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ヤマハV-MAXの燃費はどれくらい?・燃費比較・燃費向上方法

更新日:2024年07月20日

ヤマハ発動機から販売するオートバイでVMAX1200とVMAX1700があり。燃費の比較や燃費の向上方法などを記載しています。もしこの先ヤマハのVMAXを購入しようとして1200と1700でどちらを購入しようか迷っている人がいたらぜひ読んでみてください。

ヤマハV-MAXの燃費はどれくらい?・燃費比較・燃費向上方法

ヤマハV-MAXの燃費比較

VMAXとはヤマハ発動機から製造販売するオートバイ(大型自動二輪車)です。1985年に発売された1200ccクラスの第1世代と、2008年に発売された1700ccクラスの第2世代の二つのモデルがあります。発売当時世界最強のエンジンによって、ドラッグレース(ゼロヨン)10秒台であるモンスター・バイクであり、発売から30年以上経っても今現在も根強いを持つバイクです。

この記事ではこのヤマハのVMAX第1世代の1200ccと第2世代の1700ccの燃費比較や燃費向上方法新型と国内使用の違いなどを記載しています。ヤマハ発動機から製造販売するオートバイに興味のある方や、今から大型自動二輪を購入したい方がいましたらぜひ読んでみてください。

V-MAX1700

2008年6月5日に23年ぶりにフルモデルチェンジをした新型VMAX(日本国外使用)が発表され、車体やエンジンの構造などをヤマハ発動機のスーパースポーツであるYZF-R1の技術の応用で設計され、エンジンは初代と同じV4ながら65°に変更され、排気量は先代の1200ccから1700ccへと大幅に増大され、フューエルインジェクションが装備されたので最大の特徴であったVブーストシステムは廃止になりました。

その替わりとして吸気系統の部品であるファンネルの長さを可変させるYCC-1を搭載させ、出力は200ps(147kw)と大幅に増強され、新車価格は2,376,000円とかなり高額な値段です。VMAX1700の燃費は平均で16km/Lです。

V-MAX1200

1985年に輸出車としてヤマハ発動機から製造されたが、日本使用の発売まで逆輸入車として販売され、バブル期の好景気も相まって相当数の個体が日本に出戻っています。正式名称はVMX12であり、車体種別はネイキッドタイプともアメリカンタイプともとれない独特な物です。

エンジンはヤマハ・ベンチャーロイヤルの冷水4ストローク70°V型4気筒DOHC1、198ccをベースに、新機構Vブーストシステムが組み込まれています。GKダイナミクスによるマッチョなフォルムからドラッグレース、アメリカンなモータースポーツに参加する競技車輌を彷彿させます。

大容量エアクリーナーが内臓されたタンクカバー(燃料タンクはシートの下)や、両サイドに張り出したエアダクト(実際にはダミー)からキャブレターをとおりシリンダーへと流れていく感じのデザインです。VMAX1200の燃費は平均14km/Lです。

ヤマハVMAXの燃費向上方法

VMAX1700の燃費は16km/Lであり、VMAX1200の燃費は14km/Lです。このVMAX両方の燃費を向上させる方法を記載しています。

まず高速道路を5速4000rpmキープで走る(ナラシなど)方法や、一般道を大人しく走る方法、普通に走る方法、山で走る方法、中低速域で走る方法やその上で走る方法、ストップ&ゴーを繰り返す方法、ツーリングで長距離を走った方法を分けてVMAX1700とVMAX1200の燃費の向上や比較をしています。

その他にオイル交換でオイルの種類によってのVMAXの燃費の向上方法なども記載しています。

走行時

VMAX1700の燃費は高速道路を5速4000rpmキープで走ったら(ナラシなど)燃費は15km/Lです。一般道を大人しく走ったら燃費は14km/Lです。普通に走ったら燃費は13km/Lです。山で走ったら燃費は12km/L~です。

中低速域(4000rpm以下)より、その上(5000~6000rpm)のほうが燃費が良く16km/Lです。長距離を走った場合、123kmを7.0Lで走った場合燃費は17.6km/Lで150kmを9.0Lで走った場合燃費は16.7km/Lです。

VMAX1200の燃費は高速道路を5速4000rpmキープで走ったら(ナラシなど)燃費は13km/Lです。一般道を大人しく走ったら燃費は12km/Lです。普通に走ったら燃費は11km/Lです。山で走ったら燃費は10km/L~です。

中低速域(4000rpm以下)より、その上(5000~6000rpm)のほうが燃費が良く14km/Lです。長距離を走った場合、123kmを7.0Lで走った場合燃費は15.6km/Lで150kmを9.0Lで走った場合燃費は14.7km/Lです。

結論は、中低速域より少し上の5000rpmで長距離を走ると燃費が向上することがわかります。

オイル交換で

エンジンオイル交換で燃費を向上させることは根本的にないです。しかしエンジンオイルが汚れると燃費が悪くなります。ですので、燃費を向上させる方法ではないのですが、燃費を悪化するのは阻止することはできます。VMAXだけではないのですが、車もバイクも乗り物は全般にエンジンオイルが必要なのでエンジンオイルを簡単に説明します。

そもそもエンジンオイルには「粘度の違い」があります。要するにサラサラかドロドロかということです。例えばオイルが柔らかいやオイルが硬いとは「0W-20」や「5W-30」の記載方法で違ってきます。

Wの前の数字は低いほど低温時でもエンジンの始動に優れていてサラサラです。ですので「5W」より「0W」の方が低温時は優秀ということです。Wより後ろの数字は高温時の粘度を示していて、数字が高いほど高温に強く、ドロドロです。「10W-30」より「10W-50」の方が高温時は優秀です。

もし6000km走行して燃費が悪くなってきたら、5000km位でエンジンオイルを交換すればいいです。エンジンオイル交換する時は、オイルの種類をディーラーやバイクショップできちんとバイクに合うエンジンオイルを使用しましょう。

ヤマハVMAXの燃費はどれくらい?

それではVMAXの燃費を新型と国内使用と分けてご紹介しましょう。

新型

新型VMAXはエンジンそのもので必要とされるパワーを確保し、21世紀のVブーストともいうべき電子デバイス、YCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)とYCC-1(ヤマハ電子制御インテーク)によってトルクをデザインしています。これにより全域Vブーストともいえる加速性能を実現。エンジンは水冷・DOHC・V型4気筒・4バルブです。

排気量は1,679㎥。アルミ鍛造ピストンや破断分割(FS)式浸炭コンロッドなどのスーパースポーツ開発で培われた軽量で高精度なパーツを採用しています。さらにはカムシャフト駆動方式を採用しエンジンコンパクト化を実現しています。

これによって、マスの集中化、前後重量配分の最適化になっていて、初期の第1世代のVMAXの燃費が平均14km/Lに対し新型のVMAXは平均16km/Lと平均2km/Lも燃費が向上しています。

国内使用

国内使用のVMAXの燃費も新型とはほとんど変わりません、変わって1から2km/Lです。しかし燃費以外で絶対的な違いは、新型と異なりますが、国内仕様車は97馬力でVブーストなしで、逆輸入車は145馬力でVブーストがあります。

これだけみると逆輸入車の方が優れているように感じますが、国内仕様車は最大トルクが逆輸入車より3000rpmも低い6000rpmで発生するので、低速コーナーの多い峠道は乗りやすく逆輸入車よりもパワフルに走れる利点があります。

ヤマハVMAXの燃費は良いのか?

今までVMAX1200とVMAX1700の違いや燃費の向上について記載しましたが、根本的にVMAXは燃費が良いバイクではないです。VMAXはドラッグレース(ゼロヨン)などに向いているモンスター・マシンなので、長距離をツーリングするものではなく(してもいいですが)単発的な距離を高速で走る乗り物だと考えましょう。

しかし、VMAXの車体のデザインや乗りやすさを考えると、がいまだにあります。どうでしょうか、今までのバイクに飽きた人や、モンスター・マシンに興味を持っている方は、ご購入をします。

初回公開日:2017年10月20日

記載されている内容は2017年10月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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