新型プリウスの実燃費・燃費向上テクニック・口コミ紹介
更新日:2024年07月20日
新型プリウスの燃費向上テクニックとは?
世界クラスの低燃費車と言われるプリウスですが、もっと燃費よく走りたいと思いませんか?低燃費で走る秘密はエンジンの使い方にありました!低燃費で走るには、”ふんわりアクセルがいい”というのは有名な話ですが、ハイブリッドカーの新型プリウスでは少し違うのです。それではコツをご紹介していきます。
コツはエンジンの使い方にあった!
みなさんは、走り出すときにゆっくりアクセルを使い、エンジンをなるべく稼働させないようにしていませんか?新型プリウスで低燃費で走る方法は、10km~15kmまではEVでゆっくりと加速し、その後はエンジンを使い加速します。
ある程度速度が上がったらEV走行に切り替えて走るのがコツです。上り坂では、エンジンを使い登り切っちゃってからEV走行するのをします。もちろん、エンジンを使うと言っても回転数を上げすぎるのも燃費を下げる原因にもなるので、注意が必要です。
燃費向上の意識で変わる
他にも、燃費向上のためには停止や減速の時には急なブレーキは避け、インジケータ―が振り切らないようにのブレーキ踏んだり、下り坂は回生ブレーキを使う、時速40km以下の時はEV走行をするなど、難しい運転テクニックは必要なく、ドライバーの燃費への意識次第で5km/ℓ前後の燃費向上となるようです。
そして、タイヤの空気圧などの全車種共通の日常点検は燃費向上となる基本となります。
新型プリウスの実燃費はどれくらい?
2WDの実燃費=24km~26km/ℓ
新型プリウスのグレードは、Eシリーズ、Sシリーズ、Aシリーズがありますが、どのグレードも2WD(FF)のJC08モードだと37.2km~40.8km/ℓとなっています。しかし、これは信号も何もないところで走り続けた場合の燃費です。
現実は、どこを走っても坂道や信号や一時停止などが必ずあるため、カタログに書いてある通りに燃費が伸びるわけもなく…しかし世界のプリウスは、全国の2WD平均燃費は「24km~26km/ℓ」とかなり驚きの数字です。同じ1800ccのTOYOTAのハイブリッド車と比べると4km~10km/ℓ以上の差があるのです。
4WDの実燃費=21km/ℓ前後
新型プリウスの4WDは「E-Four」となり、SシリーズとAシリーズのみの販売となっています。JC08モードでは34.0km/ℓとなっていますが、やはり4WDということもあり、実燃費は21km/ℓとなるようです。
北海道や東北などの豪雪地域では、4WDじゃないと冬を乗り切れない!という方も多いですが、この「21km/ℓ前後」という数字は4WDにしても、かなり低燃費です。4WDの普通車だとハイブリッド車でも20km/ℓに届かない車ばかりです。
4WDはパーツが2WDよりも多く重たくなるため、どうしても燃費は下がってしまいますが、新型プリウスの4WDはかなりの低燃費です。
寒冷地仕様車は?
まず、寒冷地仕様車の特徴として、バッテリー、オルタネーターが普通車に比べ容量が大きくなっており、エアコンやワイパー、スターターモーター・リアデフォッガーや防錆性が強化されています。クーラント、ウインドウォッシャー液にも不凍液が使われるなどの凍結対策がされています。
新型プリウスの寒冷地仕様車は、普通仕様車はクーラント濃度がLLC30%に対して、寒冷地仕様車の場合はLLC50%の濃度となっています。そして霧や雨、吹雪の時に必要となる、フォグランプも普通仕様車にはありませんが、寒冷地仕様車は装備されています。
ウインドシールドデアイザーという、ワイパーの凍結防止機能も、寒冷地仕様車は導入されています。他にもPTCヒーター、サブマフラー、ヒーターリヤダクトなども暖房性能も充実しています。
寒冷地仕様はここまで性能が充実してる分、もちろん車体重量も上がります。そのため先ほどご紹介した4WDの燃費よりは少し下がるでしょう。
冬の燃費は?
口コミでは16km/ℓ前後という方がほとんどです。これは4WDかどうかでも変わってきますが、どのグレードを乗っていても、新型プリウスはヒーターを使うと燃費が下がります。なぜかというと、EV走行できるところでも、ヒーターを使うことによってエンジンが稼働するからです。
EV走行があっての低燃費の新型プリウス。エンジンを稼働させたままの走行は、燃費が下がっても仕方ないです。そして冬は寒くてエンジンスターターでアイドリングをしている人も多いのではないでしょうか?そうすると、燃費は落ちます。
そして走行中も、早めにブレーキを踏まなければならなかったり、ゆっくり走らなきゃいけない場合もあるので、燃費が落ちます。冬は燃費が落ちることだらけです。
アメリカでの実燃費は?
新型プリウスの米国EPA予想燃費は、市街地が約23km/ℓ前後、高速が約21km/ℓ前後、複合モードが22km/ℓ前後となっています。アメリカでは日本と違い、米国カタログに載せる燃費記載は、実燃費に近いものでないと、「訴訟社会アメリカ」なので訴えられてしまうため、実燃費に近いものを載せます。
燃費自体を日本の新型プリウスと比べるとあまり変わらないようです。
新型プリウスの燃費の口コミ紹介!
高速道路での燃費口コミは?
高速道路での燃費は当然上がります。口コミを見ると驚きです。新型プリウスの燃費を平均するとAシリーズで「31.3km/ℓ」、Sシリーズで「33.3km/ℓ」も走るようです。ちなみに先代のプリウスSシリーズでは、「27.1km/ℓ」でした。約3kmも燃費が違います。そして安定感や静粛性もアップしたので、乗り心地もよくなったという口コミが多いです。
街乗りでの燃費口コミは?
新型プリウスの街乗りでの口コミは、住んでいる地域によって差が出ますが、23km~28km/ℓ前後くらいの口コミが多かったです。一言に「街乗り」といえど、首都圏内などを走る人は、郊外の人と比べると燃費は低いはず。
燃費が悪い人は20km/ℓ、良い人は31km/ℓという方もいました。東京首都圏内だとやはり燃費はかなり悪いようです。それでも、他の普通自動車に比べると燃費がいいとの口コミも多かったです。逆に、平地の信号などが少ない街の人は安定して25km~28km/ℓを維持し続ける人も。
どちらにしても、新型プリウスが低燃費なのは間違いないようです。
先代プリウスとの違いは?
先代プリウスとの性能の違い!
1.ボディ
新型プリウスは、先代プリウスに比べて低重心デザインとなっています。重心を低くすることで、操縦性の安定、ハンドリングの気持ちよさ、振動やふらつきが軽減されます。風の日や高速道路も安心して走りやすくなったということですね。
2.高剛性・高強度ボディ
次に、新型プリウスから採用された、レーザースクリューウェルディング(LSW)という最新溶接技術やホットスタンプ材というものが採用されていることです。ホットスタンプ材は、鋼板を加熱して特殊な加工をして作られた超高張力鋼板で、一般的な鋼板よりも約4~5倍もの強度があります。
さらに、一般的な鋼板では難しかった、複雑な加工もできるようになったことで、高剛性・高強度ボディ構造を実現しました。
3.細部にもこだわりが!
新型プリウスは、細部にもこだわられて作られました。まずは、サスペンションの改良。リアのサスペンションをダブルウィッシュボーン式というものに変えたことによって、路面からの衝撃をしっかりと吸収し、快適な乗り心地を実現しました。
そして、ばね上制振制御という機能を追加。トルクを常に制御することで、車体の上下の揺れを軽減します。さらに、ヒルスタートアシストコントロールという機能で、上り坂でのスムーズな発進をサポートしてくれます。
新型プリウスは、細部にもこだわられて作られました。まずは、サスペンションの改良。リアのサスペンションをダブルウィッシュボーン式というものに変えたことによって、路面からの衝撃をしっかりと吸収し、快適な乗り心地を実現しました。
そして、ばね上制振制御という機能を追加。トルクを常に制御することで、車体の上下の揺れを軽減します。さらに、ヒルスタートアシストコントロールという機能で、上り坂でのスムーズな発進をサポートしてくれます。
燃費は、運転者の意識と季節などで変わる!
ここまで、新型プリウスの燃費を検証したり、口コミを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
・燃費向上のために、運転の仕方を意識する
・エンジンを適切なタイミングで稼働させる
・冬は燃費が下がる
・FFの燃費は24km~26km/ℓ前後
・4WDの燃費は21km/ℓ前後
・FFと4WDとの燃費の差は、5km/ℓ前後
新型プリウスはやはり超低燃費車種といえます。安定性、静粛性も上がり、内装も白の鏡面が取り入れられたりと、近代的なデザインと内装も魅力のひとつでしょう。さすが世界のプリウスです。
ここまで、新型プリウスの燃費を検証したり、口コミを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?簡単にまとめると…
・燃費向上のために、運転の仕方を意識する
・エンジンを適切なタイミングで稼働させる
・冬は燃費が下がる
・FFの燃費は24km~26km/ℓ前後
・4WDの燃費は21km/ℓ前後
・FFと4WDとの燃費の差は、5km/ℓ前後
…となります。
新型プリウスはやはり超低燃費車種といえます。
安定性、静粛性も上がり、内装も白の鏡面が取り入れられたりと、近代的なデザインと内装も魅力のひとつでしょう。さすが世界のプリウスです。
初回公開日:2017年10月14日
記載されている内容は2017年10月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。