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日産マーチの実燃費はどれくらい?燃費比較・ノートとの比較

更新日:2024年07月15日

今回の記事では日産マーチの燃費について書いています。マーチはガソリン車ですが、今の低燃費時代の影響を受けガソリン車の燃費も年々向上しています。そんな時代においてマーチの燃費はどのくらいの実力なのでしょうか。他車種との比較を交え、マーチの燃費の実力を調べました。

日産マーチの実燃費はどれくらい?燃費比較・ノートとの比較

日産マーチとは?

日産マーチは1982年10月に誕生しました。ハッチバックスタイルの2ドアで、車名のマーチは一般公募により決定されたものです。FFの1000㏄に直列4気筒エンジンを搭載した、当時としては革新的な車でした。

2代目マーチは1992年1月から2002年2月にかけて販売されました。10年以上フルモデルチェンジが無かったヒット作であり、初年度に日本カーオブザイヤーとRJCカーオブザイヤーを受賞しています。また、欧州カーオブザイヤーの受賞歴もあり、海外でも高い評価を受けたモデルです。さらにマーチは日産が初めてCVTを搭載した車種ですが、CVTはこの2代目から搭載されました。

3代目マーチは2002年7月から2010年7月にかけて販売されました。この世代は可愛らしいフォルムと豊富なボディカラーが特徴的です。車の実用性のみでなく選ぶ楽しさをユーザーに示しましたモデルです。特にカエルの目の様な楕円形のヘッドライトを中心に可愛らしさをアピールしたフォルムは、多くの女性客を獲得しました。現行モデルである4代目マーチは2010年7月から販売されています。

日産マーチの実燃費はどれくらい?

日産マーチはガソリン車です。よって、ハイブリッド車に比べると燃費は良くない印象を受けます。しかし、低燃費時代の影響を受け、ガソリン車の燃費も年々向上しており、実燃費ではハイブリッド車にかなり近づいている車種もあります。そんな中、マーチの燃費はどうなのでしょうか。カタログ燃費と実燃費に分けて見ていきましょう。

新型の燃費

マーチには様々なモデルとグレードがありますが、まずは2017年7月に発売されている現行の4代目マーチ最新モデルの燃費を見ていきましょう。グレードは標準モデルの「S」とアイドリングストップを採用した「G」です。詳細は下表のとおり。

グレードカタログ燃費(JC08モード燃費)実燃費
S21.4km/L17.4km/L
G23.0km/L18.5km/L

12S、12Xの燃費

12S、12Xは4代目マーチ初期モデルのグレードになります。初期モデルは2010年7月に発売されているので約7年前のモデルです。12Sは標準モデル、12Xはアイドリングストップを採用したグレードです。燃費の詳細は以下のとおり。

グレードカタログ燃費(JC08モード燃費)実燃費
12S21.4km/L14.11km/L
12X23.0km/L15.61km/L

カタログ燃費は12S、12X共に最新モデルと変わりありません。しかし、実燃費では最新モデルの方が明らかに優れており、マーチの燃費の進化を見ることができます。

ニスモ(NISMO)の燃費

ニスモは4代目マーチのグレードの1つで、2016年1月に発売されました。このニスモには、専用フロントバンパーを装備した「ニスモ」と、エンジン等に専用チューニングを施したスポーツ仕様である「ニスモS」の2種類が存在します。燃費の詳細は下表のとおりです。

グレードカタログ燃費(JC08モード燃費)実燃費
ニスモ23.0km/L17.4km/L
ニスモSなし13.04km/L

ニスモは4代目マーチの標準モデルに専用のフロントバンパーが装備されたものですが、燃費に関わる部分に変更がないため、標準モデルと同じになります。対して、ニスモSはエンジンをスポーツ仕様にチューニングした分、燃費が標準モデルより下がっています。

12Cの燃費

12Cは3代目マーチ初期モデルの標準グレードです。2002年3月に発売されているので、約15年前のモデルになります。燃費の詳細は以下のとおりです。

グレードカタログ燃費(10・15モード燃費)実燃費
12C21.0km/L14.98km/L

カタログ燃費では測定法が違うため、4代目マーチと単純に比べることはできませんが、実燃費では4代目初期モデルとほとんど変わりません。

コレットの燃費

コレットは全て特別仕様車であり、最新モデルは2010年2月発売のコレットfです。この最新モデルではお洒落でエレガントな雰囲気が特徴になっています。燃費の詳細は下表のとおりです。

グレードカタログ燃費(JC08モード燃費)実燃費
コレットf19.0km/L12.98km/L

12SRの燃費

3代目マーチのグレードの1つであり、スポーツ仕様のグレードです。燃費は下表のとおり。

グレードカタログ燃費(10・15モード燃費)実燃費
12SR なし14.88km/L

スポーツ仕様でありながら実燃費はなかなか優秀で、同時期発売の標準モデルと大差ない性能です。

カブリオレの燃費

1997年8月に発売された、2代目マーチのグレードです。本グレードはオープンカーであり、欧州カーオブザイヤーにも選ばれた成功車です。燃費は下表のとおりです。

グレードカタログ燃費(10・15モード燃費)実燃費
カブリオレ15.2~17.0km/L12.3km/L

スーパーターボの燃費

最後は初代マーチのグレードの1つであるスーパーターボです。競技専用車であった「マーチR」をベースに、一般向けにチューニングして販売したものです。燃費は下表のとおりです。

グレードカタログ燃費(10・15モード燃費)実燃費
スーパーターボ12.2~16.0km/L11.52km/L

日産マーチとノートの燃費比較!!

日産マーチの燃費については過去モデルも含めて見てきましたが、この項では他車種の燃費と比べてマーチの燃費を評価していきます。今回比較対象に選んだのは「ノート」です。マーチと同じ日産製のコンパクトカーです。モデルはマーチの最新標準モデルと同時期の2017年9月発売の標準モデルを採用します。両車の燃費は下表のとおりです。

車種カタログ燃費(JC08モード燃費)実燃費
マーチ21.4km/L17.4km/L
ノート23.4km/L16.12km/L

カタログ燃費ではノートの方が優れていますが、実燃費ではマーチの方が優れているという結果になりました。今回はノートのみとの比較になりましたが、最新モデルのマーチの燃費は非常に優れており、特に実燃費では他車種も含めた2017年発売モデルの中でもクラスの数値です。

日産マーチは実燃費に優れたクルマ!

以上、日産マーチのカタログ燃費と実燃費について書いてきましたが、いかがだったでしょうか。マーチは実燃費に優れており、特に4代目最新モデルの実燃費は非常に優秀です。

また、マーチには燃費以外にも様々な魅力があります。1つ目はエクステリアです。11色もの多彩なボディカラーがあり、選ぶ楽しさを味わうことができます。ご自分に合った色がきっと見つかる事でしょう。

2つ目は運転サポートです。特徴的な機能の1つであるタイヤアングルインジケーターは、現在のタイヤの向きをディスプレイに表示してくれるため、駐車時にタイヤの向きがわからなくなるということがありません。また、最小回転半径がわずか4.5mしかありませんので、狭い道や曲がり角も楽に運転でき、Uターンなどもスムーズに行うことが出来ます。

3つ目は快適性です。あると嬉しいプッシュエンジンスターターやドアロックに連動してドアミラーをたたんでくれる「電動格納式リモコンカラードドアミラー」が搭載されています。また、エンジンオイルの交換やパーキングブレーキの戻し忘れをディスプレイに表示してくれる機能など、運転者が気にしなければならない事を車が教えてくれます。非常に優秀な運転者のサポーターです。

日産マーチはガソリン車の中でも燃費に優れた車種ですが、運転が苦手な方やボディカラーにこだわりたい方にもです。このようなニーズをお持ちの方はぜひ購入を検討してみてください。

初回公開日:2017年09月21日

記載されている内容は2017年09月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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