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ラフェスタの燃費|燃費向上方法・型別の燃費比較

更新日:2024年07月17日

今回の記事は日産が製造し販売しているラフェスタについての記事内容になります。ラフェスタはあまり注目されていませんが、ミニバンの中でもクラスの走行安定性を誇り、燃費数値も優れています。今回はラフェスタの燃費性能を中心に紹介していきます。

ラフェスタの燃費|燃費向上方法・型別の燃費比較

ラフェスタはどんな車?

ラフェスタは日産自動車が製造し販売しているミニバンタイプの乗用車です。ラフェスタの前の車種はリバティで、ラフェスタはそのリバティの後継車です。ラフェスタは、リバティと同様に両側スライドドアを採用しており、ルノーが開発するCセグメント乗用車であるメガーヌと共通のC王ラットフォームを採用した日産自動車初めての車となります。

また、ラフェスタはプジョーなどで取り入れている大型サンルーフを取り入れており、より解放感を高めています。初代モデルは2004年から2012年に販売され、その後ハイウェイスターが追加され2011年から販売されています。

ラフェスタの燃費

実燃費

ラフェスタの実燃費ですが、2004年に発売された初期型の平均燃費は、FF方式が10.14㎞/リッターとなっています。4WDが9.79㎞リッターとなっています。そして、その後発売されたハイウェイスターの最新モデルの実燃費の平均値は11.48㎞/リッターとなっていました。

このような燃費数値を見ると、ラフェスタはミニバンとしてはそれなりに高い燃費性能と言えます。7人乗りのミニバンですが、ボディが小さめな分重量が軽く、その分他のミニバンに比べると安定した燃費数値を算出します。

ラフェスタの良い点

最新型のラフェスタのハイウェイスターは、実はもともとマツダプレマシーをベースとしてつくられた車です。そのため、実際の設計はマツダプレマシーの中身のまま、日産ブランドとしてエクステリアに変更が加えられている程度となっています。基本的にはマツダの車の性能を引き継いでいるわけです。

そのため、走行性能についてはマツダのエンジンを採用しており、ミニバンとしてはかなりの安定感を持っている車として乗り心地が高く評価されています。しっかりまっすぐ走るとして評価が高いです。また、リアがしっかりついてくる硬めの仕様となっていることから、ミニバンの中でも最高クラスの安定したハンドリングを誇っています。

ラフェスタの悪い点

やはり基本的にはマツダの車の仕様となっているため、外観デザインを変えたことが却って似合わないと思う方も中にはいるようでした。また、安定感はある反面、硬派なつくりとなっているため、2000㏄と加速力は弱くスピードが出ません。また、3500回転あたりから振動が強く発生するため、早い速度にすることにはあまり強いとは言えないようです。

日産ラフェスタの燃費を向上させるには?

日産ラフェスタの燃費を向上させるための方法として、まずは走り方において気を付けた方がいいことを紹介します。まず、アクセルをあまり強く踏み込まずに、ふんわりとエンジンの回転数を上げ過ぎないように踏み込みます。AT車の場合は、軽く踏み込んで離すという動作を繰り返すことで自然とシフトアップするため、そのように踏み込むといいでしょう。

また、アイドリングストップ機能は本来燃費向上のための機能ですが、それがない場合はこまめに駐車時はエンジン止めるように心がけることで燃料を節約できます。また、車を減速させる際は基本的にエンジンブレーキを多用し、フットブレーキは極力使う場面を減らしましょう。

高速道路での燃費向上方法

高速道路での燃費向上方法としてはETCを取り入れるといったものがあります。これは、ETCを搭載させることで、料金所で止まることなくノンストップで進むことが出来ます。また、高速に乗る前に、しっかりとタイヤの空気圧を点検しておきましょう。空気圧が下がると、タイヤの抵抗が大きくなり燃費が悪くなることがあります。

また、車に積んでいる荷物を軽くするようにしましょう。車両の総重量は燃費に直接影響するため、重量を軽くすることは燃費向上において非常に大切な点です。

ラフェスタをモデル別に燃費比較

ハイウェイスターの燃費は?

ラフェスタハイウェイスターは2011年に、ラフェスタの二代目として販売を開始しました。こちらが、現在の最新型のモデルとなっており、マツダで製造販売されていたマツダプレマシーとほぼ同じエンジンを使用しており、メカニズムはほぼプレマシーと同等となっています。

ラフェスタハイウェイスターの最新型は2013年3月に販売を開始しており、駆動方式はFF方式となっています。こちらは「ハイウェイスター」、「ハイウェイスターG」、「ハイウェイスターGスプレモ」の三つのグレードより選択できます。ラフェスタハイウェイスター最新型のカタログ燃費は15.2㎞/リッター~16.2㎞/リッターとなっています。実燃費の平均値は11.48㎞/リッターとなっていました。

4wdの燃費は?

ラフェスタは基本的に、駆動方式をFF方式と4WD方式の二つに分けています。4WDの方式のカタログ燃費は10.6㎞/リッター~13.8㎞/リッターとなっており、実燃費は9.79㎞/リッターが平均値となっています。

このことから分かるように、FF方式に比べると4WDの燃費効率は若干落ち込んでしまいます。やはり、4WDは4つのタイヤに均等にフロントエンジンのパワーを供給する必要があるため、そのための部品などがFF方式に比べると余分に必要になってきます。

一般的に4WDの方が、FFに比べると100㎏ほども重量が増えてしまうと言われているため、そのような燃費数値の違いが生まれてしまいます。

20sのモデルは?

こちらの20sは初代のラフェスタのモデルで2004年に販売を開始されました。こちらのトランスミッションはCVTとなっており、歯車を使って電子制御するシステムとなっています。CVTはATに近い電子制御となっているのですが、歯車を使い、ATのようなシフトチェンジを行いません。

そのため、2速3速といった段数がなく、ATやMTに比べて非常になめらかな加速が出来るよう無段になっています。そのような利点があるCVTですが、2.0モデルの初期型のカタログ燃費は15.0㎞/リッターとなっています。そして、実燃費は1014㎞/リッターとなっていました。

旧型モデルの燃費は?

旧型のモデルは2.0の初期型となりますが、2004年12月に販売された4WD方式のモデルのカタログ燃費は13.2㎞~13.8㎞/リッターとなっています。実燃費は9.79㎞/リッターとなっていました。

また、ハイウェイスターの旧型である2011年6月に販売されたモデルは、「ハイウェイスター」、「ハイウェイスターG」となっていますが、4WD方式のカタログ燃費は10.6㎞/リッター~11.2㎞/リッターとなっています。また、FFで発売された方のモデルはカタログ燃費が13.0㎞/リッター~15.0㎞/リッターとなっており、実燃費平均値は12.75㎞/リッターとなっていました。

2011年のアイドリングストップ搭載モデル

2011年6月にアイドリングストップが搭載されたFF方式のモデルが販売されています。こちらはトランスミッションがATで、3つのグレードがありますが、そのすべてのグレードがアイドリングストップ機能を搭載しています。

このモデルのカタログ燃費ですが、14.0㎞/リッター~16.0㎞/リッターとなっています。実燃費平均値は11.14㎞/リッターです。アイドリングストップ機能は加減速を必要とする走行状況にある場合などには燃費向上に役立つため、場面に応じてモデルの違うものの購入を検討してみてもいいでしょう。

ラフェスタは日産の手軽なミニバン

ここまでラフェスタについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。7人乗りで、ボディは小さ目ながらかなり広いスペースを確保しているミニバンとしては、300万円以下で手に入るため、ラフェスタは大変手ごろなミニバンと言えます。

燃費性能もミニバンとしてはまずまずな部類ですし、パワーは強いとは言えないかもしれませんが、走行性の安定感やこの値段を考えるとかなり手軽に購入できるミニバンと言えるでしょう。

初回公開日:2017年09月23日

記載されている内容は2017年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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