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日産キューブの燃費は悪いの?実燃費・燃費向上方法・燃費比較

更新日:2024年07月25日

日産キューブは、利便性に特化してどっしりとしたデザインにが高い車です。日産キューブの由来にある立方体で角に丸みがある落ち着いた車体は安心感があります。後ろの横開き扉や室内の広さは、利便性を増しています。燃費は、同じ排気量の車と同等以上で悪くはありません。

日産キューブの燃費は悪いの?実燃費・燃費向上方法・燃費比較

日産キューブの燃費は悪いの?実燃費・燃費向上方法・燃費比較

日産のキューブは使い勝手の良い広い室内や、左右対称で角のないかわいらしいデザインがです。見た目や使い勝手は良いキューブですが、燃費の方はどうなのでしょうか?

車の燃費とは?

燃費とは「その自動車が1リットルのガソリンでどれだけの距離を走るか」を数値で表したものです。単位はkm/Lと表記します。車のカタログでよく見かける数字と単位です。

燃費が良いということは、少ない量のガソリンで長い距離が走れるということです。この燃費は、車体の重さ、エンジンの種類や性能、車の形による空気抵抗、道路の環境、ドライバーの運転の仕方など、いろいろな条件によって変動します。

日産キューブの実燃費はどれくらい?

一口に日産のキューブといっても、その種類はいくつかあります。それぞれ性能が違うので、燃費も変わってきます。これら種類によって、燃費はどのようにかわるのでしょうか?

日産キューブ 全型式Z10,Z11,Z12実燃費

日産キューブのエンジンの改善、改良変遷はZ10の記号の呼び名でスタートしています。次がZ11で2代目で、Z12が3代目となっています。これらの平均実燃費は、13.04㎞/Lです。

しかし、実燃費は車の状況や、走る環境によって大きく左右されます。状況や環境によっては実燃費が22㎞/L以上になることもあれば、6㎞/Lほどになってしまうときもあるようです。ですが、これら実燃費は12~16㎞/Lの範囲に多く集中しています。

通常通りに走っていて、10㎞/Lを下回ることはほぼありません。このようなときは何かの不具合要因が危惧されるので、なるべく早く専門店でチェックしてもらった方が良いでしょう。

逆に、実燃費で18㎞/L以上と優れた数字が出ることもあります。これはアクセルペタルのソフトな踏み込みや、キューブに装備されているCVT無段変速とエコモードの利用など、燃費向上の要素をうまく重ねた結果でしょう。

日産キューブ•ライダー、15Xタイプ、ラスコンランの燃費

日産キューブライダーの燃費は「11㎞/L~15㎞/L」、日産キューブ15Xタイプは「JC08=17.4㎞/L」、「10、15モード=19.2㎞/L」、日産キューブプラスコンランの燃費は「10、15モード=18.0㎞/L」となっています。

日産キューブの新型・旧型の実燃費はどれくらい?

日産キューブの初期は1995年から試行されて、2002年から販売、2008年にフルモデルチェンジがあり、2017年の現在は3代目にあたります。年代ごとに排気量が大きくなっていますが、燃費は向上の傾向になっています。新型・旧型の境界は、2008年11月のフルモデルチェンジが区切りです。2008年以降から現在までとなっています。

旧型は、初期段階がZ10の記号で始まり、2002年10月で終わり、Z11型の呼び方で2002年~2008年10月までが旧型と呼ばれいます。現在販売の新型Z12は、Z11型のコンセプトを継承し、車体は大きく変更されています。全長を+160㎜、全幅を+25㎜、全高を+10㎜、ホイルベースを+100㎜拡大した改良型です。

Z12型は、2008年10月に販売開始され現行に至っています。日産キューブの旧型・新型の燃費の変遷は「初代(1998年~2002年)の燃費は14.8㎞/L~15.4㎞/L」、「2代目(2002年~2008年)14.6㎞/L~19.4㎞/L」、「3代目(2008年~2017年現在継続中)15.6㎞/L~20.0㎞/L」となっています。

日産キューブの主要緒元の変遷とは?

1998年2月より本格発売されたキューブの初代は、日産マーチのミニのスタイルで開発されています。車軸の距離(ホイールベース)はマーチと共通にされてますが、運転のし易さと車内の空間の広さに重点が置かれたのが今日の日産キューブの原形です。

2代目は、テーマを「マジカルボックス」としたより車内空間にゆとりを持ち、箱のイメージです。リヤ側が非対称で正面を見ればどっしりとした外観となりました。

3代目は、キューブ由来の立方体ベースにしより個性を持たせたフルモデルチェンジされ、角が取れたユニークな外観が形成されています。燃費に関しては代が進むにつれて良くなっていきました。

日産キューブ・キュービックの進化

キュービックは2002年10月に発売されたキューブをベースにコンパクトでありながら実用性の高い3列シートとして2003年9月に登場しました。

キューブの全長を170mm拡大して、3900mmのボディとなっています。コンパクトながら、7人乗りの3列シートを配置、セカンド+サードシートのニールーム&ヘッドルームは、必要な時は大人が十分乗れるスペースが確保されています。

また、小回りも利くので運転が苦手な人にとっても乗りやすいです。また、大きなリアドア開口に加え、1アクションでシートバックが前に倒れスライドするセカンドシートや、サードシートもシート背面に付いているストラップで背もたれを起こし、ヘッドレストを差し込むだけという簡単操作でセットできるなど、使い心地も悪くありません。

内装はリラックスできるだけのスペースがあり、収納スペースも十分にあります。

日産キューブ Z11実燃

初代キューブがヒットしたので、そのをを保ったまま2002年10月には2代目モデルが販売されました。2代目のテーマは自分の道具として自由に使えるハコという意味で「マジカルボックス」でした。

社内はゆとりのある広い空間を確保して、充実した収納装備を持っています。外観は少し個性的です。左右非対称で角を丸めた四角くのデザインモチーフにより、コンパクトな印象とキビキビしたイメージが表現されています。

日産キューブ Z12実燃費

3代目キューブは2008年11月に登場しました。2代目モデルの角の取れた丸み、リヤ部分を左右非対称にした独特のデザインなどの個性は受け継ぎつつも、さらに発展させる形でフルモデルチェンジされました。

日産キューブの燃費向上方法とは?

日産キューブの燃費向上方法は、いくつか方法があります。比較的に簡単に行えるのは「エアコン利用関係」「エコモードを使う」「タイヤの点検保守」です。

エアコン

夏場に車を運転するときにはエアコンを使用しないと、熱中症の危険性があるので使わざるをえないでしょう。しかし、過ごしやすい季節であればACボタンを止めることで、約10%の燃費低減になると言われています。

エコモード

車は運転条件によっては燃費が変化します。アクセルをゆっくり操作し、加速・減速をソフトに操作するだけでも燃費の低減に繋がります。踏み込みを一定に保てば速度が上がるCVT特徴を利用したり、前後の車間距離を空けるなどして、アクセルをコントロールしましょう。

タイヤ

タイヤの空気圧を定期的にチェックしましょう。また、重量物を乗せたままにしないようにしましょう。さらに、急速発進、急停止は、タイヤの摩耗に悪影響します。タイヤの状況が悪いと、それだけ車には運転するときに負担がかかります。

その他には下り坂ではエンジンブレーキを使う、高速では80㎞定走行に心掛けるなどが挙げられます。

燃費だけでなく、安全運転のためにもタイヤのは左右交互のローテションなどの保守点検をしっかりするようにしましょう。

他車種日産キューブと燃費比較とは?

他車種と日産キューブの燃費の比較よくされます。実際に軽自動車と日産車のコンパクトカーとの比較すると、その差はあるのでしょうか?。軽自動車はがあると言われている「タント」、コンパクトカーは同程度の排気量「日産ティーダ」と比較してみましょう。

「軽自動車:タント」の実燃費とは?

「軽自動車:タント」の実燃費は、排気量が660ccと日産キューブの排気量1500ccの44%程度のエンジンです。燃費がエンジンの大小に比例すると考えれば、軽自動車の燃費は随分良いのではないか、と思われがちですが、そうでもありません。

「軽自動車:タント」の実燃費平均は15㎞/Lです。予想に反して軽自動車は燃費が良いとは言えません。小さい660ccのエンジンで日産キューブと同等レベルの走行するためには同等のエネルギーが必要で、燃料消費同等となるのです。室内が窮屈、走行時の安定性、上り坂の限界性等々、軽自動車は我慢が必要です。

「タイプが上の日産ティーダ」との比較とは?

次は「同じレベルの日産ティーダ」と日産キューブの燃費を比較します。ティーダは重そうなので、燃費が悪い印象を持つ人もいます。コンパクトカーの中では日産キューブより若干大きいです。

日産ティーダの実燃費平均は14㎞/Lほどです。日産キューブの平均的実燃費は13.04㎞/Lです。なので、燃費を数字だけにで見れば、さほど変わりはありません。

日産キューブの秘密とは!

日産キューブは、乗ってみてじわじわと分かります。街乗りでの便利さ、高速走行での安定感、燃費も大切です。ですが、それを超えてる安定感、落ち着いた安心感にあります。

日産キューブの燃費は悪いという印象を持つ人もいます。しかし、軽自動車とコンパクトカーとの実燃費の比較してみると、数字のうえではあまり差はありません。

日産キューブの購入を検討しているのであれば、試乗してみるとその良さが実感できるでしょう。

初回公開日:2017年10月17日

記載されている内容は2017年10月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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