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三菱パジェロの燃費はどれくらい?燃費比較・燃費不正問題とは・燃費向上方法

更新日:2024年01月29日

オフロードSUV三菱パジェロについてご紹介します。パジェロと言えば、世界市場をターゲットとして、そのダイナミックな走りとボディに惹かれる方が日本以外で多くいます。今回はそんなパジェロの魅力と燃費についてを中心にご紹介します。

三菱パジェロの燃費はどれくらい?燃費比較・燃費不正問題とは・燃費向上方法

三菱パジェロとはどんな車?

電動RCカー・三菱パジェロ・メタルワイド

三菱パジェロは三菱自動車工業が開発し、販売しているオフロードSUVになります。日本ではパジェロのような四輪駆動の代名詞として「ジープ」が知れ渡っていたため、このパジェロもすぐにその名が日本でも知れ渡りました。

1990年代のRVブームによって販売台数が著しく上昇し、ジープのようなオフロードをガンガン走り込んでいける車として日本だけでなく、ヨーロッパなどでも高いを得ています。パジェロは日本車では珍しくゴツゴツとした見た目と、高い走破性を持つオフロードSUVのため、SUVの中でも特にが高い車になります。

小さい頃模型屋さんの上の棚で見たRC。
とてもじゃないけど買ってもらえなかったキットがまさか今手に入れられるとは。
ボディがプラスチックで塗装にも力が入りそうです。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1KN7W14GFDT... |

三菱パジェロの燃費はどれくらい?

三菱パジェロの燃費についてですが、この車体でありなおかつSUVであるということを考えると、あまり期待は出来ないところではないかと思います。しかし、実際に走っている方の燃費数値によると、ディーゼル車などはカタログ燃費以上かもしくはそれ以上燃費効率を発揮しているといった例もあるようなので、一概に悪いとはまだ言えません。

そのため、以下ではそうした三菱パジェロのモデルごとの燃費についてご紹介します。

パジェロミニ(軽自動車)の燃費は?

こちらは通称「パジェロミニ」になりますが、他のパジェロとは打って変わって、こちらは軽自動車になります。1994年に初代パジェロミニ発売され、1998年にはフルモデルチェンジされましたが、軽自動車のパジェロとして高いを維持し続けています。

このパジェロミニのの特徴は、軽自動車でありながら高い走破性を持ち、高い車高と四輪駆動によってどんな道でも誰でも駆け抜けていく性能となっています。その手軽さと走破性が受けて未だにを誇っているわけですが、カタログ燃費は13.8km/リッター〜14.6km/リッターと、軽自動車にしては燃費に関してあまり期待できません。

そのため、軽自動車に燃費性能を求める方には厳しいですが、その荷室の広さやどこでも走ることが出来る走破性を軽自動車として実現させている点が高く評価されています。

ショート

パジェロのボディは3ドアタイプのショートと、5ドアタイプのロングの二つのグレードに分かれています。ここではショートについての紹介をしていきたいと思います。ショートはロングに比べると小回りが利き、車体が長くなり過ぎないといったメリットがあり、ロングに比べるとオフロード走行時の走破性に優れています。そのため、その点でショートを選ぶ方が多いです

現在販売されているパジェロショートのカタログ燃費は、JC08モードで10.4㎞/リッター~8.4㎞/リッターとなっています。

パジェロエボリューションの燃費は?

パジェロエボリューション、通称「パジェロエボ」は1997年に発売されたものが初代になります。先ほども紹介したように、クロスカントリーラリー参戦のために開発されました。本来レース専用車として開発されたのですが、後にこれが市販化され、一般的なパジェロエボリューションとなります。

世界初のスーパーカスタム4WDを搭載していて、舗装路で4WDと同等の走行性能を発揮しています。こちらのカタログ燃費は7.1km/リッター〜7.4km/リッターとなっています。実燃費は2WDは5.2km/リッター〜6.1km/リッターとなっており、4WDは5.5km/リッター前後となっています。

パジェロ、ロングの燃費は?

パジェロロングは、ショートに比べると車体が大きすぎるといった声も聴かれますが、一方で乗り心地に関してはショートよりいいと言う意見も多いです。また、長く乗っていくのであれば、中古として海外市場での価格が高いロングの方が手放す時に有利だというメリットもあります。

現在販売されているパジェロロングのカタログ燃費は、JC08モードで8.0㎞/リッター~10.4㎞/リッターとなっています。

日本で販売されているパジェロスポーツの燃費は?

パジェロスポーツはに歩市場では1997年に販売を開始しました。各モデルごとの実燃費の数値は、おおよそ11.8㎞/リッター~13.88㎞/リッターとなっています。実はこのパジェロスポーツはフルモデルチェンジした二代目が2015年に販売されているのですが、タイ市場のみでの販売のため、日本ではまだ販売されていません。

ちなみに新型スポーツモデルは、ディーゼルエンジンを採用してさらに力強い走りを実現しています。そのため、スポーツの最新型が気になる方は、実際に海外市場車展覧会などで、確認してみるといいでしょう。

パジェロエクシードの燃費は?

新型パジェロのエクシードのモデルのカタログ燃費は8.0㎞~10.4㎞/リッターとなっています。エクシードはは4WDで、すべてのロングタイプになります。 グリーンディーゼルエンジンモデルにスーパーエクシードの最上級グレードを取り揃えていて、高級感のあるインテリアになっています。

ガソリンエンジンモデルも用意していて、そちらはエクシードのベースモデルのみがラインナップされています。

三菱パジェロの燃費不正問題?

どうやら2016年4月に、三菱がパジェロの燃費数値を不正に改ざんしたリコール隠しがあったことが発覚しています。こちらは日産自動車の社員からの指摘で発覚したようで、燃費数値の計測の際、平均値ではなく、燃費数値の最良の値を選択していたということが発覚し問題になっています。

他のデイズといった車もそのような燃費数値の粉飾があったようで、パジェロを含む他のいくつかの車種についてもカタログ燃費よりも15%程度は悪化してしまうことが分かりました。しかし、パジェロの購入者に関してはもともと燃費数値を気にして購入する方が少ないとのことから、「気にしない」という意見も多く挙がっていました。

三菱パジェロの燃費向上方法とは?

燃費のいい走りというのは、基本的には急加速・急発進をしないといったことや、なるべくエンジンブレーキで減速し、ブレーキペダルを踏まないといったことが言われています。また、アクセルの際に、クリープ現象を利用して徐々に発進するようにして、最低限の力でアクセルを踏んで、なるべく一定の速度を保つと燃費向上を図ることが出来ます。

三菱パジェロの燃費比較をしてみた

以下ではパジェロの年代別モデルの燃費を比較していきたいと思います。

1989年の初代モデルの燃費は?

こちらのパジェロは1989年から販売が開始されたモデルになります。こちらのカタログ燃費は7.0㎞/リッターとなっています。実燃費に関しては7.11㎞/リッターという平均値が出ました。

2001年に発売されたモデルの燃費は?

こちらは2001年に販売開始されたモデルになりますが、こちらのカタログ燃費は15.8㎞/リッター~14.8㎞/リッターとなっています。実燃費の方は、市街地の加減速には弱いですが、それでも平均12㎞/リッターあたりの数値になっている方が多いです。

2004年のモデルの燃費は?

2004年の時期に販売されていたモデルについてはエクシードとミニがあります。それぞれの実燃費は、ロングエクシードは7.09㎞/リッター、パジェロミニは10.99㎞~11.48㎞/リッターとなっています。

2006年代のモデルは?

こちらは2006年から販売され、マイナーチェンジされ現在まで販売されているパジェロモデルになります。こちらはJC08モードでの計測で、8.0㎞~10.4㎞/リッターとなっています。

2015年にフルモデルチェンジしたモデルは?

2015年にフルモデルチェンジされたパジェロですが、こちらのカタログ燃費はガソリン車で8.4㎞/リッターとなっており、ディーゼル車で10.0㎞~10.4㎞/リッターとなっています。実燃費はおおむね高速道路などの環境下では、このカタログ燃費以上になることもありますが、それ以外は8割程度の燃費が平均の燃費数値になります。

パジェロはダイナミックな男の車!

ここまでパジェロについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。パジェロは燃費効率としてはあまり良くない車と言われていますが、実際のところパジェロを好んで乗っている方は、そのダイナミックな走行性に惹かれて購入していることが分かりました。

今後新たに新型が販売される予定もあるため、みなさんもこれからのその動向に期待してみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2017年09月12日

記載されている内容は2017年09月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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