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スバルレガシィB4の燃費はどれくらい?燃費向上方法

更新日:2024年07月18日

スバルレガシィB4の燃費に注目してみましょう。現行のレガシィB4の燃費は、果たして良いのでしょうか。過去のモデルの燃費も気になります。そちらの燃費ものぞいてみましょう。燃費を少しでも改善するためにどんなことができるのか、いくつかの提案もご紹介します。

スバルレガシィB4の燃費はどれくらい?燃費向上方法

スバルレガシーB4の燃費に迫る!

これから、レガシィB4の燃費に迫ってみましょう。六代目まで続いているスバルのロングセラー車ですが、その間にたくさんのモデルやグレードが生産・販売されてきました。本記事では、その中のいくつかを取り上げて、それぞれの燃費を見ていましょう。どうぞご覧ください。

タイプ別のレガシィB4の燃費は?

それでは、レガシィB4をタイプ別に分けてみましょう。全てを挙げることができませんので、今回は新型レガシィB4、そして四代目モデルと五代目モデルの幾つかに絞り、その燃費に迫ってみましょう。

新型レガシィB4の燃費やいかに?

レガシィB4は、富士重工業が1989年から生産・販売をしている車です。歴代のレガシィに引き継がれてきた水平対向エンジンと4輪駆動は、六代目である現行モデルにも受け継がれており、その性能はより熟成されたものになっています。

それまでのレガシィB4は、アクセルを踏み込めば荒々しい加速をするハイパワーセダンというイメージでしたが、六代目のレガシィからは、どちらかというと高級セダンを目指す車づくりにシフトしてきています。

車内の静寂性を高めるため、エンジン部品の約80%を改良し、サスペンションの取り付け位置を変えて、ボディーの剛性を高めることによって、振動や騒音を軽減することに成功しています。

また、遮音材の見直しや、遮音フロントガラスを採用したり、リアワイパーの形状を変えることで、風切り音を抑制しています。こうした細かな改善によって、高級セダンの仲間入りを果たしています。

エンジンは、2.5L水平対向4気筒DOHCで、トランスミッションは、リアトロニック(マニュアルモード付)が採用されています。

燃費はどうなんだろう?

では、気になる燃費はどうでしょうか。スバル公表のカタログスペックを参照すると、1リッターあたり14.8kmと測定されています。2.5Lエンジンで、しかも4WD(AWD)であることを考えると、優秀な燃費数値であると言えます。

トランスミッションにリニアトロニックが採用されていることや、空力性能を高める「アクティブグリルシャッター」の採用などが、低燃費に大きく貢献しています。

レガシィB4[2.0i]の燃費やいかに?

レガシィB4[2.0i]は、四代目のモデルとなります。「走りと機能と美しさの融合」がコンセプトに開発されました。

全幅を1,730mmと拡大して3ナンバーサイズとなり、それによってトレッドを拡大し、ホイールベースを長くすることにより、安定性を向上させていました。また、空気抵抗係数であるCd値が、0.28という優れた空力性能を示し、パワーロスがより少なくなっていました。

さらに、この世代のレガシィB4は、今では姿を消してしまった「ハードトップ」であったことも特徴の一つでしょう。心臓部は、2.0Lの水平対向4気筒SOHC16バルブエンジンが積み込まれていました。トランスミッションは、4速オートマチックが搭載されていました。

気になる燃費はどうなの?

では、レガシィB4[2.0i]の燃費はどうなのでしょうか。スバル公表のカタログスペック(10・15モード燃費)を参照すると、1リッターあたり14.0kmと測定されています。当時の2.0Lエンジンでフルタイム4WDであることを考慮しますと、この燃費数値は良好であると言えるでしょう。

レガシィB4[2.0R]の燃費やいかに?

次に、レガシィB4[2.0R]の燃費についてみてみましょう。インテリアやエクステリアに関しては、前述の2.0iと大きな違いはありませんが、心臓部が違っています。

2.0iの方はSOHCエンジンでしたが、こちらの2.0Rの心臓部には、2.0Lの水平対向4気筒DOHC16バルブエンジンが積み込まれていました。トランスミッションも、5速マニュアルと4速オートマチックの両方がラインナップされていました。

デビューから半年後には、富士重工業創立50周年を記念して、「レガシィ50thアニバーサリー」という限定車を発売しました。内装の色をアイボリーにし、本革とアルカンターラを組み合わせたシート素材を用いた専用シートを採用して、スポーティーでかつ上質なレガシィB4に仕立てていました。

気になる燃費はどうなの?

では、レガシィB4[2.0R]の燃費をみてみましょう。スバル公表のカタログスペック(10・15モード燃費)によると、5速マニュアル車が1リッターあたり13.4km、4速オートマチック車が1リッターあたり13.0kmと計算されています。

SOHCエンジンを積む2.0iの方が、少しだけリードしていますが、この程度の差であれば、パワフルなDOHCを選択しても良いでしょう。ただし、プレミアム仕様のガソリンでありましたので、燃費を気にするドライバーには少々頭の痛い車でもありました。

レガシィB4[2.0GTスペックB]の燃費やいかに?

レガシィB4[2.0GTスペックB]は、レガシィB4[GT]というグレードに、18インチアルミホイールや専用グリル、専用スポイラーを装着したモデルです。

GTを名乗るモデルには、当時新設計だった「倒立式ビルシュタイン製ダンパー」を装着し、2.0iや2.0Rよりもさらにスポーツ性能を高めていました。また、車両挙動を安定させる「ビークルダイナミックスコントロール」の搭載や本革のシートを備え、オプションではあるものの、マッキントッシュサウンドシステムを装着し、安全性もさることながら、ドライバーの快適性をより高めた車に仕上がっていました。

心臓部には、2.0Lの水平対向4気筒DOHC16バルブターボが積み込まれていました。トランスミッションは、5速マニュアルと5速オートマチックがラインナップされていました。

気になる燃費はどうなの?

それでは、レガシィB4[2.0GTスペックB]の燃費を見てみましょう。スバル公表のカタログスペック(10・15モード燃費)では、5速マニュアル車が1リッターあたり12.0km、5速オートマチックが1リッターあたり12kmと測定されています。

ターボモデルらしいパワフルなエンジンが魅力なグレードでしたので、この燃費数値には合格点が与えられるでしょう。ただ、ガソリンがプレミアム仕様となるため、燃料代がかかるのが玉に瑕です。

レガシィB4[3.0R]の燃費やいかに?

レガシィB4[3.0R]は、2003年9月に追加されたモデルです。心臓部には、3.0L水平対向6気筒DOHC24バルブエンジンが積み込まれました。今までよりも、さらに大型のエンジンです。こちらも、ガソリンはプレミアム仕様となっていました。

燃費はどうなの?

では、燃費はどうでしょうか。スバルの公表しているカタログスペック(10・15モード燃費)を参照すると、1リッターあたり11.6kmと測定されています。3.0Lエンジンでフルタイム4WDですので、この燃費数値は標準的と言えるでしょう。ただ、こちらもプレミアム仕様のガソリン代がかかってしまい、経済的な車とは言い難い車です。

レガシィB4[2.5i]の燃費やいかに?

レガシィB4[2.5i]は、「アーバンセレクション」という特別仕様車で2007年に登場しています。この頃、レガシィシリーズは、「ツーリングワゴン」、「B4」、「アウトバック」の3タイプで展開していました。レガシィB4[2.5iアーバンセレクション]には、アウトバックに積まれた、2.5Lの4気筒SOHCエンジンが搭載されていました。トランスミッションは、4速オートマチックとなっていました。

燃費はどうなの?

レガシィB4[2.5i]の燃費はどうでしょうか。スバル公表のカタログスペック(10・15モード燃費)を参照すると、1リッターあたり13kmと測定されています。パワーはそれほど大きいものではありませんでしたが、自然吸気エンジンらしいスムーズな走りと燃費を両立した車でした。

レガシィB4[2.5GT]の燃費やいかに?

レガシィB4[2.5GT]は、2009年から登場しています。五代目となるモデルです。

この頃のレガシィB4は、ハードトップではなく、セダンとなっていました。伝統の水平対向エンジンを中心とするシンメトリカルAWDなどのスバル独自の技術を取り入れ、ボディーサイズもアップしています。

2.5GTの心臓部には、2.5Lの水平対向4気筒DOHC16バルブターボが積み込まれていました。トランスミッションは、5速オートマチックのみの設定でした。

気になる燃費は?

では、レガシィB4[2.5GT]の燃費はどのようなものでしょうか。スバル公表のカタログスペック(10・15モード燃費)によると、1リッターあたり12.0kmとなっています。当時の2.5Lエンジンでフルタイム4WDでは、この燃費数値は標準的なものでした。

レガシィB4[GT-DIT-]の燃費やいかに?

2012年に登場したのが、レガシィB4[GT-DIT-]です。特長は、何と言っても直噴ターボエンジンの搭載でした。従来型のエンジンを改良し、直噴とツインスクロールターボによって、300馬力という強烈なパワーを手にしていました。「DIT」とは、ダイレクト・インジェクション・ターボの略です。

ただ、ターボエンジンと言っても、急激に立ち上がるようなパワーではなく、グイグイと引っ張っていくようなスムーズな加速を示し、使いやすいターボエンジンでした。リニアトロニックCVTの搭載も、その性能を後押ししています。

心臓部は、2.0Lの水平対向4気筒DOHC16バルブターボが積み込まれています。トランスミッションはCVTのみです。

気になる燃費は?

レガシィB4[GT-DIT-]の燃費はどうでしょうか。スバル公表のカタログスペック(10・15モード燃費)を参照すると、1リッターあたり13.2kmとなっています。リニアトロニックCVTの搭載で、燃費も良好な値を示しています。直噴ターボエンジンの走りを味わいながらのこの数値なら、十分満足でしょう。

レガシィB4の中古車の燃費は?

レガシィB4の中古車は、どんな燃費数値となっているでしょうか。新型レガシィB4ユーザーの声をまとめると、1リッターあたり12kmほどとなっています。市街地では、10kmを切ってしまうこともあるようですが、高速長距離走行では、カタログ数値に近い燃費を示すとの声もあります。

古いモデルを選択するなら、多少値が張っても、メンテナンスの行き届いた良質車を探すようにしましょう。特に、ターボモデルは注意が必要です。

レガシィB4の燃費を向上するには?

少しでもレガシィB4の燃費を向上させるにはどうしたらよいでしょうか。以下に述べる点を実行していただければと思います。

●アクセルを静かに踏むなど,丁寧な運転を心がける
●渋滞の道を避ける
●十分な車間距離をとる
●エアコンの使用を適切に行う
●エンジンブレーキを活用する
●タイヤの空気圧を上げる
●エンジンオイルを定期的に交換する

次の車はレガシィB4に決まり!

レガシィB4の燃費について迫ってきましたが、いかがでしたか。レガシィB4は、全てが4WDという、燃費に不利な駆動方式でありますが、スバルの様々なテクノロジーの搭載で、燃費は時代とともに良い方向に向かって進んでいます。水平対向エンジンは、スバルならではのものです。ぜひ皆さんもレガシィB4に乗って、その良さを体感してみてください。

初回公開日:2017年09月29日

記載されている内容は2017年09月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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