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日産GT-Rの維持費まとめ|年間維持費・中古車・タイプ別維持費比較

更新日:2024年08月02日

今回は日産GTRの維持費用についての話題を中心として、一般的な車の維持費用に関する項目についての説明や、GTRの発売した時期の違うタイプ別にかかる維持費用も考えてみました。もし、GTRの維持費用について悩んでいる方がいればぜひご覧ください。

日産GT-Rの維持費まとめ|年間維持費・中古車・タイプ別維持費比較

車の維持費にかかる項目を紹介!

今回の記事では日産のGT-Rにかかる維持費についてのご紹介する予定ですが、その前に一般的に車を所有している方にとって必要な維持費の項目にはどのようなものがあるのか分からない方も多いかと思います。

そのため、今からは実際に一般的に車にかかる維持費についての項目と一緒にその詳細を見ていきたいと思います。

自動車税とは?

こちらの自動車税は、いわゆる車を所有している方は全員確実に徴収されてしまう国が課税する税になります。こちらはどんな方でも車を持つとなると避けては通れない維持費用の一つとなります、何を基準に自動車税を決めているのかというと、実は車の総排気量によってこの自動車税の額は決まっています。

こちらの総排気量が多くなってくるとその分だけ自動車税も上がる仕組みになっています。どういった車が総排気量を上げるのかと言いますと、一般的には速度のあるスポーツカーなどがあげられますが、トラックなどの大きな車も総排気量が高いので、そういった車種によって総排気量の違いはかなりあるようです。

GT-Rの自動車税は高め?

日産のGTRの総排気量は速度を求めるスポーツカーということもあってかやや高めに設計されています。そのため、総排気量を基準としている自動車税はもちろんその分だけ高くなります。GT-Rの総排気量は3.5リットル超4リットル以下の区分に該当するので、毎年かかる自動車税は66,500円になります。

こうして金額を見てみますと、普通の乗用車は2-3万円あたりであることが多いですからGT-Rにかかる費用は普通の乗用車に比べるとかなり高めであるということが分かります。

自動車重量税とは?

自動車重量税とは1971年に自動車重量税法が施行されたことにより、検査自動車や届け出軽自動車に課せられる税となっています、一般的には全ての車が車検を受けなくてはいけないため検査自動車となっていますので、この自動車重量税も全ての車に課される国税です。

自動車重量税はその名の通り、車の総重量を基準として課される国が定める税になります。先ほどの自動車税は総排気量をもとにしていますが、こちらでは車の総重量を基準としています。こちらもGTRだけでなく、車を購入した方はさけることが出来ない維持費の一つなので、購入の際には注意して確認しておきたいところではないでしょうか。

日産GTRの自動車重量税は?

必ず支出する必要のある維持費の一つである自動車重量税ですが、日産のGTRはいったいどれほど課税されることになっているのか気になる方も多いと思います。実際に調べてみますと、現在発売されているGTRの自動車重量税は一律49200円ということでした。

日産GTRの特徴として、他のスポーツカーに比べると重量が比較的多いというものがあります。一般的にスピードを重視するスポーツカーは、速度に関係するため車両の軽量化がすすめられますが、GTRの場合はあらゆるコーナーで適正な数値を出すことを目標としているため重量を重くしているようです。

ですが、GTRはそれでもフェラーリより早い速度を計測している例もあるので、スピードにおいては申し分なく、安定感のある走りの実現のために車両重量を多くしているといった背景があるようです。

自賠責保険とは?

自賠責保険とは何かよく分からないという方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらは共済保険の一種で全員加入が義務付けられている保険になります。どういった場面に対しての保険なのかと言いますと、一般的には交通事故などが起きてしまった際にその加害者側の経済的負担を減らすために、その補填金を受け取るためのものになります。

こちらも確実にかかる維持費用の一つですが、死亡による損害の場合最高3000万円まで、後遺障害による損害の場合最高4000万円まで、傷害による損害の場合は最高120万円までが拠出されます。大事にならないという保証はないので、自賠責保険は非常に大切な維持費の一つになります。

日産GTRの自賠責保険は?

自賠責保険料は自家用乗用自動車か軽自動車か、また小型二輪車かといったことで料金が変わってきますが、GTRの場合は自家用乗用自動車なので、一年にかかる自賠責保険は15520円となっています。

こちらの自賠責保険はその保健機関に応じて金額が変わってくるので、毎年一律にこの保険料というわけではありません。そのため細かく自賠責保険の保険料を知りたいという方は年単位で保険料の違いが出るので、維持費を考える上で注意してください。

自動車保険とは?

自動車保険には先ほどの自賠責保険のような全員加入が義務付けられているような共済保険とは他に、任意で加入する任意保険があります。実は先ほど紹介したように自賠責保険は保証額の最高が決められているのですが、実際に交通事故などにあった場合の弁済は自賠責保険では足りないことが多いです。

そのため、自賠責保険で補えなかった分の金額を補うための手段としてみなさん任意保険に加入されます。そのため、一般的には全員加入が当たり前となっているため、自動車保険の金額もしっかりと維持費の一つとして考えておく必要があるのではないでしょうか。

自動車保険の相場はいくら?

任意の自動車保険については、保険会社をどこにするかによって大きく値段は違ってくるのですが、やはり事故を起こす可能性の高低を考えて決めるのが一般的かと思います。運転技術に自信があり、ゴールド免許である方の例では年間の保険料が4万円といったものもありますので、やはり運転技術が高い方は比較的安い保険会社を選んでいるようです。

また、グリーン免許の方などでは13万ほども年間に自動車保険を払っているような例もあるので、後のことを考えて心配な方は多少高くても多く保険料を払う会社に加入する傾向にあるようでした。その分維持費もひとによって変動することが分かります。

全体的に自動車保険の相場を見ると4、5万円が多く、4~10万前後の幅が出ましたので、やはりこのあたりは人によってまちまちといったところでしょうか。

日産GT-Rの維持費はいくら?

では、ここからは実際に日産GTRの維持費はいくらほどになるのかを紹介していきたいと思います。やはり、GTRと言えばスポーツカーですので、燃費があまり良くないといった声や、4WDによってタイヤなどのパーツ料金が高いといった声もあるので、維持費についてもかなり高くつく印象があるのではないでしょうか。

今回はそうしたことも踏まえて、なるべく安く済む方法をご紹介しつつ、具体的にいくらぐらいになりそうなのかを紹介していきたいと思います。

日産GTRの年間維持費はどうなる?

実際にGTRの年間維持費はどの程度になるのでしょうか。先ほどあげた維持費の項目を基におおよその額を算出してみました。まずは自動車税と自動車重量税、それから自賠責保険の確定している額を合算してみます。

この自動車税と自動車重量税、それから自賠責保険はあらかじめ決まっている金額になりますが、こちらは131220円という額になりました。これを基準としてあとはここからは任意でかかる費用や、GTRの持ち主の扱い方や年齢や収入によっても変わってくることになります。ちなみにこのGTRの基礎維持費に5万の任意の自動車保険料を合算すると181220円という数字が算出されました。

他の維持費にはどんなものがあるのか?

先ほど必要最低限と思われる維持費の例を出しましたが、実際にはその金額よりも大きく維持費がかかってしまいます。まず、あれらの項目の他に、車検料や駐車場料金、それからパーツ部品の交換などの料金が加算されることになります。

それから、GTRなどの自動車をローンで購入していることが一般的だと思うので、多くの方はそこに年間の車両料金が加算されます。そして、何といってもGTRの維持費で一番かかると言われているのはパーツ部品の費用なので、そのあたりはどれくらいで消耗するのかといったことなどを考えておく必要があるのではないでしょうか。

故障した時のためのお金はどれくらい必要?

やはりGTRNOこうした確定している維持費用の他に考えておかなくてはいけないのは、車の不調などの故障が起きた際にかかる費用です。多くの方は毎年恒常的にかかる費用だけを算出して購入してしまいがちですが、GTRのようなスポーツカーはメンテナンスが必要になる回数が多く部費交換もあるため、こうした故障のリスクというものも考える必要があります。

おおよそ、GTRの場合はかかると言われている故障の費用としては、15万円程度を年間に使う分として蓄えておけば問題がないのではないでしょうか。ですが、GTRの各持主によってこうした維持費の額は変わってくるので、自分にとっての維持費を算出し、その分だけ多めにお金を蓄えておくことが大切になるでしょう。

車検費用はどれくらいかかるか?

その他の維持費用としては二年に一回行われる車検にかかる費用があります。これはドライバーならみな受けなくてはいけない検査の一つですが、おおよそ二年に一回で12万円ほどかかると言われています。そのため、一年ではおおよそ6万円ほどかかってしまうので、その分の費用もしっかりと考えておきたいところです。

GTRはガソリン代が高い?

GTRをほしいと思うような方の多くは、車で運転することが好きでスポーツカーが好きで購入したいというような方も多いと思います。しかし、走行距離が伸びれば伸びるほどに、増えてしまう維持費用もあります。そのうちの一つとしてガソリン代があげられます。

まず、GTRではハイオクガソリンを使っているために、レギュラーガソリンよりもリッター価格が高くなります。その点においてもかなり不利なのですが、加えて、GTRは燃費があまりいい車ではありません。つまり、他の車に比べると早く燃料切れを起こしてしまうため、ガソリンを補給する機会が増えてしまいます。

月にに1万円のガソリン代がかかれば、年間で12万にもなってしまうことを考えると、これらについてもしっかりと余計に資金を準備しておく必要があるのではないでしょうか。

GT-R中古車の維持費はいくら?

GTRと言えばやはり2000万円程度の年収の方をターゲットにしているというだけあって、その維持費もなかなか高いというのが現状なのではないでしょうか。パーツ部品の大幅な値下げが以前行われたということを含めてもやはり「高い」といった印象はあることかと思います。そのため、出来るだけ安く済ませるために、中古のGTRを購入する方も多いようです。

中古といっても日産GTRは「中古車ワイド保証」の対象になっているので、修理するとなった場合でもあまり修理費はかからないようですし、維持費を出来るだけ下げるためにも中古品を買うことで安く済むかもしれません。しかし、やはり中古品は部品交換がつきものなので、それらの分だけ維持費が増えることは覚悟する必要がありそうです。

タイプ別!日産GT-Rの維持費を紹介!

ここからはタイプ別に日産GTRの維持費について詳しく見ていきたいと思います。GTRはやはりスポーツカーなので、距離を多く乗ればその分ガソリン代は普通車に比べてかかりますし、メンテナンス費用がほかの車に比べて高いです。まず、そのあたりを踏まえて先ほど紹介したR35型のGTRの年間維持費を参考にその維持費がどの程度になるのかを見ていきたいと思います。

R34

このR34型は日産スカイラインという名称で呼ばれますが、こちらもGTRのグレードの一つで、以前のGTRのグレードがこのR34になります。こちらも実際は基礎としてかかる費用はR35と比べると変わりません。そのため、変わってくる要素としては燃費が多少R34の方が悪いといった程度ですがほぼ変わらない数値なのでこれも乗り方に大きく左右されるでしょう。

ただ、GTRのR34の方が古い車ということもあるので、部品の交換をする機会は多くその分の維持費は増えると考えられます。また、GTRR35に比べるとパーツ部品の価格やメンテナンス料金が多少安く済むので、そのあたりの維持費がR35との違いを生むのではないでしょうか。

R32

R32についても維持費としての基礎金額はおおよそ変わらないのですが、やはり旧式の車ということもあってその分だけかかる費用というものもあります。例えば、GTRR32の場合はエンジンオイル周り(ポンプなど)が弱いことが当時から示唆されていたことからも、エンジンの故障にあう確率が高い可能性があります。

また、そのような故障した車を売りに出している方が多いので、中古車を買うことになるわけですが、そうした故障車に当たってしまう可能性があるため注意しなくていけません。しかし、そうしたことを踏まえしっかりと選ぶことが出来れば、200万円程度でも購入できるようになっているので、車体費用を安くすませることが出来るという利点もあります。

GTRの維持費は全体的に高めか?

ここまで日産GTRの維持費用について紹介し考えてきましたがいかがだったでしょうか。実際のところGTRの維持費はなかなか安いとは言えないのが減少なようです。ですが、やはりスポーツカーに乗りたいという方も多いと思うので、なるべくガソリン代やパーツの管理に注意するなどの意識から、維持費用を安くすることが出来るのではないでしょうか。

初回公開日:2017年08月26日

記載されている内容は2017年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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