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軽の燃費比較・キャンピングカーの燃費はどれくらい?

更新日:2024年02月05日

大きな車を売って軽自動車を買いたいという方にお勧めの記事です。形状ごとの燃費について調べました。また燃費向上著しい今の軽自動車。古い軽を売って買い替えたいという方にももちろん参考になります。時代はまだまだ軽自動車を求めています。

軽の燃費比較・キャンピングカーの燃費はどれくらい?

軽自動車の燃費

軽自動車の燃費は良くなっているのか、タイプ別に分けしていきます。軽にも乗用、ハイト、ワンボックス,RV等いろいろなタイプがあります。昨今は安全装備が充実しているため重量が重くなりがちな軽ですが燃費には影響があるのか調べてみます。

また燃費は走行状況、路面状態、気温等にも大きく左右されます。最新のテクノロジーはいかほどでしょう。

まずはワンボックス

ワゴンタイプから始めます。軽の中でも最も大きく車両価格も高めな高級車です。装備も充実させると優に200万円は超えてきます。もちろんその価値のある広さと快適性を備えてます。

まず写真のスズキ エブリイワゴンから2WDで16.2Km/Lです。4WDでは14.6Km/Lとなります。エブリイは全車ターボを搭載していますのでパワーは47KW(64ps)と最高です。

次はライバルのダイハツアトレーワゴンです。2WDは14.8Km/L、4WDは13.8Km/Lとややエブリに劣ります。こちらも全車ターボです。

そしてホンダのバモスです。こちらは多彩な仕様で16.8~14.6Km/Lまで幅広くなっています。2WDは3AT,15.0Km/L,5MTは16.8Km/L更に4WDは4AT14.6Km/L,5MT16.0Km/Lです。こちらは全てノンターボです。

今回はOEM車は省略させていただきます。やはり最近の燃費競争にはかなわない結果ですが、満足できる車載空間ですし全車ほぼ1tあるので致し方ない所です。

軽バンはどうか

軽バンと軽ワゴンの違いはナンバープレートで分かります。もちろん変えることも出来ますが基本、商用タイプが軽バンと呼ばれる物です。

まず軽バンの雄エブリイです。多彩なラインナップで需要に答えるスズキです。

ターボ付きの2WDから5MT19.6Km/L,4AT16.2Km/L,4WDは5MT18.8Km/L,4AT15.4Km/L。ターボ無しは2WD,5MT18.4Km/L,5AGS19.4Km/L,4AT17.0Km/L,4WDの5MT17.4Km/L,5AGS19.0Km/L,4AT16.6Km/LこちらはJOINと言うグレードでワゴン並みの装備とレーダーブレーキサポートもオプションで付けられます。

エブリイにはほかにもPC,PA,GAとグレード分けされています。全て紹介しきれないので16.6Km/L~20.2Km/Lとさせていただきます。なお5GSとはマニュアルのオートマチック的なものでATとは違いクラッチは内蔵してますが操作不要のものです。

ダイハツからはハイゼットカーゴです。こちらもかなりのラインナップです。クルーズターボは17.2Km/L~14.8Km/L、クルーズが17.2Km/L~15.6Km/L、デラックス、スペシャルは17.2Km/L~16.0Km/Lこれらは全て5MT,4ATでそれぞれ2WD,4WDが選択できます。

ホンダはバモスホビオのProです。2WD,3ATで15.6Km/L,5MTは17.6Km/L。4WD,4ATは14.8Km/L,5MT,16.8Km/Lです。

こうしてみるとスズキが軽バンに力を入れているのが解ります。軽バンの魅力は物がたくさん積める所とハイエースの様な自由度です。カスタマイズに優れキャンピングカーにする方もいます。

のハイトワゴン

軽自動車でを誇るのがハイトワゴン系です。各社精力的なモデル、ラインナップで揃えています。先のワゴン,バンとは違いボンネットがあるのが特徴です。また後席スライドドアや、エアロパーツ、快適、安全装備も充実しています。車種もグレードも多いですが簡単に紹介します。

スズキからはワゴンRとスペーシア、どちらも多種多様です。ワゴンRはついにハイブリットモデルを出し33.4Km/Lを誇ります。スペーシアはS-エネチャージですが、こちらも32.0Km/Lと桁違いの燃費です。

ダイハツはムーブ、タント、ウエイクと負けずにラインナップしています。ムーブは31.0Km/L、タントは28.0Km/L、ウエイクは25.4Km/Lと燃費も頑張っています。そして元気のあるホンダ。Nシリーズです。N-Boxは27.0Km/L、N-WGNは29.4Km/L、N-ONEは28.4Km/Lとこちらも物凄い燃費です。

日産からデイズ25.8Km/Lです。軽の中でものハイトワゴン、装備も充実し静寂性も普通車に劣らなくなったのにこの驚異的な燃費には脱帽です。

軽スポーツ

かつてほど勢いのない軽スポーツですが軽だからこそ出来るスポーツもあります。軽特有のキビキビした走り、爽快感はこれらの車でしか味わえません。

スズキアルトワークスにはターボRSもありますが、軽スポーツと言えばこの車は外せません。シフトは5MT、5AGSとありますがMTが23.0Km/Lに対しAGSは23.6Km/Lと時代、技術を感じる結果です。4WDもありMT,22.0Km/L、AGS,22.6Km/Lです。

ホンダS660こちらは6MTが21.2Km/L、パドルシフトの7速CVTは24.2Km/LとこちらもMTよりも燃費はCVTのほうが優れています。

ダイハツコペン、Cero,Robe,XPLAYとグレード分けされていますが5MTが22.2Km/L、7速CVTが25.2Km/LとやはりCVTの燃費が優れています。

こうしてみると軽スポーツもかなりの燃費の良さが分かります。

軽RVはどうか

燃費にはきつそうなRVはどんな結果か楽しみです。

軽RVといえばジムニーです、燃費は5MTで14.8Km/L、4ATは13.6Km/Lとやはり厳しいです。しかしスズキにはハスラーもあります、ハスラーはSエネチャージで32.0Km/Lと燃費は桁違いです。

ハスラーのライバル、キャストは30.0Km/Lと素晴らしい燃費です。ジムニーは本格RVなのでコンセプトも違いますが軽に無くてはならない存在です。

本命の軽乗用

軽自動車、燃費の本命乗用タイプです。ハイブリットに迫る燃費、徹底的な軽量化、軽自動車の本質ここに極まれり。

ダイハツミライース、ハイブリットに頼らずイーステクノロジーで対抗する第三のエコカーです。その燃費は35.2Km/Lです。対抗はスズキアルト、エネチャージですが37.0Km/Lです。燃費対決はアルトに軍配です。しかしミライースも今回のモデルチェンジでは燃費を犠牲にせず快適な走りを目指したためです。まだまだ軽の燃費競争は終わりません。

カタログ値と実燃費

よく聞かれるカタログ燃費と実燃費の違いについて説明します。今のカタログ値はなるべく実走行に合わせて作られていますがテストドライバーと一般のドライバーの違い、道路の勾配、信号待ち等の渋滞、アイドリング時間、気温など天候状態。条件は毎日また刻一刻と変わっていきます。条件よく長距離を走ればカタログ値よりも走ることは可能です。

燃費競争はいつまで

軽自動車の燃費をお伝えしましたが、この燃費競争に終わりはありません。

ガソリンスタンドが閉鎖しガソリン難民となる地域も出てきてますが全て需要と供給です。過疎地に燃費の良い新車ばかりだとガソリンも売れません。都会でもガソリンスタンドの経営は厳しいのです。しかし我々は少しでも燃費の良い車を求めます。このいたちごっこに個人からメーカー、自治体を飛び越え国を超え世界的な問題なのです。

軽自動車の将来

この小さな車軽自動車はこれからも進化していきます。フルハイブリット化、クリーンディーセル化、電気自動車化、どこまでも進化は止まりません。

軽自動車は日本が誇るコンパクトカーの傑作です。世界に類を見ないパワフルで静かで燃費の良い安全な車です。是非、一度検討してみてはいかがでしょうか。軽自動車の良さが改めてわかるでしょう。

初回公開日:2017年10月06日

記載されている内容は2017年10月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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