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かっこいいデザインの車の会社3|90年代

更新日:2024年01月11日

かっこいいデザインの車とは、どんな車でしょうか。また、かっこいいデザインの自動車メーカーは、どの自動車会社でしょう。今回の記事は、かっこいいデザインの自動車メーカーの3と、特徴別・箇所別・年代別に歴代のかっこいいデザインの車をご紹介します。

かっこいいデザインの車の会社3|90年代

かっこいいデザインの車の会社3

向こうから来る車に、思わず「かっこいい」と感じたことがあるはずです。そんな、思わず見とれて振り返るようなかっこいいデザインの車に乗りたくなります。今回は、誰もが振り返るようなかっこいいデザインの国産自動車メーカー3と、年代や特徴別にかっこいいデザインの車をご紹介します。

【第3位】三菱

三菱の4WDといえば、国産クロスカントリー車の草分け的存在の三菱ジープがあります。ジープは、第二次世界大戦で使用された軍用車をルーツとして、民生用に転用された車であくまでも実用車としての位置づけでした。それが、高度成長期を経て、生活の多様化とともに釣りや登山、キャンプなどのアウトドアアクティビティを趣味とする人が増えました。

悪路走破性の高いジープは、こうしたアウトドア志向の強い人に受け入れられましたが、三菱はそこに着目してジープより使い勝手が良く市街地でも乗りやすい4WD車の開発を進めました。1982年に登場したパジェロは、ジープ譲りのクロスカントリー性能に加えて、実用性を追求した結果生まれた機能美といえるシンプルなデザインがかっこいい車です。

4代目パジェロは三菱らしい機能美のかっこいい4WD

初代パジェロの、クロスカントリー車らしいじつにシンプルなデザインは、今でも十分通用する機能美を持っています。そして、初代のシンプルで機能的なデザインを受け継ぎ正常進化を遂げた2代目は、その当時のRVブームの火付け役として大ヒットしました。

2006年に登場した4代目は、初代と2代目のかっこいいデザインテイストを受け継ぎ、クロスカントリー車として高い走破性を持つ本格派の4WDです。無駄な装飾を廃し、機能美を追求したときの三菱車らしいかっこいい車です。

【第2位】ホンダ

二輪メーカーから四輪市場に乗り込んだホンダは、あらゆることに独自性を求めて新市場にチャレンジしてきたメーカーです。そのホンダが、初めて四輪市場に送り出した車は、なんと軽自動車の四輪トラックでした。しかし、日本初のDOHCエンジンを搭載したり、当時は驚異的だった360ccで30馬力を誇るなど、並の軽自動車ではありませんでした。

そのホンダは、1983年に当時の国産スーパーカー・ホンダNSXと同じミッドシップエンジン・後輪駆動の軽スポーツカーのビートを世に送り出しました。ゴーカートのように低いボディと、前13インチ・後14インチの前後異径タイヤに、超高回転型で660ccのノンターボで64馬力を発生するエンジンを搭載するなど、軽自動車のスーパーカーといえるかっこい車です。

ホンダらしさの詰まったかっこいい軽スポーツカー

S660は、1996年1月に販売終了したビートから、19年ぶりに登場したホンダの軽スポーツカーです。ビート同様にミッドシップエンジンに後輪駆動に、軽自動車初の6MTを搭載するなど、ホンダらしい独自技術が満載のピュアスポーツカーです。

NSXやS2000など、ホンダらしさが詰め込まれたスポーツカーの系譜を引き継ぐ、ホンダならではのかっこいい軽スポーツカーです。

【第1位】日産

フランスのルノー社と提携関係にある日産は、世界各地に車のデザインセンターを持つグローバル企業です。国際市場で展開するモデルは、日本国内だけでなくワールドワイドな市場を見据えて開発されるため、車のデザインも世界各国の多様性野中から生まれています。

2010年に登場した日産ジュークもそんな1台で、デザインは内外装ともにNDE(日産デザインヨーロッパ)とNGDC(日産グローバルデザイン本部・神奈川県厚木市)の合作です。SUVとクーペを合体させたような外観は、どの国のどんな車とも類似性はなく、個性的かつ独自性にあふれたかっこいいデザインです。

一度見たら忘れられない個性的な日産車

日産は、かつてパイクカーと呼ばれる個性的なコンパクトカーを生産していました。当時のパイクカーは、絶版車となってすでに30年近く経ちますが、今も中古車市場で程度の良い車は驚異的な高値で取引されています。

その当時の国産メーカーは、日産のような遊び心を持った車がいろいろありましたが、ジュークはパイクカーを世に送り出した日産らしいかっこよく個性的なデザインの車です。

箇所別車のかっこいいと思うデザイン

車のデザインは、総合的な見地から設計するプロダクトデザインの代表的な例です。しかし、中には部分的に見て特筆すべきかっこいいデザインもあります。そんなデザインの車を、いくつかご紹介します。

国産車離れしたナンバープレート

国産車のナンバープレートは、縦横比が横長ではなくフロントマスクのデザイン上の収まりが悪いとされていますが、機能上の理由でナンバー位置を移動し国産車離れのルックスに納めた車があります。

ランサーエボリューションは、タイプⅥからフロントリフトする空力上の問題から、ナンバープレートを中央からバンパーの左側に変更しました。その後、モデルによってナンバープレートが中央に戻ることもありましたが、ランエボの最終モデルXでは左側にオフセットされました。ナンバー位置を変更し左右非対称とすることで、国産車にないかっこいいナンバープレートの車です。

ナビ画面になるメーター

車のカーナビは、今やカーライフに欠かせないアイテムですが、インテリアデザインの一部として見るとインパネに埋め込まれたモニターに違和感のある車もあります。とくに、スポーツカーはその傾向が強くなります。ランボルギーニ・ウラカンは、ランボルギーニのスーパーカーらしさを保ったまま、必須アイテムのカーナビをうまくインパネに配置したかっこいいデザインの車です。

ウラカンは、メーターをすべて液晶モニター化して、その時々で必要なスピードやタコメーター、バックモニター、そしてカーナビを画面表示させるデザインとしました。5.2リットルV10エンジンで610馬力というパワーのスーパーカーに、多機能表示の液晶モニターとくれば、まるでF1を操縦している気分になれるかっこいい車です。

トレンドのデザインホイール

スバルXVの最上級グレードに標準装備されている18インチアルミホイールは、切削光輝と手間のかかった純正ホイールです。最近のスポーツタイプ車や上級グレード車は、これと同じブラック塗装にアルミの切削光輝タイプのホイールデザインが国内外で主流になっています。

ここ4〜5年のホイールデザインでトレンドになったブラック塗装とアルミの切削光輝デザインは、若い世代を中心にかっこいいと高い評価を受けています。

年代別車のかっこいいと思うデザイン

1980年代のかっこいい車のデザイン

1984年に登場した2代目ジープ・チェロキーは、従来のジープにないスタイリッシュなクロスオーバーSUVです。四角く切り立ったシンプルな面構成のボディは、国産車にない一切の無駄な装飾を廃したデザインで、当時のRVブームもあり大を博した車です。

クロスカントリー色の強い4WDでありながら、ボクシーで都会的なデザインは今なおかっこいいといえる車です。

1990年代のかっこいい車のデザイン

1990年に登場したホンダ・NSXは、日本車初の本格的スーパーカーといえるピュアスポーツカーです。フルモデルチェンジを受けることなく、16年の長きにわたり製造販売され、ホンダのフラッグシップカーとして存在していました。

当時のホンダが参戦していたF1ドライバーたちも走行テストに加わり、世界最高峰のスポーツカーを目指して開発されたNSXは、高い走行性能を実現するため理詰めで外観デザインを設計されています。つまり、徹底的な機能美を追求したかっこいいデザインの車がNSXです。

2000年代のかっこいい車のデザイン

2007年に登場した日産・GT-Rは、ある意味で日産車のフラッグシップといえるスポーツカーです。日産スポーツカーの代名詞的存在だったスカイラインGT-Rから、その位置を引き継ぎ「だれでも、どこでも、いつでも」スポーツカーの魅力を味わえる車として開発されました。

車のデザインは、日産車内から公募してデザイン案を募り、強大なパワーを誇るエンジンの冷却性能を維持しながら空気抵抗の低減を目指す機能性を徹底追求した成果です。それは、かっこよさを超越した怪物にふさわしいデザインといえます。

2010年代のかっこいい車のデザイン

2011年に登場したランドローバー社のレンジローバー・イヴォークは、モーターショーのコンセプトモデルがそのまま市販されたようなデザインの車です。実際に、イヴォークのコンセプトモデルは2008年に北米自動車ショーにLRXとして登場しましたが、3年後に市販されたイヴォークは内装を除けば、ほぼコンセプトモデルそのままで登場しました。

イヴォークのボクシーかつシンプルな面構成は、装飾のためのキャラクターラインは一切不要だと教えてくれ、プロダクトデザインの教科書のようなかっこいいデザインの車です。

かっこいいデザインの車は楽しさ倍増

かっこいいデザインの車は、乗るだけで車を運転する楽しさ味わえます。車のデザインのかっこよさは、もちろん自分が惚れ込めることですが、街ゆく人の目線を感じられるような車を選び最高の気分で車を運転してはいかがでしょうか。

初回公開日:2018年02月22日

記載されている内容は2018年02月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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