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スズキスイフトの燃費は悪い?燃費改善方法・口コミ紹介

更新日:2024年07月26日

スイフトは新型になってますます気になるコンパクトカーです。そんなスイフトの燃費は良いのでしょうか。それとも悪いのでしょうか。本記事では、新型スイフトの燃費をタイプ別に分けてみていきます。過去のモデルの燃費にも注目してみましょう。燃費向上方法もご紹介します

スズキスイフトの燃費は悪い?燃費改善方法・口コミ紹介

スズキスイフトの燃費は良い?それとも悪い?

本記事では、「スズキスイフト」の実燃費について考えていきます。コンパクトで扱いやすく、走りも機敏なスイフトは、生産の始まった2000年以来、幅広い年齢層に支持されてきました。

2004年に大きくモデルチェンジし、スタイリッシュな丸いデザインに変わっています。かわいらしい外観とは裏腹に、テスト車を厳しい道路環境の欧州に持ち込んで走り込みを行うという、走りに徹底的にこだわったホットハッチでもあるのです。

それでは、果たしてスイフトの燃費は良いのでしょうか。それとも悪いのでしょうか。これから、スイフトの実燃費について解説していきます。新型スイフトだけでなく、過去に発売されたグレードや特別仕様車についても見てみましょう。

スズキスイフトの実燃費に迫る!

本記事では、新型スイフトの「XG」と「RS」、過去のモデルとして、「STYLE-DJE」と「XS」について取り上げてみます。スイフトユーザーの声をまとめ、実燃費を導き出してみましょう。いったいどのような数値が出てくるのでしょうか。

新型スイフトXGの燃費は?

まずは、新型スイフトについてみてみましょう。2017年1月から、現行モデルの生産販売が開始されています。エクステリアデザインは前モデルに似ていますが、「HEARTECT」と呼ばれる新プラットフォームを採用し、軽量でありながらも高剛性のボディー構造を可能にし、前モデルよりもなんと120kgの軽量化に成功しています。

灯火類は、一部を除いて全てLEDに変更され、近年、クロスオーバータイプにこぞって採用されている、リアドアノブをCピラーガーニッシュに移すデザインが採用されて、2ドアクーペのような印象を醸し出しています。

インテリアも多くの工夫が盛り込まれています。中央部にはマルチインフォメーションディスプレイが搭載され、ドライバーが走行中の燃費などを一目で確認できるようになっています。XGは単色のディスプレーが採用されています。心臓部は、1.2LのDOHC16バルブVVTデュアルジェットエンジンが搭載されています。

2WDの実燃費は?

それでは、新型スイフトXGの2WDの実燃費を見てみましょう。その前に、スズキが公表しているカタログスペックに記載されている燃費数値を確認しておきます。5速マニュアル車が1リッターあたり23.4km、CVT車は1リッターあたり24.0kmと測定されています。1.2Lエンジン車としては標準的な数値と言えるでしょう。

では、実燃費はどうでしょうか。平均で1リッターあたり15kmから16kmというところです。市街地では12km前後と少し悪い数値ですが、流れの良い道路での運転であれば、17km前後と良好な燃費を示してくれます。走りもきびきびしており、燃費との両立という点でも合格ラインです。

4WDの実燃費は?

続いて4WDモデルです。スズキ公表のカタログスペックによると、1リッターあたり22.8kmと計算されています。トランスミッションは、CVTのみとなっています。2WDと比較して1.2kmほど燃費が悪化しています。

車両重量が4WDの搭載により、60kgの増加となりますのでやむを得ないのですが、思った以上に燃費の悪化は少なく、雪道や凍結路を頻繁に走行する寒冷地のドライバーなどにはうれしい燃費数値です。では実燃費はどうでしょうか。平均で1リッターあたり12.5kmから13.5kmといったところです。新車価格が15万円ほど価格なりますので、その辺も考慮に入れて選択すると良いでしょう。

新型スイフトRSの燃費は?

スイフトRSは、通常のスイフトにスポーティーな装備を持たせたグレードです。LEDヘッドランプやオートライトシステム、リアフォグランプやルーフエンド・サイドアンダースポイラーを装備しています。またRS専用装備として、フロントグリルとフロント・リアバンパーが変更されています。エンジンは1.3Lデュアルジェットエンジンが積まれています。

実燃費は?

気になる実燃費はどうでしょうか。まず、スズキ公表のカタログスペックを確認しましょう。トランスミッションは5速マニュアルのみとなります。燃費は、1リッターあたり22.6kmという数値です。前述のXGよりも0.8km悪い数値となっています。

では、実燃費はどうでしょうか。1リッターあたり、平均で15kmから16kmほどとなります。XGとそれほど変わらない実燃費です。スポーティーなRSでこれだけの数値なら満足できるでしょう。

ターボ車もあるの?

スイフトにはターボモデルもあります。グレード名は「RSt」です。ヒルホールドコントロールや、単色型よりも多くの情報をドライバーに提供してくれるカラー型マルチインフォメーションディスプレーなどを標準装備しています。

前述のRSはスポーティーなグレードですが、RStは雰囲気だけでなく心臓部も異なっています。1.0Lの3気筒直噴ターボエンジンが搭載されているのです。最高出力や最大トルクが大きく向上し、高次元の走りを約束してくれます。それを後押しするトランスミッションも、パドルシフト付き6速オートマチックを採用するなど、こだわりが随所に見られます。

実燃費は?

それでは、RStの実燃費に注目してみましょう。まずは、スズキが公表しているカタログスペックの燃費数値ですが、1リッターあたり20kmとなっています。実燃費はどうでしょうか。平均で1リッターあたり14kmから15kmといったところです。

特に、市街地走行時でも燃費の悪化が抑えられています。1.0Lエンジンと軽量ボディーの効果が出ている数値と言えるでしょう。1.2Lエンジンより、カタログ燃費に近い値を示しています。ただ、RStはパドルシフトを駆使したスポーツ走行が魅力ですので、燃費を気にしすぎるのは本末転倒です。

スイフト「STYLE-DJE」の燃費は?

スイフトSTILE-DJEってどんな車?

スイフト「STYLE-DJE」は、2014年6月に発売された特別仕様車です。当時のスイフトのグレード「XG-DJE」をベースに、専用のメッキグリルや16インチアルミホイールが装着され、さらには、ルーフとボディーのカラーが異なるツートンルーフカラーが設定されました。

インテリアにも工夫がなされ、シートは専用表皮となっていて高級感があり、リモート格納ドアミラーやIRカット機能付きフロントガラス、プレミアムUVカットガラスなどが装備され充実したグレードとなっていました。エンジンは、1.2Lデュアルジェットエンジンで、トランスミッションはCVT、2WDと4WDがラインナップされていました。

実燃費は?

では、STYLE-DJEの実燃費はどうでしょうか。先に、スズキ公表のカタログスペックを確認しておきましょう。これによると、2WD車の場合1リッターあたり26.4km、4WD車の場合は1リッターあたり22.6kmと計算されています。

では、実燃費はどうでしょうか。スイフトユーザーの声をまとめると、1リッターあたり17kmから18kmが平均値となっています。良好な燃費を示してくれますので、中古車で購入してもお得感があります。

スイフトXSの燃費は?

スイフトXSは、2004年に発売された二代目のモデルで登場したグレードです。スポーティーなスタイルと高い走行性能が売りで、欧州でのテストを繰り返し、サスペンションやブレ―キ、シャーシなどの性能をより高めました。まさに、「ダイナミックコンパクト」というフレーズにふさわしい車に仕上がっていました。

内装も、今までのスイフトより上品さがあり、ブラック基調の色遣いが何となく男性好みのデザインとなっています。リアのドアには、買い物などで両手がふさがっている時でも、バックドアを開けることのできる「電磁オープナー」が装備されまた。

心臓部には、1.5LのDOHCエンジンが積み込まれ、静寂性や高速安定性も優秀で、街乗りから長距離高速走行まですべてをこなす実力を備えた車でした。

実燃費は?

では、スイフトXSの実燃費はどうでしょうか?最初に、スズキ公表のカタログスペックを確認しておきましょう。これによると、2WD車は1リッターあたり16.4km、4WD車は1リッターあたり15.0kmと測定されています。トランスミッションは4速オートマチックのみとなっています。なお、この時代は10・15モードでの測定方法が用いられています。

では、実燃費はどのようなものでしょうかスイフトユーザーの声によると、平均で1リッターあたり11kmから12kmといった数値です。この頃は、トランスミッションも4速オートマチックであり、エンジンの省燃費対策などはまだまだの段階でしたから、それを勘案しますと、1.5Lエンジンでは標準的な燃費数値と言えるでしょう。

中古車の実燃費はどうなの?

中古でスイフトを購入したいドライバーもいらっしゃるでしょう。前述のように新型スイフトは発売されてまだ日が浅いため、中古車といっても新車とほぼ同じなため、中古車と新車に差はそれほどないでしょう。

ただ、過去のモデルを購入する場合には、全オーナーの乗り方やメンテナンスの仕方などで、実燃費に差が出ることがあります。オイル交換などを定期的に行っているかどうかで、エンジンの性能に差が出てくる可能性があり、それが燃費に少なからず影響を及ぼすことになります。

中古車店のセールスマンなどに、全オーナーの情報を可能な限り聞いてみたり、備え付けられている記録簿などをしっかり確認して、メンテナンスがしっかりと行き届いた程度の良いスイフトを選んでください。

スイフトの燃費口コミをご紹介!

では実際にスイフトを使っている人の声をみてみましょう。

街乗りで、14~17k、高速で18~20kです。

出典: http://minkara.carview.co.jp/car/suzuki/swift/review/?sls... |

遠出の燃費は、21km/L前後を記録。

出典: http://minkara.carview.co.jp/car/suzuki/swift/review/?sls... |

ターボなので、ターボらしい加速を楽しむとその代償として燃料を消費するのは当たり前だが、昔のターボ車ほど悪くは無いようである。
信号が多く速度の上がらない街中では平均燃費が10を切るようだけど郊外の信号の少ない一定速で巡航できるようなところに行けばすぐに平均燃費は15を記録するようである。

出典: http://minkara.carview.co.jp/car/suzuki/swift/review/?pn=... |

このように、スイフトユーザーの多くが経験している通り、長距離走行時や郊外走行時など、アクセルワークを一定にして走るシチュエーションでは、大きく燃費が伸び、カタログ燃費には追いつきませんが、スイフトらしさが発揮されるのがわかるでしょう。

スズキスイフトの燃費を向上させるには?

スイフトの燃費を少しでも向上させたいというドライバーのために、日ごろからできるちょっとした工夫をご紹介します。これを実行すれば、飛躍的にとまではいきませんが、ガソリンの消費を抑えることができるでしょう。

●不要な荷物は降ろす
●エアコンを適切に使用する
●急発進や急加速を避ける
●車間距離を長くとり,なるべく一定の速度で走行する
●タイヤの空気圧を適正に保つ
●エンジンオイルやエアーエレメントのメンテナンスを欠かさない

燃費計を上手に活用しよう!

新型スイフトには、「マルチインフォメーションディスプレイ」が搭載されています。運転状況をドライバーが一目で確認できる便利なディスプレイです。グレードによって、単色表示とカラー表示の2種類があります。

特に機能的なのが、カラー表示のディスプレイです。瞬間燃費、平均燃費、後続可能距離表示、平均車速、走行時間、パワー・トルク表示、アクセル・ブレーキ操作表示などがディスプレイに表示できます。ですから、燃費を少しでも向上させたいなら、このディスプレーを参考にして、自分の運転がエコなものになっているのかを確かめながら運転できます。安全に気を付けながら活用してみましょう。

スイフトで快適ドライブを!

スズキスイフトの燃費について考えました。新型スイフトは、燃費も走りもバランスの良いコンパクトカーに仕上がっています。この記事では触れませんでしたが、スイフトにはハイブリッド車もラインナップされていますので、燃費を気にするドライバーは、選択肢に含めると良いでしょう。皆さんも一度スイフトに乗って、快適なドライブを楽しんでみませんか。

初回公開日:2017年09月23日

記載されている内容は2017年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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