表示灯が装備されていますが、車のメーカーや車種によって装備されている表示器の種類あるいはレイアウトやデザインも異なります。

一般的な乗用車のメーターパネルは、「スピードメーター(速度計)」「タコメーター(回転数計)」「オドメーター(総走行距離計)」などのメーターが搭載されています。また、標準装備のメーターパネルには、各種のメーター以外にも警報表示器なども搭載されています。

オドメーターとは?

オドメーターとは?役目やトリップメーターとの違い|追加メーターの種類

「オドメーター(Odometer)」とは、車が完成してから現在に至るまでの「総走行距離」を表示している計測器のことをいいます。オドメーターの走行距離表示は、新車が完成してからユーザーに届くまでの走行距離も加算されているので、概ね数10km程度走行しているのが一般的です。

オドメーターの機能は、車が後進したからといっても逆進(減算)することが無く、また故意に減算やリセットすることもできません。つまり、オドメーターは停止している場合は現状をそのまま保持し、走行すると常に加算され続ける仕組みになっています。

装備が法律で定められている

全ての車はオドメーターの搭載が法律(道路運送車両の保安基準)によって義務づけられており、法律の条文に「運転席から容易に確認できる方法と位置に取り付けること」と規定されています。

また、他者を欺き利益を得るために、オドメーターを書き換えたり巻き戻したりあるいはそれらの便宜を供した者は、刑法(詐欺罪)によって10年以上の懲役に処せられます。

総走行距離が多いとどうなるのか

車の価値(価格)を査定する際は、大きく「年式」「車種(グレード)」「汚損状態」「総走行距離(オドメーター)」など4つのポイントが挙げられます。

車は一般的に使用時間と共に経年劣化が進むため、メンテナンスなどの維持管理の手間や費用が増加していきます。つまり、オドメーターの数値に比例して各種部品の損耗度が大きくなることから、オドメーターの数値が大きいほど車の価値(査定額)が低下します。

アナログ式

アナログ式オドメーターの原理は、車軸の回転を機械的装置(ギヤ・ワイヤーなど)を介して数字を書いた回転ドラム式の表示器に連結し、走行距離を表わす仕組みになっています。

なお、1990年代の初頭まではアナログ式オドメーターが主流でしたが、走行距離の改竄(かいざん)などが頻発したため現在ではほとんど使われていません。

デジタル式

デジタル式オドメーターの原理は、車軸の回転から得られた出力信号を電子的なパルス信号として変換し、液晶パネルに走行距離を表示します。

デジタル式のオドメーターの場合は、メーターパネルの切替SWによって総走行距離(オドメーター)と区間走行距離(トリップメーター)を自由に切り替えて使えるようになっています。

オドメーターの数字を変えることはできるか

旧来のアナログ式オドメーターにおいては、一定程度の知識を有していれば比較的容易に数字を改竄(巻き戻し)することができました。

一方、現在主流になっているデジタル式オドメーターの場合は、改竄するために手を加えると表示器が「ゼロリセット」または「破損」してしまう可能性があります。

オドメーターとトリップメーターとの違い

オドメーターは、車が完成してから現在に至るまでの累積距離を表示する計器であり、基本的に「減算すること」や「ゼロリセットする」ことができません。

一方のトリップメーターは、例えばドライブなどをする場合、現在地から目的地までの走行距離を計測するため、必要に応じてその都度「ゼロリセット」できる機能を有しています。

ちなみに、オドメーターの数値は、車の維持管理(点検・車検など)や現存価値(買い取り・下取り価格)の代替指標として用いられますので、故意に改竄(かいざん)すると刑法によって処罰されます。

追加メーターの種類8つ

車好きの人で特に「スポーツ走行」を好むドライバーの中には、自動車メーカーが標準装備しているメーター以外に以下のような「追加メーター」を取り付ける場合があります。

一般的にスポーツ走行においては、一般道の走行と比べてエンジン負荷がかなり大きくなるため、発熱によるエンジントラブルを回避するための水温・油温・油圧などの正確なデータを知り、適性にコントロールする必要があります。

その一方で、追加メーターを取り付けるためにはダッシュボードなど車体に加工することが必要な場合があり、失敗すると車体に傷つけたり破損してしまうリスクや、取り付ける位置や方法が不適切だと車検に通らないリスクもあります。

追加メーターの種類1:タコメーター

タコメーターは、エンジンの「回転数(RPM/min)」を表示するメーターです。車を効率よく走行させるためにエンジンの燃料消費を適性に抑制し、出力を最大限に発揮するために必要な情報を与える重要な役割を果たす計器です。

タコメーターの多くは、回転数(rpmmin)を視認し易い1桁(×1000)または2桁(×100)の数値(例:1・2・3・・または10・20・30・・)で表わします。

なお、タコメーターの中には、任意に管理値を設定できる警報機能付タイプがありますが、管理値を越えた場合はランプやブザーなどで知らせてくれます。

追加メーターの種類2:水温計

「水温計」は、エンジンの冷却水の温度を表示する計器ですが、一般的な車に標準装備されている水温計は「C(低)~H(高)」の範囲内で水温の程度を表示するタイプです。

スポーツ走行する場合は、エンジン負荷が大きいためにオーバーヒートの危険性が伴うことから、できるだけ数値化した正確な温度を知らせる水温計が極めて有用な管理アイテムとなります。

追加メーターの種類3:油圧計

「油圧計」は、エンジンオイルの圧力を表示する計器ですが、一般的な車の標準装備は「油圧警告灯」であるため、あらかじめ異常を知ることができません。

スポーツ走行する車は、急激な油圧低下はもちろんのこと徐々に圧力が低下した場合でもエンジントラブルに直結してしまいます。そのため、リアルタイムに油圧を管理することが極めて大事です。

追加メーターの種類4:バキューム計

「バキューム計」は、エンジンが吸い込む圧力を表示する計器であり、一口で言えばエンジンが後どれくらい空気を吸引できるかを表わしています。バキューム計は、一般的に「負圧(マイナス)」を表示する計器なので上限値は「±0mmHg」ですが、空気の吸引方式によっては「正圧(プラス)」を表示する計器もあります。

ちなみに、車の走行中はアクセルを踏むことでスロットルバルブに入る空気量をコントロールするため、ドライバーがバキューム圧を認知することでエンジン出力の余力の程度を知ることができます。

追加メーターの種類5:ブースト計

「ブースト計」は、タービンからの加給圧を表示する計器であり、基本的にはエンジンの保護を目的とした計器です。一般的に加給圧が異常に上昇することはほとんど起こらないため、ターボ系統のチューニングをすることがなければ取り付ける意味はほとんど無いと考えても差し支えありません。

追加メーターの種類6:燃圧計

「燃圧計」は、インジェクタイー(燃料噴射装置)からエンジンに噴射する燃料(ガソリンや軽油)に加えられる圧力(燃圧)の計測器です。

燃圧が正常に保たれていると燃焼効率が良く良好なエンジン出力が保たれますが、逆に燃圧が低下すると噴射される燃料粒子が荒くなり燃焼効率の低下に繫がります。

ちなみに、燃圧計を追加することによって、燃料フィルターの目詰まり・燃圧レギュレーターの劣化・燃料ポンプの劣化などを予防することができます。

追加メーターの種類7:排気温計

「排温計」は、一般の車においては排気ガスの温度を測定する計測器ではなく、排気ガスの浄化装置に使われている「触媒温度」を測定する計測器ですが、標準装備においては「排温警告灯」が点灯し知らせてくれます。

追加メーターとして搭載する場合は、専らターボチャージャーを搭載する車両においてエンジンコントロールユニットの燃調データの変更の際に利用され計測器です。

追加メーターの種類8:電圧計

「電圧計」は、バッテリーの電圧を測定する計器ですが、最近はバッテリーそのものやオルタネーターの性能が向上したことから、標準装備の車においては「電圧警告灯」に置き換えられています。

なお、追加で電圧計を搭載することによって、いち早くバッテリーの劣化やオルタネーターの故障を知ることができます。

アナログとデジタルの融合

コンピューターの進歩に伴って「デジタル=新しい・正確」、一方の「アナログ=古い・大まか」のイメージが定着しつつありますが、実はデジタルとアナログは単に「表示方法」の違いにしか過ぎません。

そもそもデジタルとは「不連続の変量」のことを意味し、アナログとは「連続の変量」のことを意味してます。計測機器の多くは、デジタル信号とアナログの信号を相互に変換し合って良いとこ取りをしていますので、メーターの目的に応じて使い分けることが肝心です。

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