CB400SFの燃費|タイプ別比較・燃費は悪い?
更新日:2024年07月16日
cb400sfとは!?モデル別の燃費比較
バイク乗りの方にとって、cb400sfは教習所でお世話になった方も多いかもしれません。初めて乗ったバイクがcb400sf、現在cb400sfに乗っている、最近バイクを買おうと思っている、そんな方達のためにもcb400sfとはどんなバイクなのかをまずご紹介します。
cb400sfは、本田技研工業が発売している排気量400ccのネイキッドタイプのオートバイです。初代モデルは1992年4月に発売、初心者から玄人まで楽しめるバイクとしてのあるバイクです。cb400sfの購入を検討している方の中には、購入の決め手として燃費を気にしている方もいるのではないでしょうか。今回はcb400sfの燃費をモデル別に詳しくご紹介します。
ワイルド&セクシーがテーマ!?cb400sf(NC31)
初代のcb400sf(NC31)は、制作時に3つのテーマが掲げられていました。そのテーマとは、エンジンは4ストローク・DOHC・水冷直列4気筒エンジンを採用すること、ワイルド&セクシーなスタイルであること、走る者の心を魅了する感動性能があることです。
シンプルなネイキッドスタイルなのに、何故か見入ってしまうスタイルとエンジンから溢れ出てくるパワーは、多くの人々を惹きつけました。フロントディスクブレーキがダブルディスクであったり、燃料タンクが18リットルと大容量なことから、ホンダフリーク以外にも実用性を求める層からも大きな支持があったのです。
cb400sf(NC31)の燃費は実際どうなの?
cb400sf(NC31)のカタログ燃費は、50km/h定地走行テスト値で34.7km/Lとなっています。現在のcb400sf(NC31)は、中古車販売のみの為燃費は個体によって様々です。大体平均して20km/Lほどでしょう。
cb400sf(nc31)の販売期間が1992年から1999年までなので、ほとんど旧車の仲間入りをしてると言ってもいいでしょう。年数を考慮した場合、16km/L〜18km/L程度の燃費と考え、20km/L走れば非常に優秀といえます。
CBXカラーを追加がアツい!!cb400sf HYPER VTEC SPECⅡ (NC39)
2002年1月にマイナーチェンジされたcb400sf HYPER VTEC SPECⅡ (NC39)は、バルブ切り替えタイミングの回転数を6750rpmから6300rpmへ引き下げ(VTECを体感するための引き下げ)、400ccでイモビライザーを初搭載、フォークカバーの追加、サスセッティングの変更、メーターの変更と乗り心地向上をメインにマイナーチェンジされています。
さらに、ボディカラーにホンダの名車であるCBXのカラーが採用されています。CBXファンにはたまらないカラーでcb400sfのは更に加速していきます。
cb400sf HYPER VTEC SPECⅡ (NC39)の気になる燃費は?
cb400sf HYPER VTEC SPECⅡ (NC39)の燃費ですが、カタログ燃費は60km/h定地燃費値で37.0 km/Lとなっています。2002年に販売されていた車両なので23.0 km/L以上あれば、中古車両としていい燃費といえるでしょう。初代にはなかったVTECが搭載されているので、ホンダのVTECを体感したい方は燃費も含めて、cb400sf HYPER VTEC SPECⅡ (NC39)がです。
足付き性向上で更に快適!cb400sf HYPER VTEC SPECⅢ (NC39)
cb400sf HYPER VTEC SPECⅢ (NC39)は、2003年12月に発売されcb400sf HYPER VTEC SPECⅡから次の箇所が変更されています。
テールランプのLED化、6速のみバルブの切り替え回転数を6300rpmから6750rpmに変更、シートをローダウン化し足付き性の向上、ヘッドライトのマルチリフレクター化、グラブレールを標準装備、リアキャリパーを従来の下引きから上引きに変更し整備性・ブレーキタッチが向上など更に乗りやすさが向上しています。
他にも外装やサイドカバーの形状を一新し、カラーオーダープランも増加しています。
cb400sf HYPER VTEC SPECⅢ (NC39)燃費はいかほど?!
cb400sfHYPER VTEC SPECⅢ (NC39)もcb400sf HYPER VTEC SPECⅡと同様にカタログ燃費は60km/h定地燃費値で37.0 km/Lとなっています。実走行では、大体23.0 km/L〜26.0 km/Lが期待値と言えるでしょう。年式もcb400sf HYPER VTEC SPECⅡとほぼ変わらない為、しっかりメンテナンスされている車両であれば、ある程度の燃費は期待できます。
20年ぶりの新設計エンジンNC42E搭載cb400sf HYPER VTEC Revo (NC42)
2007年12月に発売されたcb400sf HYPER VTEC Revo (NC42)は、約20年ぶりに新設計のエンジンが搭載され新しく生まれ変わったcb400sfです。燃料噴射装置であるPGM-FIを装備、HYPER VTECを改良したHYPER VTEC Revoを搭載したことでも大きく注目を集めました。
2014年のマイナーチェンジでは、サイドカバーやリアカウルの一部変更、LEDヘッドライト搭載モデル、10本スポークのアルミダイキャストホイール採用など細かい箇所に気配りが見えます。受注生産モデルとして、ETC車載器、グリップヒーター、専用インジケーターランプを取り付けたE Packageモデルが存在しています。
エンジン一新で燃費はどうなった?cb400sf HYPER VTEC Revo (NC42)の燃費事情。
カタログ燃費では、60km/h定地燃費値で31.0 km/Lとなっており、エンジン一新で燃費はやや下降した結果になります。実走行では、大体18.0 km/L〜23.0 km/Lほどになります。比較的新しいモデルのcb400sfなので、購入してから3000kmを目安としてしっかりオイル交換をしていけば燃費を落とすことなくいいコンディションが期待できます。
結局のところcb400sfの燃費は悪いのか?
cb400sfは平均以上の優等生
以上を踏まえて、cb400sfの全モデルおおよその平均燃費は、約18.0 km/L〜26.0 km/L程といえます。「400ccの燃費の平均ってどのくらい?」という質問や話をよく聞きますが、同じ車両でも新車と中古車では全然違いますし、車種の重量やエンジンのタイプによって大幅に変わってしまうので一概には言えません。
そんな中でも比較的よく使われている400ccの平均燃費は、15.0 km/L〜25.0 km/というのが多いです。それを考慮するとcb400sfはそれほど悪い燃費ではありません。歴代のcb400sfは走行・燃費・スタイルのバランスが非常にいいバイク、優等生タイプのバイクと言えるでしょう。
燃費は日々のメンテナンスで向上する!
実際cb400sfを乗っている方で、燃費が12.0km/Lという方もいますし、25.0km/Lという方も存在します。長い期間販売されているcb400sfは、年式やコンディションによって燃費が大きく変わるバイクということです。少しでも燃費を向上させる為にメンテナンス方法をご紹介します。
まずは、早めのオイル交換をしましょう。大体5000kmで交換される方が多いのですが、3000kmで交換してオイルもホンダ純正がです。他にもタイヤの空気圧やプラグチェックやフィルターの汚れもしっかり確認しましょう。基本的なメンテナンスですが基本が燃費を向上させるのです。
cb400sfは走りも燃費も期待以上
cb400sfの歴代モデルとその燃費について書きましたが、みなさんいかがでしたでしょうか。cb400sfは、初心者から上級者まで楽しめるオールマイティバイクです。さらに、エンジンもすごく丁寧に考えられて作られていて燃費も悪くありません。もちろん年式は新しい方が燃費がいい傾向にあります。
しかし、燃費を悪くしない為にもバイクのメンテナンスをしっかりやっておきましょう。日々のメンテナンスを怠ってしまえば、どんなバイクでも燃費は落ちてしまいます。つまり、バイクを大切にすることが燃費向上のポイントとなるのです。
初回公開日:2017年09月05日
記載されている内容は2017年09月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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