トヨタアクアの燃費はどれくらい?燃費のいい走り方とは
更新日:2025年03月05日

- トヨタアクアの実燃費はどれくらい?
- 高速
- 街乗り
- X-URBAN
- トヨタアクアの燃費のいい走り方とは?
- コツ
- トヨタアクアの燃費口コミ紹介
- トヨタアクアの燃費の見方
- アクア マルチインフォメーションディスプレイ非搭載車
- アクア マルチインフォメーションディスプレイ搭載車
- トヨタアクアとプリウスの燃費比較
- トヨタ プリウスとは
- トヨタ アクアの誕生
- 燃費比較 カタログ値
- カタログ値の燃費比較
- 燃費比較 実燃費
- 口コミ アクアとプリウスの実燃費
- 街乗り
- 口コミ アクアとプリウスの街乗り
- 高速道路
- 口コミ アクアとプリウスの高速道路走行
- 山道
- 口コミ アクアとプリウスの山道走行
- 低燃費アクアで快適ドライブ生活を
トヨタアクアの実燃費はどれくらい?
高速

アクアのパワートレインはZVW30型のプリウスと同様の「リダクション機構付THS-Ⅱ」を搭載しています。そのうちエンジン部分は54kW(74PS)を発生する1.5リットルの1NZ-FXE型と45kWを発生する1LM型の電気モーターで構成されています。
このハイブリッドシステムにおいて、燃費を語る場合、モーターでの動力がどれほど利用されるかがカギとなります。ところが高速道路での走行ではモーター走行(EV走行)が少ないので、燃費は悪化するのではと思われがちです。
エンジン性能の賜物
また、軽量・コンパクトボディ、さらにはトライアングルシルエットやエアロコーナー、カモメルーフ、さらにはフロントフェンダーライナーとシールリアバンパーを装備していることで、プリウスにつぐ空気抵抗の少ないボディ形状となっており100km/hを超えない程度の高速走行であれば、高い燃費が得られるためです。
一定速度での走行がベスト
街乗り

こうした走行の場合、停止と発信を頻繁に繰り返す事になり、これが一番燃費を悪化させることになります。また、一回の乗車時間が短い場合も思うように燃費は向上しません。
従って、街乗り、とくに信号の多い街中での買い物や送迎に利用する場合には、22km/L程度の燃費が出ていれば十分といわれています。また、車の流れの良い国道などを通勤で使う場合には、26km/L程度の燃費という意見が多く見受けられます。
改善方法
EVモードは電気とモーターのみでの走行を実現しますので、ガソリンの利用は最小限に抑えられます。結果として、燃費は大きく伸びる事になります。このEVモードはスイッチ操作で強制的に実施することもできますし、アクセルワークによって一定の条件で自動的に切り替わることもあります。
もうひとつ、エコモードについては、スイッチ操作で強制的に実施します。これにより、アクセル操作よりも少ないアクセル開度を適用し、燃料の消費を抑える事ができます。高速走行の不要な街乗りには最適な機能といえます。ただし、エコモード走行ではエアコンの利用も抑制されますので、その点には注意が必要です。
X-URBAN

このX-URBANの燃費ですが、カタログ値は他グレードより若干悪化し、33.8km/Lと記載されています。では、実際の走行ではどうかというと、他グレードと比べて平均で1km/L程度の悪化に収まっています。
では、アクアX-URBANの公道での実燃費はどのくらいになるのでしょうか。公道での実走行では、そのロケーション、道路状況、渋滞状況、さらには天候や気温により、その数値は大きく異なります。
X-URBAN実燃費
つまり、さまざまな道路状況を総合的に考慮してみると、条件によって差はありますが、平均して22.1km/L程度の燃費が記録されています。つまり、実燃費という点からみても、他のアクアの実燃費に比べて1km/L前後の悪化に収まる数値となっていることがわかります。
車高の高さが影響
トヨタアクアの燃費のいい走り方とは?

コツ

次に、ガソリン車での運転の場合との違いも重要です。ガソリン車を運転している場合、常にアクセルを踏んでいるという認識の方が多いとおもいます。しかし、アクアを代表とするハイブリッド車では、アクセルを緩めていかにEV走行に切り替えるかが燃費向上の上で重要です。
アクセルワークと回生ブレーキ
また、信号などで停止する時には、早い段階で判断をして、ガソリン車の感覚より少し手前からアクセルを戻し、ブレーキに軽く足を乗せて回生エネルギーで充電を行います。ゆっくり長くブレーキを踏むことでエネルギーが多く蓄えられます。
逆に、街乗りで発信、停止を頻繁に繰り返すとEV走行への切替ができずに、燃費は悪化していきます。こうした場合には、急発進・急停車は避けてエンジン車同様の燃費向上運転を心がけます。
そのうえ、一回の運転での乗車時間が短いと、同様にEV走行が少なくなりますので、そうした場合には、運転方法だけではなく、車種の変更も検討する必要性が出てきます。
ドライビングテクニック
トヨタアクアの燃費口コミ紹介

実燃費は、このカタログ値からは下回るものの、口コミの内容を見ていると多くの方がその燃費に満足しており、実際の数値を掲載している方でも、20km/Lを下回る数値は見受けられません。
アクアの口コミは燃費に期待

・季節を通して、20km/Lを上回る平均燃費
・燃費を意識した走り方をした場合、燃費が改善されていく
という点に満足しています。
アクアの口コミに関しては、燃費に関するものが最も多いという状況です。1997年にトヨタ自動車が世界初の量産型ハイブリッド車を発売してから、世間の注目は低燃費という点に集まり始めました。
その背景には、地球温暖化防止や省エネという理由があります。世界の自動車保有台数は、それまでのアメリカ中心から、新たに中国、インドといったそれまで新興国と呼ばれていた地域で爆発的に伸びています。
こうした背景により、それまで走りやデザインといった点を重視していた、自家用車が燃費という観点で語られることが圧倒的に多くなっていきました。その先駆けとなったのがトヨタ自動車のハイブリッド車です。
さらに、そのブームに一気に火をつけたのがアクアといっても過言ではありません。ですので、アクアを語る上で燃費というキーワードを外す事はできません。従って、口コミも燃費に関する事が多く、また、予想より低い燃費になると厳しい意見が寄せられます。
口コミ 総合
2015年7月以来のワンタンク1,000㎞超え&30㎞/ℓ超えを達成しました。 今朝、出勤前の走行距離は950㎞、航続可能距離は21㎞、表示燃費は31.2㎞/ℓ。 今回はチャンスと思いワンタンク1,000㎞にチャレンジ。
https://e-nenpi.com/enenpi/carname/1613
自分は自宅~勤務地の片道約20kmで41.3㎞という驚異的な数字を出しました.(エアコン&ナビは全てOFF状態) 内訳は家を出て約2㎞の下り坂でバッテリーに電気をフルに溜めてあと18㎞はほぼ平坦な道です. 逆に勤務地~自宅は最後の上り坂でガソリンをガンガン消費してしまい28.3㎞が最高です. なのでアクアの燃費が悪いって事は無いと思いますよ.
https://e-nenpi.com/enenpi/carname/1613
・給油の手間が減るのがよい ・大阪から千葉まで、高速で車の燃費計26.5km/L。良いとは思いますがカタログ値には到底及ばない ・街中で通常23km/L程度。エコ運転を意識すると26km/L。道路事情(高速でのユルイ渋滞5~60km/Hや長い下り坂)によっては30km/Lオーバーも。箱根新道下りで最高記録60km/Lオーバーを出しています。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/aqua/nenpi/
アクアの燃費は驚異的
トヨタ自動車のハイブリッド車が登場した1997年前後のスポーツタイプセダンでは、燃費が6km/Lといった車種が多く見受けられたことを考えると、驚異的な数値だといえます。ただし、それから20年が経過した現代では、この位の燃費が当たり前となっています。
逆に、アクアでありながら20km/L程度の燃費しか実行できないと、悪い評価の口コミとなってしまいます。20km/Lという数値はひと昔では考えられない数値でした。
口コミから読み取る運転のコツ

エコドライブなので、アクアの加速を緩やかにという意識が強すぎて、ゆっくり加速していたら燃費が悪くなったという方もおられます。先ほども述べましたが、意外としっかり加速して、EVモードで燃費を稼ぐというドライビングスタイルが燃費を伸ばすとという意見です。
また、アクアの燃費が伸びる速度についての言及があります。街中の運転では、60km/hでの走行では燃費がいまひとつ伸びず、40km/hでの走行が一番高い燃費を記録したといった意見もあります。やはり、これもドライビングスタイル、特にアクセルワークが影響している所以ですが、試してみる価値はあります。
こうした口コミから、アクアという車が、それぞれのドライビングテクニックの工夫により最大の特徴である燃費を大きく改善できる可能性を秘めているという事がわかります。この点も、アクアにが集まる理由のひとつといえます。
口コミ ドライビングテクニック

・走り方が結構大事です。エコドライブを意識しすぎてゆっくり加速すると、かえって燃費が悪くなって12km/Lぐらいになってしまいました。 ・燃費計を見ていて気になったのですが、60km/hくらいで巡航すると燃費が伸びません。40km/hくらいが一番燃費が良いようです。理由は判りませんが、EVモードとの併用可能となる速度域が低いのかも知れませんね。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/aqua/nenpi/
アクアの燃費はエアコンのON/OFFで向上

口コミを見ていると、アクアのエアコンの利用の有無が大きく燃費に影響したという意見があります。ハイブリッド車はエンジンも積んでいますが、その利用頻度はエンジン車とは大きく異なります。
特に、走り出し時のエンジン利用は、エンジン車より大幅に少なくなる場合がありますので、その際にはエアコン、特に暖房の負荷が大きくなり、燃費の悪化につながります。
口コミ エアコンON/OFF

・高速エアコンON 23km/L、エアコンOFF 27km/Lで、最高は80km走行で40km/Lでカタログ値を超えました ・排気熱回収装置付きではあるが、冬場暖房を使うと燃費がガタ落ちする。 夏場のエアコンはあまり燃費に影響しない。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/aqua/nenpi/
悪い評価

・運転の仕方や環境等を考慮しても30km/Lは厳しい ・ハイブリッドなので極端に悪いわけではないが、カタログ値の燃費は無理 ・燃費・・思ったほど良くないね。1300CCのデミオの方がイイんじゃない?
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/aqua/nenpi/
燃費に影響する要素

要素によっては、タイヤの変更や、機能の使い方で対応することができる場合もあります。従って、これらの情報を上手く収集して、アクアの燃費を伸ばすこともできる可能性があります。
タイヤの種類とサイズ

同じアクアで、同じような条件でも燃費が違う場合があります。誤差程度の小さい値であれば問題ないのでしょうが、キロ単位での差が付くと気になってしまいます。その場合に考えられるのが、タイヤの転がり抵抗です。
特に、アクアでの高速道路走行の場合には、タイヤの転がり抵抗の差が、そのまま燃費の差になってきます。同じアクアでも人によって燃費が異なるのには、こうした理由も考えられます。最近では、低燃費タイヤという言葉をCMで聞くことがあると思われます。
やはりこういった点をプロモーションしているだけあって、やはり低燃費タイヤを履くも出るが一番燃費が良いという口コミも見受けられます。
口コミ タイヤサイズ

高速道路では、タイヤの転がり抵抗の差がそのまま燃費の差になってきます。 185/65R15の低燃費タイヤを履くモデルが一番燃費が良く、 215/45R17のツーリングセレクションや、 215/40R18のタイヤを履くプリウスG’sは燃費が悪いです。 空気圧は高めにするとかなり燃費が良くなります。 またタイヤは気温が低くなると転がり抵抗が増えますから冬はつらいですね。
http://bbs.kakaku.com/bbs/
・タイヤが大きくドタバタした感じですね。アクアのキャラクターからしたら重すぎるタイヤかと。。。また、エンジンが掛かっているときは結構な音で、ハイブリッド車の静粛性は全く感じられません。 また、当然ですがタイヤをドレスアップして、インチアップすれば当然重量が重くなって、わずかではありますが、燃費は悪化してしまいます。ただし、ホイールの軽量化やエコタイヤの装着などで相殺することもできます。
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体感できるほど変わるのでしょうか? あまり期待しない方が良いと思いますが・・・・ インチUPで重量が重くなれば逆効果だと思いますよ。 多少でしょうが、空気圧を上げる事で良くはなるでしょうが、跳ねるのが嫌なら止めましょう。
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路面状況による違い

こうした場合も、雨に強いタイヤを選択することで改善できる可能性があります。もちろん、見た目やグリップといった部分は犠牲になる可能性もありますが、あくまでアクアの燃費を求めるのであれば、雨にも強いタイヤを選択することで回避できる可能性があります。
口コミ 路面状況

燃費に影響するのは、どうも気温よりも路面温度みたいです。 地面がほんの僅かでも湿っていると、同じ位の気温の日でも タイヤの転がりが悪くなって燃費がガクッと落ちますね。 雨の日はどんなに頑張っても良い燃費が出ませんが、 水の抵抗と言うよりも濡れてタイヤが冷えるためのような気がしますね。
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月別の燃費変化 春先は燃費向上

その原因としては、やはり一番はエアコンの影響が考えられます。春先は冷暖房共に利用せず、気持ちの良い空気を社内に取り込みながら走る方が多くなっていく事に違いありません。先ほども述べましたが、ハイブリッド車ではエアコンによる負荷が大きいので燃費にも大きく影響します。
月別の燃費変化 冬場は燃費悪化
こうした季節も、どうしても燃費の下がりを抑えたいのであれば、防寒対策を行って、暖房を極力抑えるという方法もあります。ただし、折角の車利用ですので、無理せずに暖房を入れて、ドライビングテクニックなどで、極力燃費の低下を抑えるのをします。
あるいは、ある程度冬期の気温低下が見込まれる地域でアクアを利用する場合には、寒冷地仕様の車を選ぶことも可能です。購入時の価格上昇と、燃料というランニングコストを比較してお得な方法を選択します。
口コミ 月別の燃費

アクアの寒冷地仕様車に乗っています。私は札幌で今年の札幌は真冬日が続き厳寒状態です。 最高気温が-6℃位で雪道の市内は常にのろのろ運転で渋滞、ヒーターは27度設定です。この状態でアクアの燃費は15km/L 程となっています。夏になり本来の北海道らしさが戻ると25km/Lくらいは伸びるのではと期待しています。 私は、21℃の設定で運転しています。 さすがに、運転開始の時に-10℃を下回っていたらシートヒーターを入れないと 辛いですが……。 冬で渋滞時にEV走行出来ないと燃費は本当に下がりますよね。 信号などで停止した時にエンジンが回っていたら、ついファンをOFFしして しまいます。まぁ、朝などはファンをOFFにしてもエンジンが止まら無い事は 有りますが……。 それでも20Kmぐらい走ると燃費計は20Km/Lを越えていますよ。
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エコモード

エコモードを利用している場合には、エアコンの効きも弱めるので、同様に燃費の向上につながるという可能性があります。また、同様の効果を期待できるEVモードがありますが、これはバッテリーが十分に蓄えられている場合に、電池とモーターで電気自動車として走行するモードです。
従って、エコモードもロケーションによって、ON/OFFすることで、さらに効果を発揮するケースもあります。機能としてアクセルの開度を小さくする機能ですので、例えば高速道路走行の場合には、不向きだといえます。
従って、街中の通常走行ではエコモードON、高速道路走行ではOFF。さらに、バッテリーが残っていれば、夜間に自宅に近づいたら、近所の迷惑も考えてEVモードで走行などと、アクアを自在に操る事で燃費を向上させることができます。
口コミ エコモード

・高速ではエコモード外してますか? 自分は、高速に入るときは通常モードにしていますが、その後は エコモードで走っています。 100km/h位では、通常モードよりもエコモードの方が明らかに 燃費はいいようです(ADは付いていませので、モード切替で瞬間燃費 参照ですが・・・) 踏み方次第だとは思いますが、23~25km/L位は行けますよ^^ ・基本ECOモード付けっぱなしです。 ちなみに、嫁が運転したほうが燃費は2くらいは高く出ます。 アクセルワークの問題でしょうかね? 嫁は何も考えずに普通に運転しています。 自分は出来るだけEVマークがつくように考えて走ってます。 もちろん一般道の話ですよ。高速道路ではEVマークつくはずないですから。
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トヨタアクアの燃費の見方

このアクアに搭載されたモニタリング機能を使って、燃費する方法は車体の装備によって異なります。それは、マルチインフォメーションディスプレイを搭載しているか、搭載していないかによって異なります。
アクア マルチインフォメーションディスプレイ非搭載車

こうした情報を基に、車体のシステムが計算した各種の燃費も、この中に表示されます。例えば、平均燃費も表示されます。アクアにおいて平均燃費とはハイブリッドシステムを指導してからの平均燃費を表します。従って、この車が組み立てられて走り始めてからの燃費となります。
また、指定した区間での平均燃費も表示することができます。これは、トリップメーターを基準にその間の平均燃費が表示されます。トリップメーターはA Bの2とおりがありますので、それぞれの区間での平均燃費を確認することができます。
具体的な使い方
こうした、平均燃費表示の変更はTRIPスイッチを押す事で、切り替わり、オドメーターを表示しているのか、トリップメーターを表示しているのかによって、平均燃費の内容は変わります。
ちなみに、平均速度も表示できるので、あなたの走り方がアクアの燃費走行に合っているのかも確認する事ができます。ちなみに、この平均速度もオドメーターを表示しているのか、トリップメーターを表示しているのかによって異なります。それぞれの区間での平均速度が表示されます。
アクア マルチインフォメーションディスプレイ搭載車

走行に関する情報において、ハイブリッドシステムの動作状況や燃費情報などを表示してくれます。この、マルチインフォメーションディスプレイの表示内容を操作するには、ステアリングスイッチに触れる事で、表示画面の上にスイッチのイラストが重ねて表示されますので、それを見ながら安全に操作する事ができます。
表示内容を切り替えるには、ステアリングのDISPスイッチを操作します。これによって、燃費表示の画面に切り替える事ができます。燃費情報は、マルチインフォメーションディスプレイの上部に、オドメーター・トリップメーターの表示の横に平均燃費として表示されます。
平均燃費の見方
そのうえ、マルチインフォメーションディスプレイ搭載車では、過去の燃費情報についても確認することができます。例えば、5分間燃費という項目があり、5分毎の燃費を表示してくれ瞬間燃費と同時に表示され、過去の燃費との比較ができます。
また、燃費履歴を表示できますので、過去の燃費ベスト3と現在の燃費状況の順位を表示する事ができます。さらに、。月ごとの平均の燃費を表示できるので、最近のドライビング状況を確認することができます。
アクア 最後の手段は給油時に

アクアが認識している平均燃費数値はあくまで、アクアの計算式で計算しているので、実際の燃費とは誤差が発生します。そのため、シビアな燃費を確認したい方は、給油時のみに限られますが、割り算をして計算してみてください。
トヨタアクアとプリウスの燃費比較
トヨタ プリウスとは
もちろん、市販のハイブリッド車は世界初でしたので、車自体も大いに注目され、マスメディアでも、連日のように話題となっており、走行性能やその”是非”についてもさまざまな角度でとりあげられていました。
そのプリウスの発売は、トヨタ自動車が1997年で世界初の量産型のハイブリッド車として登場し、現在は2015年から発売されている4代目・型番ZVW5へと移行しています。
諸元
これら改良により、4代目プリウスの燃費はグレードEではJCO8モード走行燃費を40.8km/Lへと引き上げる事に成功しています。それ以外のグレードにおいても、37.2km/Lへと向上させ、名実ともにトヨタ自動車ハイブリッド車のフラッグシップモデルの地位を不動のものにしています。
トヨタ アクアの誕生
エンジンは54kW(74PS)を発生する1.5Lの「1NZ-FXE」型で、それに45kWを発生する新設計の1LM型電気モーターが組み合わされています。
このように、パワートレインをみてみると、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を採用していることもあり、共通のシステムを利用している部分も多い2台ですが、その燃費性能には多少の差がみられます。以下に、その違いについて説明します。
燃費比較 カタログ値
一方で、燃費に関連する数値を比較してみると、車体重量はアクアが1,050-1,100kgで、プリウスは1,310-1,460kgとなっており、最大値では300kgもプリウスが重たいという状況です。また、エンジン部分ではアクアは、1.5L直噴4気筒DOHCなのに対して、プリウスは1.8L直噴4気筒DOHCと、300CCの排気量の差があります。
空気抵抗
空気抵抗の要因となるのは、前面投影面積の低減がされているかいなかが重要で、双方ともトライアングル・シルエットと称されるトヨタ自動車を代表するハイブリッド車用デザインが用いられ、フロントウィンドウを大きく寝かせたワンモーションフォルムを採用し、中央部を凹ませたパゴダルーフも採用されています。
プリウスのポジション
さらに、プリウスではecoモードなどシステム上での燃費低減コントロールや足回りの調整面で、アクアより上回っており、こうした点でカタログ値での燃費性能の違いを生んでいると考えられます。
カタログ値の燃費比較
グレード | プリウス | アクア |
---|---|---|
E/L | 40.8km/L | 38.0km/L |
S/S | 37.2km/L | 34.4km/L |
A/G | 37.2km/L | 34.4km/L |
Aプレミアム/Crossover | 37.2km/L | 34.4km/L |
燃費比較 実燃費
こうした面を踏まえた上で、できうる限り似通った条件で比較をしてみると、カタログ値での違いとは、少し趣が異なる結果となっています。まずは、総合的な視点から、2車種の燃費を比較するため、双方の口コミのうち総合的観点で記載されている意見をみてます。
口コミ アクアとプリウスの実燃費
《アクア》 ・運転下手な私でも、エアコン全開ノーマルモードで20km/Lは走ります。 ・市街地でエコを意識して運転すると、30km/Lを超えますが、カタログ燃費への壁は大きい。 ・僕の平均は24km/Lですが、もっとエコを意識すれば普通に30km/Lを超えそうです。 ・案外加速が良くて走行性が高い、燃費はエコ重視なら30km/L前後。 ・大体25から27km/L程度です。エコモードでも空調に特に影響が無くていいですね。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/aqua/nenpi/
《プリウス》 ・僕の平均は25km/L強。満足しているものの、カタログ燃費との隔たりは大きいのでは? ・市街地、買い物で16~18km/L、遠乗りの際には20~22km/L。燃費を気にしないで乗るのが一番。 ・流れに沿って運転して、25km/Lでした。 ・総距離1000km走った時点で、燃費計だと27.5km/L、満タン法だと25.5km/L。いい数値だと思います。 ・平均20~23km/L程度ですが、燃費を気にせず走ってこの数値なので、良いのではないでしょうか。
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街乗り
口コミ アクアとプリウスの街乗り
その上、街乗りでは運転方法さえ間違えなけれ、EVモードへの切り替わりがありますので、これにより予想以上に燃費が伸びると考えられます。その点については、アクア、プリウス共に同じ条件ですが、ハイブリッド車の特徴といえます。
また、EVモードを利用するために回生エネルギーの蓄積が重要になってきますが、これには前述のように、早めのブレーキ開始でいかに長く回生エネルギーを回収できるかがポイントになってきます。前後の状況を判断しながら、交差点でのブレーキングがポイントになってきます。
《アクア》 ・市街地、それも中心部ばかりで走っていますが、エコモードで25.2km/Lを記録しました。 ・市街地でも平均燃費は25-28km/Lになっています。 ・渋滞していても燃費はよく、通勤にはもってこい。前の車で11km/Lだった道が、アクアは26km/Lです。 ・悪条件でも20km/Lは出ます。
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《プリウス》 ・街乗りでECOモードにしてリッター20km位です。 ・現在走行800km。エコモードで走る事が多いのですが燃費は気にせず運転しています。22-23km/L ・エコモードが一番燃費が良いとは言えません。都心でノーマルモードで23km/L走ります。 ・もっぱら通勤用で、片道10kmで、概ね18-23km/Lです。
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高速道路
口コミ アクアとプリウスの高速道路走行

それは、口コミにもありますが、高速走行ではEVモードが使われることがないので、単純にエンジン単体の性能および、車重がそのまま燃費に影響してくることが原因と考えられます。
なお、高速走行で高い燃費を求めるのであれば、走り方も重要でやはり、1.5Lや1.8
Lのエンジンの場合、一番高い燃費を発生するのは、90km/h前後の低速走行時といえます。従って、加速・減速の少ない走行車線を一定速度で走行する事が重要です。
《アクア》 ・80km-90kmで走行していれば、29km/Lは出ている。 ・信号がなければ29.5km/Lと平均実燃費より3km/L良かった ・渋滞無しで左車線を90km/hで低速低速走行で29.5km/Lと非常に燃費が良かった ・高速道路だとEVモードにならないので心配でしたが、心配は不要で30km/Lを記録しました。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/aqua/nenpi/
《プリウス》 ・大人二人乗車で、平坦な高速道路25km/L前後、100km/hオーバーで走ると21-22km/L ・冬場で15km/L、夏場になると25km/L-28km/L位になります。90km/hが一番燃費がよいようです。 ・120km/hでの走行で、実燃費19km/Lでした。 ・東名を使って、クルーズコントロールオンの状態で26km/Lでした。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/aqua/nenpi/
山道
口コミ アクアとプリウスの山道走行
アクアは1.5Lの四気筒、プリウスは1.8Lの四気筒ですので、単純に比較すればプリウスの方が有利になります。ただし、プリウスの車重はアクアに比べて、300kg程重くなっています。従って、上り坂ではエンジンの排気量の差は、重量によって相殺されると考えます。
《アクア》 ・はじめまして。4月から通勤で毎日アクア1.5G・15インチ鉄チンホイール仕様を走らせています。 条件は片道40数キロ、良い時は信号に一つも引っ掛からない、登坂車線一箇所の峠越えありの北海道です(今時期、この通勤区間ではリッター30越えは余裕です) アクアは通勤費節約の為に買ったので燃費重視の走らせ方ですが、若いころにVTEC積んだクーペやマツダのV6積んだクーペで峠を走りこんでいたので、峠区間でそれ系のやる気満々な車がアクアの前後に付いたら、燃費は無視して走りに付き合っています。 ・こんにちは。Gタイプに乗っています。3月納車で約5000kmほど乗りました。 通勤ではありませんが、近くの山道をたまに走ります。 前車がビッツ1300CVTのFFでしたが、坂道に強く原付では押して歩くような坂でしたが加速できるほど登坂力が有りました。アクアに乗り換えこの坂を登るのが不安でもあり楽しみでもありましたが、実際走ってみるとエンジンパワーにEVのアシストされているのが良く分かりました。
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000325706/SortID=14769300/
《プリウス》 結果から言えば 往復 25.6km/L 行き 17.7km/L・・・・・ダラダラ加速が多くて泣けるほどエンジン掛かりっぱなし。 帰り 44.1km/L・・・・・全体的にスピードレンジが速くて、気が付いたら後ろが居なかった・・オィ。。 道の雰囲気は。行きが登って下って登って登ってチョット下って、また登る。みたいな感じ。 帰りは、その逆になりますから、大半がくだりって感じにはなりますね。
http://minkara.carview.co.jp/userid/544502/blog/14993728/
実走行の結果
当然、個人の感覚の違いもあるでしょうが、実際に山道を良く使う方は、アクセルを踏み込めば、それなりの山道でも十分に走れるといった意見が多くなっています。中には、登りでも意外とキビキビ走りますといった意見や、スポーツタイプの車での峠走行の経験があるドライバーでも、納得できる走りが体験できるといった意見もあります。
上りと下りの特徴
つまり、上り坂での走行では、平地での平均燃費と比較して8km/L程度の低下を余儀なくされると考えて遜色ないということです。これは、アクア・プリウス共に差はないようで、絶対的な燃費がアクアの方が上回っていますので、平均燃費ではやはりアクアが上回ります。
一方で、下り坂ですが、これは意外にもハイブリッド車の特性に非常にマッチしており、アクセルを離しても、どんどん加速していきますから、EV走行が続き、充電も続きます。従って、燃費も大幅に伸びる事になり、アクア・プリウス共に、40km/Lを超える燃費になります。
峠道でも大丈夫
従って、山道の走行では、上りと下りで、それぞれ特徴が現れますが、2大ハイブリッド車にとっては、全く問題なく走行が可能で、双方の燃費差は少なくなっています。
低燃費アクアで快適ドライブ生活を
そんな状況下で、2011年に登場したアクアが、そのコンパクトでデザイン性の高いフォルムで爆発的なを博しました。ただし、アクアの魅力はフォルムだけでなく、低燃費はもちろんのこと、ハイブリッド車にも関わらず、高い走行性能がを保つ理由だといえます。
現在では、アクア、プリウスだけでなく多くのハイブリッド車、EV車が製造・販売されています。そんな中で、アクアの実燃費や走行性能、さらには燃費を向上するためのドライビングテクニックを理解して頂き、ご自身のニーズにあったアクアを選んで頂き、快適なカーライフを送りましょう。
初回公開日:2017年12月20日
記載されている内容は2025年03月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。