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4wdの軽自動車は?目的別・種類別・燃費・メーカー別

更新日:2024年01月28日

軽自動車の購入を考えた時、どのようなタイプにするか、どの車種にするかといった悩みから、FF車にしようか4wd車にしようか、いろいろ悩みますね。そこで、本記事では、軽自動車の4wdモデルにスポットをあて、さまざなな角度からご紹介します。

4wdの軽自動車は?目的別・種類別・燃費・メーカー別

4wdの軽自動車は?

日本独自の規格となる軽四輪自動車はですが、1949年から軽という歴史がスタートしています。現在では、各自動車メーカーから販売されている軽自動車ですが、駆動方式は、2WDもあれば、4WDもあり、ボディタイプもたくさんあり、いざ購入するときに迷ってしまいます。

そのような中、今回は4WDモデルにスポットをあて、ご紹介しましょう。

現在販売されている軽自動車は、すべての車種(一部グレードまたはスポーツモデルを除く)で4wdの設定があります。4wdモデルだけの台数ではありませんが、直近の販売台数から見る軽自動車をご紹介します。

販売台数1位はダントツで、ホンダのN-BOXおよびN-BOXカスタムでした。2017年8月に2代目へとフルモデルチェンジしたモデルで、普通自動車を含めても販売台数を維持しています。N-BOX以外では、ダイハツのタントおよびタントカスタムやスズキのスペーシアおよびスペーシアカスタムがとなっています。

軽自動車の4wdは、ほぼ全車種に設定があるため、4wdだから購入するという動機にはなりませんので、購入理由は、見た目や価格や装備など三者三様になります。

そこで、今回としてご紹介しますのは、オンでもオフでも使用できるような軽自動車の4wdをご紹介します。

なんといっても唯一無二の存在であるスズキのジムニーです。軽自動車ながら本格的SUVとして、長らく愛されているモデルです。各地にジムニスト達のオフ会が開催されています。もうすぐフルモデルチェンジという情報があります。

他には、ダイハツキャストアクティバ(トヨタ ピクシスジョイC)やスズキのハスラー(マツダ フレアクロスオーバー)があります。

中古

中古車市場における軽自動車の4wdはどのような状況でしょうか。中古車にも多くの4wdモデルがあり、購入においては、駆動方式というよりは車種で選んだり、価格で選んでいる方が多いです。

そこで、中古車市場での軽自動車をご紹介すると、スズキのワゴンR、ダイハツのタント、日産のデイズ、ホンダのNシリーズなどが売れています。

新車

新車の軽自動車では、全ての車種のほとんどのグレードでFFか4wdを選択できるようになっています。2017年にモデルチェンジされた軽自動車をご紹介します。

販売台数のホンダN-BOXおよびN-BOXカスタムに加え、先日N-ONEも2代目へと正常進化しました。トヨタのピクシスエポック、ダイハツのミライース、スズキのワゴンRがあります。同じくスズキからは、スペーシアおよびスペーシアカスタムがつい先日発売開始となりました。どこのメーカーもカスタムと名の付くモデルは、いかつい顔が主流となりました。

比較

軽自動車には、タイプがいくつかあります。分類には諸説ありますが、一般的にセダンタイプ、セミトールタイプ、トールタイプ、SUVタイプ、ワンボックスタイプ、トラックタイプ、スポーツタイプに分けられています。

すべてのタイプに4wdが設定されているわけではありませんが、スポーツタイプと一部のグレードを除き、ほとんど設定されているそうです。でも、この4wdは必要でしょうか。お住まいの地域や使用方法によっては、全く4wdを必要とされない方もいますが、降雪地域では必須アイテです。

FF車と4wd車を比較した場合、雪道は当然ながらも雨天時などにも4wdの安定感は重宝します。しかしながら、価格はFF車より4wd車の方が高価となり、燃費も悪化します。必要性を考えて駆動方式を検討しましょう。

性能

4wdの性能は、普通自動車の4wdと比べ遜色ないです。ただ、車重が軽いため、制御がしやすいところがあります。雪道の轍(わだち)では、車幅が短すぎて走りにくい一面もあります。

軽自動車の4wdはほとんどフルタイム4wdとなっていますが、スズキのジムニーは、パートタイム4wdとなっており、2wdと4wdを自身で変更可能です。

新古車

軽自動車は、登録済み未使用者としての新古車が比較的流通量が多くなっています。このような軽自動車のみを販売している会社があります。新古車のメリットは、現行型モデルをメーカより安価で購入できるところにあるところです。

しかしながら、メーカーオプションや販売店オプションは選べず、展示車の中から色や装備、価格などで選ぶことになります。ナビゲーションシステムが純正ではなくなることが多く、各メーカーの代表的な仕様が使えないなどを我慢することになります。例えば、スズキのラパンでナビゲーションシステムを選択すると、全方位モニターがついてきますが、これを選択できません。

価格

軽自動車の4wdは、FF車と比べ価格が高価となっています。各社の価格差を平均すると、十数万円ほど価格がアップしています。

目的別の4wdの軽自動車

軽自動車を購入する場合、スポーツタイプを選ぶ場合、現在販売されている軽自動車では4wdを選択できません。では、実際に4wdを選択しなければならないケースは、どのようなときでしょう。目的別にご紹介します。

雪道

雪道を軽自動車で走る場合、FF車でも走られますが、発進時や登坂時には4wdの威力が発揮されます。圧雪の場合においては、FF車でも充分走行できますが、雪の量が増えれば増えるほど(深くなれば深くなるほど)、4wdのありがたさを実感できます。

寒冷地

寒冷地における4wdの恩恵は計り知れません。特に、アイスバーンの路面の発進時は、FF車では時間がかかります。

オフロード

オフロードで使用する場合は、駆動方式が4wdであることは必然ですが、その上、ラダーフレームも重要になってきます。軽自動車をオフロードでハードに使用した場合は、スズキジムニーなどの本格的SUVをお勧めします。中古車では、三菱のパジェロミニやダイハツのテリオスキッドなどです。

横滑り防止

軽自動車にも横滑り防止装置は装着されています。全グレードに標準装備されている車種やオプションで選ぶ車種などがあります。この装置の装着にょり事故が軽減されているというエビデンスがでています。雪道のみならず、急ハンドルなどの制御にも役立つため、必須装備と言えるものです。

種類別の4wdの軽自動車

ここで、現在販売されている軽自動車の4wdモデルを種類別にご紹介します。今回、OEM車は紹介から割愛します。

ターボ

現在、多くの軽自動車にターボモデルが設定されています。ホンダのNシリーズ、日産のデイズ、三菱のeKシリーズ、ダイハツのウェイク・キャスト・ムーヴ、スズキのアルト・ハスラー・ジムニーと選り取り見取りとなっています。

このターボ付きモデルは、軽自動車の弱点であるパワー不足を補い、普通車同様の登坂など走行面で有利に働きます。

MT

マニュアルモデルは少なく、スズキのアルト・ハスラー・ワゴンR・ジムニーとなっています。ホンダのS660、ダイハツのコペンもマニュアル車の設定がありますが、4wdの設定がありません。スズキ自動車がマニュアル車を積極的にラインナップしています。

ワンボックス

ワンボックスの4wdには、スズキのエブリーワゴン、ダイハツのアトレーワゴン、ホンダのアクティバン・バモスホビオプロなどがあります。一部ターボ車の設定があります。

AT

スポーツタイプを除く車種で、すべてATの設定があります。

ハイブリッド

軽自動車の4wdでハイブリッドが選択できるのは、スズキのワゴンR・スペーシアおよびスペーシアカスタムで選択できます。

4ドア

軽自動車の4ドアは、現在のモデルではありません。4ドアの定義は、運転席、助手席、後部座席左右のドアのみの車をいい、具体的にはトランク付きの車が該当します。

昔、ダイハツから販売されていたフェローMAXなんかが4ドアと言えます。

5ドア

現在販売されている4wdの軽自動車では、スズキのジムニーの3ドアを除き、全ての車種が5ドアになります。

5速

軽自動車の4wdモデルのトランスミッションは、無段変速機とか連続可変トランスミッションと呼ばれるCVTが主流です。しかしながら、唯一MTでもなくCVTでもないモデルがあります。それは、スズキのアルトとアルトラパンです。スズキ独自のクラッチなし5速のトランスミッションがついています。

福祉車両

カタログモデルとしての軽自動車の福祉車両としては、日産のデイズ、ホンダのN-BOX+、ダイハツのタント・ムーヴ、スズキのワゴンR・スペーシアなどがあります。さらに、ワンボックスタイプでご紹介した車種は福祉車両として使用できます。

4wdの軽自動車の燃費

それでは、4wdの軽自動車の燃費がどれくらいなのかをご紹介します。

ターボ

まずは、ターボ車の燃費です。全てJC08モードで、ご紹介します。

ホンダのNシリーズは23.0km/L~24.0km/L、日産のデイズは21.8km/L、三菱のeKシリーズは20.4km/L、ダイハツのウェイクは23.2km/L、キャストは24.6km/L~25.0km/L、・ムーヴは25.6km/L、スズキのアルトは22.0km/L~24.6km/L・、ハスラーは26.2km/L、ジムニーは13.6km/L~14.8km/Lとなっています。

燃費

それでは、ここで4wd軽自動車の燃費を形式でご紹介します。今回は、JC08モードで、30km/L超えの車のみをピックアップします。

第3位

リッター30㎞超えの4wd軽自動車は3台あり、栄えある第3位は、スズキのワゴンRの30.4km/Lです。かつて軽自動車で販売台数だったワゴンRですが、現在はホンダのNシリーズに押されていますが、魅力的な1台であることに変わりはありません。ハイブリッド車であることが特徴です。

第2位

続きまして第2位は、ダイハツのミライースの32.2km/Lです。ダイハツの軽自動車のエントリーモデルとしてシンプルながら必要な装備はついていて、決して華美な車ではありませんが、低燃費・低価格が魅力な1台です。

第1位

栄光の第1位は、スズキのアルトの33.2km/Lです。伝統的な軽自動車としての安心感があり、日本の軽自動車のエントリーモデルといっても過言ではない1台です。安かろう悪かろうではなく、質の高さもうかがえる誰にでも扱いやすい車と言えます。

4wdの軽自動車のメリット・デメリット

軽自動車を購入する場合、2wdにするか4wdにするか迷いが生じたとき、一番には、使用する地域の気候と使用目的で選択します。降雪地域や寒冷地域では4wdのメリットである走行の安定感があります。

デメリットは、4wdシステムの車重増があり、軽自動車の爽快性が少し損なわれることや燃費の悪化、車両本体価格が高価になることがあげられます。

4wdの軽自動車2wdとの違い

現在販売されている軽自動車は、ほぼ全ての車種、グレードで2wdか4wdを選択できるようになっていて、両車に大きな装備などの違いはありません。寒冷地仕様は根本的に違うところがありますが、これは駆動方式の違いではなく、仕様の違いです。

メーカー・車種別の4wdの軽自動車

最後に、現在販売されている4wdの軽自動車について、メーカー別や車種別にご紹介します。

マツダ

マツダから販売されている軽自動車は、全てスズキからのOEM車となります。ベースの車を括弧で表記していきましょう。

現在販売されている4wdの軽自動車は、キャロル(アルト)、フレア(ワゴンR)、フレアワゴン(スペーシア)、フレアワゴンカスタムスタイル(スペーシアカスタム)、フレアクロスオーバー(ハスラー)、スクラムワゴン(エブリィワゴン)となっています。

ハスラー

ハスラーは、スズキから販売されている軽クロスオーバーSUVです。地上高が確保されているため、オフロードなどの悪路も走れます。通常エンジンとターボエンジンを選択でき、トランスミッションもATと5MTを選択できたりします。

三菱

三菱からは、4wdメーカーeKワゴン、eKカスタム、eKスペース、eKスペースカスタムが販売されています。

スズキ

古くから軽自動車のスズキからは、最近販売開始となったスペーシア・スペーシアきぬがわに加え、ワゴンR、アルト・アルトラパン、ワンボックスタイプのエブリィ、軽トラックのキャリィ、SUVのジムニーが販売されています。

ホンダ

最近は軽自動車の販売が好調すぎて軽自動車メーカーと揶揄されることもあるホンダからは、NシリーズであるN-BOX・N-BOXカスタム・N-BOXスラッシュ・N-ONE・N-WGN・N-WGNカスタム、ワンボックスタイプのアクティバン・バモスホビオプロ、軽トラックのアクティトラックがあります。

ワンボックスタイプのアクティバン・バモスホビオプロは統合され、今後Nシリーズに仲間入りし、N-VANとしてフルモデルチェンジすると言われています。

アルト

スズキのアルトは、シンプルでベーシックなモデルから、ターボで走りに特化したRSモデル、女性を意識した派生モデルのラパンとさまざまな顧客のニーズに対応しています。特に、アルトワークスは、軽ホットハッチとして走り屋達からの注目の1台となっています。

スバル

スバルから販売されている軽自動車は、マツダ同様OEM車(ダイハツ)となっています。プレオ(ミラ)、プレオプラス(ミライース)、ステラ(ムーヴ)、ステラカスタム(ムーヴカスタム)、シフォン(タント)、シフォンカスタム(タントカスタム)、ディアスワゴン(アトレーワゴン)が販売されています。

日産

日産からは、デイズとデイズルークスが販売されています。これは、三菱自動車のeKシリーズと共同開発された車になります。

ダイハツ

メーカー別・車種別のご紹介も最後となりました。ダイハツからは、タント・タントカスタム、ウェイク、ムーヴ・ムーヴカスタム・ムーヴキャンパス、キャスト、ミライース・ミラココア、ワンボックスタイプのハイゼットカーゴ・ハイゼットキャディー、軽トラックのハイゼットトラックがあります。

軽自動車の4wd

以上、今回は軽自動車のうち、4wdモデルに特化してご紹介しました。改めて、日本における軽自動車市場は熟成していて、各社力の入ったモデルを販売しています。

ほとんどのモデルで4wdを選択できることから需要の高さがうかがえるでしょう。タイプはセダン、セミトール、トール、SUV、ワンボックス、トラックとたくさんの中から選べ、ガソリン車に加え、ハイブリット車も登場しています。燃費も良く税金が安く経済的な上、4wdでの安全性はまさに鬼に金棒です。

初回公開日:2017年12月25日

記載されている内容は2017年12月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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