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デミオディーゼルの燃費・車種別燃費比較|ターボなど

更新日:2024年07月11日

今回はデミオのディーゼルエンジン搭載モデルについての記事を紹介しました。ディーゼルエンジン搭載車のメリットとデメリットを、デミオディーゼルの燃費を中心として紹介していきます。マツダのコンパクトカーであるデミオの魅力を中心に紹介します。

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マツダデミオはどんな車?

マツダデミオは、マツダ製造し販売しているコンパクトカーに分類される車になります。初代は1996年に初発売されており、マツダデミオディーゼルは4代目のDJ系として2014年に販売を開始しています。2014年まではまだガソリン車しかなかったデミオですが、2014年に日本仕様車では初となる出ディーゼルエンジンの採用をしています。

ディーゼルエンジンにしたことで、ガソリンエンジンモデルに比べて高い燃費効率を実現し、トルクの回転数が高まったことで、デミオディーゼルはより力強い走りを実現する車へと進化しました。まだまだ、日本では影の薄いディーゼル車ですが、実際の燃費実現力はどれほどとなっているのか以下でご紹介します。

ディーゼル車はどうして低燃費なのか?

一般的にディーゼル車はガソリン車に比べて「燃費がいい」と言われています。その理由としては、ガソリンがレギュラーやハイオクではなく軽油であるといったことや、断熱圧縮といった仕組みの違いによって低燃費を実現しています。

もともと、ガソリン車であってもエンジンのシリンダーないでの断熱圧縮、つまり空気と燃料の圧縮の際に起こるエネルギーを利用して着火させるのは同じですが、ガソリン車の場合は意図的にプラグから着火させるのに対して、ディーゼルでは後から燃料を吹き込んで自然着火させる方法をとっています。

初めにシリンダー内に入れた燃料の体積と、ピストンで圧縮した時の体積の比が大きい程燃料も大きくなるため、要するにディーゼルエンジンはその圧縮比が大きく一層温度が高く自然着火させることが出来るため、低燃費を実現することができます。

マツダデミオディーゼルの燃費は悪い?

マツダデミオディーゼルのカタログ燃費は、全体の数値をまとめると22.8㎞/リッター~30.0㎞/リッターとなっています。実燃費は17.91㎞/リッター~22.74㎞/リッターとなっていました。さすが、デミオはディーゼル車を日本に初めて日本車として取り入れたマツダ製造車ということもあって、ディーゼル仕様車の中でもクラスの燃費効率を実現しています。

他にもマツダは、ディーゼルエンジン搭載モデルの車を出していますが、その中でもコンパクトカーという分類では、燃費性能はデミオに軍配が上がるでしょう。やはり、ディーゼルエンジンのメリットである低燃費という圧倒的メリットをデミオもしっかり受け継いでいることが分かります。

デミオディーゼル車種別の燃費比較!

デミオは、マツダが販売する大コンパクトカーでもあるため、やはりその燃費については詳しく気になるところです。現時点ではコンパクトカーのディーゼル車では、デミオが一番燃費性能がいいため、どれだけいいのか具体的に知りたい方も多いでしょう。

そのため、ここからはデミオディーゼルの車種別の燃費について比較していきたいと思います。デミオディーゼルは4WDやターボなど、燃費に関わる部分のグレードごとの違いがあるため、そのあたりの違いも詳しく紹介していきます。

デミオディーゼルのターボは?

デミオディーゼルは、全て1.5リッターシングルターボを採用しています。ターボによって燃費が下がるといった声もありますが、デミオの場合は高出力のターボではないためそれほど燃費性能への影響はないと考えられます。

新型のデミオディーゼルの燃費は?

新型のカタログ燃費は先ほど紹介しましたが、ガソリン仕様の車はカタログ燃費20.0km/リッター〜24.6km/リッターとなっています。これら新型のガソリン車との比較からも、ディーゼル車の燃費効率の良さになります。

4WDのデミオディーゼルの燃費は?

マツダデミオディーゼルの駆動方式の中には4WDとFF方式の二種類がありますが、4WDのカタログ燃費は22.8㎞/リッター~23.0㎞/リッターとなっています。実燃費は17.91㎞/リッターとなっていました。

デミオディーゼルマニュアルの燃費は?

デミオディーゼルには、トランスミッションが6MTのマニュアル仕様車がありますが、こちらのカタログ燃費は30.0㎞/リッターとなっており、実燃費は22.74㎞/リッターとなっています。やはり、燃費に関してはAT車よりもマニュアル車の方が高いのです。

デミオディーゼルの燃費口コミは?

以下では、デミオディーゼルの燃費口コミについて紹介します。

デミオディーゼルの口コミは?

やはり、燃費に関しての口コミはほとんどのドライバーの方が高い評価をしていることが分かりました。初めてディーゼル車に乗った方は、そのパワーに多少戸惑ったという方もいるようでしたが、デミオディーゼルの燃費の高さは購入者の予想を超えるものだったということが、口コミからも分かります。

ただ、あくまでディーゼル車ということのため、市街地などでの走行では燃費効率が下がってしまいます。発進の際のエネルギー消費が激しいため、加減速のある市街地は厳しいのでしょう。ですが、長距離走行を主として使っている方にとっては、目覚ましいほどの燃費数値を計測している方がほとんどでした。

みんカラでの実燃費は?

デミオディーゼルのみんカラでの燃費口コミですが、軽油仕様の実燃費平均値は20.83㎞/リッターとなっています。また、実燃費の数値幅は12㎞/リッター28km/リッターとなっていました。

やはりハイオクガソリン仕様とレギュラーガソリン仕様の平均燃費が13.88㎞/リッターと14.66㎞/リッターであることを考えると、軽油のディーゼルエンジンモデルはかなり高い燃費効率を実現していることが分かります。

また、マツダデミオディーゼルに乗っている方の燃費で、一番多かった燃費数値が22㎞/リッター前後の数値になっていました。一般的にこの数値を実燃費としてこれほど多く計測するというのはかなり難しいため、このことからもデミオディーゼルの低燃費の実力が分かります。

デミオディーゼルの高速道路での燃費は?

デミオディーゼルの高速道路走行時の燃費は26.6㎞/リッターです。やはり、高速道路などのギアで一定した走行が可能な道路では、ハイブリッドコンパクトカーを凌ぐほどの低燃費を実現することが出来ることが分かりました。

また、ディーゼルエンジン搭載車は直進安定性が高いため、高速道路などの場面ではガソリン車に比べて大きなメリットと言えます。

デミオディーゼルの市街地での燃費は?

デミオディーゼルの市街地での走行は19.7㎞/リッターとなっていました。こちらはATモデルのディーゼルですが、AT特有のシフトスケージューリングによって、燃費数値が少し下がったと考えられます。また、シフトチェンジがナチュラルでスピードもガソリン車に比べて上がりにくいこともあり、市街地では4速程度のスピードで走ることになります。

このあたりも市街地走行でのディーゼル車の弱点と言えるものですが、一方で発進時の静粛性などはガソリン車などよりも高いといったことや、パンチはないにしても扱いやすさでは上回っているため、このようにデミオディーゼルが優れている点もあります。

デミオディーゼルは日本のディーゼル車の足がけとなった車

ここまでマツダデミオディーゼルについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。やはり、デミオの新型の中でもディーゼルエンジンモデルは突出して燃費効率が良いことが分かりました。ですが、市街地の走行や加減速が強いられる道路状況での走行がメインになりそうな場合は、燃費効率を重視するのであればガソリン仕様のデミオという選択肢もあります。

デミオディーゼルは、日本のコンパクトカーで初めてディーゼルエンジンを搭載した車のため、まだまだディーゼル車としての認知度が足りていない面もありますが、これからこうしたディーゼルエンジン搭載車が増える足がけとして、十分な性能を持つ車と言えるでしょう。

初回公開日:2017年09月15日

記載されている内容は2017年09月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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