ホンダモビリオの燃費|燃費向上方法・他車種との比較
更新日:2024年07月17日
ホンダ モビリオの燃費って? 気になる同系車種の燃費との比較や燃費が悪い場合の燃費向上方法について
モビリオは、今でも街中を走っている姿を見かけることができます。いったいどれくらいの燃費なのか気になる車好きは多いのではないでしょうか。今回は、モビリオの燃費について詳しくご紹介します。
まず、モビリオの基本情報についておさらいしておきます。モビリオは自動車メーカーホンダから2001年に販売されたトール型自動車です。室内の高さは1300㎜以上あり全長が4000㎜ほどです。荷室の充実さが特徴の車種でした。その時点ではトール型車種としては初めの車だったのです。
エンジンは4気筒エンジンで排気量は1.5Lです。駆動はFFと4WDが販売され多くの地域で販売されていました。後席はスライドドアで、乗り降りがしやすい設計となっていた考えつくされたコンパクトミニバンです。
モビリオの燃費
モビリオの実燃費
モビリオの燃費を紹介していきます。まずは、モビリオのカタログに書いてある燃費を紹介します。10・15モード走行による算定方法にてFFでの駆動では17.0㎞/L、4WDでは16.2㎞/Lとカタログで表示されています。
気になるのは実際の燃費や実燃費です。実燃費はモビリオを所有しているユーザーが燃費を記録しているサイトがあるので、今回は「みんカラ」という燃費記録サイトの燃費記録を紹介します。レギュラーガソリンを給油しているモビリオの場合は12.91㎞/Lです。
ハイオクガソリンを給油しているモビリオの場合は、12.98㎞/Lというのがユーザーの平均燃費と算出されています。ここで注意してほしいのは、あくまでこの数値はモビリオを使用しているユーザーの平均の燃費です。一つの指標ということでおさえてください。
燃費 12.91/L(レギュラー)、12.98/L(ハイオク)
出典: http://minkara.carview.co.jp/car/honda/mobilio/nenpi/ |
(ホンダモビリオの燃費記録みんカラより)
モビリオの良い実燃費
モビリオを使用しているユーザーで良い場合の実燃費を紹介しておきます。上記同様「みんカラ」の燃費記録の投稿にある数値を紹介します。20㎞/Lという燃費記録が40件投稿があります。(全体で2954件です。)また、18㎞/Lの記録が288件投稿があります。少ないですが、カタログ燃費よりも良い数値があるでしょう。
18㎞/L(288件)、20㎞/L(40件)レギュラーガソリン
出典: http://minkara.carview.co.jp/car/honda/mobilio/nenpi/ |
みんカラより
悪い場合のモビリオの実燃費
モビリオを使用しているユーザーの中で悪い燃費の方もいます。上記同様「みんカラ」というサイトにて紹介します。10㎞/Lという燃費記録が482件投稿があります。(全体で2954件です。)また、8㎞/Lの記録が87件投稿があります。少ないですが、カタログ燃費よりも悪く平均実燃費よりも低い場合もあるでしょう。
10年以上も前の車ですから車の部品などの劣化や、ユーザー個々の運転の仕方や道路状況や運転状況によって燃費の数値は変わってきます。下記では、モビリオの燃費の向上のためにどういったことができるのか改善の方法について書いていきます。
モビリオの燃費を向上させるには?
モビリオの実燃費を紹介しました。次は、モビリオの燃費向上のためにどんなことができるのかご紹介します。
走り方で気を付けることって?
車種問わず燃費にいい走り方は決まっています。「一定のスピードで走る」ということがよく言われます。やはり、ゴーストップが多いとエンジンの回転数に振り幅が大きくなってしまいます。
信号などの必ずスピードを落とし、止まらなくてはいけない場合を除いてはアクセルを必要以上に踏むことは避けるべきです。これだけでも燃費にいい影響を与えます。また、エアコンの使用もエンジンの回転数を上げてしまいます。少し注意するだけで燃費は改善されるのです。
他にも注意できることはあります。それは「積載量を減らす」ということです。当然ですが、重ければより多くのパワーが必要です。積載量を減らせばおのずと燃費は重いときに比べてよくなります。不必要なものを乗せたままにすることはやめたほうがいいでしょう。
また、この話に付随してガソリンを満タンにすることを避けるほうがいいでしょう。ガソリンも同じく重さがかかっています。車によってガソリンタンクの大きさは違うので注意が必要ですが、不必要な満タンを維持する行為は燃費にとっては良くないでしょう。
部品交換によって燃費がかわるの?燃費にかかわる部品とは
「新車当時よりも燃費が悪くなった。」と感じる運転者がいます。燃費には運転の仕方のほかに車のパーツが古くなることによって燃費が悪くなることもあります。では、いったいどんな部品が燃費の低下にかかわってくるのでしょうか。
はっきり言って、燃費にかかわるのはエンジンやバッテリーなど多く存在します。しかし、部品交換は整備工場でなければ厳しいです。まずは誰でもできる部品を取り上げたいと思います。それはタイヤです。長い距離を運転をするとタイヤがすり減り、タイヤの新品当初のポテンシャルを発揮できなくなってしまいます。
また日がたつことで劣化し、本来のタイヤの性能を発揮できなくなってしまいます。現在は、静穏性を重視するユーザーが増えたことでタイヤの柔軟性がよくなりました。この柔軟性によってタイヤの溝のすり減りが早くなってしまいました。燃費が良くないなと感じたらタイヤを新しくすることも考えてみてください。
次に整備工場に手メンテナンスを受けたほうがいいパーツを紹介していきます。それは、点火プラグです。点火プラグとは、ガソリン車の多くに搭載されている部品で、ガソリンに火をつけるために火花を飛ばす役割をしています。このパーツのおかげでガソリンと空気が混ざったものを爆発させ、動力を生み出すことが可能になるのです。
「点火プラグとはエンジンの心臓」と呼ばれるほど重要なパーツなのです。しかし点火プラグは、車を使用するたびに使用するものであり、繰り返し使用していくとどんどん細くなってきます。消耗していると加速が悪いです。タイヤ同様車自体のパフォーマンスが悪くなってしまうのです。
「昔よりも燃費が悪いな」と思う方は、点火プラグを交換すると改善されるでしょう。だいたい交換目安は2万キロ程度といわれます。点火プラグの中には交換頻度が少なくていいものもあるようなので、経済的なパーツもあるでしょう。車検時など相談をしてみることも考えてみてください。
モビリオと他車種の燃費比較
フリードの燃費は?
モビリオと同系のトールワゴン型の車種でホンダのフリードという車種があります。この燃費はいったいどれくらいなのか調べてみました。フリードにはハイブリッドタイプがあります。カタログに掲載されている燃費は27.2㎞/Lです。ちなみにガソリン車では19.0㎞/Lです。モビリオよりも圧倒的に燃費が良いことがわかります。
シエンタの燃費は?
トヨタで販売されているシエンタもモビリオ同様トールワゴンタイプの車です。この車にもハイブリッドタイプがあり、この車の燃費はカタログ表示で27.2㎞/Lです。また、ガソリン車は15.4~20.2㎞/Lです。
フィットの燃費は?
モビリオと同じホンダで販売されているハッチバックタイプの車でフィットという車種があります。ハイブリッドタイプがフィットにもあります。カタログ表示で34.0㎞/Lです。ガソリン車では24.6㎞/Lです。3つの車の燃費を参考データとしてあげました。メーカーなどによって表示の仕方が違うのであくまで参考にするデータの一つとしてとらえてください。
モビリオの魅力
モビリオの燃費とその燃費改善の方法や同系車種の燃費を紹介しました。やはり、モビリオは初期の登場から15年以上たっている車なので、燃費などは現在販売されているハイブリッド車には当然劣ります。モビリオには排気量が1.5Lと峠の坂道でもストレスなく運転できます。
また、ゆったりとした広い空間が特徴なので、この広さが今も魅力で乗っているユーザーが多くに愛されています。
初回公開日:2017年09月17日
記載されている内容は2017年09月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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