軽トラの維持費は安い?高い?(月/年間)|セカンドカーにお勧め?
更新日:2024年07月21日
軽トラの維持費は安い?高い?
軽トラクックとは?
軽トラ(軽トラック)は、日本の軽自動車区分に該当する小型トラックのことになります。名称のとおり、軽自動車の規格になっています。日本独自の軽という概念でトラックが作られており、非常に効率的であり、燃費がよいトラックになっています。一般に「軽トラ」と略されることが多く、そちらのほうが普及しているといっても過言ではない呼び方でしょう。
最大積載量は350kg以下であり、そこそこの荷物を載せることができます。このトラックには意外とお勧めできる要素があるのです。
維持費が安い
そもそも軽という車は維持費が安いことでもがあります。そこまで重くなく、排気量も高くないので税金的にも優遇されているといっても過言ではないでしょう。その為、維持費が安く、それこそ普段使いの車としてもお勧めできます。
軽トラックの場合、どうしてもツーシーターになります。つまりは座席が二つになる、ということです。
後ろは荷台であり、それを使うことが多いのであれば下手に乗用車を持っているよりも軽トラックのほうが利便性がよい、といえることでしょう。
車が軽めである、というのはガソリンもそこまで喰うことがない、ともいえますから実はそうした意味でもメリットがある、維持費が安いといえるような車となっています。
軽トラの維持費はいくら?(月/年間)
具体的な維持費は?
軽トラックの維持費が安いといっても実際に何が安いのか、どのくらい安いのか、と思うことでしょう。具体的な数字を出しますと以下の通りです。
自動車税が、10,800円でこれが1年に1度になります。
重量税が、8,200円で、2年に1度です。
自賠責保険も2年分として26,370円になります。
当然、駐車場代、車検等もありますが、大体年間で30万円くらいの維持費です。これは車の協会が出している維持費のデータになりますからこれは大よそ信用しても問題ないでしょう。
まず、車の維持費で30万円弱、といえば安いことは確実なのですが比べるところがあったほうがわかりやすいでしょう。ですから、通常の乗用車を具体的に見て比較してみましょう。
通常の乗用車と比較して
軽トラックの維持費が安いのかどうかを具体的に他の車と比較してみて見ましょう。具体的には軽自動車ではなく、通常の乗用車を例に見てみましょう。
自動車税が、(年間)34,500円
重量税(年間) 11,250円
自賠責保険は2年で27,840円
これらが基本的な維持費であり、ガソリン代や駐車場代、車検代なども含めますと40万円くらいは維持費としてかかることになります。つまり、乗用車と比べ、維持費が年間で10万円程違うということになります。軽トラックの方が確実に維持費が安いと言えます。10万円以上の維持費の差、というのは一年間はともかくとして何年も重ねていきますと結構な差額となることでしょう。
セカンドカーに?
田舎などで
都会、都市部に住んでいれば、セカンドカーの需要がないことは間違いないでしょう。しかし、田舎、辺鄙なところに住んでいる人は何かにつけて車が足として必要になります。一家に数台ということも珍しくはないでしょう。そうしたセカンドカーに軽トラはかなりお勧めできます。
荷台があるので、荷物もたくさん載せることができます。燃費も相当によいのです。そうした意味でセカンドカーとして最適ともいえるようなものであると言えるわけです。
田舎などでお勧め、としましたが都市部で生活していても二台の車が必要であればこのようなタイプの車にするのも一つの手であるといえるでしょう。多くの場合、軽自動車を購入することが殆どですが、あえて軽トラックにするというのも考え方としてはよいです。
二台目の車を何に使うのか、どんな能力が求められるのか、ということから考えましょう。少なからず荷物運びがあるのであれば軽トラックは極めてセカンドカーに向いているといえます。無理に所有する必要性はありませんが、セカンドカーを求めるのであれば、一つの選択肢として軽トラックは良い選択と言えます。
メイン車にもなる
そもそも作業の手伝いなどに使えるのが軽トラックです。軽トラックは大きなトラックよりも荷物を載せることができる量は極めて少ないです。それでも軽自動車はもちろんのこと、普通のセダン型の乗用車などと比べて多くの荷物を運ぶことができるようになっています。
その為、普段の行動によっては軽トラックのほうがメインに活動しているということもよくあります。それだけ、使い勝手がよい車であるといえるのです。維持費もそうですが購入する為の価格もかなり安いですし、まさに軽トラックは庶民の味方といえる車種といえるでしょう。
維持は極めて楽
駐車場の有無などによって車の維持費は相当にぶれることになります。駐車場があるのであれば、軽トラックなら20万円程度で維持をすることができるでしょう。もちろん、どの程度、運転をするのかによってランニングコスト自体が相当に違ってきますから、一概にいえることではないのですが多くの車種の中において安めであることは確かです。
反面、乗り込める人数が大抵は二人ということになりますから、そこまで大人数で移動するためのものとしては活躍しないことでしょう。ちなみに当然ですが荷台に乗ることは特定の条件以外では禁止されています。
維持費としては軽トラックに限ったことではないですが、駐車場などで税金関係の維持費もあります。そして、ガソリン代などのそもそも動かすためのコストがあるでしょう。さらに車検もあります。これがどの程度、車が酷使されていたのかということによって代金が違ってくることになります。ですので、維持費も変わります。
軽トラックは基本的には維持費が相当に安いです。それこそ上手くすれば20万円以下、十数万円程度にすることができるでしょう。ですが、やはりどの程度使っていたのか、ということでぶれる部分も多くあります。環境によって変ってくることになりますから、その点は注意しておいたほうがよいでしょう。
購入コストはどんな車でも総額としてみるべきであり、販売価格からさらに色々と費用がかかることになりますから、その点もしっかりチェックしておくようにしましょう。
軽トラックは維持費が安く、購入費用も安いですが、それでも車ですから持っているだけでお金はかかります。本当に必要であると確認してから購入するようにしましよう。
初回公開日:2017年08月03日
記載されている内容は2017年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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