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マスタングの燃費はどれくらい?燃費は悪い?口コミ

更新日:2024年07月15日

今回の記事ではフォードが生産し、販売しているマスタングについてご紹介します。マスタングと言えばアメリカ生産車のため、燃費が悪いというイメージがありますが、そのあたりの燃費情報を各モデルごと年式ごとに比較してご紹介します。

マスタングの燃費はどれくらい?燃費は悪い?口コミ

マスタングとはどんな車?

マスタングはアメリカ合衆国の自動車メーカーである「フォード」が開発し、販売している乗用車になります。日本ではムスタングなどと呼ばれていたこともあります。初代マスタングは、第二次世界大戦後のベビーブームに合わせて、中型乗用車として1964年を初めに生産されました。

現在では7代目が2015年から販売されていますが、日本やイギリスなどの左側通行諸国向けとしてマスタングの右ハンドル車が8月より販売されています。フォードは2016年秋に日本市場から撤退をしたため、事実上7代目マスタングが日本での最後の最新型マスタングとなる予定です。

マスタングの燃費はどれくらい?

マスタングは第二次世界大戦直後にフォードにより生産されたということもあって、アメリカ生産車ではありますが、日本においても非常に長い歴史のある車になります。

残念ながら、現在フォードが日本市場を撤退したため、改めてマスタングの最新型が日本へ上陸する機会はなくなってしまいましたが、それでも歴史が長い分、日本でも愛用している方は多くいます。

特に、マスタングは7代目まで販売しているため、それらそれぞれのモデルにどのような違いがあるのかなかなか把握することは難しいです。特に燃費性能は車を選ぶ重要な基準なため、今回はそうした燃費性能に関する事柄を中心に、年式やモデルごとに燃費数値を比較していきます。

マスタングV8の燃費は?

マスタングV8モデルのV8エンジンは、1950年代以降アメリカ生産車の多くが搭載しているエンジンです。V8エンジンと言えば、高級車や高性能者に搭載しているイメージですが、アメリカはすでに1950年代以降にはその技術を一般車に使用していました。

ですが、実はV8エンジンは1901年にフランスで開発されたもので、そこからアメリカへと渡ってきた技術になります。

マスタングのV8エンジン搭載車はカタログ燃費は全て7.7㎞/リッターとなっています。実燃費の方は、郊外路走行の場合6.38㎞/リッター~7.65㎞/リッターとなっています。高速道路走行時は、10.6km/リッター~11.0㎞/リッターとなります。

一般的にV8 は振動性が高く扱いづらさを感じさせますが、燃費においてもV6と比べると多少落ちることが分かります。

マスタング マッハ1の燃費は?

1969年式のマスタングと言えばマッハ1が挙げられます。マッハ1はその名前も特徴的ですが、特徴的なのはそのデザインです。マッハ1は燃費のいい車というより、そのデザインによって高いを得ました。そして現在は2013年型「マスタングGT」としてそのデザインを受け継ぎ販売されています。

カタログ燃費は見つけることが出来ませんでしたが、実燃費は5㎞/リッター前後になっているという方が多いです。

マスタング コンバーチブルの燃費は?

こちらはGTコンパーチブルというモデルになりますが、2000年から販売を開始したモデルになります。こちらのカタログ燃費はは7.3㎞/リッター~8.0㎞/リッターとなっています。実燃費は4㎞/リッター~12㎞/リッターとなっています。

実燃費の方が高くなっている例については、そもそもまっすぐに直線的に走ることの多いアメリカで開発された車であるため、そうした高速道路などの直線道路を走るような場合はかなりカタログ燃費を上回るようにできています。

新型マスタングの燃費は?

新型マスタングは2015年に日本で販売されています。「アメリカンマッスルカー」としてマッハ1のデザインなどののデザインを受け継ぎ、新型2.3リッター直列4気筒直噴ターボ(エコブースト)エンジンを搭載しています。こちらはV6エンジンモデルを上回る性能で、より効率よく制御することが出来ます。

こちらの新型のカタログ燃費は、JC08モードでの計測で9.8㎞/リッターと高い数値を計測しています。

マスタングV6の燃費は?

V6は2010年10月に販売されたモデルと2009年念11月に販売されたモデルになります。こちらはカタログ燃費はいずれも変わらず、7.7㎞/リッターとなっています。2009年式は実燃費は6.92㎞/リッターとなっており、2010年式の方は6.87㎞/リッターとなっています。

いずれも平均的な燃費数値から見ればあまり高いとは言えませんが、マスタングV6は大容量ガソリンモデルのV6エンジンという高出力エンジンを搭載しているため、その点を考えるとそれほど悪くはないと言えます。

また、高速道路走行時などには13.1㎞/リッターを算出している例もあるため、加減速の少ない道路であれば、ある程度の燃費は期待できます。

マスタング コブラの燃費は?

こちらのマスタングコブラも1997年1月に販売された、クーペ型の乗用車になります。こちらは駆動方式をFR方式を採用しています。というのも、そもそもマスタングは大容量でFR方式を採用しているという点で大きな特徴のある車のため、その点は初期のころから変わることがありません。

FR方式の良い点は、ドライバーの能力によって運転性能が大きく変わるところにあります。そのため、自分で車を動かしているという感覚の得やすい後輪駆動のため、そちらを敢えて好んで選択する方も多いです。

そして、このコブラのカタログ燃費ですが、7.3㎞/リッター~7.6㎞/リッターとなっています。また、平均実燃費は5.94㎞/リッターとなっています。

1965年のマスタングは?

こちらは当時レースカーに並ぶ性能を持つものとして開発されたマスタングになります。その馬力の高さゆえ、「モンスター」と称されるほどの爆発的なパワーを発揮します。燃費数値に関する情報は残念ながら見つかりませんでしたが、燃費に関しては期待しない方がいいという声が多いです。

2009年のマスタングは?

2009年に先ほど紹介した1965年式の燃費向上を図ったモデルが販売されています。こちらはGT500として販売され、カタログ燃費は7.7㎞/リッターを計測しています。

マスタングの燃費は悪いの?

以上、マスタングの年式やモデルごとの燃費比較を見てもらいました。実際にマスタングの燃費を見ていくと、燃費数値は低い傾向にあります。マスタングはそもそもアメリカンハイパーカー的な位置づけなので、そのあたりの高出力と低燃費を同時に実現するのは難しいことが分かります。

ですが、遊び心のある車として多くの方にがあるため、そのように燃費効率があまり良くないといったことはありながらも、マスタングにはそれ以上の魅力があることが分かります。やはり長い歴史があるため、そうした面で多くの方に受け入れられてきた車なのでしょう。

マスタングの燃費口コミを紹介!

新型マスタングのみんカラでの燃費口コミですが、数値としてはレギュラーガソリンが6km/リッター~10㎞/リッター、ハイオクガソリンが6㎞/リッター~12㎞/リッターとおおよそなっていました。ハイオクガソリンモデルの方が全体的に高い傾向にあります。

燃費に関しては「他のアメリカ車と比較して良い」といった声が多く挙がっています。リッター8キロは余裕で走るといった声もありました。さらに、ロングドライブの場合は燃費効率が高いといった声が多く、高速道路などの直線には強いという声もありました。

マスタングはまっすぐに強いアメリカ車

ここまでマスタングについて燃費を中心にご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。実際に燃費数値を見てみますと、けっして高いとは言えないところもあります。ですが、高出力を売りにしていることを考えると、そのパワーを実現している車としては燃費効率の低下は仕方がないとも言えます。

高速道路など直線道路を走行することが出来る環境ではマスタングは燃費性能を発揮するといった声も多いため、ある程度燃費は目をつぶるか、もしくはそうした適した走行条件のもと使用するというのが一般的になっています。

もともとアメリカ生産車ということもあって、日本とアメリカでは道路のつくりが違うこともあるためそのような燃費の悪さが余計に目立ってしまいますが、楽しむ車としての作りはマスタングは非常に優秀です。

初回公開日:2017年09月11日

記載されている内容は2017年09月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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