ホンダN-WGNの燃費は悪い?|燃費向上方法・燃費計の精度
更新日:2024年07月18日
ホンダn-wgnとはどんな車か?
ホンダn-wgnは、ホンダ技研工業が製造し、販売している軽トールワゴン型の軽自動車になります。この軽トールワゴン型というのはミニバンが細分化された車種で、軽自動車のミニバンを指します。そのため、このホンダn-wgnを普通の軽自動車に比べると、少しスペースが広くとれる車と言えるのではないでしょうか。
ホンダn-wgnはそうした広さに加え、走行性能、低燃費、使いやすさを重視して作られた新しいタイプの軽自動車になります。
ホンダn-wgnの価格帯は?
ホンダn-wgnの価格帯は113万円~163万円になります。やはり軽自動車ということもあって、その車体の小ささから価格はかなり安く抑えられています。
しかし、コンパクトに作られたホンダn-wgnは荷物などの収納スペースも決して狭くありませんし、フルオートエアコンから、スターターボタンまでと全車標準装備されています。この点を考えると、ホンダn-wgnは低い価格帯でありながら十分に期待できる性能を持ち合わせていると言えるでしょう。
軽自動車のメリットとデメリットを紹介!
軽自動車を買うとなった場合、やはり普通自動車と比べてどのような違いが生まれるのかを知っておくことは大切です。そのため、以下では軽自動車を購入した場合のメリットと、またデメリットについても一緒に紹介していきます。
軽自動車のメリットとは?
やはり、軽自動車の一番のメリットと言えばその車両にかかる金額の安さであると思われるかもしれませんが、実はそれ以外にも軽自動車には費用面でのメリットが多く望めます。
まずは、軽自動車の維持費に関してですが、自賠責保険と任意保険ともに軽自動車の金額は普通乗用車に比べ、かなり安くなっています。税金についても自動車取得税、自動車重量税、自動車税が普通乗用車に比べて安いです。このような維持費の面からも軽自動車は大変安く抑えることが出来ます。
その他のメリットとしては、そもそも軽自動車はその車体の小ささや重量の少なさから、排気量も少なく普通乗用車にくらべて燃費がいいです。やはり燃費の良さは長期的にみるとガソリン代などにかなり違いが出てくるため、このような点から考えても軽自動車は安く済みます。
軽自動車のそのほかの意外なメリットとは?
軽自動車のそのほかのメリットとしては、高速道路や有料道路での使用料金が普通乗用車に比べて安いといったことや、登録の際の手続きが簡素化されているため、印鑑証明や車庫証明書が不要であるといったメリットがあります。利用したことがない方はぜひ参考にしてください。
このように軽自動車のメリットは意外なほど多くあることが分かります。また、車体の小ささから場所を取らず、また小回りが利いて運転がしやすいということもあって、初めて車を買うような方にも進められる車と言えるのではないでしょうか。
軽自動車のデメリットとは?
では、逆に軽自動車のデメリットとしてはどのようなものがあげられるのでしょうか。まず、そもそも普通乗用車に比べ、車体の大きさに制限がかけられているため、各会社側がそのような小さな車体の中でもなるべく広いスペースをとろうとするため、結果的にボディが薄くなり、強度が落ちてしまうということがあります。
加えて、軽自動車は排気量の制限が普通車よりも少なく設定されていることから、馬力といったパワーに関しては普通乗用車に比べ、落ち込んでしまうというデメリットがあります。また、軽自動車は中古車市場でもが高いため、中古車価格がほとんど新品化価格と変わらないといったことも起きるようで、なかなか値下がりしないという点もデメリットと言えます。
ホンダn-wgnの燃費は悪い?
ホンダn-wgnはそうした軽自動車として販売されているため、そうした軽自動車のメリットを生かし、さらに広々とした空間と高い走行性、加えて低燃費というコンセプトを打ち出しています。
そんなn-wgnですが、グレードやモデルごとにカタログ燃費を見ますと、23.0㎞/リッター~29.4㎞/リッターといった燃費数値の幅が出ていました。やはりカタログ燃費だけ見ても、軽自動車のメリットである低燃費がまさしく表れていることがわかります。
最もベーシックな「n-wgn C」の場合は、FF方式で29.4㎞/リッターとなっており、4WD方式でも26.2㎞/リッターといった燃費数値を計測していることため、n-wgnは燃費については申し分ないといえるのではないでしょうか。
ホンダn-wgnカスタムターボの実燃費は?
ホンダn-wgnの実燃費はある方のデータでは、高速道路の場合は23.8㎞/リッターであり、街路における実燃費は23.6㎞/リッターという数値結果でした。基本的はカスタムターボを取り付けた場合もn-wgnの実燃費とそう大きく変わることがないようですが、通常よりは燃費効率は落ちると考えられています。
実際にみんカラでホンダn-wgnのカスタムターボで乗った方々の燃費記録を見ていますと、おおよそ12㎞/リッター~24㎞/リッター程度まであり、最も多かった分布が16㎞/リッター20㎞/リッターといった燃費数値でした。
これを踏まえますと、n-wgnカスタムは走り方によっては燃費効率が下がる場合もあるが、基本的には高い燃費効率を実現していると言えるのではないでしょうか。
ホンダn-wgnの燃費向上方法を紹介!
基本的な燃費向上方法としては、なるべく荷物を積まず、乗車人数を減らすといったことや、エアコンを使い過ぎないといったことがあげられます。その他、運転時に急発進や急ブレーキをしないと言ったことや、エンジンブレーキを使いなるべく燃料を節約するエコな運転が大切になってきます。
また、n-wgnにはECONモードというものがあり、こちらを使うとエアコンを制御したり、アクセルへの伝達速度を緩めて、全体的にパワーを抑えた走りを自動的に行ってくれます。そうした機能を場面位よって使い分けながら運転していく積み重ねが、燃費向上につながっていくのではないでしょうか。
ホンダn-wgnの燃費計の精度について
ネット上の車の口コミサイトではn-wgnの燃費計の精度について疑いを持つ声があがっているようでした。よくよく中身を見てみると、満タン法という、ガソリンが満タンに入っている状態から測ることを前提とした測り方に対してが論点になっているようでした。
確かに、燃料計のメーター数値は実際の燃費数値との誤差が一定数値認められているため、製造会社の側も燃費を良く見せようと燃料計の数値をよく見せかけるといった事例は珍しくないようでした。
また、そうした燃料計と実燃費との誤差はある程度は認められていることもあるため、そういった燃料計と実燃費が違うといったことは他の車でも良く起こるようです。そのため、特別n-wgnの燃料計のおかしいといったことではないのではないでしょうか。
ホンダn-wgnは優秀な軽自動車!
今回はホンダn-wgnについて燃費を中心に書かせていただき、また軽自動車のメリットといったことも紹介させて頂きましたがいかがだったでしょうか。ホンダではもう少し高さのある軽自動車であるn-boxなども前にあるので、n-wgnはそうした意味では少し変わったタイプの軽自動車であると言えるかもしれません。
n-wgnはそうしたホンダに新しい風を吹かせる軽自動車として、広いスペースや高い走行性、それから低燃費を実現することが出来ています。実際に燃費に関しても実燃費の数値も良く、燃費の面で選んでもn-wgnは前向きに購入を検討することが出来る軽自動車と言えるのではないでしょうか。
みなさんも、ぜひ、軽自動車を選ぶ際はn-wgnの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2017年09月06日
記載されている内容は2017年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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