ヤマハMT-07の燃費はどれくらい?|燃費計仕様・燃費比較
更新日:2024年07月18日
ヤマハmt-07とはどんなバイクか?
ヤマハmt-07とはどんな車なのか知らない方もいるかと思います。そのため、改めてヤマハmt-07がどういった車なのかを紹介します。まず、ヤマハmt-07はヤマハ発動機が開発し販売しているMTシリーズとよばれるバイクの第二世代にあたるものになります。
mt-07はオートバイ(大型自動二輪車)という車種区分であり、その性能のバランスの良さと、何といってもヤマハのデザイン性の高さと言う点で、高いを誇っているバイクです。以下では、もう少し詳しくヤマハmt-07について紹介していきます。
ヤマハmt-07の価格は?
ヤマハmt-07はビビッドレッドカクテル1とマットグレーメタリック3、ブルーイッシュホワイトカクテル1のカラーリングがありますが、全て一律、価格は699,840円となっています。
mt-09は849,960円となっているので、mt-07は価格が安い分パワーなどは落ちますが、それでもその分だけバランス力に優れているなどの利点もあるため、そうした価格の安さも利点になるのではないでしょうか。
ヤマハmt-07はバランスがいい!
ヤマハmt-07の特徴は何といっても全体のバランスの良さになります。馬力に関してはクラスとまではいきませんが、乗り手の意思に沿ったハンドリングが初心者にも扱いやすいと評判です。そして、重量も軽く、コンパクトでスリムな仕上がりとなっていますのでデザインのバランスもいいです。
しかし、車体が軽いにも関わらず力強いエンジンを採用しているため、スロットルのレスポンスは充分な力を発揮します。振動が少なく乗り心地がいいといった声も多く、加速に対しても急に強く前にでるといったこともないため、安全性が高く、その点においてもmt-07はバランスがよいオートバイと言えるのではないでしょうか。
ヤマハmt-07とmt-09の特徴を比較してみた!
ヤマハ発動機のMTシリーズとしてmt-07は製造販売されましたが、同時に製造されたものとしてmt-09というものがあります。こちらのmt-09は同時期に製造されたものとしてよくmt-07と比較されることも多いのですが、mt-07と対照的に、mt-09は総重量も重く、全体的に大きめにデザインされています。
また、総排気量もmt-07が689㏄だったのに対して、mt-09は846㏄とかなり多い排気量になっています。さらに、最大出力もmt-07は54/9000に対して、mt-09は81/9000、最大トルクが68/6500に対して、88/8500とパワーに関しては圧倒的にmt-09が上回っています。
価格に関してはmt-09の方が高いですが、やはりパワーがある分全体的なバランスが崩れてしまうこともあるため、バランス力を求めるならmt-07に軍配が上がるでしょう。
■大見出し:ヤマハmt-07の燃費はどれくらい?
ここまでヤマハmt-07の魅力について紹介してきましたが、ヤマハmt-07の燃費について気になる方も多いかと思うので、燃費についても以下に紹介していきます。
mt-07のカタログでの燃料消費率は定速走行時で38.4㎞/リッターとなっています。また、WMTCモード値の場合は24.1㎞という燃費効率となっていました。ちなみにWMTCモード値というのは国連自動車基準調和世界フォーラムで制定された排出ガス試験法になります。こちらは世界統一基準での測定値になります。
このようにカタログ数値だけで見ますと、mt-07はなかなかに燃費効率の良い車と言えるのではないでしょうか。
■大見出し:ヤマハmt-07の燃費計仕様はどんなかんじ?
mt-07に乗っている方から出ている情報として、燃料計の表示に関する問題があるようでした。なんでもmt-07に乗っている方の間では、燃料計を見てもいまいち給油するタイミングが分からないといった声が多くあります。
燃料計のマークが残り一つになったタイミングで給油すると、まだガソリンが半分程度残っているようなこともあるようなので、正確な給油タイミングを知ることが必要になってきます。
mt-07の仕様書によると、ガソリンが残り何リットルになったら点滅するかのようなことは書かれていませんが、どうやら点滅したタイミングで給油するのがベストになることが分かりました。ある方の検証によると、燃料3リットルになると燃料計が点滅し始めるそうですので、もしよければそちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。
ヤマハmt-07の燃費記録をみんカラで見てみた!
ヤマハmt-07の平均燃費記録を、実際に乗っていた方の口コミサイトであるみんカラからご紹介します。みなさんのみんカラでの記録によりますと、22㎞/リッター~28㎞/リッターあたりの幅がありましたが、圧倒的多数で28㎞/リッターという実燃費の方が多かったです。
28㎞/リッターという実燃費を見ますと、やはりヤマハmt-07は燃費については高い効率性を実現しているのではないでしょうか。
ヤマハmt-07の街路での実燃費は?
先ほど、ヤマハmt-07のみんカラでの実燃費をご紹介しましたが、今からはmt-07が街中を走った場合の実燃費を見ていきましょう。
ある方が街路で走行した際の実燃費は、27.7㎞/リッターという数値でした。その方はエコ運転を重視し、なるべくエンジンを抑えめに運転するとこのような燃費になったと言っています。もう一人の方は25.0㎞/リッターとなっていました。
このようなデータを見ますと、やはりmt-07は燃費については優等生だと言えるのではないでしょうか。続いて高速道路での実燃費についてご紹介していきます。
ヤマハmt-07の高速道路での実燃費は?
ヤマハmt-07の高速道路での実燃費について先ほどご紹介しましたが、今度はmt-07の高速道路での実燃費についてご紹介していきます。ある方がmt-07で高速道路を走った場合の実燃費は、30.51㎞/リッターという数値でした。他の方の場合で、33.7㎞/リッターという数値を出している方もいました。
このように高速道路での実燃費数値を見ますと、一般的にはとても高い数値と言えるのではないでしょうか。やはり、街路に比べると高速道路の方が燃費効率が良くなる傾向があります。
ヤマハmt-07とmt-09の燃費を比較!
ここからはヤマハmt-07とmt-09の燃費についての比較をしていきます。まず60㎞定速走行時のカタログ燃費の数値から見ていきますと、mt-07は38.4㎞/リッター、WMTCモード24.1㎞/リッターであるのに対して、mt-09は27.3㎞/リッター、19.4㎞/リッターとなっています。
このカタログ数値から見ますと、燃費に関しては圧倒的にmt-07の方が燃費効率が良いと言えます。やはり、mt-09はmt-07に比べて、排気量も多く、最大出力や最大トルクが多いといったこともあり、パワーが強い分燃費効率については落ちます。
これらを踏まえますと、パワーを取るならmt-09、燃費性能などバランスをとるならmt-07というのが基本的な見方になるのではないでしょうか。
mt-07はバランスが良く燃費も良い乗り心地重視のバイク!
ここまでmt-07についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。mt-07とmt-09との比較も行いながら、mt-07の燃費に関する情報を中心に書かせていただきました。ご紹介した通り、mt-07は乗り心地重視で開発されたもので、それでもしっかりとパワーもあり、安定感も持ち合わせつつ、かつ走りが楽しくなるような性能もしっかりと装備しています。
乗り心地重視のオートバイを、また初めてオートバイを買うような方がいましたら、YAMAHA/mt-07をします。初心者から上級者まで満足するつくりになっています。あなたもきっと満足できるでしょう。
初回公開日:2017年09月07日
記載されている内容は2017年09月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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