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ティーダの燃費・車種別の燃費比較・瞬間燃費計とはなど

更新日:2024年07月11日

2004年から2012年に生産・販売されていた日産ティーダとティーダラティオ。これから購入される方は、中古車メインにはなりますが、だからこそなおさら燃費やスペックは気になるものです。カタログスペックではどれだけの燃費で、どう使いこなせばいいのか。徹底解剖です。

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日産ティーダの燃費は悪い?

自動車を購入する際に、気になるポイントと言えば、燃費を始めとしたスペック、車内の広さや居住性、そして、デザインや価格。これら条件に、購入者ご自身の家族構成や自動車の使用用途、予算などが掛け合わされて、決定されることでしょう。

日産ティーダの燃費は?

なかでも、今回は日産ティーダについて、ご紹介します。2004年9月から販売され、2012年6月まで生産されていました。一般に多いセダン型では車内が狭くなりがちですが、ハッチバック式を採用することで、居住性と積載量に余裕を持たせた仕様になっています。一部、ティーダラティオのように、セダン型もありますが、これについてはまたあとでご紹介します。

肝心要のティーダの燃費。結論から言えば、決して悪いわけではありません。公式サイトに公表されているJC08モードの燃費は、2WDの仕様なら、18km/l、4WD仕様なら、14.2km/lとされています。

そのティーダの燃費……、いいの?悪いの?

さらに、ティーダはその多くが総排気量1500ccではありますが、2005年から2009年の間に販売されたティーダには、1800ccの仕様も存在しています。つまり、それだけ大きなエンジンが積めるだけの車内空間であるということ。主流の1500ccのティーダであれば、前述のハッチバック式というのも合わせて、かなりの居住性が確保されていることになります。

ただ、車両総重量は1395kgとなり、同系統の車種では相対的に重い自動車といえるかも知れません。小さくて総重量の軽い車体で、小さな排気量の自動車、例えば、ティーダの車種であれば、ティーダラティオのようなタイプになりますが、そうした自動車に比べれば、車両総重量は重く、燃費も幾分落ちることになります。

ティーダラティオの場合ですと、車両総重量1305kg、排気量1200cc、燃費22.6km/lとなり、燃費の差が歴然としています。ただ、セダン型となり、ハッチバック式など、ティーダの魅力である居住性が損なわれています。

ティーダの車種別の燃費比較

ティーダ(1500cc)15Gの燃費は?

一言でティーダと言っても、いろいろなグレードが存在しています。大きく駆動方式が2WDと4WDの2種に大別され、2WDにそれぞれ、上級な方から、15G、15M、15Sの3種が存在します。対して4WDでは、15M FOUR、15S FOURが用意されています。

つまり、ティーダ最上級のグレードとなるのがこの15Gです。色の選択肢、インテリアなど様々な違いはあれども、燃費自体はJC08モードで18km/lと同じです。

ティーダ(1500cc)15Mの燃費は?

同じく、ティーダ1500ccの中でも、上から2つ目のグレードになるのがこの15Mです。色の選択肢、インテリアなどが幾分15Gに劣るところもありますが、燃費は18km/lと全く同じです。

ティーダ(1500cc)15Sの燃費は?

そして、ティーダ1500ccの中でも最下位のグレードになるのがこの15Sです。色の選択肢は白と黒のみ、そしてインテリアなども15G、15Mに劣っています。しかし、ご安心ください。燃費自体は18km/lと他のグレードと同じです。

平成17年(2005年)~平成21年(2009年)発売モデルには、1800ccモデルがある

2012年に国内では生産・販売が終了したティーダですが、主流となっているのは、ご紹介したように排気量1500ccのモデルが一般です。しかし、一時期、2005年から2009年までの間のみ愛機量1800ccのモデルが生産・販売されていました。

排気量が大きいというのは、その分、大きなエンジンを積んでいるということです。サイズは同じなのに、その分、走りに期待が持てる車種ということになります。その代わり燃費は1500ccのティーダに比べて、幾分か落ちるでしょう。

ティーダ(1800cc)18Gの燃費は?

そのティーダの、排気量1800ccのグレード18Gですが、この条件以外は他の仕様はほぼ同じです。ただ、排気量が大きいと走りには期待が持てますが、燃費は悪くなるものです。

2005年から2009年の間だけの一定期間のみの生産・販売モデルな上に、すでにティーダ事態が生産・販売終了しています。購入するのも、情報を得るのも中古車情報が中心になります。今わかる情報によると、ティーダ18Gの燃費は、10・15モードで、14km/lとなっています。

ティーダラティオの燃費は?

同じ日産のティーダの冠をかぶったティーダラティオです。ティーダは基本、ハッチバック式の5ドアになりますが、このティーダラティオは、4ドアのセダン型。その分、居住性は劣ります。

しかし、ティーダラティオの魅力はそこではありません。ティーダ同様、2012年に生産終了となったモデルで、排気量1200cc、車両総重量1305kg、JC08モードの燃費は、22.6km/lと、ティーダとは比べものにならない燃費です。

ティーダの瞬間燃費計とは何か

よく自動車のスペックを計る物差しとして、燃費が使用されますが、一般的に使用される燃費とは、総走行距離を総消費燃料で割ったものです。つまり、ずっと使用し続けた上で出された、平均値でしかありません。

しかし、実際の運転では、状況によりスピードを変えるものですし、エンジンの回転の仕方などによっても変わってきます。その時々で、燃料消費は変わります。そのとき、便利なのが瞬間燃料計で、現在のスピードでどの程度の燃費なのかを計算してくれる便利な計器なのです。

ティーダの場合、瞬間燃費計が備え付けられています。これを利用すれば、効率のよい走り方を探ることができます。

ティーダの燃費向上方法

では、実際にティーダの効率のよい燃費向上法はないものでしょうか。瞬間燃費計やECOモード、燃料残量など、各種計器類をちらちら見ながら走行して、自らの体感と経験で探るのもゲーム感覚でおもしろいものですが、いつまで経っても、結論が出ない場合があります。

結論から言えば、エンジンの回転や、タイヤなど、走行する状況によるものなので、「一概にこれで決まりだ」などと言ったような無責任なことは言えません。しかし、概ね言われているのは、一般乗用車では80km~100kmぐらいで適正の燃費に近づけるということです。

さらにエンジンやタイヤなど、ご自身のお車の状況や、走行する場所などにより、いろいろと変わってきます。このような時に役立つのが瞬間燃費計です。

キューブとの燃費比較

自動車選びの際、最終的には同系統の自動車などで数種類に絞り込まれるでしょう。例えば、ティーダを選択肢に選ばれる方であれば、同じようなコンパクトカーで5人乗りのキューブも選択肢に入ってきます。

デザインからしてキューブは四角くてかわいい車種です。主だった車種の仕様は、ご覧の通り、排気量1500cc、総重量1,485kgと、小ぶりの自動車になります。そして、肝心要の燃費はJC08モードの公表データで19.0km/lとなっています。

ティーダのスペックを今一度紹介しておくと、主だった車種では、排気量1500cc、総重量1395kg、JC08モードの燃費では、18.0km/lです。ティーダ、キューブともに車種、グレードによりばらつきがあるので一概には言えませんが、主だった車種では、同じ排気量でキューブの方が重いのに、燃費はキューブの方がティーダより少し良いという結論が出てしまいます。

ただ、ティーダの場合、重量、排気量ともに小ぶりのティーダラティオもあります。ティーダラティオはセダン型になりますが、公表されたJC08モードの燃費は22.6km/lとなり、紹介車種のなかで群を抜いた燃費になります。

せっかく買ったティーダを効率よく乗り回したい

クルマ選びは、結構大変。燃費などの性能のみならず、走りにもこだわる方もおられるでしょうし、居住性、インテリア、乗り心地、何人乗りかなども非常に重要になります。

なかでもティーダは、1800cccの排気量を出すことができる車種、グレードもある自動車です。1800ccを出すことが出来るエンジンを積めるということは、1500ccでも、幾分車内の居住性に優れた大きさを持っているということ。ある程度、優れた燃費で、乗り心地がいいなら、ティーダも大いに選択肢に入ります。

そして、実際の購入後、せっかく悩んで買った自動車です。しばらく乗ることになるのですから、効率よく、経済的に乗り回したいものです。多くの条件が絡むことにはなりますが、瞬間燃費計などを使用して、賢く乗り回しましょう。

初回公開日:2017年09月16日

記載されている内容は2017年09月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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