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ルーフボックスと燃費悪化の関係・ルーフの選び方

更新日:2024年07月27日

ルーフボックスをクルマに取り付けると、燃費が悪くなる!?その要点を押さえた上でのルーフボックスの選び方。そして燃費の向上を図るテクニックとは。クルマの型に合わせたルーフボックスの楽しみと、環境を考えた燃費への意識効果を紹介していきます。

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ルーフボックスとは

ルーフボックスはクルマの上部にある積載用のボックスのことです。遠くレジャーにまたクルマ内部に荷物が入らないときに重宝します。けれども、燃費が悪くなるなどのデメリットも存在しています。では、そのルーフの選び方とは何なのでしょうか。

ルーフにルーフボックス。必要ないと思われる方、そして興味のある方。ここでは、燃費という観点から解説させて頂きます。これからは、クルマを自分のスタイルにアレンジする時代。あなたに必要な安全と燃費、そしてアクセサリーを選ぶライフスタイルを提案します。

ルーフボックスで燃費は悪化する?

ルーフボックスの重量で

クルマの総重量は燃費に関係があります。乗っている人数クルマに積載している荷物の重量などです。燃費の比率を良くするためには、クルマを軽くする必要があります。ただし、車内に荷物を入れすぎて、バックグラスが見えないような状態まで詰め込むと、安全上の問題があります。そのために、ルーボックスをルーフに取り付ける訳ですが、この際、ルーフボックスの重量も加味する必要があります。

ルーフボックスの重量は、だいたい軽いもので10kg前後です。大きいもので20kg以上もあります。燃費とクルマの重量の関係は、メーターや燃料残量をみても分かるのですが、例えば小さな子供の体重が同乗しても、影響はあります。なので、ルーフボックスの使用で影響が出る訳です。

重量がかさむと、加速時のトルクに負担が出る分、多く燃料を消費するのです。なので、クルマのタイプに合ったルーフボックスを選ぶことが重要になります。

ルーフボックスの空気抵抗で

ルーフボックスの形状は、アウトドアスタイルになっていますが、この細長い構造は空気抵抗を出来るだけ少なくするためのもので、流線形になっています。また、高速道路で加速したまま走り続けると、ルーフボックスをルーフに留めているバーや留め具の空気抵抗も影響を与えます。

高速運転をしていて、サイドウィンドウを開くと轟音を立てて、風がなびきます。このように、車体に付属物を付けると、空気抵抗が増すのです。それがエンジンに負担をかけて、燃費率を悪くします。もともと、クルマはノーマルの状態や、クルマの流体力学との関係で設計されていますので、無理な車載物は、燃費と安全の低下をもたらします。

車種別にみたルーフボックスとのマッチング

ハスラー

ハスラーは多くの人がご存知のクルマです。軽快な走りにとカジュアルなデザインは、アウトドアスタイルの定番でしょう。このタイプにはルーフボックスの形状も軽自動車用のものにしなくてはなりません。ご紹介のルーフボックスは370リットルのブラックです。

よく見ると、ボックス上部に流線形の逆溝が走っています。空気の抵抗を緩和していますので、燃費に優しい構造です。細長くないタイプですが、考えられた構造になっています。

コンパクトカーの中でも、ルーフの面積は車種によって異なります。見た目のバランスもそうですが、ビッグカー対応のルーフボックスを取り付ける際には、コンパクトカーにも対応してるかどうか調べる必要があります。クルマの重量バランスにおける安全面からも選択しなくてはなりません。

エクストリーム ルーフボックス 370リットル ブラック IJR0201Nです。こちらは軽自動車用になっています。

プリウス

プリウスはスタイリッシュでタウンライクなので、軽快なルーフボックスの色が似あうでしょう。ルーフボックスを選ぶ際は、燃費のことを考えると軽量タイプのものがよいです。また、内容容積の単位の表示リットルは、どれくらい詰め込めるかの基準になっています。積載予定の内容物の量が少ない場合は、燃費の事を考え、ルーフボックス薄型タイプがいいでしょう。

プリウスにあうルーフボックスは、PIAA TERZO ルーフボックス シンメトリック ホワイト EA500Wです。白系の色がよく似合うでしょう。

ジムニー

ジムニーのアウトドア性に、ちょっと大きめのルーフボックス。燃費の事も考えるけど、やっぱり量を運びたいという方にお勧めです。元々、ジムニーはルーフにこだわりがあるので、装着しやすく、大きくてもデザインの軽快感があります。アウトドア系のハードなドライビング時には、確実なロックをかけ、ルーフボックスの安全を意識しましょう。堅く固定すれば、振動も減りエンジンの負担が減ります。結果、燃費の向上を図ることができます。もし、取り付け方が分からなければ、専門業者及びディーラーに尋ねましょう。

ルーフボックスは、カーメイト ルーフボックス inno ルーフボックス33 容量300L ブラック BRQ33BKです。

フィット

フィットは内部空間の容量に定評がありますが、それでも、もっと載せたい方はライフスタイルに合わせ、ルーフを追加しましょう。デザインの組み合わせを考えると、楽しくなります。燃費を軽減できる空気抵抗低タイプのルーフです。

車内に詰め込みすぎると、グラスウィンドウを遮蔽したりします。その時は、思い切ってルーフに積む。同乗者の座り心地にも配慮です。

はカーメイト ルーフボックス inno ウェッジ624 容量350L ホワイト BRS624WHです。

キャリアタイプ

ルーフキャリアタイプもあります。その場合は、荷造りが落ちないようにしっかりと固定をしましょう。留める用具にも依りますが、高速運転になると空気抵抗は速度のメーター以上に倍加しますので、ご注意ください。

やはり、安全なのはルーフボックスをしっかりと固定すること。内容物が飛散することもありません。燃費と同時に、安全に注意を払いましょう。特に高速道路では他車の妨げになることが問題になります。キャリアの固定と、積載物の飛散にお気を付けください。

燃費悪化しないルーフボックスの選び方

ルーフボックスの素材で選ぶ

ルーフボックスの種類にはバッグタイプのものもあります。その場合は、ルーフキャリアへ留め具をはめて、ルーフバッグを固定しましょう。もちろん使わないときはたたんで収納できます。防水加工をしているのものが出ていますので、雨の日も安心です。燃費的には重量が軽くなるため、用途に適していると言えます。

手持ちの袋などでルーフキャリアに積んでしまうと、想像以上の空気抵抗の為に、ドライブ中に乗用車から離散することも考えられます。その点ルーフボックスは空気抵抗の事も考えられていますので、ロックを確実に締めていれば心配ありません。

ルーフボックスの形状で選ぶ

ルーフボックスの流線形は見た目にも、恰好がいいものです。クルマに合わせた色使いのアレンジがきくでしょう。流れるようなデザインには空気抵抗を緩和する安全面と燃費向上が図られています。また、厚手のもの、薄手のもの。そして長さの種類がありますので、車体の大きさに合わせて選ぶといいでしょう。

そして、加速や急ブレーキの他に、コーナリング時にも重量のバランスには負荷がかかります。安全運転を心がけましょう。

ルーフボックスの留め方

安全な空気抵抗防止

ルーフボックスの車体との接合箇所は、ルーフ(車体屋根部分)の溝を利用します。両サイドに並行してありますので、その位置にフックをかけ、ステーとバーで固定します。しっかりと固定することで、振動も少なくなり、余分な空気抵抗を減らすことが出来ます。

また、キャリア状態で積載する場合も、しっかりと装着し、荷造りが崩れないようにしましょう。特に、固定が弱いと加速や急ブレーキの際、後方や前方に荷が外れ、大変危険です。取り付け方が分からない場合は、専門業者に相談しましょう。

ルーフボックスの安全面について

燃費を見直せば

燃費の事を考えると、クルマに愛着を持つようになります。自分で点検をすることも愛車へのこだわりです。今は燃費のメーターがインパネに表示される車種も販売されています。ひとつひとつのカーアクセサリーにも、燃費を向上させる。そして地球環境規模の問題を意識して、運転することが求められています。

また、独りよがりの運転をする人が、事故に合ったりすることもすくなくありません。燃費を意識するというのは経済的な家計の点検でもありますが、人を気づかう事での安全面や、節約ということでエネルギーの意識を高めることは、ドライブ時のマナーとして位置づけられます。

ルーフボックスというアクセサリーにおいても、安全と燃費を意識した選択によって、快適なドライブライフを送れるようになるでしょう。

長距離走行における燃費について

長距離走行の場合には一般道と、高速道路に分かれるところですが、燃費の点で言うと、シティでの走りの方が悪くなります。信号機前でのストップが重なると、発進と加速の為に燃費がかかります。長距離走行で停滞することなく運転すると、燃料の減りも少なくなり、自動車の維持にもいい効果をもたらします。

ただ、長距離高速走行での空気抵抗は、一般道を走るよりも強烈な抵抗となっていますので、ルーフボックスとその内容量以上に、燃費がかさみます。ルーフに積載がある場合は、高速道路でも中速度運転を心がけるなどすると、燃費にも優しくなります。

ルーフボックス選びの選択肢

デザインで選ぶ

ルーフボックスにも従来のブラック色タイプだけでなく、ホワイトタイプのものも販売されるようになってきています。軽快なシティライクにそれぞれのライフデザインを組み合わせましょう。若しくは、アウトドアにマッチするレジャースタイルにも挑戦してみましょう。

ドライブライフはカーオプションや、カーアクセサリーで格段にそのクオリティを上げてくれます。燃費とデザインとは一見、関係はなさそうですが、ルーフボックスの流線形のデザインには、流体力学とその構造、燃費との関わりあいの中で発展していく分野と言えるでしょう。

ライフスタイルをデザインする中で、クルマという存在は大きいものです。そしてレジャーに行く楽しみに、クルマをアレンジすることは現代の悦びです。ルーフボックスの中に何を詰めて、どこに行こうか、といった楽しみをデザインするのです。

行楽の時でも、そこで燃費に着眼して走る。クルマとのライフデザインを楽しみましょう。

燃費重視で選ぶ

SUV型車は燃費が高く、コンパクトカーは燃費がいいです。概要ですが、これは変わらないでしょう。ですが、SUVハイブリッドや、燃料の改善で自動車メーカーはさらに航続距離を伸ばそうとしています。

一般ドライバーが、運転中の技術によって燃費を削減することも可能です。急な発信や加速を避けることが重要です。それから、安全運転を意識することでも燃費は下がるのです。ルーフボックスを付けたり、ルーフキャリアをルーフに常備しておきましょう。このことの中にも燃費に対する知識が加わると、さらにカーライフを楽しませてくれます。

燃費を下げることで、同じ燃料の量で遠くまで行けたり、メーターでの確認によって安全運転を意識したりできます。クルマの総重量を知っておくことでも、クルマのアクセサリとしてルーフボックスを選ぶ選択が増えるでしょう。

車体とのバランスで選ぶ

ビッグカーやコンパクトカー、単体で選択するのがクルマの購入です。その後のアクセサリーデザインをしていくことは、愛車との生活を楽しむオリジナルなライフデザインです。

ルーフボックスにもその大きさと形状があります。もともとクルマは安全設計上、ディーラーでのオプションや、アクセサリーの追加を奨励しています。ルーフボックスの重量や全長そして幅など、また内容積載の重量によって、ドライブ感は変わってきます。燃費と言う点でも、安全と言う点でもチェックが必要です。

ルーフボックスの内量のリットル数とクルマの形状や大きさに合わせることは、燃費のバランスに影響しています。例えば使用しない積載物を入れっぱなしにしておくことで、無駄な燃費の支出になります。車載物を使用しないシーズンは、それを取り出して他に保管しておきましょう。メーターでの燃費確認が格段に向上します。

ライフスタイルのシーンで、自らのデザインアレンジの効いたクルマに乗ることは、ドライバーの醍醐味です。

アクセサリとしてのルーフボックス

クルマを購入して尚、ショートチェンジを加える。そしてその一つにカーアクセサリーの搭載という愛車の愉しみ方があります。ルーフボックスはちょっと重量があるので、ルーフキャリアだけルーフに付けておくというのも、アクセサリーとしての楽しみ方です。ディーラーでは専用のオプション品が用意されています。

一人で取り付けるには自信がない。という方はディーラーや専門業者を利用しましょう。とくにルーフボックスぐらいの大きなアクセサリであれば、女性が一人で取り付けるのは困難かもしれません。そして、燃費の事を相談したり、安全面での確認を取るのには、やはりディーラーでのオプションチェンジが最適と言えます。

最適な車とルーフボックスで出かけよう!

ルーフを風になびかせて、ちょっと遠くまで出かけてみましょう。もちろん燃費のチェックをしながら楽しみましょう。アクセサリを取り付けるだけで、クルマのライフスタイルは大きく変わります。あなたの選んだアクセサリで、楽しい、そして安全なドライビングライフを過ごしましょう。

初回公開日:2017年09月27日

記載されている内容は2017年09月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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