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【車種別】Bセグメントの比較・3選

更新日:2024年02月22日

自動車にはセグメントと呼ばれる分類があります。これは、車の全長をもとに分類されていることが多く、マーケテイングの世界で活用されています。本記事では、その中でもBセグメントの車にスポットをあて、属する車の紹介と1台をご紹介します。

【車種別】Bセグメントの比較・3選

輸入車でBセグメント

皆さんは、セグメントという言葉はご存知でしょうか。直訳すると、階層とか区別された一部分という意味になります。車におけるセグメントは、欧州を筆頭とした諸外国で、マーケティングを行う時の一手法として統計処理をする場合の車の分類方法です。

明確な定義はなく、またマーケティングを行う会社によって若干の相違があるなど、結構不確定なものですが、日本でも輸入車と国産車を比較するときなどに使用されています。

そこで、本記事では、セグメントの中でもBセグメントに注目し、Bセグメントに属する車を比較し、Bセグメントの車をご紹介します。

Bセグメントとは

セグメントは、アルファベットが進むにつれ、大きい車になっていきます。このBセグメントとは、コンパクトカーや小型のハッチバック車であることを意味しています。

Aセグメントとは、軽自動車を含む超小型車のことで、Cセグメントとは、中型ハッチバックや小型セダンが該当します。一番大きいFセグメントには、国産車では、クラウンマジェスタやシーマなどが分類されます。

大きさだけではなく、性能などで違うセグメントに分類される場合もあります。おおよそですが、全長が3750㎜~4200㎜くらいの車がBセグメントに分類されます。

では、まずは、Bセグメントに属する輸入車を見てみましょう。

コンパクト輸入車

輸入車のBセグメントはには、たくさんの魅力的な車があります。MINIのミニ、アウディA1、プジョー208、シトロエンC3、シトロエンDS3、ルノールーテシア、フォルクスワーゲンポロ、アルファロメオミトが該当します。

この中から1台ご紹介します。画像にもあるプジョー208は、日本でものあるフランス車の1台で、とてもおしゃれな内外装となっていて、国産コンパクトカーを大衆車と考える人にはお勧めです。エントリーモデルは、200万円を切るプライスであることもの1つです。

経済的な1.2ℓエンジンや1.6ℓターボエンジンに6速マニュアルのスポーツモデルもあり、男女問わず楽しめる1台です。

SUV

輸入車のBセグメントSUVには、プジョー2008やルノーキャプチャーやアウディのQ2が該当します。MINIのクロスオーバーもBセグメントだったのですが、2017年にフルモデルチェンジして全長・全幅ともに大きくなりましたので、今回は非該当としました。

プジョー2008は、プジョー初のコンパクトSUVで、取り回しのよいジャストサイズの1台です。ルノーキャプチャーもコンパクトSUVながら、洗練された走りができる1台です。アウディQ2は、この中で唯一ターボエンジンを搭載しており、高い走行性能が堪能できます。

車種別Bセグメントの比較

それでは、ここからはBセグメントの最速モデルと最強モデルを車種別にご紹介します。

最速

Bセグメントの最速の1台としては、アウディA1のS1があります。このS1は2ℓターボエンジンに6速マニュアルミッションが組み合わされ、最高出力231psという爆発的なパフォーマンスを有します。MINIのミニジョンクーパーワークスも同様です。

他にもルノールーテシアとプジョー208があります。フルモデルチェンジは2013年、2012年と古いですが、両車1.6ℓのエンジンを搭載し、ルノールーテシアのR.S.トロフィーでは、最高出力が220ps、プジョー208のスポーツモデルのGTiでは、最高出力が208psと圧倒的なパフォーマンスを誇ります。DS3もプジョー208と同じパワートレインです。

最強

Bセグメント最強の1台と言われ悩みましたが、走破性もありながら走行性能の高い、コンパクトSUVから選びました。

まずは、2017年に日本導入されたアウディQ2です。Qが示すとおり、アウディのSUVの中で最もコンパクトなモデルです。コンパクトSUVながら、乗用車ライクに使用でき、圧倒的なパフォーマンスはありませんが、1.4ℓターボエンジンと7速SトロニックDCTを組み合わせた走りは、とても優雅です。

国産車では、日産のジュークです。デビューは2010年と古いですが、コンパクトSUVの先駆車で、1.6ℓのニスモRSグレードでは、8速のマニュアルモードを搭載し、最高出力は214psもあります。

Bセグメント3選

それでは、2017年の年間販売台数から、Bセグメントの車種をご紹介します。

3

Bセグメントの車の3は、トヨタ自動車のヴィッツです。1999年に初代がデビューし、現行型は3代目となります。世界各国で販売されているグローバルモデルで、累計販売台数が700万台を超えました。

現行型には、1ℓと1.3ℓのガソリンエンジンと1.5ℓのハイブリッド車の設定があります。Toyota Safty Sense Cを搭載するモデルがあり安全装備にも抜かりがありません。最近では、トヨタ自動車のスポーツモデルを開発しているGRから、ヴィッツのGRグレードが販売されています。

2

続きましてBセグメント車の2は、日産自動車のノートです。2017年上半期では1だったのですが、日産の検査に関する不祥事の影響が響き、後半失速しました。でも、堂々の2です。

現行型のノートは2012年にフルモデルチェンジされ、販売開始から5年以上経過したモデルなのですが、2016年に追加となったe-powerがとなり、爆発的に売れました。このe-powerは、エンジンで発電しながら走れる電気自動車なので、充電切れの心配がありません。

ベースは、1.2ℓのガソリンエンジンなのですが、スポーツモデルとして、1.6ℓのニスモSがあります。

1

Bセグメントの栄えある車の1は、トヨタ自動車のアクアです。2011年にデビューし、好調な販売が続いているアクアですが、2017年にマイナーチェンジを行い、さらに魅力が高まりました。

JC08モードの燃費が38.0km/Lと、他車を圧倒する燃費性能がに理由ですが、動力性能や運転のしやすさなど、ファーストカーとしても満足のいく1台です。マイナーチェンジ後のモデルには、クロスオーバースタイルのCrossoverというグレードを追加しました。

モダンで飽きの来ないインテリアは操作性にも優れ、運転手が気持ちよく運転できるつくりになっています。売れるべくして売れている1台です。

国産Bセグメントの特徴

日本における販売台数から、Bセグメントに属する車の車をご紹介しました。国内のBセグメントに属する車は、どれも販売台数が多くなっています。Bセグメントの車よりも小さい、Aセグメントに属する軽自動車も良く売れており、AとBセグメントで自家用車の大半を占めています。

2017年の年間販売台数の10には、Aセグメントが5台、Bセグメントが2台入っています。

国産Bセグメントの特徴は、ハッチバック車が多いことが挙げられます。軽自動車の性能は格段良くなっていますが、安全面などで軽自動車を回避される方は一定数以上います。居住性も安全性能も走行性能もBセグメントで十分であると言えます。

Bセグメントの安全性

それでは、Bセグメントの車の安全性はどうでしょうか。最近では、Aセグメントに属する軽自動車への安全装備装着が一般的となり、Bセグメントの車の方が遅れている感がありましたが、ここにきて、遜色ない装備がついています。

Bセグメントの中でも、日産自動車のノートは、NISSAN INTELLIGENT MOBILITYが搭載され、平成29年度の自動車アセスメントにおいて、予防安全性能評価で満点をとり、最高評価を獲得しています。

マツダ自動車では、コンパクトカーでも、他セグメントと同様の安全装備を標準としています。このように、Bセグメントの車における安全性は、限りなく高いと言えます。

Bセグメント車種一覧

ここでは、今一度、現在、日本で購入できるBセグメントの車を見てみましょう。国産車と輸入車に分けて、ご紹介します。

国産車

国産車のBセグメントに属するコンパクトカーは、トヨタ自動車では、ヴィッツとアクア、日産自動車では、ノートとマーチ、ホンダ自動車では、フィット、マツダ自動車では、デミオ、三菱自動車では、ミラージュ、スズキ自動車のスイフトです。

SUVでは、日産自動車のジュークがBセグメントに属します。分類の仕方によっては、マツダ自動車のCX-3とホンダ自動車のヴェゼルをBセグメントとする場合があります。同様に、ミニバンのトヨタ自動車のシエンタとホンダ自動車のフリードをBセグメントに分類することがあります。

輸入車

輸入車のBセグメントに属するコンパクトカーは、フォルクスワーゲンのポロ、アルファロメオのミト、MINIのミニ、アウディのA1、プジョーの208、シトロエンのC3、シトロエンから分離したDSのDS3、ルノーのルーテシアです。SUVでは、アウディのQ2、プジョーの2008、ルノーのキャプチャーがBセグメントに属します。

これらの輸入車の中には、国産車と比べても車両価格が極端に高くないモデルがあり、迷った末、輸入車を選ばれる方が増えています。また、走行性能にこだわりがある方は、輸入車を選択される場合が多く、コンパクトカーながら、1ランク以上も上の車のようなポテンシャルを持っている車が少なくありません。

Bセグメントの車

以上、現在、日本で購入できるBセグメントに属している車について、ご紹介しました。コンパクトカーは国産車と輸入車が価格的にも直接の競合となることが多く、購入時はとても迷います。4WDが必須の地域の方は、輸入車を選択する可能性が低くなります。

たくさんの国産車と輸入車がBセグメントにはありますが、この中で、1台は、スズキ自動車のスイフトスポーツです。走行性能は、輸入車に負けず劣らずです。ハイパフォーマンスでありながら、安価な価格であることは大きなアドバンテージです。

実際の購入では、競合他車を必ず目で見た上で試乗しましょう。それぞれの個性がはっきりしています。あとは、好みです。

初回公開日:2018年02月17日

記載されている内容は2018年02月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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