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ホンダオデッセイの燃費はどれくらい?燃費比較・燃費向上方法

更新日:2024年07月24日

ホンダオデッセイの燃費に迫ってみましょう。ミニバンの代表格の一つであるオデッセイですが、果たして燃費は良いのでしょうか。本記事では、オデッセイを形式別と年式別に分けて、それぞれの燃費を考えていきます。燃費を向上させるための方法も扱ってみましょう。

ホンダオデッセイの燃費はどれくらい?燃費比較・燃費向上方法

オデッセイの燃費はどれくらい?

ホンダオデッセイの燃費は気になりますか。本記事では、のミニバン「オデッセイ」の燃費にこだわって見てみたいと思います。それぞれの形式や年代によって、燃費はどのように変化しているのでしょうか。ご一緒に、オデッセイの燃費に迫ってみましょう。

形式別に分けてみよう

では最初に、オデッセイを形式別に分けてみましょう。本記事では、現行モデルのハイブリッド仕様車、「RB1型」、「RA7型」、「RA8型」、「RA9型」について取り上げたいと思います。なお、燃費数値については、2011年からJC08モードでの測定に変わっているため、それ以前のモデルについては、10・15モードでの測定数値となります。

オデッセイハイブリッドの燃費は?

オデッセイハイブリッドのキャッチコピーは、「大切な人と過ごすための、プレミアムな移動空間」、「家族や友人との時間を、もっと豊かに彩る事」です。確かに新型オデッセイは、そうした車に生まれ変わっています。

室内は非常に広く感じることができ、高級感たっぷりのインパネ周りやシートの質感に加え、静寂性も優秀です。そして大きな特徴の一つは、超低床プラットフォームです。フロア下の燃料タンクや排気管を極限まで薄くして、天井も高く、床面も低いという理想的な空間づくりに成功しています。

心臓部は、2.0L水冷直列4気筒DOHD+電動機モーターが搭載されています。

燃費はどうなの?

オデッセイハイブリッドの燃費はどのようになっているでしょうか。ホンダ公表のカタログスペック(JC08モード燃費)を参照すると、1リッターあたり26.6kmと測定されています。ハイブリッドらしい素晴らしい燃費数値となっています。価格が高いため、市街地走行が多いドライバーですと、元をとるのは難しいかもしれませんが、長距離高速走行が多いドライバーや、環境問題に高い関心を示すドライバーにはできるモデルです。

オデッセイRB1型の燃費は?

オデッセイRB1型は、三代目のモデルになります。2003年から販売されていました。この年に、オデッセイはフルモデルチェンジを果たし、ミニバンとしては異例であった、機械式立体パーキングへの入庫が可能な、車高を実現しました。これは、タワーパーキングなどの多い地域に住むドライバーにとって大いに助かるものでした。

心臓部は、2.4Lの4気筒ガソリンエンジンが搭載され、既存の6気筒エンジンは廃止されています。駆動方式は2WDです。トランスミッションは、7速マニュアルモード付CVTが搭載されました。

RB1型には特別仕様車も登場し、当時オプション装備でのあった、リアカメラ付き音声認識HDDナビゲーションシステムが標準装備された「HDDナビエディション」は、注目を集めました。他にも、「エアロエディション」や「エアロパッケージ」、「エアロHDDナビスペシャルエディション」などの車が登場しています。

では、オデッセイRB1型の燃費はどうでしょうか。ホンダ公表のカタログスペック(10・15モード燃費)を参照すると、1リッターあたり12.2km測定されています。2.4Lエンジンであることと、時代を考慮すればこの数値は良好と言えるでしょう。

オデッセイRA7型の燃費は?

オデッセイRA7型は、二代目オデッセイになります。1999年にフルモデルチェンジを発表して、二代目にバトンが渡されています。

初代のオデッセイは大ヒットとなり、二代目は更なる高みを目指すべく、「日本での家族の車」というキャッチフレーズをモットーに、使用中のあらゆる状況と速度域において、機能と感覚の両面にわたって最大限の安心が体感できる、安心高性能という車づくりが始まりました。

オデッセイRA7型の駆動方式は4WDで、エンジンは2.3Lの4気筒SOHCを積み、ミッションは、マニュアルのような操作が可能なSマチック付きの4速オートマチックで、シフトレバーがセンターパネル内にレイアウトされ、とても新鮮でした。

それでは、オデッセイRA7型の燃費はどのようなものでしょうか。ホンダ公表のカタログスペック(10・15モード燃費)によると、1リッタ―あたり10.6kmと計算されています。スポーツタイプの「アブソルート」や、特別仕様車の「プレミアムサウンドスピリット」、同じく特別仕様車の「ファインスピリット」といったモデルがありますが、いずれも燃費数値は変わりません。

オデッセイRA8型の燃費は?

オデッセイRA8型は、RA7型と同じ二代目のオデッセイです。ただ、エンジンと駆動方式が異なっています。RA8型は2WDモデルであり、エンジンは、210馬力を発生する3.0Lの6気筒SOHCが搭載されています。トランスミッションも異なっており、5速オートマチックが搭載されています。

RA8型にも、スポーティーモデルの「アブソルート」の設定があり、さらには、そのアブソルートに、専用のボディーカラーや「メタルビーティング調インストゥルメントパネル」などを採用した、特別仕様車の「アブソルートリミテッド」などが用意されました。

では、燃費はどのようなものでしょうか。ホンダ公表のカタログスペック(10・15モード燃費)によると、1リッターあたり9.2kmと測定されています。アブソルートも特別仕様車も同じ燃費数値でした。

オデッセイRA9型の燃費は?

オデッセイRA9型も、RA7型やRA8型と同様に二代目のオデッセイとなります。RA9型のエンジンは、RA8型と同じ3.0Lの6気筒SOHCですが、駆動方式がフルタイム4WDとなっています。こちらにも、スポーティーモデルの「アブソルート」と、特別仕様車の「アブソルートリミテッド」が用意されていました。

燃費はどうでしょうか。ホンダ公表のカタログスペック(10・15モード燃費)を参照すると、1リッターあたり9.0kmとなっています。アブソルートも特別仕様車も同じでした。

USオデッセイの燃費は?

USオデッセイとはどんな車なのでしょうか。これは、北米向けにホンダが開発しているオデッセイのことです。

アメリカにおける初代のオデッセイは、日本国内向けモデルをそのまま北米に向けて輸出する形をとっていましたが、アメリカではサイズが大きい車が主流なため、ボディーサイズもエンジンも小さいオデッセイは、がありませんでした。

そこでホンダは、二代目オデッセイから北米専用のオデッセイを開発し、ボディーとエンジンの大型化を実現しました。生産も、カナダで現地生産するようになり、「ラグレイト」と名前が付けられ、日本でも販売されていました。現在は、日本国内での販売はしていません。

ホンダは、五代目となる新型オデッセイの北米仕様を発表しています。フルモデルチェンジした北米仕様車は、新しいパワートレイン技術の採用と、洗練されたエクステリアとインテリアのデザインがなされています。エンジンは、3.5Lの6気筒ガソリンエンジンで、10速もしくは9速のオートマチックを搭載しています。

気になる燃費ですが、アメリカでは日本と測定条件と表記単位が異なっています。市街地走行時は19mile/gallon、高速道路走行時は27mile/gallonで、平均値で22mile/gallonとなります。

年式別の燃費を比較してみよう!

では、オデッセイの燃費を年代別に見てみましょう。平成13年式(2001年)、平成17年式(2005年)、平成18年式(2006年)、平成20年式(2008年)に注目します。

平成13年式(2001年)オデッセイ

平成13年式オデッセイは、前述のオデッセイRA7型、RA8型、RA9型の時代です。ただ、この3つの形式の他に、RA6型も存在していました。エンジンは、RA7型と同じ2.3Lの4気筒SOHCを搭載していましたが、駆動方式がFFの2WDでした。

燃費はどのようになっているでしょうか。ホンダ公表のカタログスペック(10・15モード燃費)では、1リッターあたり11.0kmと計算されています。先ほど挙げたように、 RA7型は1リッターあたり10.6km、RA8型は1リッターあたり9.2km、RA9型は1リッターあたり9.0kmでした。

4WDモデルであるRA7型やRA9型は、2WDモデルに比べ車両重量が80kg近く重いため、若干燃費が低下していますが、この数値の差であれば、どちらを選んでも大きな影響はないでしょう。

今では、小排気量でもパワーのあるエンジンがたくさん登場しています。当時はまだ、排気量の大きさ=パワーという時代でしたので、この燃費数値は良好であったと言えるでしょう。

平成17年式(2005年)オデッセイ

平成17式オデッセイは、三代目のオデッセイになります。三代目は、2003年から登場していて、前述のRB1型がこの年代のモデルになります。

この年代のスポーティーモデルである「アブソルート」は、RB2型と呼ばれています。駆動方式はフルタイム4WDで、トランスミッションは5速オートマチックでしたが、ガソリンがハイオク仕様となっていたため、燃費を気にするドライバーには、少々頭の痛い車でした。

では、気になる燃費はどうでしょうか。ホンダ公表のカタログスペック(10・15モード燃費)を参照すると、1リッターあたり10.6kmと計算されています。前述の2WDモデルのRB1型の燃費は、1リッターあたり12.2kmとなっています。

4WDモデルは、ハイパワーではありますが、ガソリン代の高さが影響し、経済的な車ではありませんでした。燃費については、合格点が与えられるでしょう。

平成18年式(2006年)オデッセイ

平成18年式オデッセイも、三代目のモデルとなります。この年の4月に、オデッセイはマイナーチェンジを施されています。

インテリアもエクステリアも、デザインが変更されている部分が多々ありますが、特に際立ったのがリア部分の変更です。リアコンビネーションランプがLED化されたり、テールゲートガーニッシュが追加されました。

また、ドアミラーがドアパネルに設置され、ドアミラーのウインカーランプが追加となりました。テールゲートの端についていたオデッセイのロゴマークが中央部に移動され、オデッセイの文字がいっそう目立つようになりました。

さらに、スポーティーモデルの「アブソルート」にも変更が加えられ、足回りの強化や、18インチアルミホイールの装着、フロントグリルをクロームメッキにするなど、一段とスポーツ性を高めています。

では、燃費はどうでしょうか。ホンダ公表のカタログスペックでは、1リッターあたり10.6kmと測定されています。平成17年式と変更はありません。

平成20年式(2008年)オデッセイ

平成20年式オデッセイは、四代目のモデルとなります。2008年に、オデッセイはフルモデルチェンジされています。

四代目に搭載された新技術として、車両の挙動の乱れを安定させる「モーションアダプティブESP」が新搭載されました。また、ドライバーの死角を低減したり、車庫入れなどを支援してくれる「マルチビューカメラシステム」も搭載されました。

心臓部は、三代目から引き継いだ2.4Lエンジンが積まれましたが、ハイオク仕様のアブソルートとともにパワーアップされています。トランスミッションは、FFの2WDモデルがCVT、4WD全車とアブソルートが5速オートマチックとなっていました。

では、燃費はどうでしょうか。ホンダ公表のカタログスペックを参照すると、2WDモデルが1リッターあたり13.2km、4WDモデルが1リッターあたり11.6kmとなっています。また、アブソルートは1リッターあたり11.4kmという数値です。

オデッセイは四代目で、全車が、平成17年排出ガス基準75%低減レベルで4つ星認定を取得しています。全体として良好な燃費数値となっています。

オデッセイの燃費向上方法はあるの?

新型オデッセイには、燃費を節約できるエコ運転をするのに役立つ機能が搭載されているので、それを有効に用いて、少しでも燃費を節約したいと思います。

例えば、オデッセイハイブリッドには、「EVドライブモード」があり、バッテリーからの電気のみで走行することができます。スイッチを押すだけで、優れた燃費を実現できます。発進の時はもちろん、市街地走行中のでのあらゆる場面で、このスイッチを活用することをします。

また、メーターに目を向けると、燃費の状態に合わせてメーターの色が変化する、「コーチング機能」が搭載されています。この色の変化を上手に利用して、燃費を改善してみましょう。

さらに、走りを低燃費モードへ自動制御する「ECONモード」や、ハイブリッド車に搭載され、エコ運転度を表示してくれる「ティーチング機能」もあります。こうした機能を十分に活用すれば、燃費を向上することができるでしょう。

オデッセイをあなたのパートナーに!

オデッセイの燃費について考えてきましたが、いかがでしたか。オデッセイは、時代とともに良好な燃費を手にしています。走りも、妥協は決してありません。皆さんもオデッセイに乗って、ロングドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2017年09月25日

記載されている内容は2017年09月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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