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【機能別】車のドライブレコーダーの必要性|GPS/音声録音

更新日:2023年11月24日

ドライブレコーダーを導入したら事故が減った。事故の時に役に立った。最近そのような声を良く耳にしませんか?実際、気になっている方も多いのではないでしょうか。この記事では、ドライブレコーダーの機能と必要性をまとめてありますので、是非読んでみてください。

【機能別】車のドライブレコーダーの必要性|GPS/音声録音

付けた方がいいって本当?車載ドライブレコーダーの必要性

最近、ドライブレコーダーの必要性を考える人が増えています。ドライブレコーダーで記録した悲惨な事故映像や、幅寄せや割り込みで進路を妨害する悪質な「あおり運転」がニュースなどで問題として取り上げられていることが大きい影響を生んでいる理由でしょう。

また、ドライブレコーダーの一般の乗用車の普及率はまだ15%ほどですが、タクシー、トラックなどの営業用車両や公共交通機関を含めるとすでに約数百万台以上に普及しています。実際に導入した事業所では、必要性を感じ安全運転を心がけるようになったというドライバーが増え、50~70%も事故発生率が下がったという結果が出ています。

上記のことだけを踏まえても、ドライブレコーダーの必要性を改めて考え、検討・装着している方が増加しているのも当然の現象と言えます。

ドライブレコーダーって何ができるの?機能別にみる必要性

ドライブレコーダーは、メーカーや価格によりますが年々多機能化してきています。GPSや音声録音など主な機能を挙げますので、ドライブレコーダーの必要性や自分が求めている機能は何か考える際の参考にしてみてください。

GPS

GPSはスマートフォンやカーナビにも搭載されていますが、ドライブレコーダーのGPSでは位置情報だけでなく、日時の設定を自動で行い、走行中か停車中かの判断、何キロで走行していたかなどの記録ができる必要性の高い機能です。

たとえば、日時設定を間違えているのに気付かずそのまま記録していると、事故が起きたときに証拠としては不十分となってしまいます。しかし、GPSが付いていれば自動で日時設定修正を行ってくれるため、その心配はなくなります。メーカーによっては、ドライブレコーダーとGoogle Mapを連動させ、マップ上で走行記録を見ることができるものもあります。

また、記録と映像を照らし合わせるだけではなく、さまざまな記録が残るということ=自分を見張るということになり安全運転を意識できる、という大きなメリットがあります。

音声録音

音声録音の機能も多くのドライブレコーダーに備わっていますが、会話の内容や聞いている音楽などが録音されてしまうので恥ずかしい、と音声録音の機能をOFFにしている方も少なくありません。しかし、音声録音の必要性も実はあります。

なぜかというと、事故が起きたときの急ブレーキやクラクション、衝突音が記録できるからです。当て逃げされたときには、相手の車種やナンバーを言って録音しておく、という音声メモのような代わりにもなります。事故が起きたときに手帳やスマホを取り出してすぐに状況を書ける方は少ないでしょう。「事故の際に起きる音」も重要な証拠データの一部です。

他にも、映像とともにドライブ中の家族や友人との会話を思い出に残したり、ドライブしている様子を実況して楽しむという使い方もあります。

録画

運転中の画像・映像記録は、ドライブレコーダでは1番必要性を感じる基本機能です。録画のされ方にもいくつかパターンがあります。

常時録画

エンジンを始動した瞬間から、エンジンをオフにするまで録画を行うモードです。現在販売されているものはSDカードの容量も増えてきているため、この常時録画がほとんどです。付属されているSDカード(大体4GB~8GB)を使用した場合、標準的な画質で1~2時間の録画が可能で、記録上限に達すると古い映像から上書きされていく仕組みになっています。

常時録画では、メモリーを消費しやすいという点はありますが、撮りこぼしがなく重要なシーンをしっかり残しておくことができます。また、映像をパソコンで編集し旅の思い出としてyoutubeなどにアップする方もいます。

イベント録画

「Gセンサー録画」「衝撃感知録画」とも言われます。急ブレーキや衝突など車の衝撃を感知して、その前後数十秒間を録画し常時録画ファイルとは別のファイルに自動的に分類、保存する機能です。そのため、事故が発生したときに撮ったデータを簡単に見つけることができます。

以前はSDカードの容量がまだ少なかったこともあり、このイベント録画式ドライブレコーダーが主流でしたが、現在は常時録画とイベント録画両方の機能を備えたものが多くなりました。

常時録画のみだと、事故の際にパニックになりエンジンを切り忘れ、肝心な場面が上書きされてしまうということも考えられます。イベント録画機能があれば、事故であわててしまっても、しっかり別のファイルに保存されているので安心でしょう。

駐車監視録画

駐車場などで車から離れている間に当て逃げされた、いつの間にかイタズラされていた、そんな駐車中に発生したトラブルを録画するモードです。エンジンを切っても数時間ずっと録画を続けるタイプ、衝撃が加わったときだけ録画するタイプ、何か物が動いたときに感知して録画するタイプがあります。

エンジンを切っていますので、給電方法はドライブレコーダーの充電内臓バッテリー、車のバッテリー、モバイルバッテリーのいずれからになります。充電が長持ちするモバイルバッテリーと合わせて使用する方が1番多いです。

モニター

ドライブレコーダーにはモニターがあるタイプと、無いタイプがあります。モニターの必要性は人それぞれの好みが関係してきますので、いろいろなメーカーのものを比較してみてください。

モニター付き

モニターがあるタイプは、「取り付ける際にカメラのアングルの調整がしやすい」「何か起こったときにすぐに映像を確認することができる」「ドライブレコーダーが付いています、という存在感があるので、いたずらなどを未然に防げる」という利点があります。ミラー型ですとルームミラーにそのまま取り付ければいいので、設置が容易です。

他には、モニターとカメラがセパレートになっているタイプも発売されています。モニターはダッシュボードやメーター脇など好きなところに設置ができますので、大きいモニターが邪魔だからドライブレコーダーの必要性はないと考えている方は参考にしてみてください。

モニター無し

モニターが無いタイプは、モニター付きのタイプよりも小型なので車内がスッキリして見え、スタイリッシュさを優先したい方にがあります。夜間にモニターが視界に入ることが無いのもメリットです。

最近はWiFi機能を搭載しているものもあり、パソコンだけでなくスマートフォンから映像の確認やSNSにアップすることが簡単にできるようになりました。

リアに取り付けるドライブレコーダーの必要性はある?

事故やトラブルは前方からだけとは限りません。冒頭にも述べた「あおり運転」や、後方からの追突などは前方のカメラでは記録に残すことができないため、リア用のドライブレコーダーの必要性も高まっています。

後ろからの危険にも備えられる

フロント用とリア用、2つのカメラを別々に購入してもいいのですが、デュアルドライブレコーダーといって、前後方にカメラを取り付けると前方の1つのモニターで両方の映像を確認できる便利なタイプが出てきています。

あおり運転に抑制効果があったり、なかなか見ることができないドライブ中の後方の景色を映像で楽しむことができたり、バックでの駐車におけるリアビューモニターのような使い方もできるので、リア用のドライブレコーダーの必要性に悩んでいる方は検討してみてください。

ドライブレコーダーの必要性を見極め、快適なドライブを!

たくさんの便利な機能がどんどん搭載されてきているドライブレコーダー、あなたはどのくらい必要性を感じましたか?保険会社がドラレコ特約というサービスを始めたり、重要が増えてきていることによって価格も下がってきていたりします。今後、益々必要性は高まっていくでしょう。

ドライブレコーダーは保身のためではなく、「もしものとき」に迅速に対応できるためのものですが、装着するとトラブルを未然に防げる場合もあること、思い出を残せるツールにもなること、自身の運転意識の向上と深く関係していることも、ぜひ覚えておいてください。安全運転でドライブを楽しみましょう。

初回公開日:2018年02月22日

記載されている内容は2018年02月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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