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スキー板の選び方|長さの違い・種類・お勧めブランド11選

更新日:2024年03月04日

冬といえばスキーのシーズンですよね。今年こそは、スキー板を購入しようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、板の選び方やメンテナンスなどについてご紹介しています。スキー板の購入を考えている方は必見です。

スキー板の選び方|長さの違い・種類・お勧めブランド11選

スキー板の長さ

スキー板には、人それぞれの身長や、用途別にさまざまな長さがあります。適切なスキー板を選ぶ事ができれば、滑りやすく、短期間での上達に繋がるでしょう。

ここでは、身長を元にしたスキー板の選び方と、スキー板の長短による特徴の違いをご説明いたします。

自分の身長にあったものを選ぶ

スキー板は、身長より5~10cm短いものを選ぶようにしましょう。長い物は取り回しが難しく、初心者には、特におすすめできません。

また、身長だけでなく体重も、スキー板選びには重要です。体重が100kg以上あるような人は、短いスキー板だと安定し辛いので、身長と同じぐらいか、5cmほど長い板を選ぶのがおすすめです。

長いものは安定しスピードが出る

長いスキー板は、雪面に触れる面積が大きいためスピードが出やすい上、スピードが出ている時でも板が暴れにくく、安定しやすいです。反面、小回りが効きませんので、初心者には向いていません。

初めてスキーをするような人は、あまりに長い板を選ぶと扱いきれない傾向があります。ですので、短いものの方がおすすめです。

短いものは小回りが効く

短いスキー板は、小回りが効くので、初心者~上級者までおすすめできます。ただ、スピードを上げた時にスキー板が暴れやすく、安定性が悪いです。あまりスピードを出さないなら問題ないですが、高速度の爽快感を味わいたい人は、長い板も検討して下さい。

また、短い板は小回りが効くのは間違いないですが、コブ斜面など、板と雪面の設置面を多く必要とする種類の場所では長い板の方が向きます。用途によって選ぶようにしましょう。

スキー板の選び方とお勧めブランド11選

いざスポーツ用品店に行くと、たくさんの種類のスキー板がところせましと並んでいます。色々な数値や特徴が書いてありますので、詳しい方はそれを目安に選べばいいので特に問題は無いでしょう。

反対にこれからスキーを始めようとしている初心者の方は、数値などを並べられてもちんぷんかんぷんで、どの種類の板を選んでいいか分からなくなってしまいます。ここでは、スキー板の選び方と、お勧めスキーブランドをご紹介いたします。

スキー板の選び方

スキー板は、どの種類のコースを滑るのかを考えて選びましょう。圧雪されたゲレンデ内を滑るのであればオールラウンドという種類のスキー板を選びます。ゲレンデ外などの圧雪されていないコースを滑るなら、オールマウンテン用の板を選ぶようにしましょう。

他に、モーグル用、レーシング用など、各種類に適したスキー板があります。専門店に行くと何に適している板か記載されていますので、自分に合う種類の板を選びましょう。

お勧めのスキーブランド11選

スキー板は、多くのブランドが色々な種類の商品を販売しています。オールラウンドスキーの板を多く扱っているブランドや、モーグル用の板を作る事を得意としているブランド、ゲレンデ外用の板を重要視しているブランドなど、さまざまな種類があります。

ここでは、スキー板を購入する際におすすめな11のスキーブランドをご紹介いたします。

ブランド1:ATOMIC

ATOMICは1995年にオーストラリアで設立されたスキー板のブランドで、レース用のスキー板を主に販売しています。

競技スキーに使われるような種類の板を多く販売しており、初心者には少し扱いが難しい傾向があります。今後の新しいモデルではサーボテックという独自の機能を追加していく事となっており、独特なたわみでスムーズなターンを実現しています。

スキーの大会などを目指す人におすすめのメーカーです。

ブランド2:elan

elan(エラン)はスロベニアで設立されたブランドで、元々はスキージャンプ用の板などを製造していました。しかし現在はオールラウンド用のスキー板を開発しており、男性用だけでなく、女性に向けて、軽量で、オシャレな種類の製品を販売しています。

価格的にも安価で質のいいものが多く、初めてのスキー板購入におすすめです。

ブランド3:HEAD

HEADは、1950年代に設立されたアメリカのブランドです。取り扱っているスキー板の種類が非常に多く、スキーヤーの間ではかなり有名なブランドとなっています。

基礎スキー用のものから競技スキー用まで、幅広い種類を取り扱っています。特に、オールマウンテン用の板には軽量な物が多く、違和感なく未圧雪のコースも滑る事が可能です。デザイン的には黒を基調とした物を多く扱っており、男性に特に好まれています。

ブランド4:NORDICA

NORDICA(ノルディカ)はイタリアの老舗ブランドとして、高い技術力を持っています。オールラウンドスキー板を多く扱っており、初心者からエキスパートまで万人におすすめできます。

スキーブーツも毎年新しい商品を発表しており、スキー板と合わせて違和感なく快適に履く事ができます。一式揃えたい人は、検討の価値が高いブランドです。

ブランド5:オガサカ

オガサカは日本のスキー板ブランドであり、カービングスキーに向いている板を多く販売しています。ユニティというシリーズが定番商品となっており、軽量でとても曲がりやすい特徴があります。

初めてのスキーや、中級者のステップアップにおすすめです。また、ケオッズという種類も扱っており、ユニティに比べて板が硬めで取り回しが難しくなっています。その分安定性が増していますので、上級者の方はそちらも検討して下さい。

ブランド6:SALOMON

SALOMON(サロモン)は1947年にフランスで誕生したブランドで、スキー板の販売メーカーとして日本でも有名です。日本にスキーを広める事に貢献したメーカーであり、スキー板も高品質で、多くの種類が揃っています。

反りがよくカービングがしやすいのが特徴なので初心者に向いており、スキーレンタルは大抵がこのブランドの製品です。レンタルで滑り心地を試しやすいので、好みの種類を探しやすいブランドと言えます。

ブランド7:ROSSIGNOL

ROSSIGNOLは、100年以上続く老舗のスキー板メーカーです。バックカントリー(ゲレンデ外)を滑るのに向いたスキー板を販売しており、丈夫で質の良い製品を取り扱っています。

バックカントリーを滑る事を許可しているゲレンデは北海道を中心に多くあるので、ゲレンデ内での滑走にマンネリを感じる人は、こちらのメーカーのスキー板でバックカントリーに挑戦してみましょう。また、女性向けのオシャレな板も多いです。

ブランド8:Black Diamond

Black Diamondのスキー板は、圧雪されたゲレンデでも使う事ができますが、主に、新雪や未圧雪のコースで真価を発揮します。

重量が軽くなるように設計されており、柔らかい雪でも沈みにくく、浮いているような感覚を味わう事ができます。別メーカーのオールラウンドスキー板では新雪が滑りにくい場合に、追加の一本として特におすすめできるブランドです。

ブランド9:VOLKL

VOLKL(フォルクル)は、フリースタイルのスキーに向けた商品を多く扱っているブランドです。特にレヴォルトというシリーズは操作性の良さに定評があり、ジャンプや回転などがやりやすいので、フリースタイルスキーヤーから好評価を受けています。

デザインもオシャレな物が多く、種類が豊富です。フリースタイルに挑戦してみたい人は、こちらのブランドの商品を購入しましょう。

ブランド10:FISCHER

FISHERはオーストラリアで誕生し、競技スキーの世界で名を上げてきたブランドです。そのため、競技向けのスキー板を多く扱っており、高速での安定感を重視しています。

東京の神田には直営店があり、プロ向けのメンテナンスや色々な種類の商品が販売されています。かなりプロ指向なブランドなので、中、上級者におすすめです。

ブランド11:K2

K2の商品は、モーグルに向いているスキー板が多いです。モーグルに向いた種類のスキー板は取り回しをよくするために軽量に作られており、ジャンプする上でも邪魔になりにくいです。

ただ、モーグル用のスキー板は長さがあり、ハネやすいので、圧雪された斜面には適していません。コブ斜面を滑らない人は、オールラウンド用のスキー板を購入するようにしましょう。

スキー上達におすすめの本をご紹介

これからスキーを始める人や、もっと上達したい人におすすめの本を紹介します。綺麗なターンができるようになるフォームを、文章と映像で解説しているため、楽しく学ぶ事ができます。

多くの種類の滑り方が載っており、コブ斜面が滑れない人に向けてコツも解説されていますので、ぜひ一度読んでみてください。

スキーのメンテナンス

スキー板は、何もせず放っておくと酸化してサビてしまいますので、メンテナンスはとても大事です。専門店に依頼する事もできますが、高額なので自分でやる方が安上がりで、手間もかかりません。

それに、自分でメンテナンスを行う方がスキー板に愛着が沸き、大切に使う人が多い傾向があります。ぜひ、自分自身でのメンテナンスに挑戦して下さい。

シーズン前

シーズン前は、キズやサビが無いかチェックし、その後、スムーズな滑走ができるようにワックスがけを行いましょう。前のシーズンのワックスが残っているため、まずはワックスリムーバーを使用し、古いワックスを落としてから新しいワックスを塗るようにします。

専用のアイロンを使ってワックスをかけるホットワックスは慣れないと難しいので、まずはスプレータイプのワックスか、ペーストタイプのワックスを使うようにしましょう。

シーズン後

シーズン後に、水分を含んだまま保管してしまうと、カビが生えてしまいます。まずはワックスリムーバーでワックスを落とし、サビ止めを塗りましょう。その後、ワックスを塗って、風通しが良い日陰で保存するようにしてください。

湿度が高かったり日光に直接当たる場所だとサビてしまいますので、保管場所には注意しましょう。

お勧めのワックス

スキーシーズンに使える、お勧めのワックスセットをご紹介します。ワックスには色々な種類の商品がありますが、こちらはワックスがけに必要な道具がセットになっており、始めての人も解説書を見ながら簡単にワックスがけができます。

スキー板と一緒に購入すればすぐに滑りに行けますので、おすすめです。

自分に合った板でスキーを楽しもう

今回はスキー板の長さや種類、選び方、ブランドの特色、メンテナンス方法などをご紹介しました。スキー板と一口に言ってもたくさんの種類があります。自分に合ったスキー板を選んで、スキーシーズンを思う存分楽しんでください。

ストックの選び方を見てみよう

スキー板だけでなく、ストックにも色々な種類があり、選び方があります。以下の記事では、ストックの持ち方も併せて解説していますので、一度チェックしてみる事をおすすめします。

初回公開日:2017年11月15日

記載されている内容は2017年11月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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