ホンダフィットシャトルの燃費は悪い?燃費向上方法・実燃費
更新日:2024年07月14日
ホンダフィットシャトルの燃費は悪い?
今回はホンダでのある車種の1つであるフィットが、ステーションワゴン対応となって発売されたホンダ フィットシャトルについてご紹介していきます。車を買うに当たって気になるポイントはいくつかあると思いますが、今回は燃費に焦点を当ててご紹介していきます。
燃費は車を買うにあたり気になるポイントと言いましたが、車体の大きさによって燃費というのは比例して悪くなります。一般的に燃費は1リッターのガソリンで何キロ走ることができるかどうかで比較されます。ハイブリッド車では30キロなどというすごい燃費を出している車もありますが、今回ご紹介するフィットシャトルどのくらいの燃費を叩き出すことができるのかご紹介していきます。
ホンダフィットシャトルの燃費向上方法
フィットシャトルで燃費をご紹介する前に、フィットシャトルの燃費を向上させる方法をご紹介します。フィットシャトルはハイブリット車ガソリン車ありますが、ここでは選ぶパーツによって、また日頃から意識することによって燃費を向上させる方法をご紹介します。
フィットシャトルのタイヤを見直してみる
燃費の向上には、まずタイヤの見直しが効果的です。タイヤは車のエンジンで出力した進行方向へ対する力を地面に伝えて推進力を得る大切な部分です。せっかく推進力を無駄なくエンジンから出力できたとしても、最終的なタイヤの部分でロスが有ったら意味がありません。
そのような無駄な事態にならないためにも、タイヤは一番に考えた方がいいでしょう。そこで選ぶのが低燃費タイヤです。各メーカーで様々なタイヤが売りに出されています。その中でも低燃費タイヤというものは、フィットシャトルに関わらず、すべての車の燃費を良くすることができます。
フィットシャトルも低燃費タイヤは効果があるのか
なぜ燃費が良くなるのかと言いますと、タイヤには転がり抵抗という地面との抵抗値があります。スポーツタイヤはグリップ重視なので、その点の抵抗が非常に大きくなっています。反対に低燃費タイヤは、標準のタイヤよりも少ない抵抗で転がることができるのです。
抵抗が少ないということは、タイヤが地面へ伝える動力が少な方も今までと進む距離が変わらないということ、つまり、1リットルあたりのガソリンで進むことのできる距離が長くなるということです。
ここで心配なのが、フィットシャトルでもこの低燃費タイヤが履けるのかということです。低燃費タイヤは様々なメーカーから発売されていますし、タイヤサイズも取り揃えています。特段社外ホイールなどに変えてサイズ変更している場合を除いて、基本的には履き替えが可能です。
ホンダフィットシャトルの実燃費はどれくらい?
次に、気になるフィットシャトルの燃費についてご紹介していきます。フィットシャトルにもハイブリット仕様やガソリン仕様があります。それぞれでどのくらい燃費が違うのかご確認ください。燃費には二種類の表記方法があります。JC08モードというもの、10・15モードというものです。
JC08モードはエンジンが冷えた状態から徐々に加速させ、最高速度80km/hで走行しているときの燃費を指します。10・15モードは、JC08モードとは違く、エンジンが暖まった状態でスタートし、時速70km/hの時の燃費を測定したものです。JC08モードの方が厳しいですが、より実燃費に近い形での数値となるわけです。
フィットシャトルのハイブリット仕様の燃費
ハイブリットでは、JC08モードで25から26.2km/Lです。また、10・15モードでは30km/Lとなっています。JC08モードとの差は約4km/Lですが、26kmも走るなんてさすがハイブリットといった感じです。ハイブリットはこの低燃費が非常に魅力的ではあります。
そして何より静かに走行が出来る点も評価できます。ハイブリットのフィットシャトルは低燃費でかつ車内が大きめですから、嬉しいことだらけの車両です。
フィットシャトルのガソリン仕様の燃費
ハイブリットをご紹介しましたので次はガソリン車をご紹介していきます。ガソリン車でもFFのものと4WDのタイプがあります。まずは、FFのタイプからご紹介していきます。ガソリン車はハイブリットとは燃費がかなり違いますのであらかじめご了承ください。
JC08モードですが、こちらは18.6km/Lです。そして、10・15モードでは20km/Lです。ハイブリットと比較してガソリン車は10km程燃費が悪くなるのです。
ハイブリットは電気とガソリンを交互に使用しているのですから、ガソリンだけ見たらそれは燃費が良くなるのは当然です。しかし、このガソリン車でも昔の車に比べれば、かなり燃費が向上しています。古い車だと、同じサイズの車でも7km/Lなどという数値になってしまいます。
フィットシャトルの4WDの燃費
先ほどFFの燃費をご紹介しましたが、次は4WDの燃費をご紹介ししていきます。4WDは動力を4つの車輪伝える方式ですので、ガソリン車の中でも燃費は悪くなります。まず、JC08モードでは14.6km/L、10・15モードは16.4km/Lとなっています。FF車と比べると4km/L違ってきます。
さすがに14kmは少なく感じますから、4WD車をは雪国や用途を限定してあげた方が良いです。通常の舗装された道路を走るのであればFF車で全く問題はありません。
中古のフィットシャトルの燃費
中古でも走行距離や今までのメンテナンス状況、前オーナーの利用状況などにより燃費はかなり前後します。程度がよく比較的綺麗に静かに使っている車両でメンテナンスをしっかりしているものであれば15km/L程度でしょう。しかし過酷な状況で使用されてきていた車両の場合、9km/Lを切る車両も出てきます。
これは購入の時の整備履歴をきちんと確認する以外方法はありません。整備がきちんとされており、比較的高年式の車両は燃費がいいものが多いため、購入の際はそこを要チェックするようにしていくことをします。
ホンダフィットシャトルとエアウェイブの燃費比較
フィットシャトルと同じくらいの車格でよく比べられる車両場合はエアウェイブです。エアウェイブも、フィットシャトルと同じくらいホンダの中ではの車種です。とても車内が広く感じられ、天井がガラスになっているので車内が明るくなります。開放感のあるとても良い車です。
では、燃費はどれだけ違うのか比較していきます。エアウェイブは少し前の車なので、JC08モードでの燃費公表はありません。10・15モードでは、17km/Lから18km/Lとなっています。フィットシャトのガソリン車と比べるとほとんど燃費の差はありません。
同じ1500CCの排気量ですから、フィットシャトルにするのかエアウェイブにするのかはガソリン車では見た目の好みです。エアウェイブではハイブリットの設定がないので、ハイブリットにするのであればフィットシャトルを選ぶということになります。
フィットシャトルを燃費で選ぶならハイブリッド
いかがでしたでしょうか。フィットシャトルは非常に燃費に優れた車両であるかをご覧頂けたましたでしょうか。フィットシャトルは車内も広く使え、かつハイブリットではかなり燃費が良いです。フィットシャトルを購入されることをお検討されている場合は、ハイブリット車を強くお勧めします。
燃費が良いということは環境良いということにもつながります。石炭の枯渇が騒がれている中、ガソリン車を使うことは悪いことではありませんが、自分たちの首を締めることにもつながります。
エコカーを買うことでの減税処置もありますし全世界的に取り組むべき問題です。減税処置を受けることであなたの家計にも優しくなります。フィットシャトルを検討されている場合にハイブリットを検討の視野に入れて見てください。
初回公開日:2017年09月26日
記載されている内容は2017年09月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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