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日産プレサージュの燃費向上方法|燃費比較・燃費計の使い方紹介

更新日:2024年01月31日

今回は日産プレサージュについて、燃費を中心に記事を書かせて頂きました。まず、プレサージュの特徴と、燃費向上方法について紹介し、その後、各モデルごとの燃費数値について紹介します。「隠れた名車」であるプレサージュの魅力と共に、燃費を中心に紹介していきます。

日産プレサージュの燃費向上方法|燃費比較・燃費計の使い方紹介

日産プレサージュとは?

プレサージュは、日産自動車が製造し販売しているミニバン型の乗用車になります。初代は1998年に発売され、2009年までの間二代目が販売されています。車名の由来は、「予感」を意味するフランス語である「presage」から来ています。

「オデッセイ」の対向車として設計され、初代の発売時は「ミニバン・クルーザー」をコンセプトとして、本格的なグランドツーリング性を意識した、高級ミニバンという位置づけで開発されました。

初代のエンジンは、「V型6気筒3.0L・直列4気筒2.4Lガソリンエンジン」、「直列4気筒2.5Lディーゼルエンジン」の三種類から用意していました。二代目からは、「V型6気筒3.5L」、「直列4気筒2.5L」エンジンの二種類となり、ディーゼルエンジンは廃止されました。

日産プレサージュの燃費向上方法とは?

プレサージュの場合、実燃費としては「10㎞/リッター」前後の数値は出すことができます。しかし、さらに燃費向上を図るために、タイヤのホイールを軽量ホイールにするといった方法もあります。

また、走行方法としては、燃費計が備え付けられているため、それらの瞬間燃費を意識しながら、アクセルの踏み具合を調整することも有効です。特に、発進の際のアクセルは、なるべく徐々に踏み込むように意識し、できるだけゆるやかに発進すると良いでしょう。

その他には、エンジンブレーキを多用するといったことや、回転数をなるべく上げ過ぎないようにし、低回転域で維持するようにできるといいでしょう。また、エアコンはもちろんのこと、荷物を多く積むなどの、燃料を消費する可能性はなるべく取り除いておくことが肝心です。

日産プレサージュの燃費はどれくらい?

日産プレサージュのみんカラでの実燃費平均値は、レギュラーガソリンモデルが「8.60km/リッター」、ハイオクガソリンモデルが「7.65㎞/リッター」、ディーゼルエンジンモデルが「10.68㎞/リッター」となっていました。

燃費効率に関しては、初代モデルのプレサージュにのみ用意されているディーゼルエンジンモデルが最も高いことが分かりますが、それ以外のモデルの実燃費平均については、まずまずといった燃費数値となっています。

ですが、プレサージュはミニバンタイプで車体の大きさや重量もあり、さらに高いトルクや高出力を出すために、V型の6気筒3.5Lエンジンなどの搭載モデルも用意しているため、それを考えると妥当な燃費数値とも言えます。

ハイウェイスターの燃費は?

日産プレサージュの「2.5 ハイウェイスター」のカタログ燃費は、10・15モードで「11.0㎞/リッター」となっています。こちらの駆動方式は、FF方式で、乗車定員8人、5ドアのタイプとなっています。

こちらのプレサージュは、二代目のモデルとなっており、両側スライドドアの採用と、乗車定員がすべてのグレードにおいて8名となった点や、室内の利便性の向上においてさらなるマイナーチェンジが施されています。

エンジンモデルは「2.5L直列4気筒」、「V型6気筒3.5L」のガソリンモデル二種類を用意しており、それぞれのトランスミッションは「4AT」、「CVT」となっています。

ライダーモデルの燃費は?

ライダーは、日産プレサージュライダーを指していて、こちらは2004年10月に販売されたモデルになります。10・15モードでのカタログ燃費は、「10.2㎞/リッター」となっています。こちらの「プレサージュ ライダー」は、5ドアの乗車定員8名となっており、駆動方式はフルオート4WDとなっています。

エンジンは直列4気筒DOHCで、無鉛レギュラーガソリンモデルとなっています。トランスミッションは、4ATで、燃料タンク容量は70リッターとなっていました。

2008年に発売された「プレサージュ ライダー」は、2WDのモデルのカタログ燃費が「11.0㎞/リッター」となっています。

U31(二代目)の燃費は?

U31という型番からは、プレサージュの二代目にあたるモデルになります。2003年7月に発売されたモデルが最初となり、カタログ燃費は「8.9㎞/リッター」となっています。こちらは、トランスミッションは「CVT」の、駆動方式は4WD、ハイオクガソリンモデルとなっています。同じくFF方式のカタログ燃費は、「9.1㎞/リッター」となります。実燃費平均値は「7.51㎞/リッター」です。

同年に排気量を3500㏄から2500㏄に落としたモデルで、レギュラーガソリンモデルが発売されました。こちらのカタログ燃費は、トランスミッションATの4WDが、「10.2㎞/リッター」、同じくFF方式のカタログ燃費は「11.0㎞/リッター」となっていました。それぞれの実燃費平均値は、「8.03㎞/リッター」、「8.27㎞/リッター」となります。

U30(初代)の燃費は?

U30は、プレサージュの初代モデルに当たります。1988年6月に販売されたモデルになりますが、こちらのモデルのカタログ燃費は「9.2㎞/リッター」となっており、実燃費平均値は「7.66㎞/リッター」となっていました。駆動方式はFF方式で、トランスミッションはATのレギュラーガソリンモデルになります。

また、ディーゼルエンジンモデルもあり、こちらはATの4WDのカタログ燃費が「11.8㎞/リッター」となっています。また、同じく、FF方式のモデルの場合はカタログ燃費が、「13.2㎞/リッター」となっており、実燃費平均値は、「11.16㎞/リッター」となります。

2001年8月に販売された、ATハイオクモデルのカタログ燃費は、FF方式が「9.2㎞/リッター」、4WDが「10.2㎞/リッター」となっていました。

16年式の燃費は?

16年式のプレサージュは、「2004年10月から2005年12月」に販売されたものがあたります。2WDの2.5Lモデル4ATのカタログ燃費は、「11.0㎞/リッター」となります。同じく、2.5リッターの4WDモデルのカタログ燃費は「10.2㎞/リッター」です。

プレミアムガソリン仕様3.5リッター、駆動方式4WD、CVTモデルのカタログ燃費は「8.9㎞/リッター」となります。その他、「ライダー」、「リミテッド」、「ハイウェイスター」などグレードがありますが、全て総合すると、「8.9㎞/リッター~11.0㎞/リッター」となっています。

18年式の燃費は?

18年式は2006年に販売されたモデルになりますが、16年式と比べても燃費効率についてはカタログ上あまり違いはありません。グレードとしては、「ライダーアルファ」、「XE・XG・XL」といったグレードが追加されています。

日産プレサージュとオデッセイの燃費を比較!

プレサージュのみんカラでの実燃費平均値は、レギュラーガソリンモデルが「8.60km/リッター」、ハイオクガソリンモデルが「7.65㎞/リッター」、ディーゼルエンジンモデルが「10.68㎞/リッター」となっていました。

対して、ホンダのライバル車である「オデッセイ」のみんカラでの実燃費平均値は、レギュラーガソリンモデルが「9.44㎞/リッター」、ハイオクガソリンモデルが「9.28㎞/リッター」となっています。

二つを比較してみると、ガソリンモデルに関して比較すれば、ホンダの「オデッセイ」の方が燃費効率については上回っていることが分かりました。

日産プレサージュの燃費計の使い方を紹介

プレサージュの場合、ナビなしのグレードとして購入した場合、瞬間燃費計の機能が付かない場合があります。瞬間燃費に関しては、純正の「カーウィングス対応TVナビゲーションシステム」を装備していないと、瞬間燃費機能を見ることはできない仕様となっています。

「株式会社テクトム」から、リアルタイムで燃費を見ることのできる燃費計なども販売されているため、そちらを後から購入するといった方法をとることも可能です。

プレサージュは「隠れた名車」だった!

かつて日産自動車で販売されていたプレサージュですが、中古で購入した方の多くは、その機能性や、室内の広さ、運転のしやすさといった点で高い評価を下していることが分かります。

ミニバンという、日本ではメジャーとなりにくい大型の車となりますが、それでも、「意外に小回りが利く」、「重厚感がある」といったメリットもあり、一度乗られれば愛用しているといった方も多いです。

まさしくそういった意味では、プレサージュは日産自動車が提供する、「隠れた名車」と言えるのではないでしょうか。

初回公開日:2017年10月14日

記載されている内容は2017年10月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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