ボルボV40の燃費はどれくらい?燃費計の設定方法
更新日:2024年07月15日
ボルボv40はどんな車?
ボルボv40はボルボ・カーズが開発し、販売している一般乗用車になります。1994年にボルボv40のステーションワゴンタイプが発売されていますが、2004年にv50が販売されたことにより、こちらのステーションワゴンモデルはv50の販売開始があり生産を中止し、2012年に販売を終了しました。そのため、2015年からは5ドアハッチバック型のボルボv40が販売されています。
標準車以外ではクロスオーバーSUVやスポーツモデル、クロスカントリーまで用意されており、エンジンはガソリンとディーゼルのモデルから選ぶことが出来ます。燃費の良いディーゼル車やアイドリングストップシステムなど燃費にいいシステムもあるため、燃費については気になるところだと思います。以下ではその燃費について紹介していきます。
ボルボv40は新車の価格帯が269万円〜460万円というもので、ボルボ・カーズというスウェーデンの企業から生まれた車です。ボルボの作る車は海外生産車の中でもパワーがあり燃費がいいということで、日本でもが高いです。ボルボの作る車は家族思いなつくりであることで知られていて、室内スペースが広く取られています。
ボルボv40に関しても室内スペースが広く取られていて、馬力も152馬力〜254馬力とパワーを感じさせる車です。 排気量も1497~1983ccとダイナミックな走りを期待できます。ボルボv40のカタログ燃費ですが、13.2km/リッター~20km/リッターとなっており、燃費性能についても期待できます。以下ではモデルごとに燃費数値の違いを説明します。
ボルボv40 D4(ディーゼル)の燃費は?
ボルボv40のD4ですが、カタログ燃費はディーゼルモデルのみで20.0km/リッター〜21.2km/リッターと高い数値を計測しています。ボルボv40はエンジンが全てディーゼルモデルになっているため、軽油で走行するディーゼルは燃費においてハイブリッドを凌ぎます。
ディーゼルエンジン搭載車は日本ではあまり有名ではありませんが、海外では様々な面でが高いです。ディーゼルエンジンは特に直線的な道路や、加減速を強いられない環境に強いため、そのような道路が多い海外での市場シェア率が非常に高いです。
また駆動方式も全てFF方式のため、4WDなどに比べると燃費が良くなることから、このボルボv40D4は燃費性能が高いと言えます。実燃費は高速道路では23km/リッターを計測して例もありますが、一般的には15km/リッター〜16km/リッターあたりが多いです。
ボルボv40 T3の燃費は?
こちらはボルボv40のT3はMB4154Tと表記されていて、2015年8月に販売開始されました。こちらのエンジンはガソリンモデルとなっていますので、ディーゼルエンジンではないボルボv40がいい方はこちらを購入している場合が多いです。こちらはT3、T3 SE、クロスカントリーT3のモデルに分かれて販売されています。
ボルボv40のT3はガソリンはハイオクタイプとなっていて、駆動方式はFF方式を採用しています。カタログ燃費はJC08モードを採用していて、16.0km/リッター〜16.5km/リッターを計測しています。実燃費は7.79km/リッター〜15.27km/リッターとなっており、D4のディーゼル車に比べると落ちてしまいます。
ボルボv40T4の燃費は?
こちらのボルボv40T4は2013年に発売された新型モデルで、T4のほか、さらに上級グレードとしてT4 SEを用意しています。こちらは現在日本でもかなりとなっていて、1.6リッター車のハイオク仕様のガソリンタイプとなっています。
駆動方式はFF方式を採用していて、カタログ燃費は12.4km/リッター〜21.2km/リッターとなっています。ボルボv40T4の実燃費は11km/リッター〜14km/リッターとなっており、まずまずの燃費性能と言えます。T4はフルモデルチェンジされたモデルのため、ボルボはデザイン面において劣っていた面もありましたが、このT4モデルはデザインが好評です。
ボルボv40T-4の燃費は?
ボルボv40のT-4は1997年9月に販売を開始されたボルボv40の中でも一番旧型のモデルになります。トランスミッションはMTを採用していますが、こちらのエンジンもハイオクのガソリンモデルになります。排気量は1900ccと多く、駆動方式はFF方式を採用しています。
ボルボv40T-4のカタログ燃費は10・15モードでの計測で11.3km/リッターとなっています。
ボルボv40T5の燃費は?
ボルボv40のT5は、2013年にクロスカントリーT5AWDとして販売されています。カタログ燃費は16.2km/リッターとなっており、実燃費は10.18km/リッターとなっています。こちらの駆動方式は4WDとなっているため、FF方式に比べると燃費は落ちてしまいます。
2015年7月にボルボv40のT5は同じく4WDですが、より上級のSEといいモデルになっています。こちらはカタログ燃費が15.1km/リッター〜16.0km/リッターとなっています。実燃費は10.15km/リッター辺りの数値となっています。
ボルボv40の燃費計設定方法などについて
ボルボv40は車両に搭載しているトリップコンピュータによって、平均燃費と瞬間燃費を記録することが出来ます。平均燃費は数値を0にリセットしてからの測定になります。瞬間燃費数値は一秒ごとに更新され、低速走行時は時間単位での計測となり、高速走行時は距離単位の関連での計測となっています。
走行可能距離の部分が---となっていた場合は、走行可能距離がないことを示しているため、出来るだけ速やかに給油して下さい。距離および速度の単位の変更は、搭載されているMy Carスイッチを押して、センターコンソールのボタンかステアリングホイールのボタンを押すことでメニュー画面から変更できます。
ボルボv40の燃費平均を紹介!
ボルボv40の全てのモデルの燃費を大まかに平均化すると、おおよそ10km/リッターという数値の前後になるということが分かりました。ディーゼルモデルとガソリンモデルがあるため、一概に走行条件と燃費の数値が一致しないこともありますが、基本的には走り方によって燃費がものすごく向上するといったことは少ない車と言えます。
カタログ燃費よりは大きく落ちていることを考えると、なかなか低燃費車とは言いづらいところもありますが、走行性能としては概ね満足しているという方が多かったです。
街乗りでの燃費は?
ボルボv40は街乗りに関しては、おおよそ7~10km/リッター程度の数値幅となっていました。ディーゼルは街乗りのように加減速を強いられる環境に慣れていないため、ボルボv40のディーゼルモデルなどはやはり燃費効率が悪く計測されてしまいます。ガソリンモデルに関してはディーゼルほど落ちることはありませんが、ハイブリッドに比べるとそうした走行条件に弱いです。
高速道路での燃費は?
ボルボv40の場合は街乗りでは低い燃費数値でしたが、高速道路走行時の燃費は10~13km/リッターと少し高めの数値幅となっています。やはり流れのいい道路や、一定速度を維持できる環境下での走行をディーゼル車は得意としているため、ディーゼルモデルの高速道路走行時の燃費は良くなります。
また、ガソリンモデルであっても、加減速を強いられず、エンジンブレーキを多用することで燃料消費を抑えることができます。
ボルボv40は走行性能の満足度が高い車
ここまでボルボv40についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ボルボv40はスウェーデン生まれということもあって、いまいち特徴がないように感じるかもしれませんが、実は走行性能についてはかなり安定しています。荒々しい走りを期待している方には物足りないかもしれませんが、そのスピードの速さに驚くといった声が多くあがっています。
燃費性能については大手を振って良いとは言えませんが、それでもラインナップから見ると悪くありませんし、旧型から着実に進化していることを考えるとかなり期待が出来る一台と言えるでしょう。みなさんもこれを機会に、スウェーデン産の車の性能を試してみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2017年09月12日
記載されている内容は2017年09月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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