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スバルフォレスターの燃費は悪いの?高速での燃費は?

更新日:2024年01月31日

この記事では、スバルフォレスターxtの燃費についてを中心にご紹介しています。スバルフォレスターxtは、フォレスターの中でもターボ搭載車になっているモデルになります。そのため、そのフォレスターxtのターボの特徴や、その他燃費の比較などを他の車と行っていきます。

スバルフォレスターの燃費は悪いの?高速での燃費は?

スバルフォレスターxtとはどんな車?

スバルフォレスターは1997年にSUBARUによって開発され、販売されているクロスオーバーSUVになります。車名は世界共通で、一般道路だけでなく、オフロードや高速道路などの走行条件にも合わせて開発されています。

全てのグレードにおいてスバルの特徴である水平対向エンジンと、4WDを搭載しており、その二つを連動させる「シンメトリカルAWD」を採用しています。スバルフォレスターxtは2011年11月に販売された、駆動方式が4WDのターボ搭載モデルになります。

スバルフォレスターxtの燃費は悪いの?

スバルフォレスターの燃費はxt以外も含めて総合すると、カタログ燃費は13.0km/リッター〜16.0km/リッターとなっています。実燃費は10.33km/リッター〜12.0km/リッターとなっていました。

スバルフォレスターxtはターボ搭載車となっているため、他のターボを載せていないモデルに比べると燃費数値は若干下がってしまいます。xtの全体のカタログ燃費は13.2km/リッターとなっており、実燃費は10.15km/リッター〜10.35km/リッターとなっていました。

スバルフォレスターxt 2.0について

スバルフォレスターxtの2.0モデルは、1997年に発売された初代から考えると4代目になります。4代目は2012年11月に発売されましたが、インプレッサをベースにして開発されています。SUVらしい悪路走破性を高めるために、エンジンやトランスミッション、VDC等を制御するための「X-MODE」の導入をしています。

また、そのほかには「アイサイト」を運転支援を目的に導入し、フォレスターxtは安全性能の面でもより向上を図られた車となっています。これらの機能が装備されているフォレスターxtのモデルのカタログ燃費は、13.2㎞/リッターとなっています。

スバルフォレスターxt SHについて

ターボ搭載モデルのスバルフォレスターxtですが、SH5は2007年年12月から販売されました。SHのスバルフォレスターxtのカタログ燃費は13.0km/リッターとなっており、実燃費は9.93km/リッターとなっています。

その次の2010年9月に発売されたSH9のフォレスターxtは、カタログ燃費は9.8km/リッターとなっており、実燃費数値は8.88km/リッターが平均となっていました。この燃費数値の差は、SH9の方が排気量が500cc増えるなど、エンジン周りがパワーアップしたことで生じたと考えられます。

4WDは燃費効率を下げる?

SUVと言えば、やはり駆動方式として選択されることの多いのが「4WD」になります。一体、4WDは何が違うのかというと、端的に言ってタイヤの駆動する数が違います。その名前の通り4つのタイヤがそれぞれ同時に駆動することを可能にするシステムで、平均的にエンジンパワーをタイヤに分散できます。

そのため、4WDは安定した走行性と、走破性を実現するというメリットがあり、SUVではよく駆動方式として選択されます。ですが、4WDは前にあるエンジンの力を後輪に伝えるための部品が必要になるために、通常のFFといった方式に比べると車体が重くなります。

そのため、すべてのグレードが4WDであるフォレスターxtは、少し燃費効率が悪くなってしまいます。

ターボは燃費を悪くするか?

ターボは一般的に燃費が悪くなってしまうと言われていますが、実際のところは必ずしも影響するとは限りません。しかし、スバルフォレスターxtの場合は、全てターボ搭載仕様となっているため、他のグレードに比べるとわずかに燃費効率が下がってしまいました。

ターボのような過給機を使った場合、どうしても燃焼室の熱量が増えてしまいますので、その冷却が必要になります。その際にガソリンを入れて、気化熱で冷却しようとします。これがいわゆるガソリン冷却と呼ばれるものになり、燃費効率を悪くすることに繋がります。何故かというと、エンジンを冷やすためにガソリンが使われてしまうからです。

ですが、直噴タイプのターボはそのような冷却が必要がありません。フォレスターxtは直噴ターボのため、それほど大きく燃費が下がるということはありません。

スバルフォレスターの高速道路での燃費は?

スバルフォレスターxtの高速道路走行時の燃費は、14.4km/リッターとなっています。スバルフォレスターxtのカタログ燃費が13.2km/リッターとなっているため、高速道路走行時の燃費はカタログ数値よりも上がる傾向にあります。

エクストレイルの高速道路走行時の燃費は?

同じようなグレードで比較すると、日産自動車のエクストレイルの高速道路走行時の燃費は、同じく4WDで15.4km/リッターとなっています。やはり、スバルフォレスターxtの方がターボを搭載していたり、最大出力が高いといったことがあるためエクストレイルに比べると燃費効率が下がるのです。

スバルフォレスターの街路での燃費は?

スバルフォレスターxtの街路走行時の実燃費は、8.7km/リッターとなっていました。やはり、街路での走行時は渋滞や、信号待ちなどによって加減速を強いられることが頻繁にあるために、カタログ燃費よりも燃費効率が下がってしまいます。

スバルフォレスターでの燃費向上方法とは?

スバルフォレスターでなるべく燃費を向上するためには、やはり基本的には走り方に関して注意する必要があります。まず、アクセルを踏み込む際になるべく優しく踏み込むことや、発進してからも、なるべくトルクの回転数を一定にして走るようにします。

そして、車を止める際や減速の際はエンジンブレーキを多用し、ブレーキペダルはふんわりと踏むように心がけましょう。

SI-DRIVEとは?

フォレスターにはS-DRIVEというシステムが内蔵されています。これは、その時の気分や状況に応じて走行性能を変えられるもので、特に燃費効率を良く運転するためには「インテリジェントモード」に設定するといいでしょう。こちらのモードは、よりエンジンの回転を抑えた走りにすることが出来るため、通常走行より低燃費になります。

フォレスターXTとライバル車の燃費を比較!

ここからは、スバルフォレスターと、そのライバル車の燃費について比較していきたいと思います。

エクストレイルとの比較

エクストレイルは日産自動車が開発したクロスカントリーSUVになります。最新型は2013年に発売し、FF方式と4WDの二種類がありますが、カタログ燃費は15.6㎞/リッター~16.4㎞/リッターとなっています。実燃費は11.48㎞/リッター~11.95㎞/リッターとなっています。

CX-5との比較

CX-5はマツダが製造し販売しているクロスカントリーSUVになります。こちらもいわゆるクロカンSUVですが、駆動方式はFF方式と4WD方式の二種類があります。また、すべてのグレードにターボをを搭載しており、全車ディーゼルエンジン搭載となります。

CX-5のカタログ燃費は17.2㎞/リッター~20.0㎞/リッターとなっており、実燃費は13.48㎞/リッター~13.92㎞/リッターとなっていました。

スバルが誇る代表的SUV「フォレスターxt」

ここまでスバルフォレスターxtに関しての記事を書いていきましたが、いかがだったでしょうか。やはり、フォレスターはレガシィやインプレッサと並ぶスバルの代表的なSUVとなっています。スバルの水平対向エンジンや、悪路走破性に対しての追求。安全性能を高めることに余念のないSUVと言えます。

特にターボ搭載車であるフォレスターxtは、よりトルクやパワーを増やしてグレードアップしています。NA(自然吸気)モデルも用意されていますが、よりパワフルな走りを期待する方には、やはりフォレスターのxtのモデルがいいのではないでしょうか。

また、xtはインテリジェントモードやスポーツモードなど、モードに応じて走行状態を変更することが出来るため、様々な場面での活躍が期待できます。

初回公開日:2017年09月16日

記載されている内容は2017年09月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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