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カローラフィールダーの実燃費はどれくらい?燃費比較

更新日:2024年07月25日

今回の記事はカローラフィールダーの燃費について書いたものです。ステーションワゴンであるカローラフィールダーのグレード別実燃費に加え、同タイプの他車種と比較を交えてその実力を評価しました。カローラフィールダーの魅力についても記載していますので、是非ご覧ください。

カローラフィールダーの実燃費はどれくらい?燃費比較

カローラフィールダーとは?

カローラフィールダーは、2000年8月にカローラツーリングワゴンの後継モデルとして発売されました。2006年10月と2012年5月にそれぞれフルモデルチェンジしているため、現行モデルは3代目となります。

登場時から売れ行き好調なカローラシリーズの主力級車種であり、数年に渡り新車販売登録台数において首位をキープしていました。プリウスのステーションワゴンモデルが発売されてからはその座から陥落したものの、現在も売れ行きは好調です。

カローラフィールダーは「大人4人が安心・安全・快適に長距離を移動できるミニマムサイズの車」がコンセプトであり、長距離移動に必要な安全性能・収納能力に注力された車種です。

特に安全性能は、安全装備である「トヨタセーフティセンスC」がJNCAP予防安全性能評価において満点、最高ランクの「ASV+」を獲得しました。安心安全をコンセプトに掲げている車だけに、運転時の安全性能がクラスのものであることが証明されています。

また、収納能力についてもラゲージルームの容量が407L、後席各農事は872Lとかなりの容量を誇ります。さらに、ラゲージルームの下部には小物を収納できるデッキアンダートレイ、ルーム側面には手荷物をかけれる格納式フックなど、荷物を収納する上で便利な機能も装備されています。

そして、長距離移動で気になることと言えば燃費です。今回は、カローラフィールダーの燃費にフォーカスします。カローラフィールダーの燃費がどれほどの実力を持つか、他車種との比較も交えて評価していきます。

カローラフィールダーの実燃費はどれくらい?

新型標準モデルの燃費

新型標準モデルは2015年10月に発売された「1.5X」です。駆動方式はMT、CVT、4WDの3種類あり燃費がそれぞれ違います。詳細は下表の通りです。

グレードカタログ燃費(JC08モード燃費)実燃費
1.5X(CVT)23.0km/L17.35km/L
1.5X(MT)17.6km/L13.98km/L
1.5X(4WD)16.0km/L13.71km/L

1.5Gの燃費

1.5Gは1.5Xをベースに様々なオプションを装備したグレードです。一番の違いは、衝突安全装備である「トヨタセーフティセンスC」が搭載されていることでしょう。また、車内空間をクリーンにしてくれる「ナノイー」など、快適性を高める装備も追加されています。

1.5Xに比べて様々な装備が追加されているものの、燃費に関係する装備は追加されておりません。よって、1.5Xと燃費は同じになります。

ハイブリッドの燃費

カローラフィールダーのハイブリッドグレードは2013年8月発売モデルから追加されました。最新モデルは2015年4月発売モデルです。装備は1.5Xとほぼ同じですが、マニュアルエアコンがオートエアコンになっていたり、1.5Xに装備されていないナノイーが装備されていたりと、若干の違いはあります。燃費は下表の通りです。

グレードカタログ燃費(JC08モード燃費)実燃費
ハイブリッド33.8km/L20.65km/L

ハイブリッドGの燃費

ハイブリッドGは、上述のハイブリッドにトヨタセーフティセンスCや、本革巻ステアリングなどを追加装備したグレードです。最新モデルは、2015年4月発売モデルでハイブリッドと同じ時期になります。

ハイブリッドGは、ハイブリットに比べて様々な装備が追加されているものの、燃費関係の装備は追加されていないため、燃費はハイブリッドと変わりません。

1.8Sの燃費

1.8Sは1.5Xに追加装備や仕様変更を行った車種です。特に一番の違いは排気量です。ハイブリッドを含めたカローラフィールダーの他グレードは全て1500ccであるのに対して、1.8Sは1800ccです。その他、LEDヘッドランプやスマートエントリー&スタートシステムなど様々な装備が追加されています。燃費は下表の通りです。

グレードカタログ燃費(JC08モード燃費)実燃費
1.8S16.6km/L10.17km/L

エアロツアラーの燃費

エアロツアラーは、1.5Gをベースにドレスアップパーツが装着されたグレードです。1.5Gとハイブリッドグレードにエアロツアラーを追加することができます。ただし、燃費関係の装備に追加はありませんので、燃費はベースグレードと同じです。

W×B(ダブルバイビー)の燃費

W×Bは1.5G、ハイブリッドG、1.8Sに様々な装備を追加したグレードです。主な内容としては、アルミホイール、LEDヘッドランプ、本革巻ステアリングにピアノブラックの加飾とステッチがあります。しかし、燃費関係の追加装備は無いので、W×Bグレードの燃費はベースグレードと同じです。

カローラフィールダーの燃費まとめ

これまで紹介したカローラフィールダーグレード別の燃費を下表にまとめました。

グレードカタログ燃費(JC08モード燃費)実燃費
1.5X、1.5G(CVT)23.0km/L17.35km/L
1.5X、1.5G(MT)17.6km/L13.98km/L
1.5X、1.5G(4WD)16.0km/L13.71km/L
ハイブリッド、ハイブリッドG33.8km/L20.65km/L
1.8S16.6km/L10.17km/L

やはりハイブリッド、ハイブリッドGの燃費は他のグレードよりも優秀です。また、駆動方式がCVTの1.5X、1.5Gもそのハイブリッド勢に迫る勢いを見せています。

カローラフィールダーとサクシードワゴンの燃費を比較してみた!

カローラフィールダーのグレード別の燃費はわかりましたが、この項では他車種の燃費と比較してカローラフィールダーの燃費の実力を測ります。

今回比較対象に選んだのはサクシードワゴンです。カローラフィールダーと同じトヨタ製のワゴンタイプの車種です。比較対象モデルは2012年4月に発売された最新モデルで、グレードは標準グレードの「TX」を採用しました。カローラフィールダーの比較対象モデルは2015年10月発売の最新モデルで、グレードは標準グレードの「1.5X」です。両車の比較は下表の通りです。

車種カタログ燃費(JC08モード燃費)実燃費
カローラフィールダー23.0km/L17.35km/L
サクシードワゴン15.4km/L12.64km/L

結果は、カローラフィールダーがカタログ燃費、実燃費共に大きく上回る結果となりました。

カローラフィールダーとホンダシャトルの燃費を比較してみた!

次の比較対象はホンダのシャトルです。カローラフィールダーと同じステーションワゴンになります。比較対象モデルは2017年9月に発売された最新モデルで、グレードは標準グレードの「G」を採用しました。両車の比較は下表の通りです。

車種カタログ燃費(JC08モード燃費)実燃費
カローラフィールダー23.0km/L17.35km/L
シャトル22.0km/L17.22km/L

結果はかなりの僅差であるものの、カローラフィールダーが勝利しました。シャトルは「平成32年度燃費基準+50%達成車」であり、燃費が非常に優秀な車種です。その車種に僅差とはいえ勝利するということは、かなりの実力であると言っていいでしょう。

実をいうと、カローラフィールダーの燃費はステーションワゴンの中では非常に優秀で、特にハイブリッドグレードの燃費は、他車種を含めたステーションワゴンの中でもの実力を誇ります。1.5Xの燃費も10に入る程の実力を持っていますので、カローラフィールダーの燃費は非常に優秀であるということがわかります。

カローラフィールダーは安全、収納、燃費を備えた優等生!!

以上、カローラフィールダーの燃費について書いてきましたがいかがだったでしょうか。カローラフィールダーの燃費は非常に優秀で、現在販売されているステーションワゴンの中でも燃費がというのは非常に大きな利点だと言えるでしょう。低燃費時代が求めているものにしっかりと応えている車です。

その他、カローラフィールダーのレベルの安全性能と大容量のラゲージスペースは「大人4人が安心・安全・快適に長距離を移動できるミニマムサイズの車」というコンセプトを見事に実現しています。ステーションワゴンをお探しの方は、ぜひカローラフィールダーを選択肢の1つに加えてみてください。

初回公開日:2017年09月27日

記載されている内容は2017年09月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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