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トヨタ86の燃費は良い?悪い?・ターボ/スーパーチャージャー装着

更新日:2024年02月01日

今回はトヨタ86について、燃費の内容を中心にご紹介させて頂きました。やはり「86(ハチロク」」という愛称で長らく親しまれているスポーツカーなので、その燃費は気になるところかと思います。86の燃費や魅力についても紹介していきますので、ぜひご覧ください。

トヨタ86の燃費は良い?悪い?・ターボ/スーパーチャージャー装着

トヨタ86ってどんな車?

今回はトヨタ86についての記事を燃費のお話を中心に色々と紹介していきたいと思います。まず、こちらの86という言葉を聞いたことがある方も多いかと思いますが、このトヨタ86はいわゆるスポーツカーです。

トヨタ86は、トヨタとスバルが共同開発した車で、生産は主にスバルが行い、販売をトヨタとして行っているという少し変わった発売のされ方をしている車です。一般的に「ハチロク」などと皆さんに親しまれて呼ばれますが、比較的スポーツカーの中では馴染みやすい車であることから長い間スポーツカー好きの方々から愛されている車です。

トヨタ86は結構お手頃な価格のスポーツカー!

トヨタ86は正真正銘のスポーツカーですが、他の会社が提案しているどのスポーツカーとも比べて言える大きな特徴の一つは、まず価格帯が非常に手に取りやすいお値段ということです。もともと、若い人をターゲットに生産されたようなところもあるので、若年層の方でも購入しやすいように比較的手ごろな値段で購入することが出来ます。

また、年式を経ている車は中古車として売りに出されているので、若い年収の少ない方でもさらに手に入れやすくなるため、若い人を中心に、スポーツカー好きの方まで多くの方が注目するスポーツカーです。

トヨタはFRスポーツカー?

トヨタはいわゆるFRの駆動方式を採用しているスポーツカーなのですが、このFRについてよく分からないという方も多いかと思います。一般的には駆動方式のことですが、他の駆動方式としてはFFや4WDといったものがあります。

FRはフロントエンジン・リアドライブの略語で、この名前の通りエンジンが車の前部分にありタイプの車で、後輪にエンジンのエネルギーを伝達します。プロペラシャフトという太いパイプのようなものを通して後輪にエネルギーを伝えるのが特徴で、ハンドリングに優れており、ドリフトテクニックなどをすることが出来ます。

基本的にはサーキットを走るような車に使われるので、FRは86のようなスポーツカー向きの駆動方式と言えるでしょう。

トヨタ86の燃費は良い?悪い?

ここまでの記事を読んでいただいて大まかにトヨタ86については理解して頂けたでしょうか。かなり多くの人が手に取りやすいトヨタのスポーツカーということで86は大変が高いですが、やはり「スポーツカーは燃費が悪い」などと漠然と思っている方もいるかと思います。

ですので、ここからは、そうした86の燃費事情について実際の燃費も含めて紹介していきます。

トヨタのカタログ燃費は?

トヨタ86のカタログ燃費を調べてみました。JC08モードの最新の計測では「6 super ECT」モデルは12.4㎞/リッターで、6速マニュアルモデルは11.8㎞/リッターといった数値でした。これは最高のグレードのものですが、Gというグレードでは12.8km/リッター、11.8㎞/リッターといった数値がそれぞれ出ていました。

このような結果を見ると、他のスポーツカーの燃費とそう変わらないように感じますが、実際の燃費となると、ここからどれだけ数値が変動してくるのでしょうか。これから86の実燃費について紹介していきたいと思います。

みんカラで見るトヨタ86の実燃費は?

みんカラという車を購入した方の詳しい口コミが見られるサイトの方から見た、実燃費の結果の幅をおおよそ算出してみました。すると7.97km/リッター~14.03㎞/リッターと、実燃費の結果に幅が出ました。

これを見ますと、やはり運転している方によってかなり実燃費の方は変わってくることが分かります。もともと、トヨタ86はカタログ燃費とそう変わらない燃費になるといった口コミが多く、むしろ上回ったといった口コミも多かったので、やはりカタログ燃費よりも上回るといった例はそれなり多くありました。

ターボ・スーパーチャージャー装着すると燃費はどうなる?

実はトヨタ86とスバルBRZ専用にターボやスーパーチャージャーキットというものが発売されています。このターボやスーパーチャージャーは車両側の改造を必要とせず、そのままのエンジンを基礎として生かし、さらにそのエンジンの排気量や回転数をサポートしてくれます。

エンジンルームを広くとるようなこともなく、コンパクトに取りつけることができるため、86のパワーが足りないと感じる方にはほしいという人も多いかと思います。スーパーチャージャーに関してはエンジンの力を利用するので、エンジンパワーをロスするというデメリットがありますが、燃費に関しは直接的には影響は及ぼさないと考えられます。

ターボを取り付けると燃費はどうか?

スーパーチャージャーの他にターボがありますが、パワーを得たいときには一気に強い吸気を取り込んでくれるため手っ取り早いです。ただ、こちらのターボは車のパワーを出す分にはかなり優秀なのですが、燃費が悪くなるというデメリットがあるので、その点は注意しなくてはなりません。

ガソリンはレギュラーでも燃費は変わるの?

トヨタ86は基本的にはハイオクガソリン仕様となっていますが、実はレギュラーガソリンを使用することもできます。一般道路を走るために一か月間レギュラーガソリンを注入して運転した方のケースで説明します。

平均燃費の方は11.3㎞/リッターといったあたりに落ち着きました。特に走っている場面で違和感というものはないようで、ただハイオクの際に比べると馬力が出づらく大人しい印象になりました。ハイオクの場合は12.3㎞/リッターほどでしたので、レギュラーとさほど変わらないことを考えるとハイオクガソリンのまま運転するほうが安全面でもいいのではないでしょうか。

トヨタ86の燃費向上方法にはどんなものがある?

燃費向上方法としては様々なことがありますが、まず運転する際に気を付けることが出来るのは、なるべく急発進や急停止といった車に負担のかかる運転をしないことがあげられます。

そして、なるべく車体に荷物を積まずに軽くし、クーラーなどをあまり使わないようにすることでエンジンの回転数を上げ過ぎないといった方法もあります。他には、タイヤの空気圧をしっかり高めることや、エンジンオイルの添加剤を入れるなどの方法もあります。

このように、燃費向上方法をいくつか例に挙げてみましたが、実際にこれらを行ったからといって劇的に燃費が向上することはありません。一番燃費効率を上げるとすれば、やはり日頃の運転の仕方が重要なので、車を気遣う走りが出来ればそれが一番いいのではないでしょうか。

AE86の燃費データを紹介!

AE86は1983年にトヨタが発売したスポーツカーの共通車両型式番号ですが、こちらも俗にいう「ハチロク」と呼ばれている車の一つになります。いわゆるパンダトレノのカラーリングなどで有名な初代「ハチロク」と呼ばれるものです。

こちらは、かつて10モード形式の計測で燃費は13.0㎞~15.0㎞/リッターと悪くない数値が表示されています。この86はセッティングによって大きく燃費が変わってくるようで、オーナ--の方によっては4㎞/リッターという方もいました。みんカラで実燃費をもっと見ていくと、おおよそ、8.50㎞/リッター~12.27km/リッターといった数値の幅が出ました。概ね10~11㎞/リッターあたりの数値の方が多かったように思います。

「ハチロク」は愛されるスポーツカー

ここまでトヨタ86について燃費のお話を中心にご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。86「ハチロク」という名前を聞いたことがある方も多かったかと思いますが、86はそれだけ世の中のたくさんの方々に親しまれてきた車なのです。

スポーツカーにあまり縁がない方にも、スポーツカーの中ではかなり手に取りやすく初心者にもやさしい車と言えるので、今回の記事を読んで改めて86の魅力について知りたいと思ってくれた方がいれば光栄です。ぜひ、若い人も、まだ乗ったこともない方も、スポーツカーの魅力をご自分でどんどん発掘してみてください。

初回公開日:2017年08月29日

記載されている内容は2017年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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