スバルインプレッサの燃費・燃費比較・燃費向上方法
更新日:2025年03月05日

スバルインプレッサの燃費はどれくらい?

後にSTIやWRXなどの走りを重視したモデルも追加され、ラリーでも大活躍のAWDプラットフォームとしてものセダン/ハッチバックワゴンです。
インプレッサは、2016年のフルモデルチェンジですでに5代目となり、スバルのさまざまな安心・安全のためのハイテク技術を満載しました。いち早く、スバルグローバルプラットフォームを採用し、ボディの高剛性化を実現。衝突安全性はもちろん、操舵に対する高い追従性と緊急時にも安定したハンドリング性能をキープできる高い性能を実現しました。
国内メーカー初の歩行者保護エアバッグが話題に!

新型

「歩行者保護用エアバッグ」と言われる車外で膨らむエアバッグが話題となったインプレッサですが、それ以外にも7つものエアバッグを標準装備し、衝突安全に備えた作りになっています。「運転席助手席エアバッグ」、「SRSサイドエアバッグ」に「SRSカーテンエアバッグ」、これら6つのエアバッグは従来の車両にも装着されていましたが、特徴的なのが「運転席SRSニーエアバッグ」。
ハンドル下に膨らむそのエアバッグの効果により、衝突時のドライバーの下肢へのダメージを軽減します。「歩行者保護用エアバッグ」と「7つの乗員保護エアバッグ」は、万が一のときにしか使用しないアイテムではありますが、大きな安心と信頼感を提供しています。
そしてスバル伝統の水平対向エンジンですが、全高が低く作られており、前面衝突時にはフロアにもぐり込みやすい構造となっています。そのため、衝突時にはエンジンがキャビンの部分にも侵入しにくく、衝撃の緩衝材としての効果もあるため、乗員保護の観点においても有利なエンジンです。低重心の水平対向エンジンは、運動性能に寄与するだけでなく、衝突安全性にも大きく貢献しています。
EyeSight version 3

このセンシング機能によって実現した安心技術は次の5つです。
1)プリクラッシュブレーキに代表される「ぶつからない技術」。危険を予測してブレーキを掛ける機能です。
2)全車速追従機能付クルーズコントロールは、先行車両に「ついていく技術」。渋滞時から長距離の高速移動まで、ドライバーのペダル操作を負担を軽減します。
3)白線でレーンを検知し、ステアリング操作をアシストしてレーンを「はみださない技術」。こちらも長距離の高速運転のステアリング修正操作の負担を軽減します。
4)前方の壁や障害物を認識して、AT誤発進抑制制御を行う「飛び出さない技術」。EyeSight Version3では、Rレンジでのアクセルの急な踏み込みを自動的に検知して、AT誤後退抑制制御も行います。
5)運転中のふらつきや、先行車の発進後に自分の車が発進しないようなときに、「注意してくれる技術」、警報&お知らせ機能があります。
公称燃費性能

一方、1.6LのBOXERは、同じくリアトロニックと組み合わされ、JC08モード燃費で17.0km/L~18.2km/Lを達成しています。スバルの悪路走破性の高いAWD技術と組み合わされ、燃費とのバランスのよいモデルに仕上げられています。こちらの現行インプレッサスポーツでは、2WDと4WDを選択可能です。
中古

現在市場に多く出回っているインプレッサの中古モデルは、2007年~2011年までに発売されていた3代目インプレッサと、それ以降~2016年まで発売されていた4代目インプレッサ、そしてその後のモデルは現行モデルということになります。
まず3代目インプレッサは、4ドアセダンとハッチバックモデルの2モデル構成。そのためワゴン系は「ハッチバック」という名称になりました。搭載エンジンは2.0L、1.5Lの2タイプ。変速機も5MTとATが組み合わされました。当時の公称燃費値は、10・15モード燃費で13.0~17.6km/Lです。
(3代目にはこのほかに、WRX STIモデルと呼ばれるハイパフォーマンスモデルが存在しました。)
これに続く4代目は、「インプレッサスポーツ」の名称となり、搭載エンジンが現行モデルと同じ2.0Lと1.6Lの2タイプ構成。トランスミッションにはリアトロニックが組み合わされ、現行車にかなり近いメカニズムです。公称燃費値であるJC08モード燃費は、15.4~20.4km/Lとなっています。
この4代目インプレッサは、現行モデルとエンジンが同じであるため、燃費性能は大きくは変わっていませんが、現行車よりも若干軽量なこと、MT車の設定などにより若干公称燃費値が高くなっています。
タイプ別スバルインプレッサの燃費比較
インプレッサ スポーツハイブリッド

スバルとしては2013年に発売したXVハイブリッドに続く2モデル目となります。2.0LのBOXERエンジンとリアトロニックの駆動系にモーターを1基追加した構成のマイルドハイブリッド。スバルらしく4駆を実現しています。
インプレッサスポーツハイブリッドの燃費性能はというと、JC08モード燃費で20.4km/L。ベース車両と比べるとその燃費向上効果があまり大きくありません。ハイブリッド化による車両重量の増加に見合うだけ、燃費を十分に稼ぐことができていませんが、ベースモデルのAWD車と比較すれば、わずかに公称燃費値はプラスとなっています。
インプレッサ スポーツ1.6

こちらのモデルは2WDとAWDの選択が可能。このインプレッサに搭載されるトランスミッションは、スバル独自の無断階変速機であるリアトロニックが組み合わされ、JC08モード燃費は2WDモデルが18.2km/L。4WDモデルは17km/L。2WDモデルは、シリーズ中最も軽量な車両重量1300kgで最も高い燃費性能を達成しています。
インプレッサ スポーツ2.0

これらのグレードも2WD/4WDの選択が可能、装備やエンジンの重量増もあり、燃費性能は1.6Lモデルに比べてやや低く、以下のようになっています。
モデル名 車両重量 JC08モード燃費([]内はAWD)
2.0 i-L EyeSight 1320[1370]kg 17.0[16.8]kg/L
2.0 i-S EyeSight 1350[1400]kg 16.0[15.8]kg/L
インプレッサ スポーツワゴン

スバルインプレッサの燃費向上方法
水平対向BOXERエンジン

リアトロニック

CVTは、エンジンのパワーや燃費に有利な回転領域を自由に選択して動力を伝達できるため、燃費性能を高めるには特に有利なトランスミッション。さらにATのような変速時のショックが皆無なので、ストップ&ゴーの多い日本ではのトランスミッションです。
しかしながらトランスミッション内の伝達効率では一歩譲るところがあり、スバルはこのパワー伝達に使われるベルトを金属チェーン化に成功。これが現在のリアトロニックとしてスバル車に搭載され、燃費性能に大きく貢献をしています。
現行インプレッサには、MTの設定が無くすべてこのリアトロニックが組み合わされており、その効率のよさやダイレクト感が魅力のトランスミッションです。
SI-DRIVE

エアロダイナミクス

アイドリングストップ

アルミ製フロントフード

走行方法による燃費の向上
ダウサイジングターボですので、低回転域でも十分なパワーがでるようなチューニングになっています。インプレッサスポーツは、エンジン回転を上げて走行するのも楽しいのですが、ここは少し我慢することでだいぶ燃費性能に影響してきます。そして先を見て運転し、不要な加減速ができるだけ発生しないように走るのも効果があります。
スバルインプレッサの燃費口コミ紹介
2.0Lモデルの燃費口コミ

平均すると、実燃費は13~14km/L程度、2.0Lのガソリンエンジンモデルとしては十分な燃費です。AWDによる車両重量の増加も考えると、高い燃費性能を持ったモデルといえます。
スポーツ 2.0i-S アイサイト_AWD(CVT_2.0) (2016年) 燃費 走行距離3000km弱ですが、平均16km/Lでしょうか。2Lクラスでは満足しています
http://minkara.carview.co.jp/car/subaru/impreza_sport/review/detail.aspx?cid=167976
スポーツ 2.0i-L アイサイト_AWD(CVT_2.0) (2016年) 燃費 平均13km/lで想定より少し良いので満足しています。ガソリンエンジンでレギュラーですからね。
http://minkara.carview.co.jp/car/subaru/impreza_sport/review/detail.aspx?cid=165949
スポーツ 2.0i-L アイサイト_AWD(CVT_2.0) (2016年) 燃費 まだ走行距離は短いですが、250kmの走行で 高速道路で渋滞25km走行含みで12km/l程ですので、 満足しています。レギュラーガソリンですからね。 ハイブリッドは燃費が良いのでしょうけどガソリンの車は気持ち良いですね~これが最後のガソリン車になっちゃうかな( ´△`)
http://minkara.carview.co.jp/car/subaru/impreza_sport/review/detail.aspx?cid=164927
1.6Lの燃費口コミ

スポーツ 1.6i-L アイサイト_AWD(CVT_1.6) (2016年) 燃費 ・信号のある、都市部(?)の日常通勤ルートでは、11~12km/L程度 ・高速では16km台もマーク
http://minkara.carview.co.jp/car/subaru/impreza_sport/review/detail.aspx?cid=168745
スポーツ 1.6i-S(CVT_1.6) (2014年) 燃費 渋滞、街中、ワインディングをバランスよく走ってリッター13kmです。良くも悪くもなくこんなものかと。
http://minkara.carview.co.jp/car/subaru/impreza_sport/review/detail.aspx?cid=167166
スポーツ 1.6i-L アイサイト_AWD(CVT_1.6) (2016年) 燃費 母親の運転でリッター9.1キロ。 オイラの運転では14.1キロ。 どちらも市街地走行。要は乗り方で大分変わります。
http://minkara.carview.co.jp/car/subaru/impreza_sport/review/detail.aspx?cid=164790
ハイパワーな2.0Lも燃費は上々

走行性能・ユーティリティ・燃費性能をベストバランスさせたインプレッサ

レヴォーグよりもややコンパクトなインプレッサは、街乗りにも取り回しが楽で使いやすい車。ハッチバックスタイルのため、スキーやスノボそしてキャンプから街乗りまで、あらゆるシーンに十分なユーティリティで、適度なサイズ感も提供。さらにEyeSightが搭載され、エマージェンシーブレーキなどの最新のセンシング機能も装備しています。
このEyeSightによるセンシング機能は、同時に全速度対応のクルーズコントロール機能も実現。渋滞時を含む長距離の高速道路走行での運転疲労を大幅に低減してくれます。これらの走行性能と安全性、ユーティリティから燃費性能まで、よくバランスが取れたスバルインプレッサ。誰もが納得するのコンパクトSUVです。
初回公開日:2017年11月02日
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