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軽トラをドリフト仕様に改造するやり方・選び方・練習方法

更新日:2024年04月15日

軽トラでドリフトをする人が最近増えています。通常の車よりも手に入れやすく、維持費も安いため、が高まっています。今回はそんな軽トラでドリフトをするための改造や練習方法を解説していきます。軽トラの購入を検討している人は要チェックです。

軽トラをドリフト仕様に改造するやり方・選び方・練習方法

軽トラでドリフトとは

とあるアニメを見たことのある車好きなら誰もが一度はやってみたいと思うのがドリフトです。最近では、軽トラをドリフト車にしてドリフトを行う人も多いです。しかし、ベース車は何を選ぶべきかがわからない方も多いです。今回は、そんな軽トラをドリフト車にする方法や練習方法などを解説します。

軽トラをドリフト仕様に改造するやり方

では実際に軽トラをドリフト車に仕上げる方法を紹介していきます。基本的に押さえておくべきポイントとしては、リアタイヤをいかに滑りやすくするようにすることがポイントです。ここがキチンとなっていないとドリフトはできません。余力があれば軽トラのブレーキに手をつけてサイドブレーキを強めに仕上げると良いです。

あとは、ドリフトしている状態を維持するために軽トラのエンジンのパワーをあげたり、軽トラのデフをLSDに変更したりすることがです。こうすることできれいなドリフトを維持することができます。

このように、軽トラのドリフト車を作るコツはいかにリアタイヤを滑らせやすくすることと、いかに長くドリフト状態を維持することがコツとなります。

タイヤの選び方

ここからは細かいポイントなどについて解説していきます。まずタイヤ選びについてです。基本的にはフロントタイヤはラジアルタイヤ、そしてリアタイヤは冬タイヤとして定番となっているスタッドレスタイヤを履かせると良いです。

こうすることでリアタイヤのグリップ力が落ち、ウェット路面や雪道では簡単にテールスライドを誘発できるようになります。通常の軽トラをドリフト車にする上でもっとも簡単で手っ取り早い方法です。

しかし、これだけではサーキットでドリフトをする上では、これだけではパワーが足りず、軽トラでドリフトをするにはもう一息といったところです。

ブレーキ

通常のスポーツカーでも行われているブレーキのチューンですが、軽トラの場合、一般的なスポーツモデルなどと比べると、あまりパーツが出回っていないことがあります。また、軽トラの場合はリアのブレーキがディスクブレーキではなくドラムブレーキであることが多いため、これではいくらサイドブレーキを強く引いてもドリフトができません。

この場合、他の軽自動車のリアブレーキでディスクブレーキを採用している車があれば、そのブレーキに付け替えるということもひとつの手段です。

ドリフトする場合の軽トラの選び方

一口に軽トラと言われても、駆動方式によってはドリフトに向いていないものもあります。また、同じ軽トラでも、パーツが出回っていなければ性能が不足している場合の強化もそれだけ難しくなります。

逆に他の車のパーツをそのまま流用できるものですと、普通の軽自動車のスポーツタイプの改造と同じぐらいの改造もできます。ではどのようなことに注目して選べば良いのかについて解説していきます。

ベース

ベースとなる車両については、まずは軽トラにしないと話になりません。しかし、雪国などで活動したり、家族や友人を乗せたりすることもあるという人は、軽トラの代わりに軽バンにするのもありです。

軽トラの中には純粋な軽トラもあれば、元々はバンだったものを軽トラに改造したものもあります。これについては、実際にベース車を選ぶ上での好みの問題となりますが、普段の通勤用や仕事用にも使うことを考慮した場合、バンの方が良いということもあります。

いずれも性能の面ではあまり大きく変わることはありません。まずはどの用途に使うのかを見直してみましょう。

エンジンなど

エンジンなどについては、ドリフトベース車を選ぶ上で一緒に考えても良いです。しかしここで気を付けるべきポイントは、エンジンをチューニングするためのパーツがあるか否かです。

あまりパーツが出回っていないエンジンの場合、エンジンチューニングをすること自体が難しくなります。しかし、その一方で思いきって違うエンジンに載せ換えるという荒業も可能であるところが、軽トラのドリフトカスタムの良いところです。

また、最近では軽トラ用のアフターパーツも出てきているため、ドリフト車を作るためにそういうものを選ぶのも面白いです。

ドリフトするのに軽トラ

ここでは実際にドリフトをするのに軽トラを紹介していきます。いずれもどこかで必ず見たことのある車両ばかりではあります。しかし、詳しく調べてみると、意外なポテンシャルを秘めているものが多くありました。これから軽トラでドリフト車を作ろうと考えている人は、必ずチェックしましょう。

デフ

最初は軽トラ、というよりは軽トラをドリフト車にする上で改造しておくことをするデフについて紹介していきます。

デフは、エンジンからのパワーを伝えるギアの最後の部分であり、この部分を機械式のLSDに変更するだけで大きく車の動きが変わります。ドリフト車にする上ではベースの軽トラは後輪駆動のFRであることがもっとも理想的です。その上でデフを改造すると、動きが大きく代わり、ドリフト時の挙動が安定したり、ドリフトを長く維持することができます。

また、エンジンをいじることなく変化が実感できるので、まずはこの部分をいじってみるのも一つの手段です。

アクティ

ではここからは実際に軽トラを紹介していきます。最初に紹介する軽トラは、ホンダのアクティです。1963年に誕生してから50年以上経つ今でも多くの人に愛されている、歴史のある軽トラです。

駆動方式はFRですが、ホンダのアクティの特徴はエンジンをアンダーフロア内にエンジンを載せたり、エンジンを車両中央付近に配置したりなど、軽トラにも関わらず走行性能を求めた仕上がりになっている点です。これにより空車時にもトラクションが確保され、走行性能が格段に向上しています。

キャリー

次に紹介する軽トラは、スズキのキャリイです。キャリイは1979年にデビューし、39年連続で日本国内で販売されているトラックの車名別年間販売台数第1位でした。

また、欧米や東南アジア、インド、オーストラリアでは排気量を拡大したモデルが販売されており、韓国GMからはキャリイが「ラボ(LABO)」として、南米ではシボレーブランドで「Chevrolet CMP」と言う名前で現在も生産されています。

駆動方式は4WDですが、運転席からFRに切り替えることもできます。また、キャリイのエンジンはアルトワークスでも使われているK6Aエンジンであるため、エンジンをいじる楽しさを味わうことができます。

サンバー

次に紹介する軽トラはスバルのサンバーです。このサンバーという軽トラ、実は現在販売されているスバルのラインナップの中でもっとも古い車です。

先に紹介したアクティと同様、こちらも50年以上の長い歴史があります。そのためスバリストと呼ばれるスバルファンにも愛されている名車中の名車です。

また、駆動方式も後方にエンジンが載っており、後輪駆動であるRRであるため、トラクションに関しては非常に強く、そして容易にドリフトが可能となっています。その驚異的なトラクション性能から、農道のポルシェと呼ばれています。

軽トラのドリフト練習方法

では実際に練習する方法について解説します。ドリフトは感覚が重要視されるものになります。なので、まずは広い場所でタイヤが滑るときの感覚を体で覚えましょう。その行程をマスターしたら、今度は再度ブレーキを使ってドリフトのきっかけを作ってみましょう。

この技がマスターできる頃にはある程度ドリフトができるようになりますので、あとはひたすら練習をし、ある程度マスターしたら、今度はブレーキで荷重移動させてドリフトをする練習をしましょう。いずれの練習も、広い場所で安全が確保されている状態で行いましょう。

軽トラのドリフト体験談

ドリフトはできると注目を浴びたり、達成感が味わえたりと、楽しいものでもあります。しかし一方で、失敗して恥ずかしい思いや、冷や冷やした思いを味わう、何て言うこともあります。大事に至らなければ、そのあと笑い話になって終わるということもあります。しかし、そうでない場合ということもあるのが事実です。今回は実際に起こり得そうな体験談を紹介していきます。

都会で車を運転しているときに、よく隣の車が幅寄せしてきたり、行きなり前に割り込もうとしたり、そういう周りを見ていない運転をする日とを見たりしたことは誰しもあるはずです。

しかし、峠などの山道にいくとこういうことが起こります。何気なく走っていると、後ろから猛スピードで何かが追い上げてきて、あっという間に抜かれます。多くの人は、もしかしてどこかの豆腐屋の息子なのではないかと思い、後をついてみると、なんと正体は豆腐屋の息子どころか、穏やかそうなおじいちゃんが運転している軽トラでした。

当然仕事用で使っているので改造もしていないノーマルな状態です。しかしそうは思えないようなあの加速です。皆さんもそういうことにあう可能性があります。くれぐれも安全運転を心がけましょう。

横転など

車はそう簡単に横転しないのではと思う方は、読んでおくべきことをします。特に軽トラをはじめとするトラックは、非常に横転しやすいです。

横転の原因はいくつかありますが、トラックの場合全高が高いため、少しでも勢いよく傾くとすぐ横転します。軽トラを用いた運送会社のトラックを見ると、横から全力でタックルしたら横転しそうなぐらい高いトラックがあります。

また、風が強いとき、特に横からの風が強いときは、軽トラは非常に風に煽られやすいです。そんな日にドリフトなんてすると、一瞬で横転します。山道でドリフトなんかしていると、最悪崖から転げ落ちます。さすがにそんな日にドリフトをする人はいないはずです。しかし、風が強い日に運転する人は十分気を付けましょう。

まずはひたすら練習しましょう

今回は軽トラをドリフト車に改造する方法や、練習方法を書いていきました。軽トラはノーマルな状態でも性能が良いため、あとはひたすらに練習することが一番です。通常の車と比べると難易度はかなり高いです。しかし、練習すればかっこいいドリフトができるようになります。興味のある方は一度挑戦してみましょう。

初回公開日:2018年04月05日

記載されている内容は2018年04月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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