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ポルシェの維持費はいくら?|年間維持費/タイプ別比較/新車と中古の維持費比較/維持費内訳

更新日:2024年07月29日

ドイツの名車「ポルシェ」は誰もが憧れる高級スポーツカーです。そんなポルシェの気になる維持費を紹介していく中で、ポルシェのタイプ別に維持費や、ポルシェの中でどのタイプが1番安いかなど紹介していきます。ポルシェの維持費を参考までにご覧下さい。

ポルシェの維持費はいくら?|年間維持費/タイプ別比較/新車と中古の維持費比較/維持費内訳

ポルシェとは?

ドイツのスポーツカーを得意とするメーカーで、世界各地にファンを持つ高級車ポルシェは、1931年に会社設立をされています。歴史は古く、ポルシェは当時トラクターや戦車などもデザインから販売までしています。

ポルシェの中でも特に有名なポルシェ911の販売開始されたのは1964年からで、当時のエンジンが空冷であることから、空冷エンジン好きには根強いを獲得しました。その後も911はポルシェの看板的存在として活躍をしてきました。

しかし、現代のスポーツカー自体の販売台数が減少し経営悪化になったポルシェは、SUV車カイエンを販売し成功を収め経営を回復しました。そして、ハッチバック車パナメーラ、SUV車マカンを販売し大成功しました。

ポルシェの維持費はいくらかかる?

ポルシェを所有してみたいけど維持費が気になってなかなか踏み出せない方も多いでしょう。
高級スポーツカーというイメージが強いので維持費も高いのではという声も多いです。

そこで実際所有した気持ちになって維持費はいくらかかるか、年間、月間と紹介していきます。モデルはポルシェの中でもスポーツカー好きならだれもが憧れる、ポルシェ911をモデルに紹介していきます。

ポルシェ911の年間維持費

年間の維持費を考える上で必ず必要になってくる維持費のみを紹介していきます。車検代を1年分に換算し、年間のガソリン代、任意保険代この3種類で年間維持費を計算していきます。実際の保険料、ガソリン代に誤差は必ず出てきますので、必ず参考までにしてください。

ガソリン代は年間1万km走行(ハイオク130円で計算)、任意保険料は車両保険なしの、26歳以上所有者のみという設定のもと平均の金額で紹介します。

年間維持費名年間維持費額
車検費用(1年に換算)30,000円
重量税(1年に換算)12,300円
自賠責(1年に換算)13,920円
ガソリン代216,600円
任意保険料82,830円
自動車税66,500円
合計411,150円

ポルシェ911の月間維持費

先ほどの年間維持費は411,150円でした。では、月間の維持費に直してみると大体月にどれくらいの維持費がかかるのかを紹介します。

月間維持費名月間維持費額
車検費用2,500円
重量税1,025円
自賠責1,160円
ガソリン代18,050円
任意保険料6,902円
自動車税5541円
合計35,178円

月間にすると約4万円ほどあればポルシェ911の維持は可能ということになります。ただこの金額はあくまでも目安ですし、ローンが無い場合の考えです。

ローン返済がある場合は金額によりますが、ポルシェ911を新車で購入し頭金なしの場合ですと、ポルシェ911の新車価格が1381万円ですので5年ローンにすると月に約20万円以上の返済が加算されます。

年間にすると約280万円ほど返済することになりますので、一括支払いまたは頭金に最低でも500万円は入れておきたいところです。

タイプ別ポルシェの維持費比較

上記の紹介でポルシェ911の年間、月間の維持費を紹介しましたが、ポルシェには911以外にもたくさんのタイプがあります。そのポルシェのタイプ別に維持費を紹介していきます。

ポルシェケイマンの年間、月間維持費

ポルシェのオープンカーである、ボクスターをモデルに製作されたタイプのケイマンは、911のスペックを上回らないように制作されています。それでもかなり高スペックのケイマンは、2005年のデビュー当時からとてもが出ているタイプでもあります。

そんなケイマンの気になる年間、月間維持費を紹介します。

年間維持費名年間維持費額
車検費用(1年に換算)30,000円
重量税(1年に換算)12,300円
自賠責(1年に換算)13,920円
ガソリン代216,000円
任意保険料68,230円
自動車税58,000円
合計398,450円

ポルシェケイマンの年間維持費は398,450円になりました。月間にすると約33,204円ということになります。ポルシェ911よりも少しコストを抑えて維持していくことができます。

ポルシェ空冷901の年間、月間維持費

クラシックカーである空冷タイプのポルシェはオークションで新車価格よりも高い価格で取引されています。相場は約2000万円ほどで、レストア必須の動かない状態でさえ約300万円で取引されています。

別名ナローポルシェとも呼ばれていて、ポルシェの中でもクラシックカーの中のクラシックカーです。

そんな空冷タイプであるポルシェ901の、気になる維持費はどれくらいになるのか紹介したいのですが、あまりに古い車両ですし記載されている情報も極めて少ないため紹介することはできませんが、あるポルシェ901のオーナーさんの情報では、修理を含める維持費は年間に180万円かかるそうです。

とてもではないですが、大富豪でもない限り維持をすることはできない金額です。

ポルシェ928の年間、月間維持費

1977年から1995年まで長きに渡り販売してきた、ポルシェの中でも息が長かったタイプのポルシェ928は4人乗りのクーペです。そのコンパクトなボディに4957ccの大排気量のエンジンでものすごい走行性能を見せてくれました。

そんな気になるポルシェ928の維持費を紹介します。

年間維持名年間維持費額
車検料50,000円
重量税25,200円
自賠責13,920円
ガソリン代260,000円
任意保険代54,900円
自動車税101,100円
合計505,120円

古い車両になりますので、どうしても維持費は高くなります。自動車税も上がりますし、故障なども多くなってしまう可能性も出てきます。年間維持費が505,120円なので、月間に換算すると、42,093円になります。

ポルシェ944の年間、月間維持費

1983年から1991年までの販売期間で、当時のポルシェ911の販売台数を上回る販売台数でポルシェの経営を安定させたタイプです。世界でハンドリングが良い車に選ばれるなど、販売時期は短かったものの世界中から愛されました。

そんな気になるポルシェ944の維持費を紹介します。

年間維持費名年間維持費額
車検費用50,000円
重量税58,600円
自賠責13,920円
ガソリン代185,710円
任意保険59,510円
自動車税58,600円
合計426,340円

ポルシェ944の燃費は911などに比較すると多少良いので、ガソリン代を抑えれましたが、やはり944も古い車両になるので維持費は結構かかります。年間維持費が426,340円なので月間にすると35,528円になります。

ポルシェボクスター

1996年から販売開始されたボクスターはオープンカーモデルで、デザインの良さに含めハイスペックな性能でが出ました。2005年には最も故障が少ない車両として選ばれています。そんな気になるポルシェボクスターの維持費を紹介します。

年間維持費名年間維持費額
車検費用30,000円
重量税12,300円
自賠責13,290円
ガソリン代173,300円
任意保険料63,310円
自動車税51,000円
合計343,200円

ハイスペックなのに燃費もポルシェの中でもかなり良い数値なので、年間のガソリン代が少し安くなっているので年間維持費を抑えれています。年間維持費343,200円を月間に換算すると28,600円とここまで紹介してきたポルシェのタイプで最も安いです。

ポルシェカイエンの年間、月間維持費

ポルシェ初のSUV車でこのカイエンはポルシェからしたらSUV車という発表はされてなく、あくまでも新しいスポーツカーと言われています。このカイエンの登場でポルシェのがさらに高まり、SUV車らしからぬ走行性能にハンドリングで、まるでスポーツカーを運転しているかのようとが出ました。

そんなカイエンの維持費を紹介していきます。

年間維持費名年間維持費額
車検費用40,000円
重量税20,500円
自賠責13,920円
ガソリン代260,000円
任意保険料87,910円
自動車税88,000円
合計510,330円

さすがに高級SUV車だけに維持費もなかなかのものです。年間維持費510,330円なので月間にかかる維持費は42,527円になります。

ポルシェ930の年間、月間維持費

ポルシェ964は販売期間1989年から1993年と短い期間の販売期間でしたが、ポルシェマニアにはたまらない空冷ポルシェになります。先ほど紹介した、901に憧れて購入する方も多く、空冷エンジン好きにはたまらないタイプです。

そんな気になるポルシェ964の維持費を紹介します。

年間維持費名年間維持費額
車検費用50,000円
重量税18,900円
自賠責13,290円
ガソリン代222,000円
任意保険料81,530円
自動車税66,700円
合計452,420円

年間維持費は比較的高いものの、燃費自体はそこまで悪くなく少し年間維持費を抑えることができます。年間維持費は452,420円なので月間維持費は37,701円になります。

維持費が安いポルシェは?

維持費の安いのは先ほども紹介したボクスターです。ポルシェの中でも維持費が安く、故障しにくいというのが理由でポルシェのタイプはボクスターをします。ボクスターの新車価格自体も約700万円とポルシェにしては安価に購入できるのでです。

新車と中古のポルシェの維持費比較

各タイプごとにここまで維持費を紹介してきましたが、新車と中古を購入する場合の維持費はどう違うのか比較してみます。まず、中古車は中古車特有の性質があります。壊れている、完璧の状態で乗れない、整備不足、エンジンが弱っているなどの可能性が考えられます。

販売店との交渉次第ですが、中古車の修理も値が張りますし、ポルシェは中古車でも状態が良い車両は価格が下がりません。なので、維持費自体は修理などのことを考えれば変わらないと思われますが、購入金額については明らかに安くなるので、購入金額を考えれば中古車の方が維持費は安いと言えます。

ポルシェの維持費を考えて購入

スポーツカー好きなら誰もが憧れるであろうポルシェは維持費も安くはないです。だからこそ大事に乗れますし、ドライブの楽しさも倍増することは間違いないといえるくらいポルシェには魅力があります。

今回紹介した維持費の計算はあくまでも目安ですし、故障や購入代金は考えていませんので参考までにしてください。この記事を読んでポルシェ購入のきっかけになってもらえれば幸いです。

初回公開日:2017年09月30日

記載されている内容は2017年09月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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