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マツダプレマシーの燃費はどれくらい?燃費向上方法・燃費比較

更新日:2024年01月31日

マツダプレマシーの燃費を探っていきます。現行モデルのプレマシーはスカイアクティブテクノロジーが搭載されています。燃費はどうなのでしょうか。また、形式別に分けてそれぞれのプレマシーの燃費を見ていきましょう。燃費向上に役立つ提案やグッズなどもご紹介します。

マツダプレマシーの燃費はどれくらい?燃費向上方法・燃費比較

マツダプレマシーの燃費はどれくらい?

これから、マツダプレマシーの燃費について考えていきます。家族のレジャーにもピッタリな車ですから、これからのおでかけにきっと活躍してくれるに違いありません。当然燃費も気になりますが、どんな燃費数値を示してくれるのでしょうか。まず最初に、プレマシーとはどんな車なのかを振り返ってみましょう。

プレマシーについておさらい

プレマシーは、マツダが1999年に生産販売を開始したミニバンです。プレマシーのルーツは、同じマツダの大衆車「ファミリア」で、これをベースに5ナンバーサイズのコンパクトに仕上げたミニバンとしてデビューしています。

乗車定員が5名用と7名用があり、コンパクトながら多人数乗りも可能にしていました。エンジンは、1.8Lのガソリンエンジンで、コラム式のオートマチックを搭載し、2WD車と4WD車をラインナップしていました。

2001年にマイナーチェンジし、2.0Lガソリンエンジンが追加されています。1.8Lではフル乗車時の力不足が否めず、2.0Lエンジンの追加で余裕ある走りを手に入れています。その後、「プレマシーSPORT」、「プレマシーフィールドブレイク」など、次々と特別仕様車を発売しヒットしました。

二代目になると、5ナンバーサイズから3ナンバーサイズに変更となり、同じマツダの「アクセラ」のプラットフォームが採用されました。エンジンも大型化されています。

プレマシーの燃費に迫る!

それでは、プレマシーの燃費に迫っていきましょう。プレマシーを形式別に分け、それぞれの燃費についてみていきたいと思います。扱うのは、新型スカイアクティブ搭載車と、「20S型」、「20S(DISI)型」、「20Z型」、「20CS型」です。

新型プレマシー(スカイアクティブ搭載車)の燃費は?

最初に、マイナーチェンジした新型プレマシーを見てみましょう。注目は、「スカイアクティブテクノロジー」の搭載です。同じマツダの車、「アテンザ」に搭載されたのと同じパワートレインである、「スカイアクティブ-G」という高圧縮エンジンと、「スカイアクティブドライブ」と呼ばれる新開発の6速オートマチックが、プレマシーにも与えられたのです。

特に、6速オートマチックの出来はなかなかで、オートマチックとは思えない素晴らしいスムーズな加速感覚は、従来のプレマシーのオートマチックと雲泥の差が付いています。

燃費はどうなの?

では、新型プレマシーの燃費はどのようなものなのでしょうか。マツダの公表しているカタログスペック(JC08モード燃費)によると、1リッターあたり16.2kmと測定されています。同じ2.0Lクラスのミニバンと比較しても、クラスの燃費数値です。スカイアクティブテクノロジーの採用は、燃費の向上にも一役買っています。素晴らしい走りの代わりに、燃費が犠牲になることもありません。

こちらのプレマシーには、「インテリジェントドライブマスター」と呼ばれるディスプレイが表示されるようになっていて、ドライバーがエコな運転ができているかどうかも一目で分かるようになっています。こちらを参考に運転すれば、燃費の向上に役立てることができます。

新型プレマシー20S型燃費は?

プレマシー20S型は、スカイアクティブは未搭載のモデルです。4WDシステムを備え、ディスチャージヘッドランプやフロントフォグランプ、サイドアンダースポイラーやリアルーフスポイラー、グレーメタリック色のグリルガーニッシュなどで武装し、内装も、本革巻きのステアリングや、ステアリングオーディオリモートコントロールスイッチなど多彩な装備を追加したハイグレードモデルです。エンジンは、2.0LのガソリンDOHCです。

燃費はどうなの?

では、気になる燃費はどうでしょうか。マツダ公表のカタログスペック(JC08モード燃費)によると、1リッターあたり10.6kmと計算されています。4WDの搭載により、2WD車と比較して、車両重量が90kg近く重くなっているため、2.0Lエンジンのミニバンとしては、標準的な燃費数値と言えるでしょう。

プレマシー20S(DISI)型の燃費は?

「DSIS」とは、マツダが開発したガソリン直噴ターボエンジンです。マツダはこのエンジンを「マツダスピードアテンザ」や「マツダスピードアクセラ」、「マツダCX-7」などに搭載し、2007年のプレマシーのマイナーチェンジの際に、2.0Lの2WD車にこのエンジンを積み、5速オートマチックを搭載して発売しました。

直噴化によるガソリンの冷却効果で、自然吸気エンジンと変わらない高圧縮比を実現しました。これにより、エンジンの回転が低く、ターボが利きにくい状態であっても、燃費を向上させることが可能で、同時にターボブースト圧も高めることができました。

燃費はどうなの?

では、燃費はどうなっているのでしょうか。マツダ公表のカタログスペック(10・15モード燃費)を参照すると、1リッターあたり15.0kmと計算されています。2.0Lエンジンですが、なかなか良い燃費数値をたたき出しています。直噴ターボエンジンの伸びのあるパワフルな走りと、低燃費が両立されている優秀なエンジンと言えるでしょう。

プレマシー20Z型の燃費は?

こちらの20Z型プレマシーは、2007年に初めて発売されたモデルです。ガンメタ色の17インチアルミホイールを装着し、フロントフォグランプやステアリングシフトスイッチなどのスポーティーな装備を身に着けたグレードとなっていました。こちらのモデルにも、水冷直列4気筒DOHDの直噴ターボエンジンが搭載されていました。

気になる燃費は?

では、燃費はどんな数値でしょうか。マツダ公表のカタログスペック(10・15モード燃費)によると、1リッターあたり15.0kmと測定されています。5速オートマチックの2.0L直噴ターボエンジンの特徴である、力強い走りと低燃費が両立されています。

プレマシー20CS型の燃費は?

プレマシー20CSは、20Cをベースにして設定した新グレードでした。スポーティーグリル一体型のフロントエアロバンパーを採用し、オーディオレスとして発売されました。アイドリングストップ機構が搭載されておらず、安全装備もカットされ、とにかく安価なプレマシーというイメージが強いグレードです。

もっとも、フルオートエアコンや電波式キーレスエントリーなど、必要最小限度の装備はきちんと備えられていました。オーディオレスのため、カーナビゲーションをディーラーオプションで装着する形がとられました。

気になる燃費は?

気になる燃費を見てみましょう。マツダ公表のカタログスペック(JC08モード燃費)によれば、1リッターあたり13.0kmという燃費数値となっています。180万円を切る価格設定が魅力のプレマシーですので、お得感はあるでしょう。

中古車の燃費は?

中古車でプレマシーを購入しようと考えているドライバーもいらっしゃるでしょう。中古車の燃費はどうなのでしょうか。

多くのプレマシーユーザーの声をまとめると、平均で1リッターあたり10km前後というところです。市街地走行などでは、8km前後となりますが、高速長距離走行などでは、12km前後と燃費が伸びる傾向です。

プレマシーはミニバンですから、ドライバーの多くが、家族で遠くにドライブといった使い方でしょう。ですから、高速長距離走行での燃費を優先して選択するのがベストでしょう。

ホンダフリードと燃費を比較!

モデルチェンジをして新しくなった「ホンダフリード」も、家族にがあるミニバンです。フリードの燃費とプレマシーを比較してみましょう。

フリードってどんな車?

フリードは、手軽に乗れて自由に使え、広さや運転のしやすさを重視して生まれたコンパクトミニバンです。過去にホンダは、「モビリオ」という7人乗りの車を生産販売していましたが、その後継モデルとしてデビューしたのがフリードです。

ホンダには、「ステップワゴン」というのミニバンが存在しますが、市街地などでは取り回しが今一つで、お買い物などで出かけた際の駐車場の出し入れなど、もう少し簡単でスムーズにできたらという声が多いです。

そこでホンダは、広さはミニバンでサイズはコンパクトなフリードを開発したのです。乗車定員も、6人乗り、7人乗り、5人乗りなど、それぞれの家族の人数に合わせて選択できるようにしています。

シートを跳ね上げると、ステーションワゴンのような使い方もでき、荷物の積載にも便利です。両側にスライドドアを備えて乗降性を高め、子供やお年寄りにも配慮がされています。

運転もしやすく、広い視界に、ヒルスタートアシストの搭載で坂道発進も安心、さらにメーター内の照明の色で、エコ運転しているかが一目で分かるようにもなっています。ハイブリッドもラインナップされ、低燃費です。

プレマシーと燃費を比較してみると

では、プレマシーと燃費を比較してみましょう。まず、フリードの燃費をホンダが公表しているカタログスペック(JC08モード燃費)から確認しておきます。フリードのエンジンは、1.5Lの直噴DOHD(i-VTEC)と、アトキンソンサイクルの1.5L(i-VTEC)エンジン+高出力モーターの2本立てになっています。

こちらの燃費は、1リッターあたり19.0kmと測定されています。プレマシーのスカイアクティブ搭載車の燃費は、1リッターあたり16.2kmですので、2.8kmほどフリードがリードしています。プレマシーのスカイアクティブ非搭載車はどうでしょうか。こちらの燃費は1リッターあたり10.6kmと計算されています。その差8.4kmと大きくフリードがリードしています。

一方のフリードハイブリッドは、1リッターあたり27.2kmというハイブリッドらしい燃費数値となっています。プレマシーは、ハイブリッド仕様車がありませんので、その差は歴然です。

プレマシーの燃費向上方法とは?

少しでもプレマシーの燃費を向上させたいドライバーも多いのではないでしょうか。ここからは、ドライバーが日頃から心がけると良い燃費向上方法と、燃費向上に役立つグッズをご紹介します。

毎日の運転でできること

ドライバーのちょっとした心掛けで、燃費を向上させることができます。それでは、いくつかの提案をご紹介します。

まず、走り出す前にできることです。不必要な荷物を下ろしましょう。エンジンの排気量にもよりますが、10kgの荷物を積んで50km走行すると、15ccの燃料が無駄になる場合もあります。室内やトランク内も、時々チェックしましょう。

また、ナビゲーションや地図などで無駄のないルートを計画することも役立ちます。走行距離を減らせるほか、道に迷って止まったり走ったりを繰り返すことも避けられるでしょう。次に、走行中にできることです。発進するときは、アクセルをふんわりと踏んでゆっくり加速しましょう。発進時のアクセルワークは、思った以上に燃費に影響します。

また、一定の速度を保つことも大切です。車間距離を開け、スピードメーターを確認しながら走行しましょう。さらに、減速するときは可能な限りエンジンブレーキを使いましょう。そして、エアコンは控えめに使用しましょう。こまめな温度調節と適切な温度設定が大切です。

続いてメンテナンスについてです。タイヤの空気圧が減っていないか確認しましょう。セルフスタンドの増加でつい忘れがちになります。また、エンジンオイルやエアーエレメントが汚れていないか確認しましょう。特にターボ車は、オイル交換を忘れずに定期的に行ってください。

ガソリン添加剤を活用する

ガソリン添加剤は、エンジン内をきれいにしてく便利な商品です。自動車のエンジンは、燃料を燃焼させることによって動きます。燃料を燃やすと、当然ながら燃えカスが生じることになります。カーボンなどが燃えカスに当たりますが、エンジンのメンテナンスをしないと、燃えカスがどんどんと溜まっていくことになります。

例えば、燃焼室やバルブ内、燃料噴射装置などあらゆる場所に付着してそれが溜まると、本来のエンジンの性能を発揮できない状態になってしまいます。それが燃費の低下につながってくるわけです。

ガソリン添加剤には洗浄剤が配合されていて、溜まってしまった燃えカスをきれいに洗浄してくれます。使い方はいたって簡単です。ドライバーが給油タンクに注ぎ入れるだけで良いのです。もう少し燃費が改善できたらと思っているプレマシーユーザーには、ぜひ試していただきたい商品です。

ワコーズ F-1 フューエルワン 洗浄系燃料添加剤 F112

高性能洗浄剤の作用によって、燃料タンクに入れるだけで、燃料室や吸気バルブ、インジェクションなどに蓄積するカーボンなどを除去し、本来のエンジンの性能を取り戻して、燃費を向上させます。ガソリン50Lに1本を目安に使用し、効果を確実に出すために、数回の使用をお勧めします。

走行距離7万キロ、5ATのCWプレマシーに投入しました。
わずか10km走らせただけですが振動が明らかに減りました。
そして発進時の「エコランプ」、最近はいつも消えていましたが、これが発進時からずっと付いたままに!

10km走行というわずかな走行でカーボンが取れたなんて考えにくいです。
おそらく目詰まりしていたインジェクタが綺麗な混合気を作れるようになり、新車や設計時の理想的な燃焼状態を作れるようになったのだと思っています。
結果として、燃焼効率の向上とトルクが復活して、アクセルを踏む量が減ったのだと思います。

インジェクタの目詰まりでトルク変動が大きくなると電子制御スロットルの動作や変速タイミングも影響を受けます。
PEA洗浄剤を使うことでカーボン堆積を防ぎインジェクタを綺麗に保つだけで防げるトラブルは多いと思います。
良い燃焼状態であればカーボンの発生も低く抑えられますしね。

前に乗っていた初期型アクセラ23S(4AT)も多少オイルが滲んできていましたが、走行距離20万キロオーバーでエンジン自体は快調そのものでした。
2人目の子供が生まれて仕方なくプレマシーに乗り換えましたが、そうでなければ乗り換えてなかったんじゃないかな。

過走行で車を使い倒すつもりなら、フューエルワンの定期使用はトラブル予防に絶対必要だと思っています。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%8... |

プレマシーで快適ドライブを!

ここまで、プレマシーの燃費について考えましたがいかがでしたか。残念ながらマツダは、クロスオーバーSUVに舵を切るため、ミニバン開発から撤退する見込みです。プレマシーも生産終了となってしまいます。

しかし、プレマシーは走りと燃費のバランスが取れた使いやすいミニバンであることに間違いありません。スカイアクティブが搭載されたモデルはとりわけです。皆さんもぜひ一度、プレマシーの魅力を味わってみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2017年09月27日

記載されている内容は2017年09月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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