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シートベルトストッパーの外し方・代用品とストッパー

更新日:2023年11月17日

シートベルトをつける際に、シートベルトにゆとりを与えてくれるシートベルトストッパーと言う物があります。今回は、シートベルトストッパーの付け方や外し方、シートベルトストッパーなどを、シートベルトに関わる法律を含めてご紹介します。

シートベルトストッパーの外し方・代用品とストッパー

シートベルトの必要性

シートベルトとは、乗り物に乗る際に座席と体を固定することで、万が一事故に遭った場合などに、座席から体が離れて負傷することがないようにするためのベルト状の安全装置であり、安全ベルトと呼ばれることもあります。身近なところでは、自動車、飛行機、ジェットコースターなどでシートベルトの着用を義務とされているので認知度は高いでしょう。

自動車におけるシートベルトは、事故などを起こした場合に車体から外へ体が放り出されないことや、体を拘束することで車内の物品に体の一部をぶつけた衝撃で負傷しないように必要です。シートベルトを着用している時としていない時では、致死率が15倍も違うため、自動車に乗っている人の命を守るために必要なのがシートベルトです。

シートベルトに関わる法律

シートベルトの必要性は、自動車に乗っている人の命を守るためだとご説明しましたが、シートベルトの着用は、法律でも定められています。道路交通法第71条の3では、「全ての座席でシートベルトを着用しなければなならい」と定められているため、高速道路も一般道路も関係なく全席でシートベルトの着用が義務付けられています。

シートベルトの義務化に伴い、自動車メーカーではシートベルト未着用のまま、自動車を走行させた場合にアラートで警告をする装置を付ける事が義務付けられ、2020年9月以降には後部座席のシートベルト未着用の際にもアラートで警告をする装置を義務付けられるようになるでしょう。

一般的に自動車についているシートベルトが着用できない子供の場合は、チャイルドシートを利用することが義務付けられています。6歳未満か身長140㎝未満の場合は、チャイルドシートの着用が義務付けられています。

違反や罰金について

シートベルトの違反の場合、罰則があります。運転席と助手席のシートベルト違反については、違反点数は1点で、反則金はありません。後部座席におけるシートベルトの違反については、一般道路では口頭の注意で留まり反則金はありませんが、高速道路の走行時の場合1点減点となります。

間違えやすい交通ルールですが、チャイルドシートの義務化に伴い6歳未満の子供にチャイルドシートの着用をしなければいけないと覚えている人が大半ですが、7歳以上になっても、実は身長140㎝未満であればチャイルドシートの着用が義務付けられています。

なぜなら、一般的に自動車についているシートベルトは、大人の体に合わせて作られているので、140㎝未満の子供の場合、シートベルトの機能を満足に機能しないからです。

シートベルトの構造と機能

自動車のシートベルトは3点式シートベルトになり、各パーツに名称があり、骨盤を固定する「ラップストラップ(腰ベルト)」と、肩から腰に掛けて斜めに固定する「ショルダーストラップ(ダイアゴナルベルト)」と、ベルトを座席と固定する「バックル」と、ストラップ(ベルト)を収納する装置「リトラクター(巻き取り装置)」からできています。

現在の多くの自動車に採用されているリトラクターは、「緊急ロック式巻き取り装置」といって、通常の安全運転では、身動きするのが困難ではないほどの拘束の力加減で、事故などの衝突時にベルトをロックするリトラクターが使われています。

シートベルトストッパーの付け方

シートベルトの必要性や着用義務についてご紹介してきましたが、実際にシートベルトを着用する際に、困難な人もいらっしゃいます。例えば、妊娠されている方や、極端に身長が低い人や太っている人、ケガや障害によって着用が困難な人です。

こういった方の場合、シートベルトの着用が免除されます。やはり安全性を考慮するとシートベルトは着用した方が良いと考えられますが、通常どおりシートベルトを着用することが困難な人のために「シートベルトストッパー」という物があります。

シートベルトストッパーは、シートベルトのストラップに付けることによって、通常よりもシートベルトをたるませることができるため、苦しくなくシートベルトを着用することが可能です。

シートベルトストッパーの付け方はとても簡単で、ストラップのゆるみが欲しい箇所に取り付けるだけで使用できます。

チャイルドシートにつけるシートベルトストッパー

チャイルドシートに着用するシートベルトストッパーは、一般的にシートベルトストッパーと言われているショルダーストラップの上部につけるタイプではなく、お子さまのお腹に当たる部分にカバーを取り付けるタイプがです。

お腹にカバーがついているシートベルトストッパーの場合、苦しくなく、しっかりと固定できるので、安全性に関しても通常のシートベルトストッパーよりも機能に優れています。

よく寝る子供にシートベルトストッパー

よく眠る子供にシートベルトストッパーなる役割を果たすグッズとしてするのは、クッションタイプになっているシートベルトストッパーです。

身長が低いお子さまがシートベルトを着用すると、首にショルダーストラップが当たり痛がったり苦しがることがありますが、このクッションタイプのシートベルトストッパーは枕の機能として使用できるので見た目も可愛らしく、機能としてもしっかりとしているのでです。

シートベルトストッパーの外し方

シートベルトストッパー装着時のシートベルトの外し方は、通常どおりバックルの装着を解除するだけで、わざわざシートベルトストッパーを外す必要はありません。しかし、シートベルトストッパーを付けたままですと、たるんだストラップがリトラクターに戻らないので、ドアの開閉時にバックルをドアに挟んでしまうことがあるので注意しましょう。

最近では、シートベルトストッパー自体にフックがついていて、バックルをかけられるシートベルトストッパーも販売しているので、機能性を優先にする方にです。

シートベルトストッパーの代用品

シートベルトストッパーと同じ役割をしてくれるのが洗濯ばさみです。使い方はシートベルトストッパーと同じで、とても簡単でストラップのたるみが欲しい箇所のストラップを洗濯ばさみで挟むだけです。

シートベルトストッパー

最近では、キャラクターの顔がシートベルトストッパーになっている可愛いシートベルトストッパーも販売されています。種類も少しずつ豊富になってきているので、なにを選んでいいのか迷ってしまうことでしょう。シートベルトストッパーの値段もピンキリですので、安くて機能性に優れているシートベルトストッパーをご紹介します。

100均で買えるシートベルトストッパー

シートベルトストッパーは100円均一ショップでも販売しています。種類もさまざまで、ディズニーのミニーちゃんのリボン型のシートベルトストッパーも販売しております。しかし、機能性として、ストッパーの機能が弱い物もありますので、使用用途によって購入することをします。

星光産業 車用 スリムストッパー

現在Amazonで1番安く購入できるシートベルトストッパーは、星光産業のシートべルトストッパーで、300円台で購入することができますが、人によってはストッパーの力が強い物をお好みの方もいらっしゃるので、ご自分の好みのシートベルトストッパーを試しながらお使いしていただくことをします。

色々と探していたのですが、思っていたより使いやすいしお手ごろ価格。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R19KD5ZS2QIW... |

シートベルトストッパーは違法なのか

シートベルトストッパーを使用すると、シートベルトの本来の機能が充分に発揮されませんが、シートベルトストッパーの使用が違反になることは今のところありません。しかし、シートベルトストッパーを使用して交通事故を起こした場合、シートベルトストッパーを使用していない時よりも命の危険があること以外にも損をしてしまうことがあります。

シートベルトストッパーを使用して交通事故を起こした場合、自動車保険の適用がされない場合があります。妊娠をされている女性で臨月付近の場合、シートベルトストッパーを使用しないでシートベルトを着用するのは大変な時がありますが、そのような理由で交通事故を起こした場合には、自動車保険の適用はされる可能性があります。

特に身体的に、シートベルトストッパーを使用しているわけではない場合には、自動車保険の適用が難しくなることを頭の片隅に入れておきましょう。

シートベルトは命を守ってくれる必需品

シートベルトは命を守るため、また、法律的にも義務付けられているため着用しなければならないのは、これまでご説明してきたことでご理解いただけたことでしょう。妊娠されている方などは、シートベルトの着用免除に法律的にはなりますが、できるだけ着用した方が良いこともお分かりいただけたことでしょう。

そこで、するのがシートベルトストッパーです。通常よりは安全性に欠けますが、シートベルトを着用するのが困難な方には商品です。シートベルトストッパーは、法的には違反になることはありませんが自動車保険時に、無効となってしまうことがありますので、最新の注意を計らい安全運転をこころがけるようにしましょう。

初回公開日:2018年04月18日

記載されている内容は2018年04月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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