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高い軽自動車・高い理由|下取り/コスパ/修理代

更新日:2024年04月16日

現在の高い軽自動車ですが、昔に比べて新車価格が高い傾向にあります。新車価格が高くてもがあるのには理由があります。なぜ新車価格が高いのか、そして購入後の維持費や諸経費も高いのか、そして軽自動車のの理由は何かに注目して、軽自動車について紹介します。

高い軽自動車・高い理由|下取り/コスパ/修理代

今売れ筋は軽自動車?!

あなたは現在自動車を保有していますか。近年、若者の自動車離れや運転免許の保有者数の減少が社会現象になっていますが、自動車があると便利なことも事実です。広さを重視するのか、燃費を重視するのか、走行性能を重視するのかを考慮し、自分のライフスタイルに合わせて車種を選ぶことにより、一層自動車の利便性は高まります。

ところが現在、あらゆる世代で売れ筋の自動車は軽自動車です。以前はファミリーカーといえば3ナンバーや5ナンバーのミニバンが主流でした。もちろん今もミニバンはありますが、近年の売り上げ台数を見ると圧倒的に軽自動車の売り上げ台数が多い現状があります。2017年の新車販売台数を見ても、乗用車・貨物車の総合計のうち3台に1台が軽自動車とのデータがあります。

なぜ今軽自動車がここまでがあるのか、価格が高いにもかかわらず売れるのはなぜか、紹介していきます。

軽自動車の規格って?

現在の軽自動車規格は、長さ3,400mm以下、幅1,480mm以下、高さ2,000mm以下、排気量660cc以下と定められています。軽自動車は昭和24年7月に初めて規格が制定されてから、幾度も規格の改正が行われ、平成10年に現在の規格になりました。

昭和の時代の軽自動車をご存知の方にとって軽自動車は、小さくて馬力がないイメージが大きいですが、幾度もの規格の改正を経て現在の軽自動車は、室内空間が広くなり高速道路や急こう配での走行にも問題ない馬力があります。そして、車体価格も以前に比べて高いです。

新車の値段が高い軽自動車3は?

現在の軽自動車は値段が高いと冒頭でご紹介しましたが、では実際にどれくらい軽自動車の値段は高いでしょうか。

ではここから、新車の値段が高い軽自動車をにしてご紹介していきます。なぜ値段が高いのか、そして値段が高い軽自動車にはどんな魅力があるのか、詳しく紹介していきます。

第3位:ホンダ「N-BOXカスタム」190万円~208万円

軽自動車の数ある車種の中で昨年最ものあったホンダのN-BOXより、N-BOXカスタムを第3位としてご紹介します。N-BOXは、ホンダが2011年より販売している軽ハイトワゴンです。2017年9月にフルモデルチェンジが行われ、現在販売されているN-BOXは2代目になります。N-BOXカスタムは、N-BOXのドレスアップモデルで、価格設定も高いです。

N-BOXカスタムの武器は、室内空間の広さ、洗練された外装デザイン、高い燃費性能、全車標準装備のホンダセンシングという先進安全装備にあります。その上、ボディーカラーも豊富に用意されており、好みの外装デザインを選択できつつ、高い性能を併せ持っているところにの秘密があります。

ホンダN-BOXカスタムのスペックは?

ではここで、N-BOXカスタムのスペックをホンダのカタログより抜粋して紹介します。下表よりN-BOXの武器である高い性能を知ることができます。

N-BOXカスタムのスペック
全長/全幅/全高3,395/1,475・1,790(FF)1,815(4WD)(mm)
ホイールベース2,520mm
車両重量900-1,020(mm)
乗車定員4
室内長/室内幅/室内高2,240/1,350/1,400(mm)

ホンダN-BOXカスタムのグレード別スペックは?

N-BOXカスタムには5つのグレードがあります。ホンダのカタログより各グレードの別のスペック抜粋を、参考として下記にまとめます。

グレード価格燃費
FF4WDFF4WD
G1,593,890円1,724,790円22.0km/L20.6km/L
G・Lパッケージ1,674,490円1,805,290円22.0km/L20.6km/L
G・ターボLパッケージ1,798,190円1,937,890円18.8km/Ⅼ18.2km/Ⅼ
G・Lパッケージ(2トーン)1,755,980円1,837,890円22.0km/L20.6km/L
G・ターボLパッケージ(2トーン)1,880,290円2,020,190円18.8km/Ⅼ18.2km/Ⅼ

第2位:ダイハツ「コペンセロS」190万円~213万円

車に乗る人なら1度は憧れるオープンカーより、ダイハツのコペンセロSを第2位としてご紹介します。コペンセロSは、ダイハツが2015年より販売している軽自動車オープンカーです。このコペンセロSは、コペンセロの上級グレードにあたり、価格設定も高いです。

このコペンセロSの武器は、軽自動車で初めて電動開閉式ハードトップを採用していること、2シーターながら十分な収納容量があること、標準装備としてシートヒーターを採用していることといった実用性がありながら、丸みを帯びたかわいらしい外観を備えていることにあります。そのため日常の買い物といった街乗りに使うことができる、実用的な自動車といえます。

なお外装に関しては、コペンローブがベースになっていますが、極力外観のエッジを減らし、丸みを帯びたボンネットや円形のヘッドライトを採用することで、コペンローブとはかなり雰囲気が異なります。

コペンセロSのスペックは?

ではここで、コペンセロSのスペックをダイハツのカタログより抜粋してご紹介します。下表より軽自動車のオープンカーながら街乗りに使える室内空間も備えていることを知ることができます。

コペンセロSスペック
全長/全幅/全高3,395×1,475×1,280(mm)
ホイールベース2,230(mm)
車両重量870(kg)
乗車定員2名
室内長/室内幅/室内高910x1,250x1,040(mm)
駆動方式FF
JC08モード燃費25.2km/Ⅼ

第1位:ホンダ「S660」

第2位のコペンセロSに続き、オープンカーであるホンダのS660第1位としてご紹介します。S660は、ホンダが2015年より販売している軽自動車オープンカーです。「大人がほしくなる車」というコンセプトで作られたこの軽自動車は、大人のスポーツカーとしての魅力を最大限に引き出している一方で、価格設定もずば抜けて高いです。

このS660の武器は、購入ターゲットを絞ることでコンセプトを明確にしている点にあります。純正では足りない部分をパーツメーカーの利点をフル活用し、軽自動車スポーツカーの魅力を最大限に引き出していること。誰にでも扱いやすく、試乗するとわかる素晴らしい走行性能。試乗した人の評価はとても高いです。

また内装にもこだわりが見られます。数多くの内装パーツがラインナップされており、それなりにパーツを揃えるとさらに購入価格が高いですが、つい揃えたい気持ちになる軽自動車です。

S660のスペックは?

試乗した人からエンジン音の評価や走行性能の評価が高く、軽自動車スポーツカーとしての魅力がたくさん詰まっている上に、自動車とドライバーの一体感にも高評価なのがこのS660です。

ではここで、S660のスペックをホンダのカタログより抜粋して紹介します。

S660のスペック
全長/全幅/全高3,395/1,475/1,180(mm)
ホイールベース2,285(mm)
乗車定員2名
駆動方式MR
JC08モード燃費21.2Km/L(6MT)/24.2Km/L(CVT)
最大出力47kW(64PS)/6,000rpm
最大トルク104N・m(10.6kg・m)/2,600rpm

どうして軽自動車の価格は高いの?

自動車関連の雑誌に寄せられる投稿を見ると「最近の軽自動車は新車価格が高いなあ」とのコメントをよく目にします。確かに昔の軽自動車には、普通車に比べて新車価格が安かったので、そのころの軽自動車を知っている人にとって現在の軽自動車の新車価格は高いと感じるでしょう。

新車に関わらず、中古車においても軽自動車の価格は高いです。同じ年式でも普通車のほうが安い場合も多くあります。しかし中古車に関しては、需要が高いほど販売価格も高い傾向にありますので、現在の軽自動車から当然と言えます。ではなぜ、新車の軽自動車価格が高いのか、紹介していきます。

軽自動車にユーザーが求める装備の変化が理由?!

現在の軽自動車の新車価格が高いことには大きく2つの理由があります。まず1つ目に、ユーザーが軽自動車に対して求める性能の変化です。現在の軽自動車は車種もデザインも多彩です。同じ車種でも多くの車体カラーから選べたり、オプション装備も多彩です。

現在の軽自動車は昔の軽自動車に比べ、室内空間がとても広いです。車高が高くなったことでより室内空間が快適になっています。またミニバンでは標準装備になりつつあるスライドドアやパワーウインドー、キーレスエントリー、シートヒーターといった装備を標準装備している軽自動車も多くなっています。

上記の装備はユーザーが「あると嬉しい」と感じる装備です。自動車メーカーもユーザーの装備に対する要望が多ければ、多く新車を販売するために装備を増やしていきます。その結果、ユーザーが魅力を感じる軽自動車は増えた一方で、製造に高いコストが掛かり高い新車価格に繋がっています。

軽自動車の規制改定が理由?!

もうひとつは、これまで幾度も行われてきた軽自動車の規格改正にあります。例えば昔の軽自動車は、排気量が360cc以下だったため、高速道路で時速80km制限でした。ところがその後の規制改正で550cc、660ccと排気量が大きくなり、現在では軽自動車も高速道路で時速100km走行が可能になっています。

排気量以外でも、規制改定により軽自動車の車体寸法が大きくなり、衝突安全のための各種安全性のための装備が義務化されました。排ガス規定もできました。

例えば排ガス規制ですが、この規制によりエンジン構造自体に変わりはなくとも、排ガスに含まれる有害物質を軽減させるため、非常に多くのセンサーやコンピューターが必要になりました。

このように規制改定に伴う装備の義務化項目が増えると、軽自動車はそれまでよりも高い製造コストが掛かることになり、その結果新車販売価格も高い設定にならざろう得ません。

軽自動車の新車価格が高いことには明確な理由がある!

以上軽自動車の新車価格が高い理由をご紹介しましたが、この考え方は普通車でも同じです。新車価格が上昇しているのはメーカーの利益追従にあるわけでなく、私たちユーザーが軽自動車に求めることの変化や、法律改定によっての価格上昇といえます。

最後に、最近の軽自動車にみられる装備を箇条書きで紹介します。この中には法律で規定されている装備も含まれますが、ご覧になると現在の軽自動車の新車価格が高いことを理解いただけるでしょう。

最近の軽自動車にみられる装備

・パワーステアリング
・パワーウィンドウ
・集中ドアロック
・UVカットガラス
・運転席エアバッグ
・助手席エアバッグ
・ABS(Antilock Brake System)
・前席シートベルトプリテンショナーとフォースリミッター
・後席3点式シートベルト・ブレーキアシスト
・衝突安全ボディー
・EBD(電子制動力配分装置)
・盗難防止システム
・キーレスエントリー・電子制御式燃料噴射装置

下取りや買取価格が高い軽自動車は?

下取り価格が高い軽自動車は、私たちユーザーにがあり需要の高い軽自動車です。現在高い価格で下取りされる軽自動車の車種は、趣味性が高くパーソナルユースを優先した車種です。

軽自動車ならではの小さめな車体と優れた燃費から通勤・通学や買い物などのパーソナルユースとして活用できる車種や、女性向けに車体カラーやオプションを豊富に備えた車種、軽自動車ながら広い室内空間を実現したトールワゴンの下取り価格が高い傾向にあります。

少し古い資料になりますが、2017年7月時点の中古車買取大手ガリバーの査定実績を紹介します。

車種名3年落ち5年落ち10年落ち
N BOX90~110万円 65~85万円
エブリイワゴン100~120万円80~95万円30~45万円
コペン110~130万円85~95万円20~55万円
ジムニー115~125万円78~85万円5~35万円
タントカスタム105~115万円 80~90万円10~30万円
ムーヴキャンパス100~130万円

コスパが高い軽自動車は?!

軽自動車に限らず自動車を選ぶとき、デザインや走行性能も大事ですが、コスパを重視することも大切です。軽自動車を乗り続けるためには、日常のガソリン代や自動車税といった維持費が必要になります。よって、コスパを重視して軽自動車を選ぶことも大切です。

ではここでメーカー発表の燃費から、コスパの高い軽自動車を一覧表形式でご紹介します。

車種燃費価格
第8位:日産 デイズ22.0~25.8km/ℓ(JC08)X(FF・CVT):1,289,520円
第7位:スズキ ハスラー26.2~32.0km/ℓ(JC08)X(4WD・CVT): 1,587,600円
第6位:スズキ スペーシア26.8~32.0km/ℓ(JC08)Xデュアルカメラブレーキサポート装着車(FF・CVT):1,458,000円
第5位:ホンダ N-BOX(ボックス)25.0~27.0km/ℓ(JC08)G・Lホンダセンシング(FF・CVT):1,499,040円
第4位:ダイハツ タント26.0~28.0km/ℓ(JC08)X・SAⅢ(FF・CVT):1,420,200円
第3位:スズキ ワゴンR26.8~33.4km/ℓ(JC08)ハイブリッドFZ・セーフティパッケージ装着車 (FF・CVT):1,409,400円
第2位:ホンダ N-WGN(ワゴン)26.0~29.4km/ℓ(JC08)GLパッケージ(FF・CVT):1,222,000円
第1位:ダイハツ ミライース32.2~35.2km/ℓ(JC08)X”SAⅢ”(FF・CVT): 1,080,000円

軽自動車の維持費やも諸経費は高いの?

軽自動車の車検費用は高い?!

車検費用についてご紹介する前に、車検について最初にご紹介していきます。車検を行うとき、ディーラー等の業者に委託して行う方が多数でしょう。委託しての車検の場合、どこまで点検をするのか、どのような消耗品やパーツを使うのかによっても料金が異なり、一概に車検費用について高いか安いか判断できません。

実は車検は、業者に委託しなくても全て自分で行うユーザー車検という方法もあります。ユーザー車検において必要な費用は「重量税」「自賠責保険」「手数料(印紙代)」の3点で、これを法定費用といいます。

もちろん素人が行うことなので、点検整備に関しては業者に依頼することになりますが、それでもその他を自分で行えば車検費用を節約することができます。では、これから上記3点の費用を車種別に紹介します。

車検時の重量税は?

エコカー減税対象車で2年継続検査用の費用を例に、重量税をご紹介します。

軽自動車では重量税は5,000円です。普通乗用車の場合、重量によって費用が変わってきます。500kgから1000kgでは10,000円、1000kgから1500kgでは15,000円、1500kgから2000kgでは20,000円、2000kgから2500kgでは25,000円、2500kgから3000kgでは30,000円掛かります。

以上より、軽自動車の重量税が圧倒的に安いことがわかります。

軽自動車の保険料は高い?!

自動車には強制保険と任意保険の2種類があります。強制保険は自賠責保険と呼ばれるもので、加入が義務付けられています。対して任意保険は加入しなくても罰則があるわけではありません。

しかし自賠責保険で補償される内容はとても少ないため、自動車保有している人は任意保険にも加入している人が多いです。任意保険の保険料は保険会社によって異なりますが、どの会社においても軽自動車は、普通乗用車に比べて安い傾向にあります。

では自賠責保険料も同じように軽自動車が安いでしょうか。自賠責保険料についてご紹介します。

軽自動車の自賠責保険料は?

軽自動車では24ヶ月で26,370円、25ヶ月で27,240円です。対して自家用乗用車の場合、24ヶ月で27,840円、25ヶ月で28,780円です。

1000円程度の差ですが、自賠責保険料においても軽自動車のほうが安いことがわかります。

軽自動車の修理代は高い?!

修理代というと破損した場合をイメージしますが、ここではメンテナンスの意味合いが強い、消耗品代に注目します。

まずタイヤですが、軽自動車のタイヤサイズと普通乗用車のタイヤサイズを比較すると軽自動車のほうが小さいです。小さいことにより、販売価格も安いです。次に、定期的に行うオイル交換ですが、軽自動車は普通乗用車に比べ容量が少ないため、必然的に安くなります。

その他も、例えばバッテリーやワイパーも軽自動車のほうが安いので、トータルで考えても軽自動車のほうが普通乗用車より消耗品代が安くなります。

ここまで軽自動車の維持費と諸経費をご紹介してきましたが、すべてにおいて軽自動車のほうが普通乗用車に比べ、費用が安く、コストパフォーマンスが良いと言えます。

軽自動車にはメリットいっぱい!購入検討してみよう!

いかかでしょうか。今軽自動車のが高い理由事には明確な理由があります。大家族の人や車中泊で旅行を楽しむ方には物足りないですが、日常の生活で乗りこなすメリットがたくさんあることをご理解いただけたことでしょう。

軽自動車の新車価格は決して安くありません。車種によっては普通乗用車よりも高いです。しかし、その後の維持費・諸経費を考慮して長期的にみると、普通乗用車よりも格段に費用が安く、また毎年の自動車税額も格段に安く、コストパフォーマンスは良いと言えます。

現在、各ディーラーから多くの車種の軽自動車が販売されています。1つ1つの軽自動車によってコンセプトは違いますので、あなたのライフスタイルに合った軽自動車を探してみましょう。

初回公開日:2018年03月05日

記載されている内容は2018年03月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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