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小さい車・世界で小さい車・3

更新日:2024年03月13日

年々がうなぎ登りの小さい車には国産車や輸入車でどんな車があるのでしょう?国内外の自動車の中から小さい車をピックアップしました。原付よりも小さな世界で小さい車のご紹介や、各メーカーごとの小さい車など、小さい車に興味のある方必見です。

小さい車・世界で小さい車・3

小さい車

日本で小さい車というと軽自動車が頭に浮かぶ方が多いでしょう。軽自動車は開発された当初は長さ2.8m幅1.0mと小さく、現在の規制サイズ長さ3.4m幅1.48mと比べても極小クラスの車両でした。

現在の軽自動車の長さは3.4m幅1.48m高さ2.0mと規格サイズで目一杯の大きさで企画販売されている車両が多く、軽自動車とは思えない大きさとなっています。

世界的に見ても軽自動車という区分は日本固有のものですが、環境に合わせて軽自動車よりももっと小さい車も世界では生産されています。小さい車の利点は小回りが利くこと、駐車スペースを考えなくても良いこと、見た目がかわいいなどがの理由と言えます。

1人乗り

一人乗りの小さい車でミニカーと呼ばれるものがあります。国土交通省の規定によるミニカーと名付けられる車両は、原付自転車と同じで、原則乗車定員1人、大きさは長さ2.5m幅1.3m高さ2.0m積載量は30㎏以下、排気量は50ccまたは0.6kw以下に限られています。

サイズは原付自転車と同じですが、道路交通法では自動車の規則が適用されますが、道路運送車両法では原付自転車の区分になるので車検やシートベルトの取付義務などが発生せず、区分的には原付自転車なのか自動車なのかややこしい立場にあります。

1人乗りミニカー規定
大きさ長さ2.5m幅1.3m高さ2.0m以下
積載量30kg以下
排気量50ccまたは0.6kw
走行規制公道は不可、高速道路は不可、決められた道路のみ走行可能
安全装備規制シートベルト取付の義務なし
車検必要なし
道路法規一般自動車と同様
免許普通自動車免許(安全講習と試乗講習あり)

2人乗り

2人以上の軽自動車以下の超小型車両を、パーソナルモビリティもしくは超小型モビリティと呼びます。パーソナルモビリティの中には立ったまま1人で乗るセグウェイなども含まれますが、ここでは2人乗りの車両としての超小型モビリティをご紹介します。

超小型モビリティは環境問題の取り組みの一環として国土交通省が普及を促進している車両になり、公共機関などでは公務車として導入されることが多くなっています。

街中を走っているクルマを見てみると、大きな1BOX車やセダンなどでも定員いっぱい乗っているような車は少なく、運転手のみで運転している車を多く見かけるとおり、平均乗車率は2人にも及ばないのが現状で、将来的に超小型モビリティを普及させようとしています。

原付自転車と同じ部類なのでないかといわれるミニカーと比べて、2人乗りの超小型モビリティは、より一層車らしい規定が設けられ、車としての扱いが増えてきます。

超小型モビリティ規定
大きさ長さ3.4幅1.48高さ2.0m
積載量上限350kg
排気量660cc
走行規制高速道路不可、地方公共団体等により交通安全と円滑を図る為の措置を講じた場所
安全装備規制速度警報装置、衝突警報等事故防止につながる装置の装備を推奨
車検軽自動車検査協会で実施
道路法規一般自動車と同様
免許普通自動車免許

4人乗り

4人乗りの小さい車になると軽自動車の2ドアタイプの全長が短い車を思い浮かべる方が多いでしょう。現在の軽自動車の規格サイズは全長3.4幅1.48高さ2.0mになります。現在販売されている軽自動車の多くはこの規格サイズぎりぎりで作られている車が多く、規格サイズ以下の小さい車が無いように感じます。

現在新車や中古車として販売され運転できる車両の中で4人乗りの一番小さい車は、軽自動車より小さなトヨタのiQ1300cc全長3,000mmや、1990年代のミニ1000cc全長3,055mmになり、それ以上は現在の軽自動車の一般サイズ全長3.95mm幅1.475mmになります。

軽自動車サイズでも4人乗りになると高さがある車は広々と感じますが、高さが低い車などはバックシートに小さな子供ならギリギリ乗れるスペースなので大人の乗車ではかなり狭く、大人が4人乗車すると車両も重く感じる場合もあります。

世界で小さい車

世界には1人乗り用の世界で小さい車といわれる、イギリス・マン島のピール・エンジニアリング社で発売された「Peel P50」があります。

「Peel P50」は、原付自転車より短く、全長1.37m幅0.99m高さ1.0m重さ56kgで49ccの排気量があり、乗車人数一人の車です。3輪で3速MTの後輪駆動で、初代のP50は、なんとバックギアが無い車なので、バックする時は運転席から降りて車を自力で引っ張ってバックさせていました。

2010年に電動自動車として再復活したP50は、時速16km/hと公道どころか歩道走行も危ないほどでしたが、2012年に49cc4ストロークエンジン搭載のガソリンモデル生産と、出力1.5kwのEV車として再々復活し販売されてマニアの間ではが再復活しています。

Peel P50シリーズ価格(ポンド=155円)
Peel P50ガソリン11.799ポンド(約183万円)
Peel P50 EV11.499ポンド(約178万円)
Peel Triend Petrol11.999ポンド(約186万円)
Peel Trided Electorick11.699ポンド(約181万円)

小さい車3

国産車で現行で売買されている小さい車と、海外で販売される輸入車の中で売買可能な小さい車のを3車種ごとにピックアップしてみましょう。

ここでご紹介する小さい車とは、車体の大きさが小さい車であり、全長が小さい車や車体面積が小さい車を集めてみました。小さいだけの車でなく要素がある車です。

国産車で小さい車3

国産車での小さい車には、全長がほかの車よりも短かったリ、排気量の割には軽自動車並みの車体の大きさなど、個性がある小さな車があります。

販売中止になった車から原稿で販売されての車まで、コンパクト車の3をご紹介いたします。

3位 トヨタiQ

トヨタiQの場合は長さがわずかに3.0mと短いのですが高さが1.5m軽自動車並みのコンパクトボディでありながら、1.0Lと1.3Lの排気量は大きなコンパクトカーになります。

大型車や大衆向けのコンパクト車を作り出していたトヨタ自動車が、軽自動車サイズのコンはクトカーを発売したことで、iQが発売された当初は話題となりました。

2008年から2016年まで8年間にわたり発売されたiQですが、現在でもコンパクトカーでは、必ず名前が登場するの小さなリッターカーです。トヨタの全車種の中でもプリウスとiQだけがグッドデザイン賞を受賞するなど、斬新なiQのデザインがでした。

2位 スズキツイン

スズキツインは、軽自動車の中でも短い全長と丸みを帯びたボディに、丸いライト類が印象的な可愛い車です。発売当時では、軽自動車では初と言われたハイブリッド仕様もあり、低燃費な軽自動車の先駆けと言える車です。

国産車の軽自動車の中でも一番といっていいほど短いボディの長さや、丸いボディラインに女性からもが多く、だったボディーカラーの黄色などは、茹で卵のようなボディと同色のタイヤキャップが可愛いと評判でした。

1位 S660

ホンダS660は、先代にビートやS2000など挙げられる、軽自動車でありながらハイパワーを持つスポーツカーです。ミッドシップレイアウトとタルガの形状は、幅広い年齢層にがあり現在でもの車種となっています。

S660に採用された6速MTは、軽自動車としては初搭載でパワー全快の走行が楽しめる設定となり、気分を盛り上げる本革スポーツシートやポルシェで採用されたタルガオープンや、スポーツ感をあおるボディカラーなどの軽自動車スポーツカーとなっています。

軽自動車としては高額なS660ですが、その走行性能やボディデザインはお金には替えられない者があるのでしょう。新車注文しても、6ヵ月待ちが当たり前といわれるほどの車種です。

輸入車で小さい車3

海外では軽自動車の設定がないので、リッターカー程度の軽自動車並みコンパクトカーがとなっています。街中を走るのにも小回りが良く、おしゃれな小さな車が多く発売されています。

ここでは、輸入車で小さな車の3をご紹介させて頂きます。この頃よく街中で見かけることがある、小さな輸入車がとなっています。

3位 スマートフォーツーカブリオ

ベンツなどでお馴染みのダイムラー車と、腕時計メーカーとしてのブランドであるスウォッチの合同開発で誕生したブランドがスマートです。

スマートが以前発売したフォーツーとよばれたマイクロカーは、長さが極端に短く2人乗車すると狭いと感じるほどの小さな車で、現在でも中古車市場ではの車種となっています。

一般的な現在の軽自動車の長さが、3.395mに対してフォーツーカブリオの長さは、約1m近く短い2.75mであり排気量は、軽自動車の660ccより多く897ccとパワーがあり、現在でも限定車などはすぐに完売となるほどのの車種です。

2位 ローバーミニメイフェア

小さい車=ミニクーパーだった昔と違い、現在販売されるBMWで販売されているミニと呼ばれるクーパーは、新しい車種が発売されるたびにだんだん車体が大きくなり「ミニ」とは言えないミディアムカークラスになってきています。

もともとミニは幾度となく販売店が変わり、その度に個性的なミニが生まれてきましたが、BMC社が生産していた頃のミニは、現代の軽自動車より小さく低くお洒落で小さな外車の代表と言えます。

ローバーミニばかり専門に扱う中古車屋があるほど、現在でも小さな車だった時代のミニのは続いています。ローバーミニメイフェアは、ローバーミニの中でも大きさが特に小さくファンも多い車種でした。

1位 フィアット500

コンパクトカーで近年があるフィアット500は、カラフルでどこか懐かしいボディカラーや丸く可愛いボディラインが、男性ばかりでなく女性からもがあります。

見た目は、天井にあがるにつれシュッと小さくつまった印象なので軽自動車よりも小さく感じますが、立派なリッターカーであり、フィアットのスポーツブランドアバルトなどは、このボティから出る音だとは思えないイタリア車の迫力が、楽しめる車になっています。

CMなどでも登場するほどの小さな車になっていて、今までアルファロメオと同じ販売店で販売していましたが、つい最近ではフィアットのみを扱う店舗が続々と増えていてのほどが伺えます。

メーカー別小さい車

世界で日々小さい車が多く発表される中、日本では小さい車の代表ともいえる、軽自動車の所有者が増える現状も踏まえて毎年多くの軽自動車が生産されています。現代の日本では、軽自動車以下の小さい車を一般庶民が購入することは難しく、公道を走り買い物や子供の送り迎えなど日常に欠かすことができない小さい車はやはり軽自動車になります。

日本の自動車メーカーは約12グループあり、トヨタなどはダイハツや日野自動車、レクサスを含めたトヨタグループとして自動車を生産し販売しています。12グループそれぞれのメーカーブランドとして小さい車を発表し続け、今まで扱わなかった軽自動車などの小さい車を扱うメーカーも年々増えてきました。

ホンダ

ホンダの小さい車では、の火付け役ともいえる「Nシリーズ」の軽自動車があります。販売台数レベルのNシリーズや、軽自動車なのに高級スポーツカーのS660などがある小さい車を多く生み出しています。

ホンダでは、それぞれの時代に合った車を発表しとなってきました。例えばミニバンブームの火付け役となったオデッセイや、コンパクトシティカーの代名詞ともいえるシティなど、その時その時のトレンドにあった車を生産しているメーカーです。

ホンダのおすすめの小さい車大きさ
S6603.395×1.475×1.180m
N-ONE3.395×1.475×1.545m
ライフ3.395×1.475×1.575m

スズキ

スズキのの代表車種であり、トールサイズワゴンの走りともいえるワゴンRや、軽自動車ボンネットバンの代名詞といっても良いアルトなど、小さい車である軽自動車の流れを左右する車種を販売してきたスズキです。

現在もクロスオーバータイプのハスラーや女性にのラパンや、復活を遂げたワゴンRなど小さい車の車種を続々と販売しています。

スズキでおすすめの小さい車大きさ
アルト3.395×1.475×1.475m
アルトラパン3.395×1.475×1.495m
ワゴンR3.395×1.475×1.650m

日産

日産自動車はスポーツカーや大型1BOXなどでもがあり、あまり小さな車を生産していないように感じますが、日産でも軽自動車やコンパクトカーなど、小さい車を多く販売しています。

日産自動車は三菱自動車と共同開発で本格量産EV軽自動車を数年中の販売に向けて準備に入っています。現行にもミニバンのような斬新なデザインのデイズルークス、商業軽自動車でのクリッパーシリーズは小さい車の中でもの車種となっています。

日産でおすすめの小さい車大きさ
デイズ3.395×1.475×1.620m
マーチ3.780×1.665×1.515m
ピノ3.395×1.475×1.500m

三菱

2016年に軽自動車4車種にて燃費改ざん事件があきらかになり、三菱自動車の軽自動車が多く報道されていましたが、現在は日産自動車の会長と兼任している三菱自動車工業の会長ゴーン氏の元、再発防止と信頼回復に向け種内改革を行い、利益減収回復を図りイメージアップを目指しています。

大型SUVにがある三菱自動車ではSUVやミニバン以外にも、燃費改ざん問題で有名になってしまった軽自動車も販売されています。1960年代初頭には軽ライトバンの先駆けとなった現代の軽自動車よりももっと小さい車となる三菱360や乗用車タイプのミニカなど、当時になった軽自動車も多く発売されていました。

三菱でおすすめの小さい車
ekワゴン3.395×1.475×1.620m
i-MiEV3.395×1.475×1.610m
ミニカ3.395×1.475×1.510m

小さい車をする理由

一昔前では、「車=大きい=高級」と判断することが多く、「軽自動車=小さい=安い」と思われる傾向が強かったのですが、リアル志向、ナチュラル志向、エコ社会などの考え方が定着してくると、「小さい車=小回りが利く=町乗り向き」と軽自動車や小さい車に対しての劣等意識は薄れて、反して軽自動車のシェア率は年々増える一方にあります。

小さい車をする理由は、細い道が多い都心などには小回りが利いて運転しやすく街乗りに合っている点や、自動車税や各種税金も安く日常の消費燃費が良いこと、車検の受倹金額も安く済むこと、安全運転装置などが標準装備されている点などです。

現代の道路事情には、最も適している車が小さい車であるのでしょう。

初回公開日:2018年03月07日

記載されている内容は2018年03月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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