Search

検索したいワードを入力してください

【車種別】マイナーチェンジの意味と違い・情報の知り方

更新日:2024年03月23日

ほとんどの車種はマイナーチェンジをされています。しかし、マイナーチェンジの意味を知らない方も多くいるのではないでしょうか。ここでは、マイナーチェンジの意味と、車種別で改良された個所を紹介しています。新車を購入を考えている方などは、参考にしてください。

【車種別】マイナーチェンジの意味と違い・情報の知り方

マイナーチェンジとは

マイナーチェンジとは、車の世代を変えずに部分的に改良することで、一部改良とも言われています。

日本の場合には、車検に合わせて2~3年後にマイナーチェンジをすることが多く、一つの世代の車で1~2回行われます。一度マイナーチェンジすると、マイナーチェンジ前のことを「前期型」、マイナーチェンジ後を「後期型」と呼ばれます。また2回マイナーチェンジした場合は、「前期型」「中期型」「後期型」と区別することができます。

マイナーチェンジでどのような改良が行われるかは、主に走行性能や内装デザイン変更などになっています。そのため、「前期型」と「後期型」では見た目に見えないところだけの改良ではないので、外見も同じ世代でも変化することもあります。

一般の車のマイナーチェンジは、1~2回で終わりますが、高性能や高級車の場合は、毎年マイナーチェンジをする車種もあります。

マイナーチェンジとフルモデルチェンジの違いは?

マイナーチェンジは、上記で示したとおり同じ世代の車を一部改良することですが、フルモデルチェンジとは、世代も変えて全く新しい車を作ることです。

フルモデルチェンジの場合は、外見やシステム面を一新されることが多くなっています。

また、ビックマイナーチェンジという言葉もありますが、使用されることはあまりありません。ビックマイナーチェンジとは、マイナーチェンジより大幅な改良をするときに使用されます。そのため、外見や内面など見た目も変わることもあります。

マイナーチェンジの情報の入手の仕方

マイナーチェンジなどの情報は、普通に生活していると中々手に入ることはありません。情報源である、テレビのCMでも入手することはできますが、「マイナーチェンジしました」と分かりやすく教えてくれる内容のものは少ないため、車の知識がない方は分からない場合が多いです。

また、新世代のCMを主に前に出しているメーカーもあるため、数年前に発売された車種のCMを見る機会も少なくなっています。マイナーチェンジをして改良すると同時に、新世代の開発も同時で行っているため、新世代が完成するとその情報ばかり前面に出てしまいがちです。

そのため、数年前に発売された車種のマイナーチェンジ情報を得るためには、ネットや雑誌で入手することが確実に情報収集することができます。ネットの場合は、予想している記事も多くありますが、あくまで予想なので正確な情報ではないため、信憑性は低くなっています。

車種別マイナーチェンジでの違いはあるのか?

マイナーチェンジといっても、数々の車種があるため、マイナーチェンジで改良された部分はそれぞれ違ってきます。ある車種では、外見が変わったり、また違う車種では、システム面が改良されたりなど、どのようなマイナーチェンジが行われるのかも、楽しみの一つでもあります。

それぞれの車種に分けてマイナーチェンジされた場所を紹介しますので、参考にしてください。

ムーヴ

ムーヴは、ダイハツの軽自動車になっており、1995年に発売されて現在まで老若男女にの車種です。また、ダイハツの基幹車種の一つになっています。

ムーヴには、他にもムーヴカスタムもあり、ムーヴのドレスアップバージョンで、内外装などが豪華になっています。

ムーヴは2017年にマイナーチェンジしたものが、最新の形になっています。一番大きな改良点は、スマートアシストを採用しているところです。スマートアシストは、「タント」で初めて採用された衝突回避システムで、衝突の恐れのある場合は、自動でブレーキをかけてくれるシステムです。

スマートアシストのシステムにも改良を加えており、車両対応の支援ブレーキはもちろんですが、歩行者対応の支援ブレーキも採用されているため、幅広い状況での衝突事故を未然に防ぐことができます。

nv350

日産のnv350キャラバンは、ビジネスバンで法人やレジャーを楽しむ個人の方でも幅広く使用することができるので、のバンになっています。車内の空間が広く、荷物を多く置けたり、外見がかっこいいこともの要因でもあります。

2017年にマイナーチェンジされたことにより、最先端技術である、自動ブレーキを搭載しています。自動ブレーキを搭載することで、事故を未然に防げるため、運転手や同乗員の命を助ける確率が高くになっています。

また、バックドアオートクロージャーを採用されているため、バックドアの開け閉めによる音を最小限に抑えることができます。このことによって、早朝や深夜などでも近所に迷惑をかけることなく、バックドアの開閉が可能になっています。キャラバンは、業者の方も多く使用しているため、このバックドアオートクロージャーがマイナーチェンジで採用されたことが大きな利点になっています。

cx3

cx3は、マツダが発売している車種で、前回のマイナーチェンジは2016年に行われ、今年の2018年にも新たにマイナーチェンジが行われる予定になっています。

予定されているマイナーチェンジは、マツダレーダークルーズコントロールの全車速追従機能です。この全車速追従機能では、車載カメラで前の車との距離を測定して、その距離を維持しながら自動で走行できるシステムです。前の車との距離が縮まればブレーキをかけ、距離が離れればアクセルを踏んで距離を一定にすることができます。

最新のマイナーチェンジでも全車速追従機能は30㎞~100㎞まで対応できていましたが、今回予定されているマイナーチェンジでは全車速で対応できる予定になっています。そのため、現在の全車速追従機能では、0㎞は対応できないので、停止している車が発進した場合、追従することができません。

ハイエース

ハイエースはトヨタが発売している車種で、大人数乗れるため、大家族の旅行やマイクロバスの小型版として、部活の遠征でも使われています。そのため、ハイエースを所持していると、自分の家族だけでなく、近所の人達を乗せて出かける際にも、便利になっています。

ハイエースのマイナーチェンジは、2017年に行われていて、さまざまなシステムを搭載していて、燃費を抑えて走行できるなどの改良が行われています。その中でも、「トヨタセーフティセンスP」を搭載したのがシステムで一番改良されたところです。

トヨタセーフティセンスPには、追突を回避する「プリクラッシュセーフティシステム」や、車線をはみ出した場合に警告してくれる「レーンディパーチャアラート」などが搭載されているので、安全性が格段にグレートアップしています。

プラド

プラドは、トヨタが発売している車種でのSUVとして長く発売されています。SUVは悪路を走行することで性能を発揮することができ、大型のタイヤで四輪駆動になっています。そのため、一般車で走行することができないような悪路でも、平気で走ることができるため、その走る姿はかっこよさも出てきます。

プラドのマイナーチェンジには、「トヨタセーフティセンスP」や「フロントグリルやヘッドライトのデザイン変更」がなされています。また、ヘッドライトをLEDに変更もしています。

また、2,8Lディーゼルターボもため、車体が2tもある重量級の車体に関わらず、悠々と走行することができます。

全車速追従機能も搭載されていますが、まだ完全自動走行ができるほどの完成度ではないので使用するときには注意が必要です。設定速度より16㎞差が出てしまうと自動で解除されるため、機能を理解していないと危険です。

cx5

cx5は、マツダが発売している車種で、2018年にマイナーチェンジする予定です。

マイナーチェンジされる内容は、急速多段燃焼を採用しています。急速多段燃焼では、少量の燃料を多段的に噴射することによって、燃料の消費を抑え、環境面も考慮されています。

また、先進ライトの機能も採用されています。そのことで、ハイビームを使用していても、対向車に眩しくないため、気軽にハイビームにすることができます。ロービームの際は、ワイドに発光することで、視界を確保することができます。

ほとんどの運転手が、ハイビームを使用することに少なからず抵抗があります。その理由は、対向車に迷惑がかかるほかに、使用したまま解除するのを忘れてしまい、多くの運転手に迷惑をかける恐れがあるからです。そのため、ハイビームを使用せずにロービームのまま走行する人がほとんどです。

しかし、先進ライトならそのような心配が不要です。

フィット

フィットは、2001年に発売されて2017年にマイナーチェンジをしました。フィットの特徴でもあるのが、燃料のタンクを運転席の下に設置した、センタータンクレイアウトです。これによって、後部座席や荷物を置くスペースを広く確保することができ、の車種です。

外装や内装を大幅に、マイナーチェンジすることで良好な質感を体感することができます。メーター類も視覚しやすいように改良されています。また、エンジンも改良が行われているので、燃費も良くなっています。

特に注目されていることが、ホンダセンシングを採用していることです。ホンダセンシングによって、常にミリ派レーダーや単眼カメラで車体前方を監視できます。この機能の中に歩行者事故軽減ステアリング機能があり、低速で走行中に車線にはみ出た場合、警告音がなり、それでも改善されない場合は、強制的にステアリングを操作して、車体の向きを変えることができます。

マイナーチェンジされたところを確認しよう

新車を購入する際に、マイナーチェンジ前の車種を乗っていて、マイナーチェンジ後を購入する際には注意が必要です。同じ車種だからといって、確認せずに買ってしまうと、外見が違ったりする可能性もあるので、マイナーチェンジでどこが変更されたか良く確認しましょう。

改良されているので、システム面で困ることはありませんが、外見の変更だけは好みがあるため、マイナーチェンジ前の方が好みの場合があるからです。そのため、購入する際にはマイナーチェンジ後でいいのか良よく考えましょう。

初回公開日:2018年02月22日

記載されている内容は2018年02月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related